【推しの子】カミキヒカルの正体を暴く!父親は確定?転生説や死亡フラグはどうなる?
原作が完結を迎え、アニメ第3紀の決定や実写版の公開など今まで以上の盛り上がりを見せている漫画「推しの子」。 この記事では、本作の超重要人物であるカミキヒカルについて徹底解説!アクアやルビーの父親説や、彼にまつわる転生説や死亡フラグなど、気になる情報をまとめてご紹介。最新展開にもふれながら、カミキが隠し持つ真実へ迫っていきます。 ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 【推しの子】カミキヒカルの正体とは?
- 【最新ネタバレ①】カミキヒカルと星野アイの関係性!
- 【最新ネタバレ②】アイ殺害の動機と事件の真相とは?
- 【最新ネタバレ③】真の黒幕・ニノとの関係性は?
- 【最新ネタバレ④】カミキヒカルの本性が明らかに!
- 【最新ネタバレ⑤】カミキヒカルがアクアの手によって死亡?
- 【実写キャスト】実写版でカミキヒカルを演じるのは二宮和也
- 【声優】アニメでカミキヒカルを演じるのは宮野真守
- 父親=カミキヒカルが確定した経緯!初登場から振り返る
- カミキヒカルの死亡説とは?
- 女優・片寄ゆらを殺害したのはなぜ?
- カミキヒカルに「転生者説」が浮上
- カミキヒカルは目の星に執着がある?片寄ゆら殺害の理由に?
- 今後カミキヒカルに殺されそうな人物を考察!黒川あかねが新たな標的?
- カミキヒカル=父親の伏線が散りばめられていた?
- アニメ「推しの子」で父親は判明するのか?今後のカミキヒカルの行動に注目!
【推しの子】カミキヒカルの正体とは?
カミキヒカルは10歳から16歳までの約6年間、「劇団ララライ」で天才子役として活躍していました。現在は芸能事務所「神木プロダクション」を立ち上げて代表取締役に就任。彼が役者から経営側に回った理由としては、過去に自身が犯した罪をもみ消すためという可能性が考えられます。 表向きは常に笑顔の穏やかな好青年ですが、実際は「スター性のある人間が転落する様子」に悦びを見出すサイコパス的な一面もあります。 アニメでの声優は宮野真守、実写キャストでは二宮和也がカミキヒカルを演じています。
カミキヒカルの時系列
時系列 | 年齢 | 出来事 |
---|---|---|
21年前 | 10歳 | 劇団ララライに入団 |
20年前 | 11歳 | 姫川大輝が生まれる |
16年前 | 15歳 | アイが妊娠 ゴローが殺害される アクア・ルビーが生まれる |
15年前 | 16歳 | 劇団ララライを退団 |
12年前 | 19歳 | アイがアクアとルビーの父親に連絡 アイが20歳の誕生日に殺害される |
6年前 | 25歳 | カミキプロダクション設立 |
現在 | 31歳 | 女優・片寄ゆらを殺害 |
子役時代に芸能界に絶望していた?
年表を見てわかる通り、カミキは10歳で劇団へ入団し、子役俳優として活躍していました。そこから彼は順調に劇団ララライのエース俳優へと成長していきますが、その内情は順風満帆なものではなかった様子。 なんとカミキは10歳から11歳のあいだに、姫川愛梨から肉体関係を迫られてしまいます。彼は自分の容姿だけに価値を見出す人間に囲まれたことで、「自分の身体を差し出す事でしか人の愛を掴めない」と考えていました。そのため、愛梨からの要求を断れず、ただただ受け入れるしかなかったようなのです。 カミキは自身を取り囲む大人たちの闇に飲み込まれ、子役時代から芸能界に絶望していたのかもしれません。
カミキヒカルの相関図
【最新ネタバレ①】カミキヒカルと星野アイの関係性!
