2023年3月4日更新

漫画『マッシュル』最新巻まで全話ネタバレあらすじ解説!魔法の世界を物理で制圧!?

『マッシュル』

皆さん『マッシュル』という作品をご存じですか?魔法が蔓延る世界で、魔法を使えない主人公が、全てを物理で解決するバトルコメディ漫画です。 本記事ではそんな『マッシュル』について、最新巻までのネタバレを含みながら解説していきます! ※この記事は『マッシュル』最新話までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『マッシュル』のあらすじ【ネタバレ注意】

今作では、誰もが魔法を使える「魔法界」が舞台となっています。そしてこの世界では魔力を持っているものは、全員顔に1本線の痣を持っているのです。 しかし主人公のマッシュは、顔に痣が刻まれていません。そう魔力を持たずに生まれてきたのです。 魔法が一切使えない魔法不全者と呼ばれる者達は、殺処分される厳しい社会なのです。ではそんな社会でも魔法が使えないマッシュは、どう生き残るのか?そう筋肉です。 マッシュは過酷な筋トレによって、魔法すらも凌駕する脅威的な肉体を手に入れたのです。そしてそのパワーを存分に発揮し、どんな高度な模倣であろうと、筋肉一つでねじ伏せていくのです。

『マッシュル』をお得に読む方法は?

漫画『マッシュル』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70%オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『マッシュル』を一気読みしてくださいね!

1巻〜3巻(1話〜26話)ネタバレ感想

魔法より筋肉!?

魔法で豊かな生活を送る「魔法界」ですが、その裏には闇があります。魔法不全者が忌み嫌われる理由は、魔法を発展させるため、魔法が使えない血を徹底的に間引いてきたからなのです。 主人公であるマッシュも、その例に漏れず魔法警察に追い回され、殺処分されそうになります。しかしそんな逆境も魔法も、鍛え抜かれた筋肉で跳ね返すのです。 そんなマッシュに魔法警察のブラッドは、ある取引を持ちかけます。それはイーストン魔法学校に通い、神覚者に選ばれろと言うのです。 神に選ばれしものである「神覚者」になれば、世間に不全者のマッシュも認められるというわけです。

AD

筋肉並みに魅力的なキャラ達

迎えた試験当日、試験内容は魔法でこなさなければいけないものばかりです。しかしマッシュは、それを全て筋肉で解決していくのです。 無事入学できたマッシュでしたが、次々と凄腕の魔導師に目をつけられていきます。ここで登場するのが、シスコンで重力魔法使いのランス・クラウンです。仲間でライバルとなる、頼もしいキャラとなっています。 また人を信じて疑えない、実直なドット・バレットなど、魅力的なメインキャラが登場します。そして序盤の見せ場でもある、監督生であるアベル・ウォーカーとの対決も見逃せません。

4巻〜6巻(27話〜53話)ネタバレ感想

魔法よりも早い筋肉

入学したばかりのマッシュですが、早々にレアン寮の中枢を担う集団である七魔牙(マギア・ルプス)と戦うこととなります。 相手を睨んだだけで、魔法を使えなくする魔法や、加速魔法など、能力も桁違いです。しかしマッシュにはそんなこと関係ありません。全て筋肉でねじ伏せます。 マッシュの鍛え抜かれた肉体は、加速魔法すら凌駕するのは流石に驚きでしたね。また敵である七魔牙メンバーも、それぞれ深い病みを抱えていることが判明します。 そんなことお構いなしに、マッシュはマイペースさを披露し、勝利します。ですが直後に七魔牙は不要と判断した、無邪気な淵源のセル・ウォーが現れます。

AD

人を魅了する筋肉

セルは全ての魔法を跳ね返す鏡を持っている、得体の知れない存在です。もちろん鏡は筋肉で粉々ですが。 しかし彼との戦いの中で、とうとうマッシュが不全者だとバレてしまいます。そして審問会にかけられるマッシュですが、敵の襲撃から魔法局副局長を守ったことで、条件付きで認められることとなります。 学校の校長ウォールや、神覚者の中でも随一のレインなど、実力者たちをどんどん味方つけていくマッシュ。 魔法も学もありませんが、マッシュには人を惹きつける力があるのですね。

7巻〜9巻(54話〜82話)ネタバレ感想

筋肉パパ登場!?

しかし持ち前の筋肉で、最古の十三杖と呼ばれる、特別な杖を使う相手すらねじ伏せてしまうのです。そして試験は第2フェイスへ。 神覚者のオーターが送り込んだ、今年の優勝候補であるマーガレット・マカロンが現れます。神覚者ではないものの、それと同等の実力を持っている実力者です。 マーガレットは力を解放することで音速で動くことができ、そのスピードはマッシュの筋肉すら凌駕します。ではどうするのか?筋肉です。 筋肉で音速すら制したマッシュでしたが、試合直後に「無邪気な深淵(イノセント・ゼロ)」本人が突然乱入してきます。時間停止の魔法を使われ、会場全体が停止してしまいます。

AD

深淵から生まれた筋肉

そんな中でも1人立ち向かうのが、校長であるウォールです。やはり年老いた老人が、実はめちゃくちゃ強いみたいな展開は燃えますね。 一方校長に魔法を解かれ、生徒を守るために戦うマッシュたちも、死闘を繰り広げています。その中でマッシュは「無邪気な深淵(イノセント・ゼロ)」の1人、セル・ウォーから自分の出自を聞かされます。 なんと無邪気な深淵(イノセント・ゼロ)は不老不死の心臓を作り上げる為に、6人の子どもを産みだし、心臓を育てるための器を産んだのです。その1人がマッシュでした! 一方、イノセント・ゼロの予想以上の成長になす術もなく、ウォールバーグは敗北してしまいます。一体この世界はどうなってしまうのでしょう? そしてマッシュの最終試験の行方は?

