2023年8月1日更新

ライトノベル『春夏秋冬代行者』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!四季を司る現人神の愛と葛藤を描く

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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の暁佳奈が手掛ける四季の物語『春夏秋冬代行者』。 四季それぞれに現人神として人間の代行者が据えられた時代に、代行者とその従者が賊や里の裏切り者、政府などさまざまな敵に立ち向かっていくファンタジー作品です。 この記事では『春夏秋冬代行者』最新話までをネタバレありであらすじ紹介していきます!

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『春夏秋冬代行者』春の舞ネタバレ感想

【上】ネタバレ感想

冬が春を作り、やがて夏秋も生まれ、神に力を貰った人間は「四季の代行者」となりました。しかし10年前、賊によって春の代行者・花葉雛菊(かようひなぎく)が攫われてしまいます。冬の代行者・寒椿狼星(かんつばきろうせい)は初恋の人を眼の前で攫われ、自傷行為をするほど精神的に追い詰められてしまいました。 なんとか賊から逃げた雛菊でしたが、以前の彼女とはすっかり様子が変わってしまっていたのです。従者のさくらとともに2人は各地に赴き再び春を届けます。 そんなある日、まだ幼い秋の代行者・祝月撫子(いわいづきなでしこ)が雛菊を攫った賊に攫われてしまい……。

【下】ネタバレ感想

先代の春の代行者・花葉春月(しゅんげつ)は冬の代行者・雪柳紅梅(ゆきやなぎこうばい)と恋に落ち、雛菊が生まれました。しかし春月は正妻派閥の家々から虐めを受け、紅梅も自殺。寂しい思いをする雛菊はさくらと出会ったのでした。 現代に戻り賊のリーダー・御前は亡くなった娘の代わりとして幼い子を狙っていると判明します。そして撫子を救うため春夏秋冬の代行者が結集、ついに雛菊と狼星も再会を果たしました。 しかし賊だけでなく味方であるはずの政府関係者にも反勢力・内通者がいるのは明白でした。それでも代行者にはそれぞれの従者との強い繋がりがあります。代行者と従者達は最終決戦に向かい……。

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上巻で雛菊と狼星の哀しい過去を知っただけに、下巻で2人が再会を果たしたシーンは涙が止まりませんでした。

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『春夏秋冬代行者』をお得に読む方法は?

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『春夏秋冬代行者』夏の舞ネタバレ感想

【上】ネタバレ感想

「華歳」との戦いで夏の代行者・葉桜瑠璃が死んでしまいます。瑠璃の後釜は双子の姉・あやめが引き継ぎました。しかし撫子の能力で瑠璃を蘇生し夏の代行者が2人誕生してしまうのです。双子神を忌み嫌った里は子孫を残すことを禁じ、それぞれの婚約を破棄しました。 一方、雛菊とさくらは狼星と従者の凍蝶とともに遊園地へ向かい、お互いの主従が密かに恋心を温めていきます。 ある日、夜を司る黄昏の射手・巫覡輝夜(ふげきかぐや)がいる「大和」に狼が現れました。いるはずがない狼に襲われたという「暗狼事件」の存在を聞いた秋の従者・竜胆は葉桜姉妹の能力が活きると連絡。代行者の威信もかけてこの事件に取り組むこととなり……。

【下】ネタバレ感想

黄昏の射手を狙った「暗狼事件」は天罰説へと噂が飛躍してしまい、四季の代行者への風当たりが強くなってしまいます。春夏秋冬の主従達は竜宮に集結しました。暗狼事件の解決と葉桜姉妹殺しを阻止、そして結婚を認めさせるため動き出します。 事件の裏には夏の里長の黒い思惑があったことが判明、さらに保守派の「老獪亀」、改革派の「一匹兎角」も加わり大きな動乱へと繋がってしまいました。それでも現人神が集結した力は強大でこの戦を治めます。 そして戦を終えてあやめは元々偽りの婚約者であった老鶯連理と、そして瑠璃は君影雷鳥と結婚することになったのです。

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春の舞を超える1000ページ超えの大作!葉桜姉妹の活躍はもちろん婚約者2人が未来の妻を助けに行く姿は燃えました。

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『春夏秋冬代行者』暁の射手ネタバレ感想

朝を司る現人神、暁の射手・巫覡花矢(ふげきかや)。花矢が13歳の頃、守り人だった人物が引退しその息子・弓弦が守り人になりました。弓弦は彼女を好きになりますが、花矢は自分にはない自由を彼に与えたいと度々守り人をやめるよう勧めます。お互いを大切に思うがゆえにすれ違っていたのです。 花矢と弓弦はいつも通り学校に行く前に山で朝を迎えて下山しようとしますが、地すべりによって負傷してしまいます。怪我を負いながらも何とか2人揃って下山、しかし花矢が見ていた弓弦は彼自身が作った幻覚で本物は瀕死の状態に。 大切な人を守るため撫子らに助けを求めた花矢、彼女の決死の思いが届きなんとか弓弦は救われたのです。

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読む前は四季の代行者がメインじゃなくてがっかりしていた自分を殴りたい……、それくらい花矢と弓弦の絆が美しかったです!今後の作品でもたくさん2人の絡みが見たいな〜。

『春夏秋冬代行者』の見どころ

宿命を背負った代行者と従者の関係がステキすぎる!

季節や朝と夜などの当たり前にある現象が現人神によってもたらされるという唯一無二な設定が魅力の『春夏秋冬代行者』。大変な労力でありながら時に妬まれたり虐げられたりと不憫な一面も度々描かれています。 そんな彼らの心を支えるのは従者たちです。年齢重ねたら付き合うだろう竜胆と撫子や、二度と傷つけさせないという信念を持つさくらと雛菊など代行者と従者のお互いを思いやる言動や行動がステキすぎます!

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『春夏秋冬代行者』あらすじをネタバレ解説しました!

5作目は春、夏と来ていたので秋の物語が予想されていましたが「暁の射手」がメインのストーリーとなりました。春夏秋冬で残すは秋と冬ですが、この2つが出てしまうと物語が終わる可能性もあると思うとファン心理としては複雑ですね。 この機会に『春夏秋冬代行者』をコミックシーモアで一気読みしてみてはいかがでしょうか。