カミキとアイは劇団ララライのワークショップをきっかけに出会ったとされています。2人は「愛を理解できない」という同じ苦しみを抱えており、その繋がりをどんどん深いものにしていきました。 特にカミキの方は「僕にはアイしか居ないし、アイには僕しか居ない」と考えるなど、彼女に強く依存していたようです。しかし、アイが自身の妊娠をきっかけに別れを切り出し、2人は破局することになってしまいます。 これにより、カミキは「アイは自分を愛していない」と思い込むようになり、彼女に対する好意が執着へと変化してしまった様子。ただ、アイがアクアに残したメッセージによると、アイはカミキを深く愛しており、彼の負担にならないために別れを選んでいたようなのです。
【最新ネタバレ②】アイ殺害の動機と事件の真相とは?
別れの際にアイに言われた「私は君を愛せない」という言葉に絶望したカミキ。これをきっかけに彼はアイ殺害を計画したのか……と思われましたが、どうやらそうではない様子。 原作154話にはカミキが過去について語るシーンがあり、彼はそこで「アイを刺したリョースケくんに住所を教えたのは僕だ」と告白していました。しかし、それと同時に「まさか殺すなんて想像してなかった」と口にしています。 つまり、カミキはアイへの殺意を持っていなかったのです。もしかしたら彼は怖い思いをさせて、彼女を自分のもとへ戻らせようとしていただけなのかもしれません。カミキはアイとの関係を修復しようと、必死なだけだったのではないでしょうか。 そしてこの仮説が真実なのだとすれば、アイの死亡で1番ショックを受けていたのはカミキ自身という可能性もありそうです。
【最新ネタバレ③】真の黒幕・ニノとの関係性は?
「アイが自分を愛していた」という事実を知ったカミキは、155話で「アイの為に自分なりに出来る事をしにいく」と言い残し、アクアの前から立ち去ってしまいます。彼は今回の出来事でかなりのショックを受けていたため、何か罪滅ぼしをしようとしているのかもしれません。 さらに、このエピソードの中で衝撃の事実が発覚します。なんと、アクアはアイたちの死に直接関わっている人間が、カミキ以外にもうひとりいると勘付いていたのです。その人物は旧B小町メンバーのひとり、アイに強い執着心を持っていたニノこと新野冬子(にいのふゆこ)でした。 どうやら作中で起きていた事件の黒幕は彼女だった様子。振り返ってみると、132話でニノとカミキは電話越しに会話をしていました。もしかしたら、カミキはニノに操られていただけだったのかもしれません。 もしそれが真実なのだとすれば、アクアの前から消えたカミキは「ニノへの復讐」を目論んでいる可能性もありそうです。
【最新ネタバレ④】カミキヒカルの本性が明らかに!
アイの本心を知り改心の兆候も見られていたカミキですが、なんと最新展開でその本性が凶悪なサイコパスだったと判明します。159話においてニノがルビー殺害未遂事件を起こし、同エピソードのラストにはカミキが登場。アクアはそこで彼に対し、「醜悪な嘘つき」と厳しい言葉をぶつけます。 それを聞いたカミキは悪びれる様子もなく「なんの事?」と返し、一連の事件はニノやリョースケが勝手に起こしたことだと弁明しました。しかし、アクアがさらに追求を重ねると、カミキは自身の殺意を認めるような恐ろしい笑顔を浮かべたのです。 事件の黒幕はニノかと思われましたが、どうやら彼女はカミキに利用されていた被害者だった様子。カミキがアイやルビーに殺意を向けた理由は明確になっていませんが、片寄ゆら死亡時に匂わされた「自身が価値を認めた人物を殺して自らの存在意義を感じる」ことを目的としている可能性が高そうです。
【最新ネタバレ⑤】カミキヒカルがアクアの手によって死亡?
