漫画『炎炎ノ消防隊』最終話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！ヒーローを目指す消防士の熱い王道バトル

特殊消防隊と焰ビトの戦いを描いた『炎炎ノ消防隊』。2015年から2022年の間に連載され、2000万部を超える大ヒット作です。アニメは3期の放送が決まっており、まだまだ話題が尽きません。 本記事では、そんな『炎炎ノ消防隊』を最終話までネタバレ込みであらすじを紹介します！ぜひ3期への復習も兼ねて、チェックしてください。

世界は何の変哲のない人が突如発火し、炎の怪人「焰ビト」になってしまう人体発火現象に怯えています。主人公の森羅日下部(しんらくさかべ)は、ヒーローになるため特殊消防隊を目指し、焰ビトの炎を鎮火して人体発火の原因を探る第8特殊消防隊に配属されました。 この配属をきっかけに、焰ビトの秘密を握る伝導者一派、他の部隊の特殊消防隊たちとの戦いに巻き込まれます。そして、シンラの家族を襲った12年前の火災の真実を知ることになるのです。

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主人公のシンラは特殊消防隊の第8特殊消防隊に配属され、ヒーローを目指し、人類が突如発火し炎の怪人となる焰ビトを鎮火します。しかし、シンラは戦いの中で、12年前の火災で死んだはずの弟・ショウが生きていることを知るのです。 シンラは、焰ビトの秘密を握る第5特殊消防隊と戦闘になり、第5の隊長・プリンセス火華から、人為的に焰ビトを作っているという情報を手に入れます。その犯人は、第1特殊消防隊の烈火星宮でした。烈火は伝導者のために焰ビトを作っていたのです。 シンラは烈火との戦闘で真の敵が伝導者ということや、ショウが伝導者の元にいることを知ります。第8は伝導者一味が第7特殊消防隊がいる浅草に潜伏しているのを知り、浅草を訪れました。浅草では鬼の焰ビトとの戦闘を経て、第7と協力関係になります。

シンラは同じ第8に所属するアイリスとアーサーと共に、機関員に勧誘するため、ヴァルカンの元へ訪れます。しかし、ヴァルカンの元にいたリサが伝導者の仲間で戦闘になりました。シンラはそこで伝導者の仲間になっているショウと再会するのです。 シンラはショウに敗走します。その後、第7の紅丸に修行してもらい、伝導者が潜伏する地下(ネザー)へ侵入しました。地下ではショウと再び戦闘になります。ショウは過去の記憶を失っていましたが、シンラとの戦闘で記憶を取り戻しました。 しかし、他の伝導者がショウを再び連れ去ります。戦闘で傷ついたシンラはしばらく入院。目を覚ますと、第1のバーンズがいました。バーンズは、12年前の火災でシンラを助けてくれた人です。バーンズはシンラに12年前の火災の真実を聞かせてくれました。

シンラは第4特殊消防隊のアーグと話した際、アドラバーストを持つものが柱と呼ばれることを知ります。そして、柱である1柱目から5柱目が誕生したことを聞かされました。しかし、この5柱目のインカは伝導者側についてしまいます。 伝導者との度重なる戦闘で、伝導者の目的が8人の柱を集めて大災害を起こすことだと発覚しました。シンラたちは過去に起こった大災害を調査するためにも、中華半島へ向かいます。シンラたちはそこで、大災害には東京の全ての電力を担っている天照が必要なのを知りました。 一方、シンラにショウの生存を教えたジョーカーと紅丸は、真の聖典を探しに聖陽教会に殴り込みに行きます。ですが、聖陽教会からは何も出てきません。次に、天照を造った灰島重工に目をつけます。灰島重工には第8が向かいました。

