「にじさんじ」葛葉(くずは)が沼すぎる！超人気VTuberの底なしの魅力に迫る

葛葉は親のスネをかじりつづけているニートのゲーマー吸血鬼です。魔界の名家の三男らしく、わがままで気まぐれな自由人。 親の都合で一家で人間界にやってきたそうですが、今は家族は魔界に帰ってしまっています。葛葉はいつか石油王に求婚されて楽して生きることを目標にするほど、お金に目がない現金なヴァンパイアなのです。

葛葉の配信の何がすごいのか。いろいろあるのですが、葛葉を何も知らない人に布教するなら、まずはライバーの命でもあるトーク力を推させてください！ 即興でその返しできる人間いる？あ、吸血鬼だった……。と思わず唸ってしまうキレキレなトークは、いつまでも聴いていられます。瞬時に飛び出るワードセンスも卓越しており、観ているとあっという間に数時間が溶けてしまうほどです。

葛葉の配信はゲームがメインで、その成長っぷりが見て取れるのも魅力です。ライバーのなかにはガチゲーマーレベルの腕前をもともと持っている人もいますが、葛葉は努力型。初心者として始めたゲームで、数ヶ月にはリーダーになったことも。 一見すると努力を嫌いそうな雰囲気なのに、実は頑張り屋。そのギャップがたまりません。

生粋のゲーマーである葛葉は、長時間配信もお手の物。大会を終えた後に無限二次会をすることもあれば、23時間連続APEX配信をすることも。寝て起きたらまだやってたというコメントが乱舞するのも日常茶飯事です。 本当に好きじゃないと絶対こんなに長時間できませんし、そのゲームへの愛と執念に感服です！

煽り芸や生意気な言動が多いイメージの葛葉ですが、それだけじゃない！実はかなり良識的で仲間思いな人物でもあります。 アンチコメントに悩む仲間には、ファンを傷つけるプライドは捨てるべき、アンチコメントにある意味依存している、と厳しくも愛のある助言をしていました。本人のことを真剣に考えているその優しさに泣けます……！

ゲーム配信もおすすめなのですが、葛葉のめちゃイケボな歌から沼に入るのもおすすめです！歌ってみた動画も最高ですが、2021年にはオリジナルシングルもリリースしているのでそちらもぜひ聴いてみてください。 歌声になると、甘く痺れるような色気が数割増しになり耳が幸せに……。ライブでは3Dで登場するので、心臓が保たないファンが続出します。

葛葉はもともとイラストを手掛けていたブタと一緒に個人勢として活動を開始します。同時期ににじさんじ運営会社からスカウトをされますが、しばらくは個人勢として活動を継続していました。 ちなみに当初タッグを組んでいたブタとはにじさんじ所属後もコンビを解消せず、ブタは葛葉のスーパーペットとして活動のサポートをしています。

個人勢としての活動開始から約5ヶ月後、かねてからの契約通りにじさんじのゲーム配信者特化グループ・にじさんじゲーマーズに加入します。葛葉はにじさんじ初の外部加入者でもありました。 ゲーマーズの同期は魔界ノりりむ・雪汝(せつな)・椎名唯華(しいなゆいか)です。

界隈では女性VTuberが登録者数やスパチャ数で上位を占めているのですが、そこに食い込んでいるのが葛葉です！葛葉は男性VTuberで初の登録者数100万人を突破した、いわば男性VTuberのパイオニア。100万人突破は数多くいるにじさんじライバーのなかでも初の快挙でした。 累計スパチャ額も2億超え！2023年7月現在、登録者数は150万人を超えており、名実ともに男性VTuberのトップを走っています。

身内限定の口の悪さと途切れることなく続くハイテンショントークが魅力の葛葉ですが、活動初期はもっと魔界流コミュニケーションである「マウントを取る」ことに全振りしていました。 ですが、実は人見知りで炎上を怖がるヘタレな一面があったり、仲間思いな性格を知ったあとだと、イキっていた過去もなんだか微笑ましいです。

設定としては救いようのないクズ吸血鬼なのですが、配信を観ているとそれが葛葉の本質でないことはすぐに分かります。煽りムーブはしますが、決してコラボ相手やそのファンが不快になるようなことはしません。 ちゃんとみんなが笑って楽しめるよう配慮したうえで、初心者を気遣ったり、配信が盛り上がるよう進行したりと、葛葉は本当にできる子なのです。

葛葉のママはTwitterフォロワー18万人超えの人気神絵師・本田ロアロです。にじさんじグループ所属以降は、ロアロ先生の美麗イラストが葛葉の官能的な魅力をよりいっそう引き出してくれています！個人勢時代はブタがママでした。 ロアロ先生はにじさんじでは他に長尾景(ながおけい)や、中国ライバー・千春も担当しています。

