【2024年最新】「マッシュル」強さランキングTOP25！神覚者やイノセントゼロを抑えて最強の座を勝ち取ったのは？

「マッシュル」は魔法の世界を舞台に、異次元の筋力を持つ少年が暴れまわるバトル漫画。魔法世界を舞台にしたバトル漫画と言われれば、気になるのがキャラクターの強さランキングです。 本記事では使う魔法や性格が個性豊かな「マッシュル」の中から、強さランキングTOP25を紹介していきます！ ※この記事は「マッシュル」の重要なネタバレを含みます。

『マッシュル -MASHLE-』は2020年から『週刊少年ジャンプ』で連載されていたファンタジー漫画です。 誰もが魔法を使え、魔法がまったく使えない人間は殺されてしまう世界。魔法が使えないマッシュ・バーンデッドは、養父の教えを守り毎日ガッシャガッシャと筋トレをして過ごしていました。 しかしある日彼が魔法を使えないと、魔法警察に知られてしまいーー。

作中では様々な激闘が繰り広げられる「マッシュル」ですが、もちろん敵同士でありながら戦っていないキャラも存在します。そこで本記事でのランキング選定基準は、「バトルの勝敗」「周囲の評判」「立場や実績」の3つとしました。 また学校の生徒に関しては、将来性も多少加味しています！

マッシュ・バーンデッドは、「マッシュル」の主人公です。魔法が当たり前の世界に生きる魔法が使えない少年で、自衛のために毎日筋トレをしながら山奥で過ごしていました。 基本的には温和な性格で、シュークリームが大好きな彼。魔法が使えないにも関わらず、養父との平和な暮らしのため神覚者を目指し戦います。同級生からは根暗と評されますが、端正な顔立ちです。

マッシュの強さの秘訣は、なんと言っても日々のトレーニングで鍛えられた筋肉です。彼は毎日毎日ガッシャガッシャと筋トレをしていたため、魔法を物理でねじ伏せるほどの筋力を持っています。作中ではドラゴンを倒した魔法を、ペシっと弾く描写もありました。 崖を降り視認できないスピードで戻り、追いかける魔法を振り切るため一瞬で学校を一周する彼。修行によってさらなる進化を遂げた彼は、最終的に実父であり魔法界最強のイノセント・ゼロを文字通り筋肉でぶっ倒しました。 ラストでは無魔法ながら神覚者に選ばれ、魔法界に新風をもたらします。その功績も含めての第1位です。

イノセント・ゼロは彼と同名の犯罪組織「無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)」の、トップに立つ人物です。すでに人間を辞めており、素顔はのっぺらぼうですが、普段は美しい長髪をなびかせた美青年の姿をしています。 今の魔法界を作った偉大な魔法使い、アダム・ジョブズの弟子であり、本作の主人公であるマッシュ・バーンデッドの実の父でもありました。

「マッシュル」の黒幕と言えるイノセント・ゼロもやはり最強格でしょう。彼の「タイムズ」は固有魔法最強クラスで、ウォールバーグにも勝利しています。他人の固有魔法を奪えるのもチート級の強さで、闇魔法や空間魔法を操る描写もありました。 特に日食時に子供の心臓を吸収し、進化した際の強さは異次元です。マッシュの心臓を一瞬で抜き取る神業も披露しています。修行して覚醒したマッシュとの決戦では、ぶん殴られる度に時間を戻すという神業でダメージを回避。 しかしマッシュの終わることのない執念のグーパンに心を折られて敗北してしまいます。魔法使いとしてはイノセントゼロが間違いなく最強でしょうが、マッシュに倒されたため2位としました。

ウォールバーグ・バイガンは、マッシュが通うイーストン魔法学校の校長です。白く立派な髭を生やした厳格な雰囲気が漂う人物で、マッシュの理解者でもあります。 引きこもっていた自分を救ってくれた師、アダム・ジョブズの影響もあり、他人のために行動できる優しい人物です。イノセント・ゼロとは、同じ師を持つ浅くない因縁があります。