10巻〜12巻(83話〜109話)ネタバレ感想

マザコンとシスコン

とうとう神覚者の最終選抜試験である、グリーフの屋敷へと乗り込むこととなるマッシュ達。迷宮の屋敷内にあるスターキーを集め、宝箱に納められた杖を手にした者が神覚者になれるのです。 しかしマッシュのことをよく思わない魔法局の、策略に巻き込まれることとなります。更に共に試験を受けるヴォルギス魔学校の生徒達も、マッシュの前に障害として立ち塞がります。 そしてヴォルギスのレヴィに、1度はマッシュが封印されてしまいます。そんな封印を解くため助力するのが、マザコンのドットと、シスコンのランスです。 本当にこの2人はいいキャラしています。これだけ主人公が濃いのに、喰われていないんです。 そんな仲間の助力もあり、マッシュはレヴィを叩きのめすことに成功します。そして最後に現れたのが、ドミナ・ブローライブです。

AD

兄より強い筋肉はいない

なんと彼は「無邪気な淵源」の一員で、更にイノセント・ゼロの実子の1人だというのです。つまりマッシュの実の兄弟にあたります。 そんな彼もイノセント・ゼロに半ば強制的に、「イノセントのために生きる」という強迫観念を叩き込まれていたのです。 そしてマッシュに敗北したドミナの前に、イノセントが現れ、ドミナを切り捨てます。そしてマッシュに向け、最強の刺客である6人の器の長男である、ドゥウムが送り込まれるのです。 最強の敵を相手に、マッシュはどう立ち回るのでしょう?

13巻〜15巻(110話〜136話)ネタバレ感想

強大な敵に兄弟共闘

イノセント・ゼロによる侵攻が始まりました。それに対抗するのは、知の杖ソフィナ、氷の杖ツララ、竜の杖アギト、不死の神杖レナトスの、4人の神覚者です。 しかしイノセント・ゼロが生み出した兄弟達には敵わず、捕えられ市民への見せしめとされるのです。そしてイノセントは、「生き残りたければマッシュを差し出せ」と、市民に要求するのです。 市民にマッシュを襲わせるという卑劣な手ですが、師匠のメリアドールが拳で解決します。 一方神覚者の中でも、屈指の実力者であるレインも、兄弟の4男デリザスタに劣勢に立たされます。そこで弟のフィンが戦いに加わり、感動の兄弟共闘が実現します。

AD

出番のない筋肉

やはり兄に弟が認められるシーンは、胸にくるものがありますね。兄が攻撃特化で、弟が回復特化というのもまた熱い展開です。 場面は変わって、三男エビデムとの戦いでは、ランスが身を挺してドットを庇っていました。そして仲間がやられたことで、感情が爆発しとんでもない魔力を放ちます。 そんなドットの姿から、エビデムは、ドットの正体を「自戒人」ではないかと推測します。彼らは気性の荒さと、圧倒的な力で魔法界中枢を脅かした戦闘魔族だったのです。 仲間の正体も発覚し、神覚者達の全力も見られたりと、13,14,15巻は余りにも熱すぎます! 展開ですが、マッシュの出番は15巻の最後とかなり待たされます。しかし待った甲斐のある、最高の登場シーンなので、是非その目で確かめてください!

『マッシュル』の感想&レビュー

『マッシュル』の面白さは、なんと言ってもそのシュールさでしょう。魔法に対して、筋肉を使った高速の受け身でダメージを0にしたりと、戦い方がめちゃくちゃです。 しかも他のキャラは真面目に魔法で勝負しているので、余計マッシュの異様さが際立ちます。まさに「筋肉は全てを解決する」ということでしょう。 最初は困惑しますが、そのうちどうやって筋肉を活かすのか楽しみになってきます。これこそ本作最大の魅力でしょう。

AD

2023年4月からアニメ化!

そんな『マッシュル』ですが、2023年4月からTVアニメが放送開始となります。制作はA-1 Picturesdeで、シリーズ構成は同じジャンプの看板漫画、『僕のヒーローアカデミア』も務めている黒田洋介です。 更にマッシュ役は小林千晃、フィン役に川島零士、ランス役は石川界人、 ドット役に江口拓也と、声優陣も期待大のメンツです。 筋肉を活かした無茶苦茶なバトルコメディが、アニメでどう描かれるのか?今から気になって眠れませんね。

『マッシュル』あらすじをネタバレ解説しました

ここまで『マッシュル』の最新巻までのネタバレも含め、解説してきました。本作はバトルコメディものとしては、近年稀に見る完成度の作品です。 その筋肉ネタのシュールさに、初見では笑いを堪えられないでしょう。腹筋を割りたい方は、ぜひ愛読書に加えてみてはいかがですか?