「無職転生」サラは結婚する？死亡説やその後を徹底解説！

カウンターアローのメンバーで弓を操るサラ。2024年4月から放送されている『無職転生II ～異世界行ったら本気だす～』2期第2クールのヒロインとしても注目されています。 今回はそんなサラの基本情報からルーデウスとサラの関係、声優情報まで徹底的に深掘りしていきます！ ※この記事は『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

※画像左 サラは王国ミルボッツ領の村で魔物を討伐したメンバーが中心となって結成された冒険者パーティ「カウンターアロー」に所属する弓使いです。Web版の原作では少ししか登場せず、書籍版や漫画版でしっかりとエピソードが描かれるキャラクター。 弓はA級クラスの力を持っており、遠方からの正確な射撃技術と詠唱魔術によるスピードの強化で速射を実現しています。単体で戦うよりも仲間と協力することで最大限の力を発揮する戦闘スタイルです。

結論としてはサラとは結婚していません。 ルーデウスは「カウンターアロー」と出会い、エリスに似たサラが気になります。サラもまたルーデウスに助けられ惹かれていきます。 ルーデウスとサラはいい感じに……。しかしルーデウスのものが役に立たず、サラは帰ってしまいました。ルーデウスはショックから立ち直るため娼館へと向かいます。しかし酔った勢いで悪口を言っている時にサラと遭遇、平手打ちを喰らったのです。 2人は結ばれませんでしたが、その後再会を果たしサラはEDだと知らずに誤解していたことを謝罪しました。さらにガルデニア王国で再び再会。サラは「冒険者をやめてイイ男を見つけて結婚する」と宣言して別れました。

ベッドインするも最後までサラとできなかったルーデウスは、先輩冒険者ゾルダートの提案でプロ＝高級娼館に行くことに。 結局問題は解決しなかったものの、娼婦と楽しい時間を過ごしたルーデウスは、「やっぱ女はガキみたいなのじゃなくて胸がバインバインしているのがいい」と豪語します。 そこにタイミング悪く通りがかったのが、「ガキみたいな」胸のサラでした。サラは「最低、二度と顔を見せないで」とビンタを食らわせます。

2人が再会したのは、ルーデウスがラノア魔法大学に在学中、シルフィとロキシーと結婚した後でした。 ルーデウスは2人の妻とともに、アリエル王女の護衛の仕事に就きます。そこに参加した女性だけのS級冒険者パーティー「アマゾネスエース」メンバーの1人がサラでした。 娼婦からルーデウスの事情を聞いていたサラは、再会を機に当時誤解していたことを謝罪。関係の修復を望みます。ルーデウスも謝罪を受け入れ、2人はもとの仲間という関係に戻りました。

2度目の再会は、小説版23巻でルーデウスがヒトガミ対策のために紛争地帯のガルデニア王国へ渡った際でした。このときもサラはまだアマゾネスエースのメンバーとして冒険者をしており、2人は偶然再会します。ちなみにこの時点で、ルーデウスには3人の妻がいる状態です。 ルーデウスとの会話から彼が昔とは変わっていることを痛感したサラは、「冒険者を引退していい男と結婚する」と決意します。 このシーン以降、2人が会うシーンは描かれていません。

本編中ではどうなったか不明だったサラですが、スペシャルブックに収録されている外伝漫画でその後が登場しています！ サラはガルデニア王国での宣言通りロアの街で結婚、夫婦で食堂を経営していました。

カウンターアローの依頼でサラは遭難してしまいます。単身助けにいったルーデウスは、瀕死状態のサラを救出しました。 2人は洞窟で服が乾くのを待つ間、下着姿で待機しながら、ルーデウスが治癒魔術でサラを治療します。 原作7巻、アニメ2期2話で登場したこのシーンが複数の伏線になっているのでは？と囁かれています。

サラの太ももの傷は、ルーデウスの治癒魔術を受けても完全にきれいになっていないように見えます。他の治癒シーンでは傷跡もきれいになっているので、サラのようになんらかの特殊条件下で受けた傷は完全には治らないことが示唆されているのかもしれません。 ただこれは伏線といえるほどサラの状態について詳しく描かれているわけではないので、次のEDの伏線の方が注目すべきポイントでしょう。

ルーデウスは下着姿で美女の足を拝みながら治療するという、前世の人格がウハウハしそうな状況下にも関わらず、サラに対しては終始冷静です。彼自身はその違和感の正体がわからず「足、何かおかしくはありませんか？」と、自分の治癒魔術がおかしかったのかも？と考えます。 これは本来なら興奮すべきシチュエーションにも関わらず、ルーデウスの息子が沈黙を貫いていることへの違和感を示唆しており、その後発覚するルーデウスのEDへの伏線となっているのでしょう。

アニメ2期2話ラストで口パクで表現されたサラのひと言は、ルーデウスへの「ありがとう」という感謝の言葉でしょう。 サラは街に戻り、去っていくルーデウスの後ろ姿にこの言葉をつぶやきます。助けにきてもらった後にサラは「嬉しかったよ」とは伝えていますが、直接感謝の言葉は言っていませんでした。 洞窟でサラがルーデウスの恋心を自覚したような描写もあるので、あえて口パクにすることで彼女の秘めた恋心を表現したのかもしれません。

結論から言うとサラは死亡していません。 ルーデウスといい感じになったもののルーデウスと別れて以降しばらく出番がなかったこともあり、一時は「死亡説」がファンの間で囁かれていました。 本作はルーデウスの父親やエリスの両親、祖父などが悲しい結末を迎えています。さらに未来のルーデウスが生きた別の時間軸ではメインヒロインたちも続々と死亡しました。そういった作風であることから、メインではなくともコアな人気を誇るサラも死亡してしまったのでは？と囁かれたのでしょう。 しかし実際には、13巻・23巻で「アマゾネスエース」に所属しているサラが描かれスペシャルブックでは結婚、と何度か元気な姿を披露しています。

サラはアスラ王国ミルボッツ領にある村の出身です。ある日、村が魔物に溢れ両親が殺されてしまいます。当時のミルボッツ領主であったピレモンが助けに来てくれなかったことが村への甚大な被害になったと感じ、その後の貴族嫌いの性格へと繋がっていきます。 両親を失ったサラは魔物討伐にやってきたカウンターアローのリーダー・ティモシーと副リーダー・スザンヌによって引き取られ冒険者の道へ進みました。

サラの声優を演じるのは白石晴香です。女優として活動を始めましたが、声が褒められることもあり『コクリコ坂から』(2011年)のオーディションに参加。見事ヒロインの妹・松崎空役を勝ち取り、デビューを果たしました。 代表作は『干物妹！うまるちゃん』の本場切絵役や『ヒーリングっど♥プリキュア』のラテ役、『ゴールデンカムイ』のアシㇼパ役など可愛らしいキャラから頼もしい快活キャラまで幅広い声でファンを魅了しています。 序盤のツンツンなサラと後半の恋に落ちるサラを使い分ける声優としてピッタリの配役なのではないでしょうか。

2024年4月からアニメ2期後半クール『無職転生II ～異世界行ったら本気だす～』がスタート。2期序盤でサラと出会ったあとのルーデウスの恋模様が描かれていきます。サラとの再会がどのように描かれるのか、アニメ放送と合わせて原作をチェックしてみてはいかがでしょうか。