ウォールバーグは元神覚者であり、敵からも現魔法界イチの魔法使いであると評されています。使う魔法も「古代魔法」「空間魔法」と強力です。かつてはイノセント・ゼロと唯一互角に渡り合ったとも言われていました。また本人は老いた今が1番強いとも口にしています。 イノセント・ゼロが復活させたアダムの闇魔法にも、圧倒的な力で勝利しています。イノセント・ゼロとの戦いには敗北したものの、魔法学校校長を務める力量も加味して3位にランクインです！

メリアドールはイノセント・ゼロ編で、マッシュの修行をみた女性です。長髪の髪が特徴的な美女で、アザは1本の線で真ん中に花柄があるのが特徴的でした。 そんな彼女の正体は、イノセント・ゼロ、ウォールバーグ・バイガンの2人に並ぶ、アダム・ジョブズの3人目の弟子です。

メリアドールは回復系の魔法が得意なようで、チェンソーを使いマッシュの体を回復していました。チェンソーを使えば痛み、疲労、毒素が取れると語り、実際にマッシュの筋肉痛は一瞬で治っています。 彼女の本格的な戦闘シーンは、未だ描かれていません。しかしライオ・グランツが言うには、全盛期はウォールバーグよりも強かったとのこと。またホコリを取ろうとしたライオを吹き飛ばすシーンは、読者に大きな衝撃を与えました。 強さは未知数ですが、間違いなくレジェンド級の強さはあるでしょう……！

ドゥウムは「無邪気な淵源」の一員であり、イノセント・ゼロの息子です。5人の兄弟のうちの長男で、盲目なのが大きな特徴でした。 兄弟の中では唯一理知的で、無益な殺生を好まない性格をしています。しかし父を非常に尊敬しており、自分に見合う相手を常に求めている戦闘狂な一面も持っていました。

ドゥウムはマッシュと同じく、身体能力を武器に戦うキャラクターです。圧倒的すぎる強さから普段は力をセーブして戦っており、ランス・ドットコンビには5割未満の力で圧倒していました。基本的には6割程度で敵無しの強さを誇り、5割でマッシュと互角に戦っています。 ライオにもしっかりと勝利し、マッシュに負けるまでは無敵と言える強さをみせていました。「無邪気な淵源」の中では、間違いなくNo.2の実力でしょう。 身体能力が高いからこその、鏡魔法が強力です……！

ライオ・グランツは神覚者の1人で、「光の神杖(ライトケイン)」の称号を持っています。魔法警備隊隊長を務めており、金髪を高めに結んだ髪型が特徴的です。 魔法が使えない事実がバレて尋問にかけられ、無理難題をこなしたマッシュを気に入ったライオ。マッシュに攻撃しようとした他の神覚者を威嚇したりと、マッシュとは信頼関係にあります。精神性を重視した男前さを物差しに、自分が大好きなナイスガイです。

ライオは自称「人類最高傑作」のナルシストですが、その実力は本物です。誰も敵わなかった7割のドゥウムを圧倒し、彼に隙がないとまで言わせました。ドゥウムに血を出させたのは、イノセント・ゼロ以来の2人目だとドゥウム自身が語っています。 8割のドゥウムには敵わず敗北したものの、神覚者の中では間違いなくNo.1の強さでしょう。レーザーや光を扱う魔法も強力で、その戦いぶりは魔法界最強の煽りも頷けます……！

アダム・ジョブズは、数百年に渡り魔法界のトップに君臨していた人物です。作中ではすでに亡くなっています。魔法教育の確立や魔法局の設立をした、作中の偉人と言えるでしょう。 使っている魔法は「闇魔法」ですが、本人は優しく明るい性格をしていました。後に弟子となるウォールバーグが引きこもっていた際は、動物の豆知識を披露しながら外に出ることを誘う、トリッキーな勧誘をみせています。 アダムは魔法を使えない人物にも優しくしたりと、ノブレス・オブリージュを実践していた人物です。弟子であるウォールバーグやメリアドールにその考えは引き継がれましたが、同じ弟子のイノセント・ゼロは逆の道に進んでしまいました……。

