2023年7月21日更新

【推しの子】星野ルビーはなぜ闇堕ちした?前世の死亡理由が悲しすぎる......

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推しの子 ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ルビーの前に謎の少女が!
衝撃のシーンを

星野ルビーは「推し」だったアイドルの娘として転生した「推しの子」の主要キャラクター。前世では、難病を患い、幼くして亡くなってしまいます。そんな星野ルビーは今世では、母親譲りの才能でアイドルとしてスターダムを駆け上がっている真っ最中。 本記事ではそんなルビーが闇堕ちするきっかけや彼女の性格について前世と絡めて徹底解説! ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。

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「推しの子」星野ルビーのプロフィール

本名 星野瑠美衣 ほしの るびい
通称 ルビー
目の星 左目(1話時)
職業 アイドル(B小町メンバー)
声優 伊駒ゆりえ
星野アクア

星野ルビーは大人気アイドルであったアイの娘で、自身もアイドルとして活動する少女です。ピンク色の目と金髪が特徴的で、その才能は母親譲り。類稀な美貌はもちろん、演技やダンスの才能もあります。歌唱力はまだまだですが、まさに天性のアイドルと言える美少女です。

【闇落ち】星野ルビーが闇落ち・覚醒!一体何があったのか……

元々は明るく素直な性格であった彼女。しかし作中では「ある事実」を知ってしまい、闇堕ちしてしまうのでした……。この見出しでは闇堕ちしたシーンから、その後の変化について解説します。

元々は天真爛漫な性格の持ち主

推しの子 星野ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ルビーはクールで大人びた性格の兄・星野アクアに対し、元気いっぱいで明るい女の子でした。子ども時代には人生が2周目であるにもかかわらず、遊具で楽しそうに遊ぶ姿も見せています。 また母の死を乗り越え成長してからも、素直で物怖じしないという美点を活かし、交友関係も広げることに。アイドル活動にも積極的で、どんな仕事でも楽しそうに取り組み、持ち前のポジティブさで我が道を突き進んでいました。

前世の想い人・ゴローの死体を発見してしまう

ルビーがアクアと違い母が亡くなっても前を向いていられたのは、前世の頃からの想い人である雨宮の存在があったからです。彼女はトップアイドルになった姿で、いつか雨宮と再会する日を夢みていました。

推しの子 雨宮ゴロー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
巻数・話数 8巻・77話

そんな中、ルビーはB小町のMV撮影のため、前世の自分が入院していた病院のある高千穂を訪れることに。撮影の合間に黒川あかねと山道を歩いていた彼女は、カラスに導かれるようにして祠にたどりつきます。そこでふたりはなんと、白骨化した雨宮の死体を発見してしまうのでした。 このときルビーは死体が着ている服のポケットに、自分があげたアイのキーホルダーが入っているのを見て、それが雨宮だと確信しました。

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母親・星野アイの死の真相を知る

推しの子 星野アイ
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
巻数・話数 8巻・79話

雨宮の死を知り茫然とするルビーに、謎の少女が話しかけます。少女は「雨宮が失踪した日に病院の周りで不審な人物が2人目撃されていた」「そのうち1人はアイを殺したストーカーで、もう1人を探すのは貴方の役目」とルビーに告げました。 大切な人の死を知り、星野アイと雨宮を殺した犯人が同一人物だと知った彼女。こうしてルビーは純粋にアイドル活動を楽しんでいた少女から、「絶対に犯人を殺す」と考える復讐者に変わってしまったのです……!

ルビーの闇落ちを見に

ルビーを闇堕ちさせた「謎の少女」の目的は!?

ルビーは雨宮の死体を発見して大きなショックを受けましたが、それだけなら復讐の道に進みはしなかったでしょう。彼女は「謎の少女」からアイと雨宮を殺した人間が同じだと教えられたせいで、闇堕ちすることになってしまったのです。

謎の少女の情報
  1. カラスと一緒に現れた
  2. アクアとルビーが転生者であると知っている
  3. アイを殺害した犯人も知っている
  4. ルビーを仄めかした

少女はふたつの殺人事件についてだけでなく、なぜかアクアとルビーの転生についても知っているようす。妙に大人びた言動やカラスを従えるようすは浮世離れしており、さらに「神様はきっと優しいよね」というセリフからも、超人的な存在であることがうかがえます。 高千穂は日本神話にゆかりのある土地なので、少女は神様の使者的な存在なのかもしれません。だとすると、ルビーを闇堕ちさせたのは神の思し召しなのでしょうか……?

