2023年12月19日更新

ドラマ「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」の全話あらすじ・最終回ネタバレ!原作なしの結末とは?

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『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』

2023年10月期のフジテレビ系月9ドラマは『ONE DAY 〜聖夜のから騒ぎ〜』。二宮和也、大沢たかお、中谷美紀のトリプル主演でおくる本作は、クリスマスイブの1日の間に起きた出来事を、1クールかけて描くこれまでにないドラマです。 この記事では第1話から最終話までのあらすじをネタバレありで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >ラストはどうなる?最終回のあらすじ

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【ネタバレなし】「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」のあらすじ

12月24日、午前0時の横浜。浮足立つ街から隠れるように、山下ふ頭で銃撃事件が発生します。ふ頭の一角で記憶を失って倒れていた男・勝呂寺誠司(すぐろじ せいじ)は、殺人の容疑をかけられ、逃亡。 一方、人気の老舗レストランのシェフ・立葵時生(たちあおい ときお)のもとには、見知らぬ男が侵入してきます。ローカルテレビ局「テレビ横浜」の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち ききょう)は、ふ頭の事件現場に急行。 これまで仕事一筋に生きてきた彼女でしたが、突然番組の終了を告げられ、これが「最後の事件」と意気込んでいました。 同時並行で進む3人の人生。無関係に見える3つの物語は、どのように絡み合い、どんな結末に向かっていくのでしょうか?

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

12月23日の23時30分。記憶喪失の男・誠司(二宮和也)は、気が付くと男の遺体の目の前に立っていました。落ちていたスマホに「逃げろ!山下ふ頭に来い!」と言われ、誠司は逃げ出します。そんな誠司を、警視庁管理官・蜜谷(江口洋介)と県警の狩谷(松本若菜)が追いかけることに。 そんな中、時生(大沢たかお)がシェフを務める店に誠司が逃げ込みます。誠司を泥棒だと思い追いかけようとした時生は、店の秘伝のデミグラスソースを全てこぼしてしまい……。クリスマスイブの予約をどうしようかと、時生は頭を悩ませます。 報道キャスターの桔梗(中谷美紀)は、担当している報道番組「日曜NEWS11」の打ち切りと料理番組への異動を言い渡されます。桔梗は最後の事件として、誠司の発砲事件を報道し始めました。

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ネタバレ

誠司は犯罪組織アネモネの2代目ボス・笛花(中川大志)と合流。誠司は記憶を失っており、笛花から5年前にアネモネに入ったことを聞きます。撃たれて亡くなった榊原という男は、警察に情報を売ったとのこと。笛花は「誠司さんには殺せない。僕が殺したんですから。冗談ですよ」と告げます。 笛花は、誠司に「逃げろ」と電話したのは自分だと言います。しかし電話で笛花はある男に「疑わしい者は殺せ。誠司でもな」と言われ……。誠司は隙を見て、笛花の元から逃げ出します。 時生は、店に拳銃が落ちていることに気づきます。梅雨美(桜井ユキ)たちは拳銃を捨ててしまおうかと話しますが、時生はすぐに通報しました。そして犯人からの報復を恐れた時生は「今夜店を開けるぞ!」と、突然意気込み始めます。 誠司は船に逃げ込み、警察に追われながらも何とか逃亡します。その後謎の女・柚杏(中村アン)に、蜜谷は誠司のことをよく知っていると言われ……。誠司はこれから横浜署に行って蜜谷に会い、「知りたいんだ。俺が誰なのか」と柚杏に伝えます。 その頃防犯カメラ映像を見た桔梗は、誠司の顔を見て驚いていて……。桔梗は会社に反対されても、必ず事件特集を報道すると決めたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日朝7時29分。誠司(二宮和也)は蜜谷(江口洋介)に会うため、柚杏(中村アン)と横浜警察署にやってきます。柚杏の職業はフリージャーナリスト。その時ちょうど、真礼(佐藤浩市)が愛犬フランを探しに、横浜警察署に来ていました。 桔梗(中谷美紀)は、誠司が大学時代の知り合いであることに気づきます。上司の命令を無視し、桔梗は特集を組むためにスクープを狙うことに。そんな時、葵亭で拳銃が発見されたという情報を得た桔梗は、査子(福本莉子)を葵亭に向かわせます。 誠司は真礼が不審者扱いされている隙を狙って、蜜谷の元へ。誠司は記憶がないことを蜜谷に明かしますが、狩谷(松本若菜)に見つかり逃げることに。誠司は屋上から隣のビルに大ジャンプし、GPSで追っていた笛花(中川大志)の車で逃亡し……。

