漫画『従僕と鳥籠の花嫁』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！令嬢と使用人の禁断の恋模様

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江戸時代から続く名家である院瀬見家の長女である藤乃は、名家の家に嫁ぐという役割を果たすため幼い頃から自由のない家に決められた人生を歩んでいました。 藤乃は父親の付き人である使用人の廣臣に密かに恋心を抱いており、両親に反発することもできず孤独に過ごしていた藤乃にとって廣臣は心の支えだったのです。身分違いの恋とは切ない……。 そんなある日、ついに藤乃に縁談の話がやってくることに。家のために普通の女の子として生活するという夢を押し殺そうとした藤乃でしたが、廣臣に背中を押され父親に生まれて初めて自分の気持ちを伝えたのです。 その結果、東京の大学への進学と初めての一人暮らしの許可を貰うことができました。喜びと同時にひとりで過ごせるのかと不安を感じていた藤乃の下に廣臣がボディガードとして一緒に住むことに……。

家という籠から抜け出し、東京の大学進学と廣臣との2人きりの生活という夢のような大学生活を始めた藤乃。サークル選びに迷い、落ち着いた雰囲気の映画研究会の見学に行くことにします。 これまで友達付き合いをしたことのなかった藤乃は社交的な廣臣と違い、上手く話すことができず廣臣にフォローされていました。そんな藤乃に映画研究会の先輩、神崎はひとりじゃなにもできない世間知らずの箱入り娘とキツい一言を放つのでした。図星なのがしんどいですね……。 弱い自分を指摘してくれた言葉にありがたい気持ちを感じていましたが、少し落ち込んでしまう藤乃。すると廣臣は幼い頃、両親を亡くしたときの藤乃の行動に救われた話を始め、そのことがきっかけで藤乃を守り続けていると告げるのでした。

映画研究会へと入り、新入部員歓迎合宿に参加することになった藤乃と廣臣。バスに乗って車酔いした藤乃のため、酔いに効くツボを押してあげている廣臣に微笑ましくなりました。 この合宿で神崎と仲良くなりたいと考えている藤乃に廣臣はなんだか複雑な面持ち。神崎が藤乃に放った言葉を気にしてのことでしたが、当の藤乃は変われる勇気をくれた言葉だと告げるのでした。 合宿中にいなくなってしまった神崎を1人で探しに行った藤乃に廣臣は寂しさを感じていました。無事に神崎を見つけた藤乃は、神崎もお金持ちの家の出身で藤乃と似た境遇であることを知るのです。 家の言いなりだった藤乃と違い、自分の意見を持っている神崎に藤乃は好感を持ち始めます。その姿を切なそうに見つめる廣臣ですがーー。

新人歓迎会の合宿の夜に急接近した藤乃と廣臣でしたが、合宿を終えてからというもの廣臣に距離を置かれるようになってしまった藤乃。 大学で声をかけてきた神崎に藤乃は、廣臣との関係や廣臣に片思いしていることを打ち明けるのでした。神崎は藤乃に想いを寄せているようで、そんな相手の恋愛相談に乗ってあげていることに良いやつだなと応援したくなってしまいますね。 一方、廣臣は藤乃の父親に呼ばれ仕事へと赴いていました。その仕事終わりに藤乃の父親の秘書である榊にお酒に誘われるのでした。酒に弱い廣臣は榊に藤乃に会いたいという本音を吐露します。しかし自分は使用人の身であるため藤乃の幸せを願い、自分の気持ちを伝えるつもりはないと言うのですがーー。

藤乃に頼まれ、夫婦ごっこをする廣臣。いつか藤乃が神崎と家庭を持つことを夢見て、夫婦になる予行演習をしていると思い込みます。翌日、大学に登校した廣臣は、神崎に藤乃のことをどう思っているのか問いかけました。 廣臣は、神崎が藤乃に悪い影響を与えないか見定めると言います。その言葉に、神崎が反発して険悪な状態になりました。藤乃を守りたい廣臣と、藤乃の自立心を尊重したい神崎の感情がぶつかり合う状況にハラハラさせられます。 一方、藤乃はサークル仲間と放課後を楽しんでいました。会話の中で廣臣に彼女がいるのではないかと話題になり、藤乃は恋人の存在を気にします。その時、縁談相手である宝来家の不祥事がニュースに取り上げられました。 家に帰宅後、藤乃が廣臣に不祥事の件を話すと、すでに縁談は破棄されていると告げられてーー。