亡くなっているためアダム自身の戦闘シーンは描かれていませんが、イノセント・ゼロが復活させたアダムがウォールバーグと戦っています。圧倒的な魔力量で魔法界を統治したと語られたアダム。すべてを無に還す闇魔法も強力でした。 しかしウォールバーグはそんなアダムの闇魔法を圧倒しています。実際の闇魔法がもっと強かった可能性は高いですが、作中の戦闘描写を加味して本ランキングでは7位です！

レイン・エイムズはアドラ寮の監督生を務める人物です。史上最年少で神覚者に選出された天才であり、「戦の神杖(ソード・ケイン)」の名を持っています。マッシュの友人であるフィン・エイムズの兄で、魔法道具管理局局長でもありました。 自分にも他人にも厳しい性格ですが、何事も頭ごなしには否定しない好青年です。フィンには冷徹な態度で接しますが、それは弟を想ってのことでした。うさぎが大好きだと明かされています。

レインは剣を操る人物で、魔法で作った剣で物理的なダメージを与えます。呪文の詠唱がなくてもコントロール可能で、普通の学生であればそれだけで圧倒できます。単純な殺傷能力で言えば、魔法界でも有数です。 しかし彼がすごいのは、なんと言っても史上最年少で3本目の線を出現させた才能でしょう。彼は2年生の時点で神覚者に選ばれ、学生でありながらサモンズを使ってみせました。1対1では倒せない敵もいますが、将来性も考えて8位にランクインです！

オーター・マドルは神覚者の1人で、「砂の神杖(デザド・ケイン)」の称号を持つ人物です。丸眼鏡が特徴的な人物で、基本的には真面目な神覚者の中でも、一際真面目で規律に厳しい性格をしています。マッシュの処遇を決める際も、誰よりも厳しく進めようとしていました。 しかし自らが認めたランスとドットに教えるシーンでは、スパルタながら確かな魔法使い、指導者としての才能をみせています。

オーターは砂の魔法を使う魔法使いです。イノセント・ゼロの息子であるファーミンを、セコンズも使わずに倒す実力があります。神覚者の中でも、間違いなく上位クラスの実力を持っているでしょう。 6割のドゥウムには歯が立たなかった彼。しかしオーターは未だに3本線を発動していません。現時点でも作中トップレベルに強い彼の、本気に注目です！

ランス・クラウンはマッシュと同期で、編入試験をトップ通過した少年です。水色の髪が特徴的なイケメンで、貴重な2本線を持っています。 少しずつ魔力がなくなる病気を患った妹を救うため神覚者を目指しており、最初は同じく神覚者を目指すマッシュの敵として登場しました。しかしマッシュを認めてからは共に行動するようになり、世話焼きな一面が目立っています。 自ら自称する、重度のシスコンです。

ランスの使う重力魔法は強力です。学生ではほとんどの人物が歯が立たず、「七魔牙(マギア・ルプス)」の幹部に連戦連勝しています。またサモンズも使用可能で、イノセント・ゼロの息子であるエピデムが驚くほどの魔力量を放ってみせました。 マッシュの良き友人であり、良きライバルでもあるランス。作者がマッシュと同じくらいの強さであると語っていることもあり、今後の期待も込めての10位ランクインです！

ファーミンはイノセント・ゼロがトップを務める「無邪気な淵源」のメンバーであり、「悪魔の五つ子」の次男です。 ピエロのような姿や言動が印象的な人物で、兄弟のなかで最も父親の血を濃く継いだと言われています。人のものを欲しがる強欲な狂人で、父や兄からも危険視される存在です。

ものを透明にする力は戦闘においてかなり優位で、自分や身につけたものを相手の認識から外すことができます。神覚者のオーター・マドル戦ではこの魔法で優位に立つ場面もありましたが、あたり一面を砂で埋め尽くされて死亡。 あっさり退場してしまいましたが、相当な危険人物だったことは間違いないでしょう。