ネタバレ

葵亭では、査子が時生(大沢たかお)に「クリスマスなんて嫌い」と言います。査子の母の命日と、査子の誕生日=クリスマスイブは同じ日とのこと。そんな査子は、梅雨美(桜井ユキ)に拳銃が見つかった状況を取材。その映像を見た桔梗は、後ろに映っている時生(大沢たかお)を気にしています。 一方誠司は、柚杏に蜜谷に会えたことを報告。柚杏は笛花がこちらを見つめているのが分かり、笑みを浮かべてその場を後にしました。 査子は桔梗とスクープを狙うことを決意し、桔梗は逃亡犯である誠司の名前を「天樹勇太」であると言い……。その誠司は、蜜谷の声と「逃げろ」と電話してきた声が一致していることに気づいたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午前9時。誠司(二宮和也)は笛花(中川大志)に連れられ医師の診療を受けます。誠司はずば抜けた記憶力を持っており、その記憶力を買った笛花の父が組織に誠司を入れたとのこと。 桔梗(中谷美紀)は恩師の元を訪ね、天樹が記憶力がよかったこと、家庭の事情で大学を中退したことを聞きます。桔梗は住所を辿り、天樹の住んでいたマンションで18年前に自殺者が出たため、取り壊されたことを知りました。 葵亭ではデミグラスソースがなく、時生(大沢たかお)は菊蔵(栗原英雄)たちと思案中。しかし時生と菊蔵はマナーのことで言い合いになり、高価なワインを割ってしまい……。

ネタバレ

誠司は過去に笛花を救い、左肩に傷を作っていました。笛花は誠司を組織の集まりに連れて行き、組織の面々は誠司が裏切り者ではないかと責め始めます。誠司は記憶を無くす前から、自分は組織でよく思われていなかったんだということに気づきました。 桔梗は18年前に自殺した警察官が、天樹悟であることに気づきます。当時飲食店で男が刃物を振り回し、悟はその男に拳銃を発砲し死亡させていました。正当防衛が認められたものの、悟は自殺。その息子が、天樹勇太だったのです。 時生は新作メニューを作ると意気込みますが、冷蔵庫の電源が抜けており食材は全滅……。そこでレア食材であるウチワエビを、皆で探すことに決めます。 誠司は1人で記憶を辿り、殺人事件の現場へ。ちょうどそこにいた桔梗は、誠司を発見します。桔梗は「天樹くん?」と誠司に話しかけたのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午前10時4分。誠司(二宮和也)は桔梗(中谷美紀)から、「天樹勇太」と呼ばれます。誠司は天樹ではなく「すぐろじせいじ」と呼ばれていることを桔梗に明かした時、警察に見つかってしまい……。誠司は逃亡を続けます。 時生(大沢たかお)たちはウチワエビを手に入れるため、近くの老舗レストランに分けてもらうことに。しかしそこのシェフは葵亭で修行をしていたのですが、時生とはソリが合いませんでした。ただ何としてもウチワエビを手に入れたいため、まずは時生がお願いしに行くことに。