カミキがルビーへの殺意を持っていると確信したアクアは、妹を守るためにとんでもない行動に出ます。なんと彼は自身の腹部をナイフで突き刺したあと、カミキに掴みかかり海へと落下してしまったのです。 どうやらアクアはルビーを「人殺しの妹」にしないため、トラブルの末にアクアとカミキが「事故死」したことを装いたかった様子。海中でアクアに首を絞められたカミキは、「年々希薄になっていくアイの存在を感じるために罪を重ねた」と過去を振り返りながら海底へ沈んでいきます。 順当に行けば、カミキはここで死ぬ可能性が大。ただ、気になるのは一緒に落ちたアクアの存在です。主人公の彼がこのまま死ぬとは考えられません。アクアが生き延びる展開になるのであれば、同じ条件下のカミキが生存する可能性もありそうな予感。真の意味での改心エンドが待っているかもしれません。
アクアとカミキヒカルの死亡が確定
共に海の底へと沈んでいったカミキとアクアですが、なんと164話でアクアの死体が発見され死亡が確定。その際、カミキの死体に関する言及がなかったため生存説も囁かれていましたが、結局再登場しないまま「推しの子」は完結することに。これによりカミキの死も確定となりました。 彼らが死んだ事件はニュースとして大々的に取り上げられ、世間は「カミキがアクアを殺した」と捉えていた様子。これにより彼の社会的地位は大きく失墜し、結果的にアクアの復讐計画は完遂されたものと思われます。 その一方、ルビーはアクアの死に大きなショックを受けながらも、それを飲み込みアイドルの道を突き進むことを決意。カミキへの復讐心を捨て去り、アイやアクアが照らしてくれた明るい未来へ前進していくのでした。
【実写キャスト】実写版でカミキヒカルを演じるのは二宮和也
2024年12月5日に解禁された映画版「推しの子」のファイナル予告。なんとこのなかで、カミキヒカルを演じているのが二宮和也だと判明しました!まさかのサプライズに、ファンからは驚きの声が噴出。 SNS上には「なんて贅沢なキャスティング」「カミキのイメージにぴったり!」など、肯定的な意見が多数寄せられていました。大人気アイドルグループ・嵐のメンバーとして知られる二宮ですが、これまで数多くの映画・ドラマに出演してきた演技派俳優としても有名です。 予告映像ではカミキのミステリアスな雰囲気や、サイコパス感漂う恐ろしさを見事に表現していました。本編でもファンを唸らせる最高の演技を披露してくれるはず。2024年12月20日の映画公開を楽しみに待ちましょう!
少年時代のカミキヒカルを演じるのは黒川想矢
少年時代のカミキを演じるのは、注目度急上昇中の若手俳優・黒川想矢です。2013年にドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』で俳優デビューを果たし、2023年には映画『怪物』の主要人物・麦野湊役で映画初出演を達成。 黒川はここでの演技が高く評価され、第66回ブルーリボン賞新人賞、さらに第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得しました。その勢いはとどまることを知らず、2024年には実写版『からかい上手の高木さん』でドラマ初主演を務めることに。 その抜群の演技力で、複雑な過去を抱えるカミキを見事に演じ切ってくれるでしょう。
【声優】アニメでカミキヒカルを演じるのは宮野真守
2024年9月18日に放送された『【推しの子】』第22話において、のちのちカミキヒカルと判明するサングラスの男性が登場しました。担当声優の名前が明記されていなかったものの、その声を聞いた視聴者からは「宮野真守で間違いない!」という声が殺到。 そして第24話でこのキャラが再登場を果たし、EDクレジットにおいてカミキの声優が宮野真守だと正式発表されることに。 彼は声優としての実力が高いのはもちろんのこと、7歳から劇団に所属し俳優活動をおこなうなど、その経歴もカミキ役にうってつけの人物です。その高い演技力と親和性で、今後もカミキヒカルという難しい役どころを見事に演じてくれるでしょう。
父親=カミキヒカルが確定した経緯!初登場から振り返る
アクアとルビーの父親について、原作では最新話が掲載される度にどんどん核心へと近づいていきました。父親=カミキヒカルとすでに確定していますが、なぜそう言われるようになったのか。カミキヒカルの初登場から順を追って解説していきます!