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【闇落ち②】覚醒したルビーにはアクアの声も届かない!?

真相を知ってからのルビーは、愛する人を失い以前とは別人になってしまいました。自分が上にあがるために他人を利用し、常に黒いオーラを纏っています。

復讐の為に自分から動き始める

推しの子 ルビー

自分の大切な人たちを奪った黒幕を見つけ出し、絶対に殺してやると誓ったルビー。彼女はアクアの行動から憎き敵が芸能界にいることを察し、自分もアイドルとして成り上がっていこうとします。 目的のためにルビーがまず利用したのは、苺プロダクションの元社長である斉藤壱護でした。彼から厳しい芸能界を生き抜くためのノウハウを教わった彼女は、あらゆる方法を使って徐々に売れっ子になっていきます。 そんなルビーのなりふり構わない態度は、バラエティ番組「深掘れワンチャン」での活躍によくあらわれています。彼女はディレクターのセクハラがきっかけで番組が炎上した際、持ち込み企画で見事騒動を丸くおさめました。 もちろん炎上の鎮火自体は問題ないのですが、すべて彼女の計算通りと思わされる用意周到さや、周囲の人間の感情を度外視した動きには、思わずゾクリ……。結果として彼女はスタッフに恩を売り、人脈を広げていくことに成功します。

思考が完全に闇堕ち!もう元には戻れないのか......

推しの子 星野アクア
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

そして彼女が完全に闇堕ちしてしまった93話。様子が変わってしまったルビーはアクアに声をかけられると、「子供がいることを隠してアイドルをやっていたママも嘘つきだった」「綺麗にまっすぐ売れるなんてこの世界では無理」と言いだします。 兄であるアクアの言葉にも、まったく耳を傾けません。天真爛漫で純粋だった彼女は、もういないのです……。

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【最新ネタバレ】闇落ち状態から遂に解放された!?

123話にて、アクアがルビーに対して「さりなちゃん」と呼びかけたことで、遂にルビーはアクアが自分がずっと会いたいと願っていた存在・先生(雨宮ゴロー)であることを知ります。 お母さんであるアイと先生の屈辱を晴らさないといけないという使命感から嘘をつき始め、それによって精神的に参ってしまっていたルビー。しかし、アクアが「お前はお前の人生を生きろ」という言葉を伝えたことによって、ルビーはようやく立ち直ることが出来たのです。 闇堕ちを象徴すると考えられてきた黒い星が消えたことから、ルビーは闇落ちの状態から解放されたと考えられます。

【目】星野ルビーの目の星が変化!数や色が変わった理由とは

元々は左目だけに星を宿していたルビーですが、79話で復讐心を自覚してからは右目にも星が描かれています。アクアの場合も、父への復讐を再度決意した98話で、目の星が両目に、そして黒色になりました。 この目の星は、「復讐心」や「執念」を意味しているのか。詳細は明かされていませんが、片目から両目がステップアップに感じられるのは確かです。

推しの子 ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

「推しの子」において「目の星」は、才能の有無が大きく関係しています。また自信や培った能力など、後から身につけた能力でも変化するようです! 現状目に星が描かれているキャラは以下の通りです。

星野アイ 両目
星野アクア 右目→98話から両目
星野ルビー 左目→79話から両目
黒川あかね 両目
カミキヒカル 両目
片寄ゆら 右目

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【前世】天童寺さりなってどんな人だった?なぜ死亡した?

外の世界を知らないまま病死する

巻数・話数 1巻1話
死因 病死
病名 退形成性 星細胞腫
享年 12歳

そんな星野ルビーには、前世の記憶があります。実は彼女は、病で子供ながらにこの世を去った天童寺さりなが転生した姿なのです。ほとんどの時間を病室で過ごしていたさりなですが、アイドルを推したり、動けるよう願ったりと、明るく前向きな性格をしていました。 さりなにとってアイは、つらい入院生活のなかに差す一筋の光のようなもの。そのキラキラ輝く姿に憧れ、彼女のようになりたいと願うことで、さりなはなんとか毎日を生き抜いていました。

前世でのアクアとの関係は?

推しの子 雨宮ゴロー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

もうひとり、さりなの支えになっていたのが、当時研修医だった雨宮吾郎(あめみやごろう)です。さりなは病弱ゆえ両親には邪険にされており、そんな自分のそばにいてくれる雨宮のことを慕っていました。 未来について考えられずにいた彼女に対し、「さりなちゃんも可愛いじゃん?」「退院したらアイドルにでもなればいい」と不器用に励ましてくれたところも、彼に好意を寄せた理由のひとつでしょう。 そして雨宮が転生した姿が、兄であるアクア。さりなはかつての想い人と、転生先で兄妹になったのです。しかし2人とも、お互いの前世には気づいていません。

【来歴】純粋少女は母を超えたアイドルになれるのか?