第8は灰島重工に乗り込みますが、そこには6柱目がいました。伝導者一味も6柱目を狙って襲撃にきます。第8と灰島重工の黒野で切り抜け、6柱目は黒野といることを選びました。 一方、軍も伝導者を追うために、軍と結びつきが深い第2特殊消防隊と第8で再び地下に行くことに。地下には伝導者一味がいて戦闘になりました。シンラはこの戦闘で、アドラリンクはアドラバーストとアドラに接触したものにしかできないことを知ります。 シンラは以前第7の紺炉とアドラリングで繋がったことがあり、紺炉にアドラのこと聞きに行きました。紺炉は2年前の火災で、ドッペルゲンガーとアドラらしき異界を見たと言います。 シンラはこの浅草の訪問で紅丸と会い、また修行をつけてもらえることになりました。

第1は国のトップである皇王に呼び出されます。到着すると、伝導者の姿が。すでに皇王は伝導者側についていたのです。伝導者一味は、真の目的は地球を第二の太陽にすることだと伝えます。国も伝導者側につき、第8の隊長である桜備は捕らわれてしまいました。第8は救出に向かいます。 桜備を奪還し、お尋ね者の第8は浅草で匿ってもらうことに。一方、第5の火華は7柱目と遭遇しました。火華は全ての柱が伝導者の元に揃えば、大災害が起きることを知ります。 シンラは浅草でショウとアドラリンクをすることに成功。ショウは記憶を取り戻し、伝導者一味の元から脱出しました。しかし、大災害の始まりが迫っています。海中には柱が立ち、8本の柱が出現した時、大災害が始まるのです。 シンラは1本目の柱が建った後に気を失い、目覚めるとすでに5本目の柱が出現していました。

ついに6本目と7本目の柱が出現します。7本目の柱と同時に、浅草を仕切っていた先代のドッペルゲンガーが出現。紅丸がこれを撃退しました。しかし、撃退後に世界が変わっています。柱が出現するたびに人々がイメージする世界のアドラと現実が近づいていくのです。 ついに、8本目の柱と聖陽教の創設者ラフルス一世が出現しました。シンラはラフルス一世を倒すも、消失してしまいます。全ての柱が消え、大災害まではスイッチを押すだけとなってしまいました。スイッチを押すのを防ぐためにも、他の第8のメンバーは天照へ向かいます。 天照に到着するもスイッチを止められません。ついに、大災害が始まり、アドラと現実が一体化しました。世界中を焼きながらドッペルゲンガーが発生します。しかし、大災害の炎が絶望であることを知った第8メンバーは、希望が消火剤になると考えるのです。

アーサーは圧倒的な絶望を払うためにも、伝導者一味の中でも格別の強さを持つドラゴンと戦います。アーサーは見事ドラゴンに勝利。アーサーが勝利したことにより、大災害が止まります。 これを受けて、アドラに取り込まれていたシンラも復活。シンラはショウと共に最終戦に向かいます。待ち受けていたものは、2柱目であるハウメア。ハウメアは人類の集合的無意識を取り入れた神ともいえる存在になっていました。 シンラとショウはハウメアと戦うも敵いません。しかし、そこにシンラとショウの母親の万里が登場します。シンラ・ショウ・万里は魂を共鳴させ合体。神羅万象マンとなり、世界を作り変えます。作り変えた世界では、死を身近なものにさせ、絶望の源である死の恐怖を打ち破りました。 死んだ人たちまで生き返り、作り変えられた世界でシンラたちは生きていきます。

本作の見どころは、大久保篤の前作『ソウルイーター』との繋がりです！ 最終話で『ソウルイーター』のキャラクターが登場し、最後のページに「NEXT IS SOUL WORLD」の文字が書かれていました。つまり、『炎炎ノ消防隊』は『ソウルイーター』の前日譚だったのです！ この繋がりにはファンも大喜び。まさか、10年以上も前に完結している作品と繋がっているとは思わないですよね。最終回が掲載した当初は、「鳥肌がたった」と話題でした。 『炎炎ノ消防隊』を読むと、思わず前作の『ソウルイーター』も読みたくなるでしょう。

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本記事では、『炎炎ノ消防隊』を最終話までネタバレ込みであらすじを紹介しました！ 完結済みの本作ですが、前作の『ソウルイーター』と合わせて何度も読み返したくなる作品です。アニメ3期の放送も予定しているので、3期が始まるのが待ち遠しいですね！