【初登場】ルビーを「僕の子」と発言
初登場 | 8巻72話 |
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カミキヒカルが本格的に登場したのは109話ですが、実は彼は72話で既に初登場を果たしていたのです。彼は母親であるアイのお墓参りを済ませたルビーとすれ違った帽子と眼鏡の男であり、ルビーよりも少し遅れてアイの墓前に立ち「君と僕の子」と呟いています。 彼は特徴的なルビーの目などを見た上で、彼女のことを自分の娘であると確信していたのですね。後からこのシーンを振り返ってみると、しっかりと伏線が張られていたことが分かります。 このとき彼の顔は眼鏡と帽子で隠れていて、はっきりと見えてはいません。ですが、その後素顔が明らかになってから読み直すと、たしかにあの人物はカミキヒカルに見えます。
あかねがカミキヒカルという存在を発見
アクアの異母兄弟だと判明した姫川に、戸籍上の父親とは別に本当の父親が存在していた場合、それが「劇団ララライ」関係者である可能性が高いと踏んだ黒川あかね。彼女は劇団員との会話から、当時屈指の演技派だったカミキヒカルという元劇団員に行き着きます。 非公開になっている稽古動画を見たあかねは、このカミキヒカルがアクアにそっくりなことに気づき、2人が親子である可能性を見出すに至りました。 カミキヒカルはアクアと瓜二つなイケメンで、かつて「劇団ララライ」で舞台役者として活躍していた人物。星野アイとの関係が疑われたことをきっかけに同劇団を退団しています。
カミキヒカルがアクアの父親と確信した理由は?
あかねは動画を観たことで、カミキヒカルがアクアの父親だと確信しました。その理由としては、下記の3つの理由が挙げられます。
- 星野アクアと似ている
- アクアの才能
- 双子の目の星
まずイケメンだと言われるカミキヒカルですが、見た目がアクアと瓜二つ。髪型や髪色もアクアとそっくりで、黒川あかねも彼をアクアだと勘違いしたほどでした。 さらにアクアの役者の才能も、父親であるカミキヒカル譲りである可能性が高いです。一時は売れない役者・上原清十郎もアクアの父親ではないかと囁かれていましたが、役者の才能のことを考えるとカミキが父親であるのも頷けます。 カミキヒカルの両目には、アクアやルビーのような星が入っています。それだけでも彼がアクアとルビーの父親であるという十分な判断材料になるのではないでしょうか……。
あかねを使ってアクアもカミキヒカルに辿り着く
巻数 | 10巻 |
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アクアは姫川の父・上原清十郎が自分の父親だと思い、一度は復讐からも手を引いたように見えていました。その裏でアクアはあかねの持ち物にGPSを仕込んで彼女の行動を監視しており、彼女が本当の父親の情報をつかんだことに気づきます。 アクアは以前からあかねのプロファイリング力なら真実に近づけると読んでいたようで、あかねを通じてアクアもカミキヒカルが父親であると知ることになりました。
11巻で公式も断定
11巻の人物紹介にて、カミキヒカルは「15歳当時、アイを妊娠させた人物で、真犯人と目される」と記述されています。これによって、カミキヒカルがアクアとルビーの父親であることが事実になりました。
カミキヒカルの死亡説とは?
