「インターネットやめろ」の元ネタ・本家は?ネットミームの意味や流行った経緯を解説
「インターネットやめろ」……ふとしたときにこんなワードを目にして、ドキッとしたことはありませんか?最近よくSNS上で見かけるこの言葉ですが、実はけっこう昔からネット上で使われてきたものなのです。 本記事ではそんな「インターネットやめろ」の意味や元ネタ、再流行した理由などについて紹介していきます!
「インターネットやめろ」とは?
「インターネットやめろ」とはインターネット・ミームの一種です。インターネット・ミームという言葉が耳慣れない人もいるかもしれませんが、簡単に言えばネット上で流行し、多くの人によって模倣される言い回しなどを指します。 この言葉自体は2010年の頃からTwitterなどでたびたび使われてきたもので、決して新しいものではありません。しかし最近になって突然、再び注目を集め出すようになりました。
「インターネットやめろ」の意味・用途は?
「インターネットやめろ」はその言葉通り、インターネットの利用をやめるよう促す意味を持っています。といっても別に本気で言っているわけではなく、ネタ的な要素が強いです。内輪ネタとしてであれば、ネットにずっぷり浸っている相手に軽いノリで使うようなイメージです。 そのほか、誹謗中傷やデマをばらまく人間やインターネットの使い方をわかっていない人間などに向かい、若干の本音を織り交ぜて使うこともあります。
「インターネットやめろ」の元ネタ・本家は?
「インターネットやめろ」の元ネタについて詳しいことは不明ですが、知名度が高まったきっかけは2012年に作られた「インターネットやめろステッカー」だといわれています。 このステッカーは、笑顔を浮かべた金髪の外国人女性と、虹色の「インターネットやめろ」という文字列がなんともシュールな仕上がり。今なおパロディのステッカーが作成されることもあり、根強い人気(?)を誇っています。
なぜ今更流行った?
「インターネットやめろ」という言葉が今になって流行し始めたのには、「INTERNET YAMERO」という楽曲の存在が大きくかかわっています。 この曲は音楽プロデューサーのAiobahnが作曲、歌手のKOTOKOが歌唱を務めたもので、その中毒性の高さからTikTokなどで話題を呼びました。歌詞のなかには「インターネットやめろ」をはじめとしたネットミームが数々登場し、インパクト大の仕上がりになっています。
インターネットやめろお姉さんとは何?
インターネットやめろお姉さんとは、すでに紹介した「インターネットやめろステッカー」に使われている外国人女性のことです。 彼女はドメインの有効期限が切れているとき起こる「404エラー」で表示されることが多く、「404ねーちゃん」「ドメイン切れの女」などの愛称でも知られています。名前はハンナといい、広く出回っている写真は高校時代に写真家の兄が撮ったものだそうです。
「インターネットやめろ」は伝統あるネットミーム!
その背景を知っていても知らなくても、妙にパンチがあるワード「インターネットやめろ」。ネットが普及して依存症が社会問題になりつつある今、10年の時を経て再び流行し始めたのもうなずけます。インターネットの使いすぎにはくれぐれもご注意を!