2023年8月13日更新

漫画『兄だったモノ』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!人間とバケモノの愛憎模様

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『兄だったモノ』は死後バケモノとなった兄と女子高生の妹が、兄の恋人の男性を取り合う愛憎模様が描かれたマツダミノル作の女性向け漫画です。 この記事では『兄だったモノ』のネタバレ感想を最新話まで紹介していきます。物語の考察や見どころ、お得に読む方法も併せて紹介していくので気になった人は是非お得な方法で楽しんでくださいね!

バケモノとの賭け編ネタバレ感想(1話〜8話)

鹿ノ子(かのこ)には騎一郎(きいちろう)という兄がいて、病気のため恋人を残したまま亡くなってしまいました。その恋人は聖(ひじり)という男性で、騎一郎の遺骨を鹿ノ子から受け取った後も離れることができずに骨壺を手元に置いたままにしていたのです。 聖と一緒に騎一郎の墓参りを終え、帰ろうとする鹿ノ子の目には聖に執着するように纏わりついたバケモノの姿が映っていました。このバケモノが不気味で背筋がぞわっとします……。 聖に好意を寄せている鹿ノ子はその兄だと思われるバケモノと、聖が鹿ノ子を女として見るかどうかという賭けをするのです。女として見られたら鹿ノ子の勝ちということですね。賭けの行方はどうなるのか、愛憎が渦巻く物語が幕を開けました。

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兄妹は似るものだと思いますが、好きな人まで同じになるのでしょうか。聖もなんだか裏がありそうで、謎が多いなという印象です。

『兄だったモノ』をお得に読む方法は?

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騎一郎と聖の過去編ネタバレ感想(9話〜18話)

聖という男性は、大学時代に同級生から鈴蘭に例えられていました。鈴蘭という花は見た目が綺麗だが根っこに毒を持つ花で、聖には何か毒のような裏があることを示唆しているようです。 大学時代に騎一郎と交際していたカンナは、聖に騎一郎と取られたことでその言葉の意味を身をもって知ることになります。こういった裏話を聞くと、あのバケモノは聖に執着しているわけではないのかもと考えてしまいますね。 ある日、鹿ノ子はお坊さんである藤原にバケモノを霊視してもらいました。すると、血まみれの包丁と同じく血まみれの聖を怒っている騎一郎の姿が見えたというのです。そしてあのバケモノは呪いだと藤原は鹿ノ子に告げました。騎一郎と聖の過去が少しずつ明かされてきましたね。

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聖を鈴蘭と例えたことに、なんだか背筋が凍るような感覚になりました。聖も闇が多そうな人物ですね……。

鹿ノ子の異変編ネタバレ感想(19話〜29話)

聖の家に泊まった鹿ノ子は、バケモノに対し改めて宣戦布告をします。するとバケモノは、それがお前の愛し方なのかと鹿ノ子に問いかけ、姿を消してしまいました。 鹿ノ子は騎一郎を演じることに決め、聖に対し騎一郎がしていたように接し始めます。聖を得るためには手段を厭わない鹿ノ子が不気味に感じますね……。聖の元カレである西迫が現れたことで物語は動き出します。 西迫に襲われた聖を心配する鹿ノ子の行動に、聖の中で鹿ノ子の存在が大きくなり始めました。そして聖の中から騎一郎の存在が消え、同時にバケモノも消えてしまったのです。 鹿ノ子も変わり始めていました。鹿ノ子から騎一郎以外の家族の存在が消えていたのです。その感覚は生前の騎一郎も同様だったと判明します。

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家族の存在が消えているとはどういうことなのでしょうか。聖は自分以外を忘れさせるような毒があるということ……?

家族に問題を抱える人々編ネタバレ感想(30話〜41話)

鹿ノ子は久しぶりに父と対面するのですが、どうやら母は父から暴力を受けているようです。家族なら取り乱したりするはずですが、鹿ノ子にそんな様子はなく聖を迎えに行くため駅へと向かいます。そして鹿ノ子と聖の関係にも変化が起こるのです。 聖はバケモノが見えていた鹿ノ子を責め、騎一郎が一番愛していたのは鹿ノ子だったと嫉妬心を露わにします。紆余曲折あり、聖の電話番号を教えてもらうことができた鹿ノ子は嬉しさで溢れていました。 そんな時、カンナの職場に聖を鈴蘭と例えた北斗という女性がやってきます。北斗から話を聞いたカンナは、聖が*家族に問題を抱えている人を自分へと惚れさせて突き落とすような人物**なのではないかと思い始めるのでした。

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家族に問題を抱えている人を堕落させて突き落とすとは……。聖がだんだん怖い存在になってきました。

『兄だったモノ』最終回はどうなる?結末を予想!

謎や伏線が多く散りばめられている『兄だったモノ』の気になる最終回を予想していきたいと思います。 作中で鹿ノ子があんな結末を迎えるなんてと言っていることから、ハッピーエンドでは終わらないはずです。現状、聖に毒されて騎一郎以外の存在が消えてしまっている鹿ノ子ですが、兄だったバケモノや出会ってきたカンナなどに救われるのではと思います。 そして、聖は自死により、命を落としてしまうのではないかなという結論に至りました。死んだ後に聖は騎一郎と過ごすことができるのではと思います。 最新話が公開されると新たな謎が生まれる本作。この考察も間違っているかもしれませんが、皆さんも色んな考えを巡らせて最終回を予想してみてくださいね!

「アレ」の正体を考察!

本作最大の謎である「アレ」の存在とはいったい何なのでしょうか。 作中で明言されているとおり「アレ」は確かに騎一郎ではないかと考えます。ではなぜ目が緑色なのか。緑色は嫉妬の色で、騎一郎の感情を表すためのものではないかと噂されています。 また、最初は鹿ノ子や聖に危害を加えたり、危険な目に合わせるのではないかと思いましたが、聖の裏が明かされていくと大切な妹である鹿ノ子を聖から守るために行動しているのではないかと思い始めました。 聖の中から騎一郎という存在を消さないためにバケモノとなってでも聖に纏わりついていたと考えることもできますね。現状では「アレ」は消えてしまっていますが、再登場して鹿ノ子を守ってほしいなと思いました。

『兄だったモノ』の見どころ

徐々に明かされていく登場人物の闇

最初はバケモノの存在に鳥肌が立ってしまいましたが、読み進めていくとバケモノよりも登場人物に不気味さを感じ始めました。 聖は特に怖くて、家族に問題があるような人を自分へと堕落させて最後には突き落とすという本性が明らかになったところには背筋が凍りましたね。 鹿ノ子も聖に執着しているというよりは、騎一郎という兄に執着しているのではと思い始めて印象ががらっと変化した1人です。まだまだ明かされていない闇の部分も多いので続きを楽しみに待ちたいと思います。

『兄だったモノ』あらすじをネタバレ解説しました!

この記事では、『兄だったモノ』のネタバレを最新話まで解説しました。聖という男性の毒に侵された登場人物たちの未来はどうなっていくのかーー。謎や伏線が複雑に絡み合う本作の今後の展開がますます気になりますね!