ネタバレ

そして誠司は、蜜谷(江口洋介)と会うため待ち合わせ場所に向かいます。するとその時、蜜谷が赤い車にはねられてしまい……。ちょうどその場に、時生と桔梗も居合わせていました。桔梗はすぐにスマホのカメラで撮影を始め、リポートを開始します。 桔梗はテレビ局に戻り、これほどのスクープなのだから放送したいと訴えます。スタッフたちも賛同し、折口(小手伸也)が社長に直談判することに。 時生はシェフの松木(高嶋政宏)に、ウチワエビを分けてほしいと頼みます。しかし松木は時生に、「才能がない、先代の娘と交際していただけでシェフになった」と猛批判。梅雨美(桜井ユキ)たちは怒って帰ってしまいますが、時生は再び松木に頭を下げ……。 無事ウチワエビを分けてもらえた時生ですが、帰り道に誠司とぶつかります。この時、それぞれのスマホが落ちてしまいました。 「日曜NEWS11」の放送が始まり、いよいよ事件の報道と思った矢先、なぜかクリスマス特集がスタート。桔梗は最後の放送を終え、悔しさから1人涙を流します。 そして桔梗が外に出ると誠司がおり、誠司は「教えてくれ。俺について知っていること全て」と桔梗に頼んだのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後0時3分。桔梗(中谷美紀)は美術倉庫に誠司(二宮和也)を匿い、話を聞きます。誠司は「俺は殺してない」と訴え、桔梗は誠司に独占インタビューで無実を訴えるよう頼みました。しかし人が来てしまい、2人は逃げることに。 病院では蜜谷(江口洋介)が軽傷だったことが分かります。狩宮(松本若菜)は、蜜谷をひいた車が盗難車であること、その様子を撮っていた記者がいることを突き止めました。 その蜜谷は病院を抜け出し、笛花(中川大志)の元に誠司を探しにやってきます。蜜谷は「どこに匿ってんだよ!」と怒りだすも、笛花は「榊原をやったのはあなたなんじゃないですか」と言い……。蜜谷はその場を立ち去りました。

ネタバレ

時生(大沢たかお)たちはウチワエビの試作を重ね、皆で試食をします。しかしどうしても、あのビーフシチューには敵いません。 誠司は桔梗に、「蜜谷が犯人かもしれない」と告げます。そこで桔梗は、車ではねられたのが蜜谷であると理解しました。誠司の姿がバレそうになり、桔梗は誠司に着ぐるみの「よこテレちゃん」を着せます。その時、狩宮が桔梗を訪ねてテレビ局にやってきました。 狩宮は勝手に、桔梗が撮影した蜜谷のひき逃げの映像を見ます。そこに誠司が映っていることに気づき、査子(福本莉子)は「天樹勇太」と叫んでしまいました。狩宮は桔梗に「何か掴んでいるのでは?」と言いますが、桔梗は情報源は明かせないと強く訴えます。 一方真礼(佐藤浩市)は、テレビでフランの情報を流してほしいと国枝(梶原善)に訴えています。その頃筒井(丸山智己)は折口(小手伸也)に、危険分子の桔梗を報道から外すように通告し……。 時生がスマホを見ると、なぜか電源が切れていることに気づきます。電源を入れると、笛花はスマホの位置情報をすぐに確認し……。そして誠司が「蜜谷を連れて来い」と桔梗に連絡した時、誠司は何者かに襲われてしまったのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後1時23分。誠司(二宮和也)を襲って監禁したのは、アネモネの幹部・安斎(米本学仁)たちでした。安斎は誠司を裏切り者だと思い、今夜の取引に必要なスマホアプリの顔認証を自分にするよう誠司に命令。誠司は了承します。 桔梗(中谷美紀)は蜜谷(江口洋介)に連絡し、誠司が指示した墓地に蜜谷を呼び出します。一方狩宮(松本若葉)は誠司と蜜谷が墓地に来るという情報を得て、途中蜜谷に出くわしました。 蜜谷は狩宮に、誠司はアネモネの一員だが取引が終わるまで泳がし、その後真犯人を差し出すと言い残し……。