前世のトラウマを克服しアイドルを志す

推しの子 星野ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

前世で体が弱かったルビーは、幼稚園のお遊戯から逃げ出すほどダンスが苦手でした。前世で何度もダンスの練習をしたけれど、体がついていかずできなかったのです。ルビーはこの経験から、転ぶのを恐れて、倒れる準備をしながら動いてしまいます。 しかし、アイに「転ぶのを恐れたらもっと転んじゃうものなんだよ」とアドバイスを貰ったことで、前世のトラウマを克服。克服した後は、幼いアクアがアイドルとなったルビーを想像してしまうくらいのダンスのセンスを見せつけます。

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「B小町」を復活させ、駆け出しアイドルに

推しの子 有馬かな
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

幼少期に母を亡くしたルビーは、成長するにつれて自分も母のようなアイドルになりたいと考えます。頑張ってオーディションを受けるも、すべて落選。落ち込む彼女ですが、妹が母と同じ目にあったらと心配したアクアが、実は裏で勝手に辞退をしていたのです。 しかし諦めず、ルビーは母が所属していた苺プロダクションの所属アイドルになります。アクアも活動を認め、彼女は母がセンターを務めていたグループ「B小町」を復活させたのでした。 ルビーがここまで頑張れたのは、前世の経験からだと考えられます。ルビーは前世で若くして亡くなってしまいました。この経験から、生まれ変わった今でも残りの時間を意識するようになり、今できることを全力で頑張るになったのだと考えられます。 その後も、純粋で頑張り屋なルビーは、ファーストライブなどを経て頑張っていたのですが──。

前世の経験から心に刺さる発言をすることも

推しの子 星野ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ルビーは前世の経験から、時折り心に刺さる発言をすることがあります。 アイが刺殺されインターネットに誹謗中傷が飛び交った時には、「傷つけられる側が自分を納得させる為に使う言葉を人を傷つける免罪符に使うな……!!!」と発言。ネット社会が当たり前の現代ではこのセリフにグッときた人が多く、Twitterでも「考えさせられる」と話題になりました。 また、時にはB小町のメンバーを励ますことも。MEMちょが年齢を気にしてアイドルを諦めようとした時には、「アイドルをやるのに年齢なんて関係ない、だって憧れは止められない」と手を伸ばします。前世の経験から、今生きるのを全力で頑張るルビーらしいセリフですね。

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【関係】母のアイ・兄のアクアとの関係は?

星野ルビーと母・アイとの関係

推しの子
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ルビーにとってアイは、母親であり推しです。前世であるさりなの頃からアイを推しており、娘になってもその生活を謳歌していました。アイ自身はいい母親ではなかったと言いますが、ルビーは母親としてのアイも大好きです。 ルビーがアイドルを目指したきっかけも、母であるアイです。実の親子である事実は公表していません。

ルビーはブラコン?兄・アクアとの関係

推しの子 星野アクア
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ルビーとアクアは双子の兄妹です。軽口を叩きあうような兄妹らしい面もあります。しかし基本的にルビーはアクアから過保護な扱いを受けていました。裏から工作してオーディションを辞退したり、同じ学校に入学したりと、アクアは完全にシスコンです。 ただルビーも兄が付き合う相手を決めようとするなど、一般的にみればブラコンと言えるでしょう。家族としての2人の仲はいいです!

【声優】星野ルビー役は伊駒ゆりえ

伊駒ゆりえ
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アニメ「推しの子」で星野ルビー役を演じるのは、81プロデュース所属の声優である伊駒ゆりえです。 彼女はデビューしたての新人声優で、まさに今回の発掘枠!声を聞いた原作ファンからは、「ルビーらしい明るくて可愛い声!」「はやくルビーとして話しているのを聞いてみたい」と、期待の声が寄せられています!

かわいいだけじゃない!「推しの子」闇落ちルビーの今後に注目

推しの子 星野ルビー
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

素直な可愛さはみる影もなく、復讐に取り憑かれてしまった星野ルビー。アクアの復讐が大きなテーマである「推しの子」で、ルビーの変化は間違いなく重要な要素になるでしょう。 また2023年4月にはアニメも放送開始するので、アニメも原作も見逃せません!