2023年9月23日更新

「夢中さきみに」原作漫画のあらすじネタバレ!ドラマの最終回やキャスト情報も

このページにはプロモーションが含まれています

男子高校生のユニークだけど淡々とした日々を描いて人気となった大人気コミック『夢中さ、きみに。』はドラマ化もされています。この記事では、原作とドラマそれぞれのあらすじをネタバレありでご紹介。原作もドラマも両方チェックしてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

AD

【ネタバレなし】『夢中さ、きみに。』のあらすじ

中高一貫の男子校に通うミステリアスで魅力的な高校2年生の林美良と、中学生の時にモテすぎた反動で高校では平穏に過ごしたいと逆高校デビューをした高校2年生の二階堂明。 マイペースで自然体な男子高校生の日常は、ユニークすぎて見ていると笑えてくる魅力があります。大きな事件が起きるわけでも、感動する出来事があるわけでもありませんが、なぜだかずっと見ていたくなる男子高校生の日常を丁寧に描いた作品です。

【原作漫画】各編のあらすじ・ネタバレ

『夢中さ、きみに。』の原作は全8編で、林が中心となった4編、二階堂の物語が4編の構成となっています。ドラマの中では高校生たちは関わり合いますが、原作の中では出会うことはなくストーリーが進んでいきます。

1.「かわいい人」

「僕、かわいい?」と林美良から絡まれる江間譲二は、体育祭で借り物競争をした時に「かわいい人」というカードを引いてしまい縄にぐるぐると絡まっている林を目にしました。 縄が絡まっている林はパリコレモデルのように感じた江間は林を「かわいい人」に選び、体育祭以降、林から「僕、かわいい?」と絡まれるようになってしまったのです。こうして2人は知り合い、江間は林の奇妙な行動に驚かされることになるのでした。

2.「友達になってくれませんか」

都内の名門女子校に通う松屋めぐみは、SNSで「おいも兄弟」と名乗り、林は「仮釈放」と名乗っています。SNSで危険な人物を匂わせる投稿ばかりしていた林でしたが、松屋は林のことが気になるのでした。 SNSでやり取りを続ける中で、実は近所に住んでいることが発覚した2人。ある日、街ですれ違っただけで2人はお互いのことに気がつきます。ベンチに座り話が弾む2人には、青春の雰囲気が漂っているのでした。

AD

3.「描く派」

林と同じ学校の中等部に通う3年の小松は絵のモデルを探していました。小松の目に留まったのはベランダで干し芋を作っていた林です。不思議な魅力を放つ林と小松は面識がありませんでしたが、小松は林にモデルを依頼。 林は自分のことを「描く派」だと言い、絵の実力も相当なものでした。しかし、林はモデルを引き受け、小松に描かれることになります。小松の描いた絵は入賞することはありませんでしたが、小松は林が描けたことに大満足なのでした。

4.「走れ山田!」

山田はいじめられっ子でいつもマサヒロから「走れ山田!」と言われ、パシリにされていました。山田がカフェオレを買い忘れマサヒロから叱られているところを見た林は、マサヒロの頭上にカフェオレをかけます。 次の日、またマサヒロにパシリにされる山田でしたが、カフェオレの件で吹っ切れた山田はマサヒロに対し言いたいことを言えるようになっていたのでした。林と偶然会った山田は楽しく会話をしており、その表情は笑顔です。

5.「うしろの二階堂」

関わると不吉なことが起きると噂されている二階堂は、学校の中でもはや都市伝説となっています。席替えでそんな二階堂の前の席になってしまった目高は、自分の身に不吉なことが起きるのではと心配になりました。 しかし、二階堂にはかつてモテモテだった過去があることが発覚。モテすぎていたのがトラウマとなり、わざとじめじめした暗い雰囲気を出しているのでした。 近寄りがたいオーラを必死に出していた二階堂でしたが、目高に対しては徐々に心を許すようになっていきます。

AD

6.「おまけの二階堂」

二階堂と目高は、実は席替え以前に出会っていました。モテるのを恐れた二階堂は入学当時、髪型は丸坊主でスーパーハイウエストという着こなしだったのです。今のような根暗な雰囲気になったのは、この時出会った目高を真似したものでした。 目高は入学当時はメガネ姿で見るからに根暗。陰気で不気味な雰囲気を醸し出していたのです。この目高の姿を見てオマージュしたのが現在の二階堂。2人が仲良くなったのも必然なのかもしれません。