ネタバレ

桔梗と蜜谷は墓地で落ち合い、情報を交換します。周辺には警察官が張っており、誠司は墓地で蜜谷と会うことをあえて通報していました。 組織の誰かがその墓地にいれば、その人物が組織の裏切り者だとあぶり出すためです。安斎は仲間の牧瀬に連絡。牧瀬は墓地にいて、笛花(中川大志)に「蜜谷を消せ」と言われて墓地にいると言います。 その笛花は、誠司のスマホを追って葵亭へ。時生(大沢たかお)は笛花をヘルプに来てくれる予定の武智だと勘違いし、笛花は料理をさせられることに。しかし笛花は全然料理ができず、時生はイライラします。 その頃、柚杏(中村アン)は自分の警視庁職員証を使って、警視庁の中へ。一方安斎は誠司を消してミズキを引きずり降ろそうと、誠司を自殺に見せかけて殺そうとします。そこに携帯の取り違えに気づいた梅雨美(桜井ユキ)が、誠司の持っている時生のスマホに電話をし……。 安斎が気を取られた瞬間、誠司は監禁場所から脱出し逃亡。笛花も正体がバレ、誠司のスマホを持って葵亭から逃げ出します。笛花は誠司のスマホにかかってきた桔梗からの電話に出て、桔梗が誠司のことを「天樹」と呼んだことに気づいたのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後2時19分。査子(福本莉子)が笛花(中川大志)を尾行し始めた時、桔梗(中谷美紀)は葵亭へ。桔梗は5年ぶりに時生(大沢たかお)に再会したようで、査子がいつも時生が作ったお弁当を美味しそうに食べていることを伝えます。 一方誠司(二宮和也)は、桔梗から査子の尾行を聞きます。フランを探す真礼(佐藤浩市)に話しかけられた誠司ですが、その時笛花と尾行する査子の姿を発見。査子は尾行がバレて笛花に連れていかれ、誠司はその後を追います。 笛花は査子を監禁し、桔梗に電話。笛花は天樹勇太は誰だと問い、桔梗は大学のゼミの後輩であることを説明します。桔梗は「この事件から手を引くから、解放して」と訴えますが、笛花は「解放するのは明日の朝だ」と言い……。

ネタバレ

葵亭で一連の会話を聞いていた梅雨美(桜井ユキ)は、天樹の名前を聞き表情が変わります。その頃誠司も笛花に電話をし、天樹勇太など知らないと誠司は説明。2人は横浜スタジアムの屋上で会う約束をします。 査子のスマホのGPSから居場所が横浜スタジアムと分かり、時生、桔梗、折口(小手伸也)など皆が査子を捜索に向かいます。その頃誠司を追った安斎(米本学仁)も横浜スタジアムへ。そこで安斎は笛花に出くわし、笛花は警察との繋がりを認めますがアネモネを守るためだと告白しました。 すると隙をついて、誠司が査子を救出。2人で逃げているところに時生が現れたため、誠司は再び逃亡しました。 そのころレストランでは、梅雨美が、5年前のクリスマスイブの夜、天樹に「2年待っててほしい」と言われたことを皆に伝えます。2年後のクリスマスイブにまたこの店でディナーしようと約束した梅雨美のため、時生は何としても今日店を開くと改めて決意しました。 一方誠司は桔梗に、コスモワールドで蜜谷に会うことを報告。そしてついに、誠司と蜜谷が対面し……。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後3時37分。誠司(二宮和也)は蜜谷(江口洋介)と対面し、警察やアネモネから逃げるために路線バスに乗り込みます。しかしアネモネの幹部・神林(一條恭輔)が乗り込んでしまい、誠司に拳銃を突きつけました。 するとフランを探している真礼(佐藤浩市)がバスの前に飛び出し、急停車。隙をついて神林を気絶させ、拳銃を拾った誠司。誠司は後ろから笛花(中川大志)がバイクで尾行していることに気づき、誠司は蜜谷に拳銃を向け……。

ネタバレ

誠司はあえてバスジャックに見せかけ、警察に周りを囲ませて笛花を近づかせないようにします。そして蜜谷は、天樹勇太を殺したのは自分で天樹が「警察官」であることを明かしました。警察の不正を偶然知って警察を追い出された天樹を引き取り、警察にいた痕跡を消したのも蜜谷とのこと。 さらに蜜谷は、天樹を勝呂寺誠司としてアネモネに送り込み潜入させていました。榊原を殺したのは自分ではないと、蜜谷は否定したのです。 すると妻の墓参りに向かうためバスに乗り合わせていた時生(大沢たかお)が、誠司に梅雨美(桜井ユキ)のことを問います。しかし誠司は覚えてないと言い……。 桔梗(中谷美紀)はバスジャックの一報を聞き、現地で取材を続けます。査子(福本莉子)は、葵亭で梅雨美に天樹勇太との関係についてインタビューをしていました。 誠司は特殊部隊が突入する前に、バスの乗客たちを解放します。その時、バスの中で銃声が響き……。果たして誠司は蜜谷を撃ったのでしょうか。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後4時43分。誠司(二宮和也)は病院に運ばれ、狩宮(松本若菜)が同乗します。一方蜜谷(江口洋介)は、誠司が暴れ始めたため誠司を撃ったと供述しました。 しかし誠司は少ししてから、拳銃を狩宮や救急隊員に向け、救急車から逃亡。実は誠司はケチャップを血に見たて、撃たれたふりをしていただけで……。誠司は時生(大沢たかお)に「撃たれた」と叫ぶよう頼んでおり、狩宮も誠司を逃がすことに協力していたのです。