物語が佳境に突入している今、カミキの最後について様々な憶測が飛び交っています。実はそのなかに、数パターンの「カミキ死亡説」が存在しているのです。ここからはそれらの説について、根拠になっている理由などとともに、その詳細を解説していきます。
死亡説①社会的に抹殺される
作中ではアイの人生をベースに制作された映画『15年の嘘』の公開が間近に迫っている状態です。こちらの脚本にはアクアが関わっており、その内容は「カミキの悪行を社会に知らしめるもの」だと予想されています。 これにより、カミキがこれまでに犯してきた殺人などが明るみに出れば、彼が社会的に抹殺されることは必至。時効などで逮捕を免れたとしても、非難を浴びることは確実でしょう。本作はSNSでの炎上など、世間を巻き込む社会問題を数多く扱ってきたため、この結末が1番しっくりくるように感じられます。
死亡説②アクアに殺害される
カミキに対し、強い憎しみと覚悟を持って復讐に臨んでいるアクア。『15年の嘘』で社会的にカミキを抹殺し、そのうえで彼を殺害するという可能性もありそうです。現在のアクアは目的のためには手段を選ばない、いわゆる「闇落ち」のような状態。そんな凶行に及んでも不思議ではありません。 しかしながら、彼の周囲にはかなやあかねをはじめ、殺人を止めるであろう人物が多数存在しています。さらにカミキは相当なキレ者として描かれているため、そう簡単に殺されるとも思えません。これらの状況を考慮すると、この説の実現確率はそれほど高くないと思われます。
死亡説③斉藤壱護に殺害される
アイをスカウトし、夢のドーム公演を掴みかけていた元苺プロ社長の斉藤壱護。彼もまた、アイを殺した犯人に強い憎しみと怒りを抱いている人物のひとりです。彼は社長業を退いた後もアクアやルビーと関わっており、現在は苺プロに復帰しています。 『15年の嘘』の内容をチェックしていれば、これまでの情報とすり合わせてカミキの存在に辿り着いていてもおかしくありません。彼によるカミキ殺害はかなり意外な展開となりますが、これまで何度も読者の予想を裏切ってきた本作なら、そのパターンを採用している可能性もありそうです。
死亡説④ルビーに殺害される
アクアと同様、ルビーもアイを殺した犯人への復讐を誓っていました。そのためルビーによる殺害説も囁かれているのですが、その線はかなり薄いと思われます。現在、ルビーはアクアとの和解などもあり、闇落ちから脱している状態。復讐のために理性を失う展開は、考えにくい状況となっています。 また最新展開ではカミキの方からルビーに接触を図り、彼女の命を奪おうと画策していました。むしろ危険なのはルビーの方。場合によっては、ルビーがカミキに殺害される鬱展開が待っているかもしれません。
死亡説⑤黒川あかねに殺害される
天才的なプロファイリング能力により、カミキの存在に辿り着いてしまったあかね。彼女はアクアを思うがあまり復讐を代行し、自分自身の手でカミキを殺そうと画策していました。結局その計画は失敗に終わり、アクアとも破局したのですが、最新展開では2人の復縁が匂わされています。 場合によってはここであかねの恋心が再燃し、カミキの殺害を再度計画する可能性もありそうです。ただ、アクアのことを想い、復讐を止めようとする展開もありそうな予感。どちらにせよ、彼女はアクアとカミキの戦いで重要な役割を果たすと思われます。
女優・片寄ゆらを殺害したのはなぜ?
殺害シーン | 10巻109話 |
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カミキは「自身が価値を見出した存在が滅んでいく様子」に強い悦びを感じる、サイコパスとして描かれていました。そして、片寄ゆらはその欲望を満たすための犠牲として、山登り中の事故に見せかけて殺害されたと匂わされています。 しかし、カミキの過去が明かされた今、一連の描写はミスリードを誘うものだった可能性が浮上。カミキは生まれながらのサイコパスではなく、芸能界の闇に飲まれた「犠牲者」なのではないでしょうか。 アイを殺害する意思がなかったとわかった今、彼が異常殺人者だという線はかなり薄くなったと思われます。もしかしたらカミキはアイや愛梨など、近しい人が亡くなったショックにより、「自分は誰からも愛される、価値のある人間を殺して生きる異常者だ」と思い込むようになったのかもしれません。
カミキヒカルに「転生者説」が浮上
実はカミキヒカルには、アクアやルビーと同じく「転生者説」が浮上しています。根拠として考えられるものは、いくつかあります。
転生説の根拠①年齢に見合っていない行動の数々
1つ目は、彼が年齢に見合った行動をしていないことです。彼は11歳と15歳の時にそれぞれ姫川愛梨とアイを身ごもらせています。さらに中学生の時には大学生のリョースケを利用してアイとゴローを殺害するなど、普通の子どもらしからぬ行動が目立ちますよね。
転生説の根拠②目の星
2つ目は、目の星。転生者であるアクアとルビーの目は、復讐心に燃えた際に黒く光ります。カミキの目も常に黒く光っていることから、何らかの復讐心を抱えたまま転生したと考えられます。
転生説の根拠③謎の少女の存在
3つ目は、作中に登場する謎の少女の存在です。彼女はたびたびルビーやアクアに接触し、彼らの転生に関わっていたことを匂わせています。現時点ではまだはっきりとしていませんが、この少女が「人を転生させる能力」を持っている可能性は大いにありそうな予感。 もしかしたらカミキは彼女の手により転生し、第2の人生で欲望のままに殺人を犯しているのかもしれません。そしてそれを何とか止めようと、少女はアクアやルビーを導いているのではないでしょうか。
カミキヒカルは目の星に執着がある?片寄ゆら殺害の理由に?