エピデムはイノセント・ゼロの実子「悪魔の五つ子」の3男です。見た目は兄弟のなかで最もまともそうですが、中身は狂気的な好奇心を抱いたマッドサイエンティスト。ランスの妹アンナの病気の原因も、彼が好奇心から作ったウイルスです。 プリンが異様に好きで、プリンへの執着からも彼のヤバさがにじみ出ています。

攻防ともに優れた素材・オリハルコンを操るエピデム。使い勝手のいい魔法で、とくにサーズの際のガトリングガンは殺傷能力高め。難攻不落の巨人族の軍団を単騎で殲滅したというほどの攻撃力を誇ります。 本編では因縁あるランスを追い込むものの、傷ついた彼の姿にドットがキレて覚醒。エピデムは猛攻を受けて死亡しました。

デリザスタは「悪魔の五つ子」の4男。いまが楽しければいい享楽的な刹那主義者で、金髪の目立つ容姿をした派手好きでもあります。 相手を見下し煽るような言動が多く、自分の兄弟であっても平気でバカにしていました。敵が仕掛けてきても、相手が弱いと判断したら酒を飲み続けるパリピ気質な人物です。

デリザスタは矛を生み出す固有魔法の使い手。あのお父様の子とあってその実力は高く、屈強なエルフ族の最強戦士50人を1人で圧倒したほど。 レインとフィンのエイムズ兄弟との戦闘では、序盤は舐めた態度を取りながらもしっかり圧倒して見せたデリザスタ。しかし最期は頭を割られ、回復が間に合わなくなり死亡してしまいました。

ドミナ・ブローライブは「悪魔の五つ子」の末っ子です。女性に見間違えるほど中性的な容姿も持ち主。兄弟のなかでは父への思いが人一倍強く、父から認められたいという承認欲求をこじらせています。 彼は本編開始前から神覚者候補として魔学校に潜入しており、作中では魔法界学生最強と評されていました。

ドミナは神覚者候補として名前が挙がっていただけあり、マッシュとの直接対決で強さを見せました。水の魔法でマッシュを圧倒する場面もありましたが、リミッターを外したマッシュにボコボコにされてしまいます。 最期はマッシュを庇って死亡しましたが、サモンズも使えたドミナはイノセント・ゼロの息子にふさわしい強さの持ち主といえるでしょう。

マーガレット・マカロンはオルカ寮監督生の神覚者候補。大柄で刈り込んだヘアスタイルとは裏腹に、女性言葉を話す女性の心を持った人物です。退屈を嫌う性格で、戦う際も周りの雑音に惑わされずに純粋に楽しみたいタイプ。 神覚者候補の最有力者と言われていますが、本人はそういった肩書や立場、勝負の勝ち負けにもあまりこだわりません。

マーガレットは音を操り、自身も音速で動くことができます。相手の呪文に反応するトラップ魔法など汎用性の高い魔法ではありますが、魔法を使わないマッシュ相手ではその効果が薄く……。 2km以内の者をノックダウンさせる強力なセコンズは、3本線にも勝てると評されるほど。それもマッシュ相手では相性が悪かったものの、実戦ではかなりの強さを発揮するであろう点を評価しました！

レナトス・リボルは魔法局で魔法墓地管理局局長を務める神覚者の1人。二つ名は「不死の神杖(イモータルケイン)」。普段はものぐさな雰囲気が漂いますが、神覚者なかでは珍しく柔軟性も持ち合わせた誠実な人物です。 初登場時は通り魔(正体はドミナ)との僅かな時間の戦闘で、レナトスの高い洞察力を披露しくれくれました。

レナトスは死者を召喚・使役する魔法を使います。さらに彼自身も高い再生能力を持っていて、身体をバラバラにされてもすぐに再生可能です。 「悪魔の五つ子」との決戦では兄弟最強のドゥウムと対峙しました。実力差は歴然で、レナトスは彼の本気を引き出すことなくボロボロにされて磔にされてしまいます。これはレナトスが弱いというよりドゥウムが強すぎたと言うほかありません。

