『マッシュル』死亡キャラ一覧！それぞれの死亡シーンも詳しく解説

魔法界を舞台に魔法を使えない主人公・マッシュの活躍を描くバトル漫画『マッシュル』。筋肉ですべてを解決していく姿が痛快で、読みながら思わず笑いがこぼれてしまう作品です。 本作は当初学園物としての要素が強く、展開の中でキャラが死ぬということもありませんでした。しかしイノセント・ゼロが侵攻を始めて以来、おもに敵キャラを中心に死亡キャラが続出……。 この記事ではそんな『マッシュル』の死亡キャラについて、その概要や死因を紹介していきます！

以下では本作で死亡したキャラを一覧で紹介。それぞれのキャラの概要や死因についても見出しを立てて詳しく説明していきます！ 具体的にどんな場面で命を落としたのか、作中の展開もあわせて解説していくので、ぜひ記憶と照らし合わせたり実際に本編をチェックしたりしながら読んでみてくださいね。

ドミナ・ブローライブは悪魔の五兄弟の五男で、父であるイノセント・ゼロに認めてもらうために生きていました。当初はマッシュを敵対視していましたが、彼のまっすぐさに心を打たれ改心します。 マッシュをかばって闇のマグマに飲まれ、死亡したと思われていたものの復活。その後マッシュルのためにイノセント・ゼロと戦いますが、圧倒的な力の差を見せつけられ、魔法で真っ二つにされて今度こそ死亡してしまいました。

デリザスタは悪魔の五兄弟の四男で、“今自分が楽しければいい”という考えの刹那主義者です。格下と見なした相手をとことん馬鹿にした態度をとる傾向があります。 マゴル城でレインとフィンの兄弟と戦っていたデリザスタは、彼らの連係プレーによって追い詰められていくことに。最終的にはレインに顔を真っ二つにされ、「生き返ったら絶対殺してやる………」という捨て台詞を吐いた後、とどめを刺されて死亡しました。

エピデムは悪魔の五兄弟の三男で、狂気的な好奇心に駆られて動くマッドサイエンティストです。プリンが大好物で、異様なまでの執着心をみせています。 ランスの妹・アンナが難病で苦しむことになった原因を作った張本人でもあり、因縁の相手であるランスと彼の助太刀として現れたドットと戦うことに。戦いの中、ランスを傷つけられた怒りによってドットが覚醒し、その怒涛の攻撃を受けて死亡しました。

ガルボ・ボッテリはマッシュを殺しに来た元死刑囚です。凶悪そうなケロベロスを従えて現れました。 しかしケルベロスはレモンの魔法によって寝返り、やってきていきなり形勢逆転されることに。といっても大して動揺したようすはなく、一瞬でケルベロスを倒します。その後マッシュとレモンをまとめて殺そうとしますが、そこに現れた神格者・カルドの魔法であっという間に灰にされてしまいました。

ファーミンは悪魔の五兄弟の次男で、兄弟の中でももっとも好戦的な人物とされています。非常に強欲で人のものをすぐ欲しがり、かと思えば手に入れた途端すぐに飽きて捨てたり壊したりといったこともしばしばです。 ファーミンと交戦した神格者・オーターは、辺り一面を砂に変えるという強力な魔法を発動。ファーミンはその際生まれた蟻地獄に飲まれていきました。最後の言葉は彼の口癖である「いいなそれ」でした。

ドルジバッサムは巨人族種族長で、イノセント・ゼロに従って人間の町に攻め込んできます。彼自身が強いだけでなく、多くの巨人を引き連れていました。 エリート揃いの魔法警備隊もまったく歯が立ちませんでしたが、そこに現れたのに自他ともに「人類最高傑作」と認める神格者・ライオ。数の多さもあってか余裕を見せるドルジバッサムでしたが、その強烈な魔法で一瞬にしてバラバラにされてしまいました。

デーミ・アムズはガーゴイル種族長で、人間たちの住む市街地をめちゃくちゃに荒らしていました。非常に口が悪く好戦的な性格です。 彼と戦うことになった神覚者・ソフィナは、相手が言った言葉を“正した”うえで反復させ、その通りの行動をとらせるという特殊な魔法の持ち主。デーミ・アムズはソフィナに対し「その四肢裂いて串刺しにしてやろうか」と言い放ったせいで、「オレの四肢裂いて串刺しにさせていただきます」と言わされ自害する形で死亡しました。

バルト・トルトはケンタウロス種族長で、自分より強い相手と戦うことを楽しみとしています。突然の侵攻により町で大混乱が起こる中、神覚者・ツララの前に現れました。 戦いの前に名乗りをあげるバルト・トルトですが、そうこうしているあいだにツララの魔法で凍らされてしまいます。戦いといえるかすら微妙なくらいの瞬殺っぷりで、敵でありながら少しかわいそうに思えてしまう退場の仕方でした。

オーク種族長は他の種族長と違って名前は明かされていません。圧倒的な強さを持ち、魔法警備隊を軽くあしらって「オレに挑んでくる奴はいねぇのかぁ？」と偉そうにふんぞり返っていました。 そんなところに姿を現したのが神覚者・アギト。彼は何やらぶつぶつ呟いていたかと思うと、ドラゴンを出現させます。そのドラゴンに食われ、オーク種族長たちはあっけなく死亡してしまいました。

アダム・ジョブズは「魔法界の始祖」と呼ばれる存在です。圧倒的な強さを持つのはもちろん、優しい人物でもあったようで、弱い人間にも寄り添い世界をより良くするために貢献していました。 強大な魔法使いで作中のキーマンでもあるウォールバーグ、メリアドール、イノセント・ゼロも、かつて彼の弟子でした。 その最期については詳しく明かされていませんが、イノセント・ゼロによれば寿命で死亡したとのことです。

オーターの後輩はオーターの回想に登場した人物。生真面目で規律を重視する一方、先輩であるオーターにずけずけと物を言う怖いもの知らずな一面もありました。 あるとき自身のミスで重傷を負い、若くしてこの世を去ってしまいます。最期の言葉は「僕の代わりにみんなが安心して暮らせるような、規律ある世界を作ってくださいよ」でした。 実はオーターはもともと非常にルーズな性格だったのですが、この後輩の影響で今のような規律にうるさい人間になったのです。

激しい戦いの中で命を落としてきたキャラたち。ほとんどが敵ですが、その中にはかっこよく散った者もいれば、思わず同情してしまう終わりを迎えた者もいます。より詳しい内容が気になる人は、ぜひ実際に本編を読んで該当シーンをチェックしてみてくださいね！