葛葉は吸血鬼なので姿形も自由に変えられます。ときには超絶美少女な女体化・サーニャちゃんを披露してくれることも。ブレイク前はバ美肉路線での活動も考えていたそうです。 黒ドレスに身を包んだかわいすぎるサーニャ姿は、当初ハロウィン限定でのお披露目でした。その後、歌ってみたのMVなどにも登場するので、ぜひ探してみてください！

「VTuber最協決定戦」には初回から全回出場しています。5回大会は総合12位という結果に終わりましたが、1回目は総合3位、3回目は総合5位、そして4回目は卯月コウ・イブラヒムと組んで総合優勝を獲得！ 2021年にはカスタムマッチ「VCC APEX」に山田涼介とプロゲーマー界で知らない人はいない関優太(元StylishNoob)とチームを組んで出場、大きな話題にもなりました。

かなり精密なゲームテクが求められるFPS「VALORANT」の大会でも、葛葉の参加するチームは高頻度で好成績を残しています。葛葉は元プロ相手に連続キルを決めるなど、プロ級の参加者と遜色ない活躍を見せていました。 彼のすごいところは、負けてからの成長！敗北があってもそれをバネに次の大会で熱い活躍を見せてくれるので、追うのをやめられません。

「LoL」こと『League of Legends』も葛葉の強さを実感できるゲームです。戦術ゲームなので、葛葉の頭の回転の速さが実感できるゲームでもありますね！k4sen主催の大会ではチーム優勝やMVPを多数獲得しており、葛葉の「LoL」練度の高さがうかがえます。 「LoL」配信で人気のスタンミじゃぱんとのカスタムマッチでは、仲の良さからスタンミを煽りまくるイキイキした葛葉も味わえます。

じっくりと1時間をプレイキャラ「クズピー」のキャラメイクに費やすところから始まる葛葉の「エルデンリング」。死因の総合デパートかと思うほど、全力で楽しんで全力で力尽きていく葛葉の姿が楽しめます。 アクションRPGなのでクリアまでの道中、延々と葛葉のトークを堪能できるのも見どころです。

葛葉はジャンルに囚われず、気になったゲームや流行りのゲームをどんどんやってみるスタイルです。「スプラトゥーン」や「マリオカート」「ハリーポッター」「ポケモン」など、再生リストを覗くといろんなジャンルのゲームタイトルが並んでいます。 なにかしら好きなゲームタイトルが見つかると思うので、まずは気軽に1本覗いてみてください！

これはたしかに吸血鬼の貴族です、と思っちゃう色気が歌声からダダ漏れ。配信時の前のめりの発声とは違う抜いた歌い方がうまく、耳に心地よい余韻を残してくれます。 どこを切り取ってもイケメンな声なのですが、なかでも歌途中で登場する「ハハッ」という殺傷力の高いボイスが推しポイント。この一瞬で自身が石油王でないことを恨むには十分です。

2021年9月、葛葉も作詞で参加した初のオリジナル楽曲『コントレイル』を発表。同曲をひっさげてのソロライブでは、「Virgin Music」から歌手としてのメジャーデビューが発表されました。ついにアーティスト・葛葉が誕生します。 初アルバム『Sweet Bite』も好調で、日本ゴールドディスク大賞の「ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)」を受賞しました。

ゲーム実況や雑談配信でも十分に葛葉の魅力的なトークを楽しめますが、歌ってみたには歌ってみたでしか摂取できない栄養があります。普段から仲がいい相手との歌ってみた動画ではとくに、歌だからこそ見えてくる相性が感じられて一聴の価値あり！ もちろん、メジャーデビューした葛葉のソロアーティストとしての今後の活躍にも期待大です。

男性Vtuberを牽引する人気者とあって、葛葉はいろんなコラボやチームに参加しています。ここではその中から一部を抜粋して紹介！コラボメンバーやエピソードなどを見ていきましょう。

葛葉と叶は「ChroNoiR(くろのわーる)」というユニットを組んでいます。葛葉が個人勢の頃に結成したユニットで、のちに葛葉のゲーマーズ所属が公表され、以降はゲーマーズ内ユニットという立ち位置に。 2人は性格は正反対に見えるのですが、公私共に仲良し。親友でよきライバルという、オタクが大好きな成分で成り立つ2人です。

「かなちーくず」は叶(かな)と勇気ちひろ(ちー)と葛葉(くず)のチームです。 APEXの大会出場を機に結成されました。当初はChroNoiR＆勇気で「くろのわちー」という名称でしたが、後に変更されてよりチーム感が高まりました。大会後も半年に1回ほどのペースでコラボ配信をしています。