ツララ・ヘイルストーンは称号「氷の神杖(アイスケイン)」を持つ神覚者の1人です。魔法研究管理局の局長を務めるかなり小柄な女性。氷魔法の使い手ですが本人は寒がりなようで、いつも厚着をしています。 描写が少ない人物ではありますが、マッシュの緊急尋問時の対応を見るに、他人にはあまり興味がないようです。

ツララは国を襲撃するケンタウロス族族長パルト・トルトらを各個撃破。その際は広範囲を一気に凍らせて、敵陣営を一網打尽にしていました。凍らされた対象は、やがて崩壊することもわかっています。 彼女は他に目立った活躍がなく、「悪魔の五つ子」のエピデムには描写もなく倒されたことから、神覚者のなかではやや弱いと判断しました。

アギト・タイロンは「竜の神杖(ドラゴンケイン)」の二つ名を持つ神覚者の1人です。魔法動物管理局局長で、彼の傍らにはつねに使役するドラゴンの姿があります。 アギトは長身な男性で、オールバックな髪型と首輪が印象的。さらに「苦しみ痛みを受け入れそれを昇華する 人生とはまさにマゾヒスティック道」という信条を持つ風変わりな人物です。

各種族を制圧する際、アギトはオーク族を担当。彼は懺悔の言葉を口にしながら召喚したドラゴンに、オーク族たちを食べさせました。 「悪魔の五つ子」戦ではピエロ姿のファーミンと対峙。ファーミンのトランプに速攻で切り刻まれながらM道について語る姿はかなり狂気じみていました。再登場が待たれましたがその後は目立った活躍はありませんでした。

ソフィナ・ブリビアは「知の神杖(ノレッジケイン)」の称号を持つ神覚者。魔法禁書管理局局長を務める、知的な雰囲気の美女です。ぱっと見で女性だとわかる唯一の神覚者です。 規則に沿うことを前提としつつも、ある程度の柔軟性も必要だと考える思慮深い性格をしており、マッシュの存在についても頭ごなしに決めつけない姿勢が印象的でした。

ソフィナはイノセント・ゼロがけしかけた他種族のうち、ガーゴイル種族を担当。彼女が杖で本の文字列を指し示すと、敵は自分の死に様を口にしながら自分で四肢を引き裂いて死亡しました。 一方で対デリザスタ戦では、初撃こそガードしたものの、次のコマでは本も奪われ滅多刺しに……。魔法名称も不明ですが、本を奪われると弱いという弱点がありそうでした。

カルド・ゲヘナは魔法界の名門ゲヘナ家の嫡男にして、「炎の神杖(フレイムルケイン)」の神覚者です。魔法人材管理局の局長であり、神覚者候補の審査も彼の仕事。マッシュにも興味を持ち、おかしな「あっち向いてホイ」などで絡みにいきます。 ひょうひょうとした掴みどころのない糸目系イケメンで、人気投票では2位を獲得して読者を驚かせました。

カルドの剣には黒炎の魔法がかけられていて、触れた者は尽きるまで燃え続けるのだそう。彼は終盤、「悪魔の五つ子」戦に参戦せず、修行中のマッシュの身体を守るレモン側に登場します。 レモンを襲う囚人を黒炎の剣で一瞬で倒した際の開眼シーンがかっこいいと話題になりましたが、強敵と戦っていないため神覚者のなかでも低めとしました。

セル・ウォーは「無邪気な淵源」の幹部の1人として登場する人物。茨の王冠が印象的な、アベルの協力者です。人当たりのいい人物を装っていますが、実際は残忍で冷酷。 その正体はイノセント・ゼロが自分の血から作ったクローンです。セルはゼロをお父様と呼び、彼のために命を使えることを「史上の誉れ」だと考えています。

