【推しの子】クズストーカー・リョースケは転生した?中学生との関係や死亡理由を暴いてやる……
「推しの子」に登場するリョースケは、アイの熱狂的なファンです。アクアとルビーの運命を狂わせた憎き相手でもあります。 本記事ではファンだったリョースケがなぜアイへ殺意を抱いたのか、その後について紹介。彼を操った黒幕の正体や、まさかの転生説についても解説していきます! ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。
【正体】「推しの子」リョースケって誰?
愛ゆえに暴走しアイの命を奪った張本人
リョースケはB小町・アイの熱烈なファンで、アイによれば握手会にもよく足を運んでいました。その際お土産で星の砂をあげるなど、純粋で可愛らしいところもあるようです。 しかしどこで情報を手に入れたのか、彼女が妊娠したことを知ってからは、「騙したな……」と恨みを募らせるように。心底愛していたからこそ憎しみも深くなってしまったのか、最終的にアイ殺害に至ってしまいます。
【犯人】リョースケが犯した「ゴロー・アイ殺人」を振り返る
【初登場】アイの担当医・ゴローを殺害
1巻1話、アイの出産を間近に控えたある夜、リョースケはゴローに「星野アイの担当医?」と声をかけました。名前を聞かれた途端に逃走した彼を、ゴローはストーカーの可能性も考慮に入れて追いかけることに。 しかしその途中、リョースケはゴローを突き飛ばし、崖から転落させて殺害してしまいます。ちなみにリョースケがゴローを殺した理由についてはまだわかっていません。
最愛のアイドル・アイを殺害
1巻8話、リョースケはアイの自宅マンションを訪れ、応対したアイをナイフで刺して殺害します。 その日はB小町のドーム公演当日。それにかけてなのか、「ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?」と花束を差し出しながら、その中に隠していたナイフを犯行に使うという憎たらしい演出をしていました。
【死亡】アイを殺した後どうなった?詳しい死因は不明?
アイ殺害後すぐに自殺
リョースケはアイを殺害した後、*すぐに自殺したと報道されています。
- 刺されてなお「今だって君の事 愛したいって思ってる」と手を差し伸べたアイの姿
- アイがいちファンである自分の名前や顔を覚えており、プレゼントした星の砂も飾ってくれているという事実
- 最愛のアイドルを自分の手で殺してしまったという罪の意識とそれに対する後悔
リョースケはこうしたすべてに耐え切れなくなって、自殺という決断をとったのだと考えられます。ただその死の詳しい情報は明かされていないので、「実は生きているのでは」、あるいは「転生したのでは」といった説も囁かれているようです。 そのうち転生説に関しては、次の見出しで解説していきます!
【考察】リョースケは転生して復活した?実は生きている!?
リョースケの死についてはニュースで触れられた程度ですが、実行犯の最期としてはあまりにもあっさりしすぎていました。 そのため一部ファンのあいだでは、彼が転生して再びアクアたちの前に現れる展開があるのではないかという声も。現時点で転生の条件はわかっておらず、アクアとルビーでさえ共通点に乏しいので、否定しきれない説ではあります。
リョースケ転生説が割とありそう?その理由とは
実は、アニメではリョースケが母親との関係がうまくいっていなかったことに言及されていました。75話登場の謎の少女は、「真の意味で母を得られなかった2人」を転生させたことをほのめかせています。 これは双子のことを指しているのでしょうが、リョースケも母の愛を知らずに育ったのだとすれば、双子同様に転生の条件をクリアしている可能性も完全には否定できません。 リョースケが死んですぐに転生したと仮定すれば、双子の4歳下。アイの殺害を後悔しているはずなので、罪を償うという意味でも、黒幕への復讐を誓うアクアたちに協力することになるのでしょうか。彼も黒幕に利用された節がありますし、情報を持っているという点では役に立ちそうです。
【真犯人】共犯者・中学生男子の正体はカミキヒカル!?
アイの自宅を共犯者がリーク
アイ殺害事件の裏には、リョースケを操った黒幕の存在があります。というのも、リョースケはアイの入院先や新居の場所を知っていましたが、しがない大学生である彼がそれらを知る手段を持っているはずがなかったからです。 特に新居にかんしては、アイは事務所の社長とその夫人、そしてアクアとルビーを除けば、別れた元夫にしか教えていません。この事実を踏まえれば、リョースケにアイの住所を教え殺害に至らせたのはアイの元夫だということになります。
リョースケは病院で中学生男子と一緒にいた
さらにゴローが殺害されたとき、現場にはリョースケと中学生くらいの男の子が一緒にいたことが明らかになりました。普通に考えて、その中学生が共犯者とみてまちがいないでしょう。 この事実はルビーが宮崎県高千穂で出会った謎の少女によって明かされています。彼女の正体や目的についてはまだ不明ですが、その言動や雰囲気から、神の使いのような存在なのではないかと思われます。
当時中学生だったカミキヒカルが有力候補に!
現時点で、双子の父親、つまりアイを殺害させた黒幕の最有力候補となっているのは、元舞台役者のカミキヒカルです。 関係者の話によれば、アイはかつて「劇団ララライ」のワークショップに参加して以来、雰囲気が変わり大人っぽくなりました。彼女がここで誰かと恋に落ちたことは明白ですが、その当時、この劇団で大活躍していたのがカミキです。 作中で出てきた稽古動画に映るカミキはアクアに瓜二つなうえ、その両目には黒い星が輝いていました。これで彼が双子の父親であるのは間違いないといってもいいでしょう。ただしカミキは当時中学生だったため、その年齢でアイを妊娠させたということになります。 アイを殺害させたのも、こうした不都合な事実を隠すためなのかもしれません。
【クズ?】白い薔薇の花束の意味を知ると嫌いになれないかも……。
リョースケはアイの自宅を訪ねた際、ナイフを隠した白いバラの花束を持っていました。白いバラの花言葉は一般的に「純潔」、「永遠の愛」です。 7本は「あなたに夢中」、8本は「あなたを支える」、9本は「永遠に一緒にいたい」、10本は「あなたは完璧」といった意味になります。 実際にリョースケが何本のバラを用意したのかは明言されていませんが、アイ殺害時の漫画のコマを見ると、7本以上ある事わかります。アイへの深い愛ゆえの犯行ですぐ自殺したことを考えると、9本の花束で、「永遠に一緒にいたい」という意味を込めたのかもしれません。
実はアイの夫に協力していたという皮肉
リョースケは殺意をすべてアイに向けてしまっていますが、本来はアイを妊娠させた相手の男を憎んでしかるべきです。狡猾なカミキは、おそらく自分がその1番憎むべきアイの相手だということを伏せてリョースケに接したのでしょう。 真実を何も知らずに、単なる駒としてカミキに使われて死を選んだリョースケの人生を思うと、やや不憫ですね。
【声優】「推しの子」リョースケを演じるのは田丸篤志
アニメ「推しの子」でリョースケの声を担当するのは、マウスプロモーション所属の田丸篤志。おもな代表作は、「刀剣乱舞」シリーズの一期一振役、『ハイキュー!!』の国見英役などです。 高めかつ優しい声の持ち主で、穏やかな好青年役に定評があります。殺人犯でありながら、その底に実は純粋な一面も隠し持っているリョースケというキャラを巧みに演じていました。
お前さえいなければ……。リョースケの所業を振り返りました
アイを殺害し、星野家から幸せを奪った張本人であるリョースケ。しかし彼は同時に、黒幕によってアイへの愛情を利用され、巧妙に操られてしまった被害者でもあるのかもしれません。アクアが真犯人への復讐を果たせるのか、今後の展開が気になりますね。