「ド葛本社」はドーラ、葛葉、本間ひまわり、社築(やしろきずく)の4人によるコラボです。それぞれの頭文字がグループ名になっています。 バーチャル家族設定がこのコラボの最大の尊みポイント！社が父、ドーラが母、本間が姉、葛葉が弟という設定の寸劇が繰り広げられます。葛葉の反抗期真っ盛りの中学生男子ムーブがかわいいです。

ルザキンこと「ルーザーキングス」は葛葉、魔界ノりりむ、卯月コウ、プロゲーマーすももの4人のコラボ名です。にじさんじ所属のりりむ・卯月・葛葉の3人のコラボ時にもこの名称が使われています。 2023年4月には3人での歌ってみたを公開。男性(100歳超え)・男性(中学生)・女性(10歳)とは思えない美少女3人が並ぶ絵面にファン大歓喜でした。

「VACHSS(ヴァックス)」は葛葉・叶・加賀美ハヤト・不破湊(ふわみなと)・夢追翔(ゆめおいかける)・剣持刀也(けんもちとうや)による6人組コラボユニットです。2021年の「にじさんじ Anniversary Festival 2021」にて結成。 人気男性メンバーが集うパフォーマンスはまるで国民的アイドルのよう。次のステージが待ち遠しいです。

「比類なき才能の証明」は「APEX VTuber最協決定戦」シーズン4に卯月コウ・イブラヒムとエントリーした際のチーム名です。奇跡の逆転優勝を果たして、チーム名にふさわしい結果を残しました。 優勝への軌跡がアツすぎたこと、努力という名の才能を見せてくれたことで、高い人気を得たコラボです。

広すぎる葛葉の交友関係の中から、今回はその一部を紹介！全員を紹介しきれず心苦しいのですが、それだけ彼の人脈は幅広いのです。紹介しきれないほど人望が厚い葛葉の、交友関係の一部を見ていきましょう。

くろのわの見出しでも紹介しましたが、叶と葛葉はプライベートでも仲良し。オフコラボでは、こちらを蚊帳の外にするほど2人しか通じない話をすることも。付き合いも長く、観ていて安心できる安定の関係性です。

乾伸一郎(いぬいしんいちろう)は「バーチャル忍者YouTuber」です。個人勢時代の葛葉のイキった言動を諭した人物。葛葉いわく「命の恩人」で、以降彼のことを「乾殿」と呼ぶほど深く尊敬しています。

元石油王のイブラヒムとは、大会で「血祭りブラザーズ」を結成。漫画やゲームの好みが合うそうで、葛葉のなかの「気まずくないリスト」入りを果たす稀有な人物です。その仲の良さは兄弟説が出るほど。

ふわっちこと不破湊は、その言動がなにかと葛葉のツボに入る後輩です。「ARK」の仲間として葛葉が勧誘したこと、不破のAPEX引退をかけた配信で葛葉が最後まで協力したことなどをきっかけに親交を深めています。

高いトーク力を誇る2人は、葛葉が個人勢時代からお互いにその存在を意識していたそうです。剣持の「もちさん」呼びは葛葉発。お互いにふとした瞬間に名前が出るなど、尊い瞬間が多い2人です。

「ぶいすぽっ!」の一ノ瀬うるはとは、ちょっとした誤解からギクシャクした雰囲気に。後に2人はチーム「秘伝の一族」として大会に出場。そこでは背中を任せあえる熱い戦友っぷりをみせてくれて、関係性の変化がエモいと話題になりました。

個人勢のピーナッツくんは葛葉が思いっきり悪態をつける相手です。葛葉の元気な煽りが観たいときにはピーナッツくんとの絡みが助かります。ピーナッツくんもイキリキャラなので、2人が揃うと賑やかです。

ストリーマーのスタンミとは「LoL」好きなゲーム仲間で、大会に一緒に出たこともあります。まるで長年の付き合いがあるような距離感で、SNSでのやりとりなども眺めているとニヤニヤしてしまいます。

魔界ノりりむは葛葉にとって思いっきりプロレスができる悪友のようなゲーマーズの同期です。葛葉が配信でりりむを煽りまくって、それを観ていたりりむがSNSで葛葉をブロックしたことも。仲良すぎる兄妹感がかわいい2人です。

1期生の先輩・月ノ美兎は葛葉が「自分には出来ないことをやれる人」として尊敬している相手です。配信スタイルが違うのでコラボはほぼありませんが、嫌いな食べ物で1日を過ごす委員長の企画での2人の掛け合いも好評でした。

ストリーマー・釈迦を葛葉が全力で煽って、釈迦が爆笑するという様式美が成り立つほど、2人は仲良しなゲーム仲間です。葛葉の愛ある笑える煽りの才能を、釈迦は全力で引き出してくれます。トークの相性のよさが抜群です。

