「マッシュル」打ち切りの噂は事実?パクリすぎてやばいと話題に?
2024年1月からアニメ2期が放送されたバトルコメディ漫画『マッシュル-MASHLE-』。主題歌の『Bling-Bang-Bang-Born』がSNSでバズっていることもあり人気上昇中の作品ですよね! そんな本作にはなんと打ち切りの噂が……!また設定や展開が『ハリーポッター』や『ワンパンマン』に似ていることで話題にもなっていました。 この記事では ・打ち切りの噂は本当なのか/噂が出た理由 ・パクリ疑惑の内容 ・「マッシュル」がつまらないと言われる理由 を詳しく解説していきます。
「マッシュル」打ち切り疑惑の真相
結論から言うと、「マッシュル」は打ち切りになっていません。 2023年31号にて連載終了。2023年10月に最終巻が発売され、全18巻にて完結しました。物語的にも打ち切りではなく、しっかり大団円での最終回を迎えています。
打ち切りの噂が出た理由
打ち切りの噂が出た理由は、本誌での掲載順が不調な時期があったからでしょう。 「マッシュル」が掲載されているのは天下の『週刊少年ジャンプ』。読者アンケートによる人気投票で無慈悲に打ち切りが決まることで有名ですよね。 そんな人気投票で『マッシュル-MASHLE-』は一時なんと2回連続で最下位を取ってしまったことがあるのです。これはかなり危ないラインでした。 しかしここから『マッシュル-MASHLE-』の人気に火がつきアニメ化も決定。人気になった際には、編集部からもまさかの人気……と言われるほどでした。 海外でも高い人気を得て、打ち切り回避で最終回を迎えました。アニメ化の影響もあってか、2024年1月時点で累計発行部数も600万部を突破する好調っぷりです。
パクリ疑惑を作品別に解説!
パクリ疑惑①:設定が「ハリーポッター」と似ている
- 白シャツ・赤ネクタイ・黒ローブの制服
- 作中人気スポーツ「ドゥエロ」が「クィディッチ」
- 「ドゥエロ」寮対抗戦で新入生のマッシュが出場
- 新入生の寮の組分け方法
- 校長のウォールバーグがダンブルドアにそっくり
- 悲鳴をあげるマンドラゴラ
- サブタイトルがハリポタ風
魔法学校を舞台にしたファンタジーをやろうとするとどうしてもハリーポッターに似てくる部分はあると思います。ですが『マッシュル-MASHLE-』を読んでいて感じるのは、あえて寄せている感です。 パクリというよりもオマージュと呼ぶ方が正しいでしょう。 作中に登場するスポーツやキャラクターなど、なんとなく見覚えがあるものばかり。ここでは、特に話題になった類似点について紹介します!
作中のスポーツが「ハリポタ」のクィディッチに似ている?
作中に登場する「ドゥエロ」というスポーツが、ハリー・ポッターに登場する「クィディッチ」というスポーツに似ていることもパクリ疑惑と言われる理由のひとつでしょう。いずれのルールも箒で飛び、相手方のゴールにボールを入れるというものです。 「ドゥエロ」の寮対抗戦に新入生であるマッシュルが出演しているところも、ハリーを彷彿とさせます。
登場キャラが「ダンブルドア」や「マルフォイ」に似ている?
隙があれば主人公にちょっかいをかけるロイドという人物がハリー・ポッターのライバル的存在であるマルフォイにそっくりであることやマッシュルが通う校長のウォーターバーグがダンブルドア校長にそっくりであることが、「パクリ」と言われる原因の1つであると考えられます。 本作はいずれの作品でもキャラが立っているため、パクリだと言われていてもとても魅力的に見えますね。
パクリ疑惑②:「ワンパンマン」とキャラ設定が似ている
筋肉解決系主人公というと『ワンパンマン』のサイタマがいます。どんな強敵も淡々とワンパンで沈めていくサイタマの姿は、拳で解決していくマッシュにたしかに似ていますね。 両者はひたすらの筋トレで超人的なパワーを獲得した点、表情筋があまり動かずいともたやすく敵を倒す点などもそっくり。 ですが、マッシュには神覚者になるという明確な目標があり、物語が進むほどサイタマとの類似点は減ってきているように思います。
パクリ疑惑③:『鋼の錬金術師』と一部シーンが似ている
148話で登場する巨大な「対価の扉」とマッシュのやりとりは、『鋼の錬金術師』での「真理の扉」と主人公・エドワードのやりとりに実はそっくり。 扉を見上げるコマや引きずり込まれるコマの構図、本当に大切なものと命の対価交換を扉が提案してくることなど類似点が多く、「ハガレン」ファンは一瞬で気づくレベルのそっくり度でした。
パクリ疑惑④:「ナルト」と展開が似ている
122話では、ドットに向けられた攻撃をランスが背中で庇います。このシーンは「ナルト」で、サスケがナルトを庇ったシーンを彷彿とさせると話題に。 身体が勝手に動いたというセリフや、それを受けて庇われたほうがブチギレ覚醒モードに入る点も似ています。ただ少年漫画でありがちな王道展開なので、王道に沿った正攻法なシーンといえるでしょう。
「マッシュル」がつまらないと言われる理由
『マッシュル-MASHLE-』がつまらないと言われる理由は主に2つ。
ギャグが刺さらない
まず1つ目が、ギャグが刺さらないという意見。 どういったギャグを面白いと感じるかは人それぞれですが、「マッシュル」は主人公のマッシュのテンションが低めなので、大笑いできるギャグよりは、じわじわ笑いが込み上げてくる系のギャグが多めです。 個人的には1話で扉を壊した後のおじいちゃんとのやりとりがだいぶツボに刺さったので、確かにマッシュ単体で見るとそこまで面白いキャラではないかもしれないですね。
主人公以外の設定が雑
そして2つ目がマッシュル以外のキャラクターの設定が雑という意見。 マッシュル以外のキャラクターの過去があまり深掘りされなかったり、マッシュルの目標である神覚者たちにもそこまで活躍しているシーンがないので、マッシュル以外を好きな人にとっては確かに物足りないかもしれません。 ただ『マッシュル-MASHLE-』という作品自体がコメディを主体にしている作品だと思うので、設定や展開にそこまでこだわりを持って読む必要はないと個人的には感じてしまいます。 むしろ『マッシュル-MASHLE-』には、細かいことは気にせず、どんどんぶっ飛んだパロディ要素を導入して伝説になってほしいなと思います。
「マッシュル」最終回はどうなった?
マッシュはラスボスであるイノセント・ゼロを倒し、イノセント・ゼロの時間魔法で魔法界の被害にあった人々も元通りにしました。 平和が訪れた数カ月後、神覚者の授与式でマッシュの名が呼ばれます。しかし彼の姿はなく、彼はこの世界にはいろんな人がいていいこと、神覚者はランスに任せることを一方的に手紙で伝えるのでした。
マッシュは祖父のもとに戻り、シュークリームパティシエ目指して研鑽中。いつもの仲間にランスの実妹アンナも加わり、にぎやかな時間が流れます。マッシュのおかげで魔法界が変わり始めたことが語られ、楽しそうな仲間たちの写真で物語は締めくくられました。
「マッシュル」は打ち切られていない!パクリ疑惑はオマージュと言えるレベル
この記事では漫画『マッシュル-MASHLE-』の打ち切りやパクリ疑惑について解説してきました。パクリについては、もはや読者にも伝わるように寄せていっているので、オマージュと言えるレベルであることがわかりました。 権利関係で各方面に怒られそうではありますが、新世代の『銀魂』枠として打ち切りなく完走してくれてよかったです!