夜遅くに女性と電話しながら出て行く廣臣。その姿を見た藤乃は、彼女に会いに行くのかと心配します。廣臣が帰宅後、外出の理由を訊くと仕事だと答えました。わずかな会話の中から廣臣の嘘を見抜き、仕事絡みで何かあると察する藤乃。廣臣のことが好きなだけあって、さすがの洞察力です。 廣臣は藤乃に父親からの伝言を告げました。その内容は、レセプションパーティーに参加しろというもの。廣臣の身に何か起きているのではないかと心配している藤乃は、パーティーに参加することにしました。 パーティーの当日。会場には神崎の姿がありました。神崎は、父親にパーティーに参加するよう強制されていましたが、参加を嫌がっていました。藤乃が神崎にどうしてパーティーに来たのかと問いかけると、藤乃から目を離したくないと答えてーー。

『従僕と鳥籠の花嫁』を連載している漫画雑誌『別冊マーガレット』は月刊誌なので、分冊版の新刊が配信されるのは大体1ヶ月ごとになりそうです。 ちなみに分冊版5巻は2023年7月25日に発売されています。前巻の発売が6月23日と約1ヶ月前なので、やはり最新6巻発売は8月の下旬あたりになると考えてよさそうです。

6巻のラストで廣臣の汚れ仕事を藤乃が知ってしまったことから、神崎と藤乃の距離が急接近する展開が考えられます。藤乃は、廣臣の裏の仕事を知っても彼のことを信じていますが、神崎は廣臣との関わりを断つよう説得します。 自分の人生を歩もうとする藤乃の気持ちに寄り添い、未来に目を向けてくれる神崎に気持ちがグラつく流れがありそうです。

最終回は、藤乃が廣臣の気持ちを振り向かせて結ばれる結末を迎えると思われます。 廣臣は、好きな人と結婚して家庭を築くという藤乃の夢を叶えるために裏で動いています。自分を犠牲にして藤乃の夢を叶えて、最後は自分の手の中からも藤乃を解放しようと考えているのです。 そのため、廣臣の方から藤乃にアプローチをして結ばれる可能性は考えられません。大学生活を通じて、藤乃が父親の檻から羽ばたけるような強い女性に変わっていき、自分の方から廣臣に想いを伝えてハッピーエンドになるのではないでしょうか。

旧家のご令嬢と使用人という身分違いの恋が切なく描かれています。藤乃の一方的な片思いかなと思っていたら廣臣もまんざらではない様子。家という障害がなければ幸せになれるのにともどかしく思います。 大学で出会った神崎も、好意を抱いている藤乃の恋愛相談に乗ってあげるだけでなくアドバイスをしてあげるなど報われてほしいなという気持ちもあり、複雑な心境になります。 三角関係の結末は。藤乃は幸せを掴めるのか。まだまだ目が離せません！

大学に進学して映画研究会に入会した藤乃に、自立心が芽生えていきます。藤乃を変えるきっかけとなったのが神崎の存在。厳しいながらも、筋の通ったことを言う神崎の言葉に藤乃も勇気をもらい、自分の意見が言えるようになるのです。 成長していく藤乃を見ると、自立して廣臣に女として見てもらうという目標を達成して、恋が叶うよう応援したくなります。

漫画『従僕と鳥籠の花嫁』は、コミックシーモアで独占先行配信しています。他サービスでは、2023年8月25日にBookLiveやKindleなどで配信が開始されます。 コミックシーモアでは、2023年8月7日までの期間限定で1巻の無料キャンペーンが実施中。初回無料登録で70%オフクーポンがもらえる特典もあるため、この機会に利用してみてくださいね！

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結論からいうと2023年7月現在、Amazon Kindleでは『従僕と鳥籠の花嫁』を読むことはできません。ただしすでに配信されることは決まっていて、8月25日に発売予定となっています。 まだ発売日まで日にちがあるので、「それまで待てない！」という人は、ぜひコミックシーモアを利用してみてください！

この記事では、『従僕と鳥籠の花嫁』のネタバレを最新話まで解説しました。家という障害を乗り越え身分違いの恋は成就するのか。はたまた違う未来が待っているのかーー。今後の展開がますます気になる作品ですね！