漫画『ジーンブライド』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!この世界で生きていく絶望
主人公と同じ顔・名前の少女!? 最新巻を
『私の少年』で知られる高野ひと深が贈る最新作『ジーンブライド』。女であることに絶望する30代OLを主人公に、生きづらい人々を描くヒューマンドラマです。話が進むごとにSFの要素も絡んできて、謎が謎を生む本作から目が離せません! この記事では、『ジーンブライド』最新話までのあらすじをネタバレありで紹介します。
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1巻ネタバレ感想
女として生まれたがゆえに、セクハラに悩まされてきた30歳のOL・諫早依知。クソみたいな日々に毒づく彼女の前に突然、元同級生の正木蒔人が現れました。蒔人は「きみの運命の相手だった男だ」と名乗りますが、覚えがない依知は警戒します。 2人の母校「秀光館学園」は、遺伝子で運命の相手を探すイベントがあったり、内部生・外部生が分けられていたりと、明らかに普通の学校ではないようです。 性別で判断しない蒔人との交流は心地よく、依知は次第に親友の繪堂恵波を思い出します。そんな中、依知が街で遭遇したのは、名前も顔も自分と瓜二つの秀光館の生徒でした。
女の生きづらさを煮詰めたような内容。不安障害(?)の薪人との恋愛モノと思いきや、SF要素が出てきて驚きでした。
2巻ネタバレ感想
依知が出会った少女の名は「諫早壱」。壱は学園に隣接する病院で誕生した内部生で、「今日初めて学園の外に出られた」と言います。 脱走した壱を探しにきた学園の追手が迫り、依知は名刺を渡して彼女と別れました。その日、壱は幸(みゆき)という外部生の友人もでき、新しい世界を知っていきます。 一方、学生時代に同室だった外部生・恵波に思いをはせる依知。恵波は学園のボス・亜弦の運命の相手に選ばれたことで性的な嫌がらせを受け、ある時、姿を消してしまいました。どうやら彼女は、依知が退学処分になった理由と関係があると思われます。 依知は学園関係者の蒔人の母と接触し、恵波の居場所を突き止めるのですが……。
運命の相手を探すイベントが「ジーンブライド」なんですね。内部生への優生思想的な教育とか、おかしなところが多すぎて怒りが止まらない!
『ジーンブライド』の見どころ
単純なフェミニズム漫画じゃない!
一見しただけでは、男性が悪者のフェミニズム漫画だと思ってしまうかもしれません。 女性に寄り添った描写は、あくまで『ジーンブライド』の1つの側面。精神障がいを抱えていると思われる薪人や、秀光館学園のシステムを通じて、生きづらい世界への怒りを描いています。性差や優劣、“ こうあるべき”といった多くの物差しの中でもがく、私たちの物語なのです。 遺伝子という近未来的な要素も絡んで、より複雑で予想外の展開になっていくでしょう。
『ジーンブライド』あらすじをネタバレ解説しました!
学生時代から容姿が変わらない依知、そんな彼女と瓜二つの壱の存在や宗教めいた秀光館学園など、不可解な点を残して進んでいく漫画『ジーンブライド』。一筋縄ではいかない作品なのは確かなので、どんな結末を迎えるのか楽しみですね!