攻防に優れた炭素を操り、さらにサモンズもできるセル。基本魔法でアベルのセコンズを木っ端微塵にしていたので、学生レベルであれば十分その強さは通用するでしょう。 ただ対マッシュ戦をみると、卑怯な立ち回りでマッシュを足止めしていた印象が強め。その後、刺身はちみつ拷問を受けるなど、神覚者レベルの強さを持ちながら不憫なキャラでした。

マッシュの最初の強敵として登場したのがレアン寮監督生にして「七魔牙(マギア・ルプス)」リーダーのアベル・ウォーカーです。マッシュの入学時点での神覚者候補の1人でした。 過去の出来事から極端な弱肉強食論者になっており、劣等遺伝子を持つ者たちを排除すべきと考えています。そのためにも自らが神覚者となるために、積極的にコイン集めをしていました。

アベルは人形を操る魔法の使い手で、人を人形に変えて操ることができます。マッシュも人形に変えようとしましたが、身体能力に負けて敗北しました。 そのあと合流したセルに始末されそうになっていたので、そこには明確な実力差があると考えて彼の下としています。マッシュには敗れたものの、校内トップレベルの実力者であることには違いないのでランクインとなりました。

アビス・レイザーは「七魔牙(マギア・ルプス)」でリーダーに次ぐ第二魔牙(セカンド)の地位にいる仮面の人物。魔法界で忌み嫌われる、相手の魔法を封じる赤い目「イヴル・アイ」の持ち主でもあります。ちなみに仮面の下はかなりの美少年です。 目のせいで親からも殺されかけた過去を持っており、それでも自分を必要としてくれるアベルに忠誠を誓っています。

アビスの魔法は矢印の方向に超加速をする「アクセレイズ」です。高速移動とともに杖に仕込んだナイフで攻撃をする近接戦闘タイプ。魔法使い相手であれば「イヴル・アイ」で敵の魔法を封じられるのでかなり有利に戦いを進められます。 能力的にはアベルよりも上でしょうが、精神的な支えであるアベルがいてこそのアビスなので、アベルの下としました！

カルパッチョ・ローヤンは神覚者候補の1人で、内部進学者トップの優等生です。国宝クラスの「最古の十三杖(マスターケイン)」のうちの１本である「治癒の杖」に選ばれた天才肌で、その高い能力ゆえに他者をザコと見下す能力差別主義者でもあります。 杖の痛み無効化の加護を受けているため、人の痛みを知らずに生きてきました。

カルパッチョの背後に現れる女神像がすべてのダメージを肩代わりしてくれるため、彼自身には一切のダメージが入りません。さらにダメージ反射の魔法で、相手にダメージを入れることができます。 マッシュは許容量以上の攻撃を与え続けて力技で勝利しましたが、その前に戦ったフィンは瀕死寸前までいたぶられました。

ドット・バレットはマッシュの学友となる赤髪の1年生。当初はレモンに思われているマッシュに敵意を向けていましたが、後に友人に。モテたい願望が強すぎる点が玉に瑕ですが、基本的には友達思いで男気のある熱い男です。 ヘアバンドで隠した額には、戦闘民族「自戒人(イーラ・クロイツ)」の証である十字のアザがあり、感情の昂りによって魔力が解放されます。

仲間が傷つけられた際に限り、真の力を解放するという主人公属性的な強さを持つドット。覚醒すれば2本線のラブ・キュート相手に圧勝。神覚者すら倒したエピデム戦では、修行の成果もあってさらなる強さを見せて勝利しました。 戦績だけ見ればもっと上位でもいいのですが、覚醒にはドットが大事に思う友達のためという条件が必須なため順位を低めにしています。

「マッシュル」は各々が「重力」や「砂」など様々な系統の魔法を使う、異能バトルとしても楽しめます。今回は最終回までの展開を含めて順位を紹介しました。 本作はテレビアニメ2期が、2024年2月から放送開始です。原作はもちろん、ド派手な魔法がテレビで楽しめるアニメからも目が離せません！