ゴローとアイの殺害理由については先ほど説明したとおりのことが考えられますが、ではなぜカミキは何の関係もない片寄ゆらまで殺害したのでしょうか。最も考えられる理由としては、片寄ゆらに一瞬現れた「目の星」が挙げられます。 もしかしたらカミキは目の星に執着しているがあまり、星を持つ人間を殺害してしまうのかもしれませんね。
僕のせいでこんなにも才能に溢れ、誰からも愛され、価値のある女優が、僕のせいで命を失う。ああ、価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる。
今後カミキヒカルに殺されそうな人物を考察!黒川あかねが新たな標的?
①黒川あかね
現時点であかねはまだ生きていますが、彼女は目に星を宿らせた状態で「今ガチ」に出演していたことから、もしカミキが目の星に対して異常な執着を見せているのであれば今後彼女が殺害されてしまう可能性はゼロではありません。 さらに彼女はかつてアイの事件について知りすぎてしまったことで、一度命を狙われています。もし彼女がこれ以上個人的に事件の捜査を続けてしまったら、その時は本当に命を奪われてしまうかもしれません。 いずれにせよあかねは現時点で死亡フラグが高いと言われている存在なので、今後どうなるのか気になりますね。
②斎藤壱護
斉藤壱護はかつて、苺プロダクションの社長としてアイをかなり気にかけていました。そのため彼女が殺害された後は、突然姿をくらませています。アイを娘のように思っていた彼は失踪中に、彼女を殺害した犯人に対する強い復讐心を燃やしながら裏で動いていました。 彼はアクアやルビーに協力をする様子が見られますが、そのことを知られてしまったらカミキのターゲットにされてしまう可能性が高いでしょう。
カミキヒカル=父親の伏線が散りばめられていた?
【伏線①】白いバラは何を意味している?
「推しの子」における大切なシーンに登場すると考えられる白いバラですが、その花言葉は「純潔・深い尊敬・相思相愛」です。最初に白いバラが登場したのは、リョースケがアイを殺害するシーン。リョースケはアイの大ファンだったことから、彼女に白いバラを贈るのも納得できますよね。 次に登場したのは、カミキヒカルと思われる人物がアイの墓参りをするシーン。殺害してはしまったものの、実はカミキもアイのことを愛してはいたのではないでしょうか。 しかし彼はあかねにも白いバラを贈っているため、その点に関してはどのような意図があるのかは未だ不明です。
- 純潔 , 深い尊敬 , 相思相愛白いバラ
- 純潔を失い死を望む折れた白いバラ
【伏線②】アクアの偽名・神崎光がカミキヒカルに酷似!
神崎光は、アクアが苺プロダクションの関係者を装った時に名乗った偽名です。「神崎光」と「カミキヒカル」は名前の響きがかなり似ているどころか、読み方によってはまったく同じにもなります。 アクアがなぜその偽名を使用したのかは説明されていないため、謎は深まるばかり。もしかすると、とっさに思い浮かんだだけかもしれません。しかしここまで名前が似ているのはただの偶然とは考えづらいため、今後何らかの伏線になっている可能性があります。
アニメ「推しの子」で父親は判明するのか?今後のカミキヒカルの行動に注目!
本作のカギを握る、超重要人物として登場するカミキヒカル。 原作は完結を迎え、アニメ第3期の決定や実写版の公開など「推しの子」は今まで以上の大きな盛り上がりを見せています。これを機にカミキの活躍シーンを振り返り、今後の展開に備えてみてはいかがでしょうか!