ネタバレ

桔梗(中谷美紀)は、誠司が撃たれていないことを時生から聞きます。そして誠司は、桔梗との約束を守ると時生に伝言を残していました。 実は監察官だった柚杏(中村アン)は、蜜谷とアネモネの繋がりを調べていたことが判明。蜜谷に「監察官なら警察の裏切り者を捕まえろ」と言われた柚杏も、他に裏切り者がいると思い始めていました。 誠司は笛花(中川大志)に会い、蜜谷に「今夜の取引場所を聞いてくる」という条件で逃げ出してきたことを告白。誠司は笛花に、今夜の取引は中止した方がいいと訴え、誠司は取引相手に取引場所の変更を伝えました。 一課長の一ノ瀬(遠山俊也)は、狩宮が誠司を逃がしたのではないかと捜査から外すことに。一方葵亭では、今日しか作れない愛情のこもったスペシャルメニューを作ることが決定します。 横浜テレビでは桔梗に20時に密輸取引が行われると情報が入り、急遽生放送の歌番組をジャックして中継することを決めます。 誠司は笛花に、実は記憶が戻っていることを告白。蜜谷はまだ誠司の記憶は戻っていないと思っており、潜入捜査官の誠司が笛花に同情し始めてから計画が狂ったと明かし……。蜜谷は記憶喪失の誠司を捨て駒にし、20時の取引場所で誠司たちを逮捕しようと計画します。 その頃柚杏は、警察情報にアクセスして天樹勇太のデータを全て削除していて……。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後5時50分。笛花(中川大志)の元に父の紫陽(遠藤憲一)から電話が入ります。紫陽は笛花に、誠司(二宮和也)は潜入捜査官だから取引は中止するよう指示。しかし笛花は「そんなことは知っている」と言い、取引続行を父に告げたのです。 その頃蜜谷(江口洋介)は、一ノ瀬(遠山俊也)にアネモネの取引場所を内密に伝えます。しかし一ノ瀬は蜜谷を裏切り、令状を取ってアネモネのアジトのバーに踏み込むも、そこには誰もおらず……。 蜜谷は一ノ瀬が裏切ると踏んでおり、柚杏(中村アン)が一ノ瀬に「誠司と笛花の取引現場へ行きましょう」と誘導します。

ネタバレ

一方葵亭には、蜜谷に裏切られた狩宮(松本若菜)がやってきます。狩宮は蜜谷に頼まれて誠司を救急車から逃がしたのですが、捜査から外されてしまいました。 時生(大沢たかお)は狩宮に、誠司から「あなたとの約束は守ると伝えて」と桔梗(中谷美紀)への伝言を託されたことを明かします。そして葵亭ではディナーの時間が始まり、多くの客が来店。 狩宮は桔梗の元に行き、情報交換。2人は警察内部の裏切り者を探るべく警察に潜り込み、アネモネ関連の事件を調べます。すると20件中3件が検察に送致されておらず、担当は一ノ瀬だと分かり……。 誠司は笛花と取引現場に向かうも、誠司が蜜谷に現場を教えていたことが笛花にバレてしまいます。笛花は誠司を拘束し、「榊原は俺が殺した」と自供。誠司に取引現場を再び変更させ、無事薬物売買の取引は成立しました。 一方横浜テレビでは、20時に緊急生中継を開始。査子(福本莉子)が台本を読み始めますが、桔梗はまだ取引現場に着いていません。 蜜谷も誠司に言われた取引現場に行くも、誰もおらず……。蜜谷はこのことを桔梗に連絡。誠司はこの時、笛花に銃口を向けられていたのでした。