7.「うしろの二階堂 怒りの授業編」

すっかり仲良くなった目高と二階堂。目高は授業中に二階堂にいたずらをしようと思い立ちます。目高が思い付いたいたずらは「変顔」でした。 鏡を見ながら変顔をする目高に対し、二階堂が見せた怒りは面白くかわいらしいものだったのです。

8.「うしろの二階堂 恐怖の修学旅行編」

修学旅行で同じ班になった二階堂と目高は喜びますが、残りの2人は二階堂の不気味さに怯える始末。二階堂は修学旅行中に単独行動をし、ソフトクリーム屋を見つけ笑顔になってしまったところを学校の女子に見られてしまいます。 女子から話しかけられた二階堂は思わず偽名を名乗り、二階堂だということを隠すのでした。女子に振り回された二階堂は、すっかり疲れ切って帰ってきます。目高と2人きりになれた時だけ素が出せて、二階堂はホッとすることができるのでした。

AD

【ドラマ】最終回のあらすじ・ネタバレ

『夢中さ、きみに。』のドラマ版の最終回では、登場人物がそれぞれ関わり合って物語が終わりを迎えます。毎日いじめられていた山田は林によって助けられ、林は山田に「鉄と鉄」という本を貸すのでした。 「鉄と鉄」は林と松屋が知り合うきっかけとなった本です。本を読んだおかげで山田はいじめっ子に反撃できるようになりました。 修学旅行中の目高と二階堂は、怖がられている二階堂と行動することを怪しんだ荒川につきまとわれてしまいます。二階堂の正体を暴こうとする荒川の魔の手から、二階堂を救ったのは目高でした。 荒川から逃げ回る二階堂は、歩いていた林を追い抜きます。二階堂が落としてしまったプリクラを拾った林は、二階堂に声をかけプリクラを手渡すのでした。

【ドラマ】『夢中さ、きみに。』のキャスト

林美良役/大西流星

何とも言えない魅力を持ったミステリアスな男子高校生・林美良を演じるのは、なにわ男子としても活躍する大西流星です。なにわ男子内でもかわいいキャラクターの大西流星は、『夢中さ、きみに。』にぴったり。 原作でも林は「かわいい林」として描かれていますが、まさにかわいい大西流星が演じるための役柄 と言っても過言ではありません。ドラマ内では奇行を見せたり、パンダのきぐるみを着たりと、かわいいのにシュールな姿をたくさん見せてくれます。かわいくてユニークすぎる大西流星が満載のドラマです。

AD

二階堂明役/高橋文哉

高橋文哉

暗い雰囲気だけど、実はイケメンの二階堂明を演じるのは高橋文哉です。正統派イケメンで演技派として知られる高橋文哉は、過去にモテすぎて困った二階堂役をやるのにぴったり。メガネともっさりした髪型だけでは隠しきれないイケメンオーラがあふれてしまっています。 「こんな同級生がいたら…」と想像力を掻き立てられる二階堂となっていますので、妄想しながら見るのがおすすめ。根暗なイケメン姿を楽しんでみてください。

松屋めぐみ役/福本莉子

福本莉子

林とSNSを通じて親しくなる女子高生を演じるのは福本莉子です。都内のお嬢様女子校に通い小説オタクの松屋の雰囲気が、メガネ姿の福本莉子からは上手に出ています。 男子高生と女子高生が出会ったら恋愛に発展してしまうドラマが多い中、林と松屋には恋愛を超越した何かを感じられるでしょう。「おいも兄弟」と名乗る松屋と林のほっこりするやり取りに注目です。

目高優一役/坂東龍汰

『君の忘れ方』 坂東龍汰
©2024『君の忘れ方』製作委員会

近づいたら不吉なことが起きると言われている二階堂に近づき親しくなる男子高校生・目高優一を演じるのは坂東龍汰です。不幸なことに学校中から恐れられている二階堂の前の席になってしまった目高は、最初は二階堂に対し怯えの表情を見せますが、謎に包まれた二階堂に興味を示すようになっていきます。 徐々に変化する二階堂の内面を坂東龍汰は上手に演じ分けていますので、表情などの変化に注目してみてください。目高に対し心を許した二階堂との男子高校生特有のワチャワチャ感も楽しめます。

AD

『夢中さ、きみに。』原作漫画のあらすじネタバレ!ドラマの最終回も

『夢中さ、きみに。』は原作もドラマも大人気の作品です。原作のシュールな雰囲気を残しつつドラマでは少し設定が変わっています。最終回やキャストについてもご紹介しましたので、男子高校生のユニークすぎる日常を味わってみてくださいね。