「VTuber最協決定戦 Ver.APEX LEGENDS Season4」で葛葉たちのチームのコーチを担当したのがうるかです。コーチに生意気な言動をするものの、なんだかんだいってうるかへのリスペクトが垣間見える大会は胸熱でした。

彗星のごとく現れ一気に葛葉の登録者数を抜き去ったサロメ嬢。葛葉とともににじさんじライバーを牽引する存在です。葛葉も自身の雑談内で、VTuberを観ていない層にアプローチするサロメ嬢の配信を絶讃していました！

渡会雲雀(わたらいひばり)は葛葉の後輩・VOLTACTIONのメンバーの1人。プレゼントをあげたり一緒にゲームをやったりとかわいがっている後輩です。クロノワのどっちか派を選ぶ企画では、ヒバも葛葉を選んでいました。

天ヶ瀬むゆも後輩ライバーの1人。葛葉が主宰した「KZHCUP in PUBG」にも出場していました。大会の実況に回った葛葉が、1人置いてけぼりをくらった天ヶ瀬に爆笑している姿は必見です。

会話の瞬発力とキレが半端ない葛葉の名言の一部を紹介。名言(迷言)が多すぎるので一部抜粋となりますが、どれもインパクト大です。

お悩み解決数が年間8兆超えを自称する葛葉のお悩み相談会での名言。「彼女ができません」というリスナーからのお悩みを一瞬で解決。天才か。石油王であれば性別問わずという自身のポリシーもしっかり反映した回答なのは流石です。

新衣装お披露目でもはや「無理」しか発せられなくなったリスナーへの、葛葉からの愛あるお言葉「恋してけ～」。チャームを発動して何度も恋をしろと命じて、多くのリスナーの恋心を手玉に取りました。

蚊の話題が出た際、蚊はメスしか血を吸わないという雑学を披露した葛葉。それに対して「そんなことも知らないの？」と反論されると、すかさず「そんなこと知って何になんだよ」と返します。脅威の手のひら返しに一同が戦慄しました。

あまりにキレが良すぎる暴言ラップ。言語センスだけでなく音楽センスのよさも感じさせてくれる名言です。暴言ですが……。暴言の羅列に「塵」が入っているのも、葛葉の独特のセンスを感じられていいですね。

脳内を全部垂れ流してくれる脊髄トークで小説を生み出してしまう奇才・葛葉。ゲーム中とは思えない圧巻の言語化能力で、実況を観ているのか小説の読み聞かせを聴いてるのか、リスナーの脳がバグる回です。

いまは魔界に帰っている家族は父親と母親、そして兄2人がいます。長男は3男の葛葉を甘やかしてくれる優しい人物で、次男は勉強熱心なクール系。また詳細は不明ですが人間界に嫁入りした姉がいるそうです。

吸血鬼の血をひく葛葉ですが、ニンニクや十字架などは大丈夫とのこと。彼は兄弟のなかでも純血種の母の血を濃く引いており、夏の太陽光が若干苦手なようです。

公式サイトによると、ボディソープは「Dove」、洗剤＆柔軟剤は「LAVONS」の「シャイニームーン」。シャンプーは「Aujua」の「オージュア・クエンチ」を使っているとのこと。

ヴァンパイアなので主食は血液です。血がもっとも体力回復できますが、葛葉は生肉からも魔力変換ができるので好んで食べています。人間界の食事は嗜好品として吸血鬼にも高評価らしいです。

葛葉の場合は体調不良時など、弱った際に吸血衝動に襲われるそうです。ただ人間界では傷害罪を危惧して、人からの吸血行為はしていません。代わりに緊急用の血液パックを常備しています。

「イマド」とは「イマジナリードッグ(イマジンドッグ)」のこと。昔から犬を飼いたかった葛葉が、脳内で飼っている犬のことです。そこから実際に「リアド(リアルドッグ)」も飼い始めました。

葛葉の落書きから生まれた魔物キャラが「石田」です。当初は「いっせきにちょ男」という名前でした。その後、「葛葉の日」に発表された個人グッズ第2弾では、ついに石田がグッズ化。ほかにもサブ垢のアイコンになるなど、石田大活躍です。

ファンネームはもともと「火畜」でした。初期は炎上につながりそうなイキリ発言があると、コメント欄に火の絵文字が放たれていたこと。葛葉のペットのブタ同様リスナーも家畜であることから、「火畜」が使われていました。 ただ、2023年の元日配信で、世間体的にあまりよろしくないという理由から、新たなファンネーム「ラグファミ」が誕生したのです。

VTuberとして第一線で活躍する葛葉を紹介しました！コラボ相手や配信内容でいろんな顔を見せてくれるので、まずは切り抜き動画や歌ってみたなどで気軽に葛葉に触れてみるのがおすすめ。そしてしっかり沼にドボンしちゃってくだちい！