最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

24日午後8時7分。笛花(中川大志)は誠司(二宮和也)に拳銃を向けますが、そこにある男がやってきてこの場所から離れるよう告げます。その男とは、一ノ瀬(遠山俊也)。警察内部にいたアネモネに情報を流していた裏切り者は、一ノ瀬でした。 その頃蜜谷(江口洋介)は、紫陽(遠藤憲一)たちに取り囲まれていて……。

ネタバレ

桔梗(中谷美紀)は生中継の準備を整え、いざアネモネと麻薬組織の取引現場へ。誠司は警察を裏切っておらず、そのまま警察も到着しアネモネと麻薬組織は捕まることになったのでした。 榊原を殺害したのも笛花で、笛花は誠司を助けたくて榊原を殺害。笛花は出所したら一緒にハンバーガーを食べてほしいと誠司に頼みますが、誠司は「勝呂寺誠司はもういない」と申し出を断りました。 蜜谷は誠司の潜入捜査官の任務を解きますが、誠司はもう警察には戻らないとのこと。誠司はある場所に向かい、テレビで誠司の無実を知った梅雨美(桜井ユキ)は安堵していました。 時生(大沢たかお)は客たちに、お弁当のようなディナーを振る舞います。てんやわんやの中店の様子を見にやってきたのは、なんと葵亭の先代・真礼(佐藤浩市)でした。 無事営業を終え、時生は桔梗とは5年前に自転車と車でぶつかりそうになって出会ったことを皆に明かします。一緒に桔梗の自転車を買いに行ったものの、交際には発展しなかったとのこと。 桔梗は査子(福本莉子)と葵亭にやってきて、時生と今日の出来事を話します。そこにやってきたのは天樹(二宮和也)。天樹は梅雨美を抱きしめ、「遅いよバカ」と涙を流し……。 真礼がサンタの格好で風船を配っていると、そこにフランが帰ってきます。こうして、12月24日は幕を閉じたのでした。 2024年のクリスマスイブ。桔梗は料理番組のMCとなり、ゲストに時生が登場。葵亭では、新たな従業員が加わっていました。その見習いとは、なんと天樹だったのでした。

【時系列】1日の流れを一覧で解説

2023年12月23日 23:30 誠司:目の前に遺体と拳銃を発見。
2023年12月24日 0:00 桔梗:事件現場から中継。
2023年12月24日 2:13 誠司:蜜谷が誠司の逃走姿を見る。
2023年12月24日 6:18 時生:店の中で拳銃を発見。

2023年12月23日、23時30分。記憶喪失の誠司は、目の前に遺体と拳銃を発見します。何者かに電話で「逃げろ!」と言われ、誠司は警察に追われながら逃げることに。 24日0時、桔梗は事件を受けてすぐに現場から中継を開始。時生はデミグラスソースをこぼしたことに絶望します。2時13分、逃げる誠司を蜜谷が見つめています。 6時18分、時生は店の中で誠司が落としたと思われる拳銃を発見。この時誠司は、柚杏に尾行され……。6時38分、時生の店に警察がやってきて、誠司は船に飛び乗って逃亡に成功。 7時19分、誠司は「自分が誰なのか知りたい」、桔梗は「事件を特集する」、時生は「店を開ける」ことをそれぞれ決意しました。

2018年と2023年の関係とは?

第1話の最初のシーンは、2018年12月24日でした。真礼(佐藤浩市)がサンタの恰好で子供たちに風船をプレゼントし、誠司、時生、桔梗の3人は同じ場所でそれぞれ誰かに会っている様子。 桔梗は「ありがとう、さよなら」と誰かに別れを告げ、3人は同じツリーを別の場所から見上げていました。 その後2023年がスタートし、誠司が5年前の2018年にアネモネに入ったことが判明しました。推測ですが、誠司は潜入捜査官としてアネモネに入るため、2018年に桔梗と別れたのではないかと考えられます。

【予想】誠司が追われている事件の犯人とは?

第1話で、笛花は「誠司さんには殺せないですよ。俺が殺したんですから。冗談ですよ」と発言。 自らが榊原を殺害したような発言をし、いきなり犯人が判明したのかと驚きましたね。まだ第1話ですし、笛花が犯人という安易な展開にはならないと予想します。 現時点では、犯人は蜜谷の可能性が高いのかなと予想します。警視庁である蜜谷が、なぜか横浜の事件に介入している点。誠司に「逃げろ!」と電話をしたのは、恐らく蜜谷。怪しい点が満載ですね。 ただまだ真礼の正体も分かりませんし、笛花と電話をしていた人物(遠藤憲一?)も怪しいです。

怪しい男・真礼(佐藤浩市)との関係は?

冒頭にサンタの恰好をし、2023年には愛犬フランと暮らしている真礼。公式の相関図では誠司、時生、桔梗に「関与?」していると書かれており、とにかく怪しさ満点です。 まず真礼は、「アネモネの初代ボス」の可能性が高いです。笛花は2代目のボス。初代がいることとなり、キャラクターや年齢を考えて真礼が初代ボスだったのではないかと推測されています。 また真礼は愛犬フランがいなくなり、探し始めます。このフランが、誠司たちとどう関係していくのか。第2話以降はフランを探す真礼の行動に、要注目ですね。

「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」は原作がある?

『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の脚本を担当するのは、映画『翔んで埼玉』(2019年)や「ルパンの娘」シリーズなどを手掛けてきた徳永友一です。 本作は原作のないオリジナル脚本。3人の主人公たちのクリスマスイブという、たった1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語になっているようです。

「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」その他のスタッフ

演出は鈴木雅之

本作の演出を務めるのは、映画「マスカレード・ホテル」シリーズや「HERO」シリーズなど人気作で監督として活躍してきた鈴木雅之。 これまで大ヒット作を数多く手掛け、近年では『劇場版ラジエーションハウス』(2022年)などの監督として辣腕を振るっていたてきた彼が、本作をどのように演出するのか、期待が高まります。

プロデューサーは成河広明

プロデューサーを務める成河広明は、これまで「コンフィデンスマン」シリーズや「リーガル・ハイ」シリーズ、「ストロベリーナイト」シリーズなど、こちらも数多くのヒット作を手掛けてきた名プロデューサー。 彼が携わった作品の多くは、コメディ要素を取り入れながら伏線の回収が見事で、評価の高い作品ばかり。本作でもその手腕が発揮されること間違いなし!

「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」の主なキャスト

勝呂寺誠司役/二宮和也

記憶喪失の男・勝呂寺誠司を演じるのは、男性アイドルグループ「嵐」のメンバーである二宮和也です。同じく主演を務める大沢たかお、中谷美紀とは、今回が初共演となります。 これまで数多くのドラマや映画に出演し、高い評価を受けてきた二宮。本作ではどのような演技を見せてくれるのか、注目が集まります。

立葵時生役/大沢たかお

大沢たかお

頑固な老舗レストランのシェフ・立葵時生を演じるのは、大沢たかお。二宮とは今回が初共演、中谷美紀とは大ヒットシリーズ「JIN-仁-」以来の共演となります。 彼が演じる時生は、妻を亡くして以来「もう二度と誰も愛することはないだろう」と、孤独な人生を送ってきました。しかし、彼にも一度だけ、一瞬の恋に落ちた相手がいたのです。

倉内桔梗役/中谷美紀

中谷美紀

「テレビ横浜」の報道キャスター・倉内桔梗を演じる中谷美紀は、今回が月9ドラマ初主演。 中谷演じる桔梗は、仕事一筋に生きてきたにも関わらず、突然異動を言い渡されてしまいます。納得できないまま、勝呂寺が容疑者となっているふ頭の事件を追うことに。 独身を貫いてきた彼女にもまた、忘れられない人がいて……。

ドラマ「ONE DAY(ワンデイ) 聖夜のから騒ぎ」のあらすじネタバレを最終回まで

情報解禁時から豪華すぎるキャストが話題になった『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』はオリジナル脚本です。今から秋の放送が楽しみですね。 この記事ではドラマ内容やキャストなど新情報が入り次第更新していきます!