『少年を飼う』原作漫画のあらすじネタバレを最新巻まで！10月に実写ドラマ化

話題のコミック『少年を飼う』が2023年秋に『猫カレ -少年を飼う-』というタイトルでドラマ化されます。この記事では、原作漫画のあらすじをネタバレありでご紹介。ドラマ化までにチェックして、漫画もドラマも楽しみましょう！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

30歳の会社員・森川藍は、誰にも頼らず仕事に打ち込み「令和の鉄の女」と周りから呼ばれている女性です。独身で彼氏もおらず2LDKのマンションで一人暮らしする藍。ある日、家に帰ると家の前で遠野凪沙が待っていました。 16歳でキレイな顔をした猫のようにマイペースな凪沙を孤独な藍は拾い、2人は同居生活を始めることに。14歳の年の差を抱えた不器用な2人が一緒に暮らすことで、2人にはどんな変化が起きるのでしょうかーー。

森川藍は都内で働くOLです。バリキャリOLの藍は残業続きの毎日で深夜帰宅は当たり前。周りはどんどん結婚していきますが、結婚ラッシュの波に乗れないどころか終電にすら乗れない日々を過ごしています。 甘えられない藍は「令和の鉄の女」と呼ばれるほど仕事に精を出し、周囲からやっかまれることも。そんな藍は30歳の誕生日に家の前で座り込んでいたキレイな猫のような少年・遠野凪沙を拾いました。 凪沙と藍は血の繋がりはないものの親戚関係で、一緒に暮らすことに。16歳のマイペースな凪沙との暮らしは、藍の日常を少しずつ変えていくのでした。

血の繋がりがない凪沙との同居を始めた藍。藍は凪沙には少しでも多く希望を重ねて大人になってほしいと思います。14歳差の奇妙な同居生活はゆっくりと関係性を変えていき、このまま続くものかと思われました。 しかし、そんなとき藍の姉がやってきて、凪沙に父の元へ行った方がいいと告げます。海外にいる父親のところへ行くか迷う凪沙でしたが、自ら藍のところで暮らすことを選んだのでした。 凪沙が出ていこうとしたことを寂しく感じた藍。藍の中に生まれている感情とはいったい何なのでしょうか。

再び始まった藍と凪沙の同居生活。少し会わなかっただけなのに藍は「目線の高さ、こんなに同じだったけ」と凪沙の成長に戸惑います。 凪沙も今の生活を続けるために「藍さんを守れるよう、早く大人になりたい」と思いを新たにするのでした。身も心も成長している凪沙を見ていると、嬉しくもあり戸惑いも感じる藍。 忙しくなると食事が疎かになる藍を支えようと、凪沙は料理にチャレンジします。凪沙の存在に助けられていることを藍は実感。2人の周囲の人々の関係も少しずつ動き出すのでした。

12月23日は凪沙の17歳の誕生日です。藍と凪沙は2人きりで誕生日を祝いますが、誕生日会の最中に停電してしまいます。停電というハプニングの中、凪沙が語り始めたのは過去の話。凪沙の話を聞いている藍は、自分の中に淡い熱が宿っているのに気づくのでした。 変わってしまう2人の距離感に戸惑う藍でしたが、そんな中、凪沙が他校の女の子からデートに誘われます。凪沙は女子からの誘いを受けて、自分にとって藍が特別な人になっていることに気がつくのでした。 「同居人の距離感って、これで正しいんだろうか」悩める2人の同居生活は続いていきます。

藍が自分にとって特別な人だと気がついた凪沙。しかし、藍への思いは藍を困らせてしまうという事実を周囲から突きつけられてしまいます。藍を困らせたくない凪沙は、思いを封印しようとしますがーー。 藍と京都旅行に出かけた凪沙は、藍への気持ちがますます溢れてしまいます。「好き」を伝えたいけど、「好き」を伝えることはできません。でも、たとえ気持ちを伝えられなくても、藍が特別な人だと伝えたいという気持ちになった凪沙。 恋の切なさを知りまた1つ成長した凪沙は、ある決断をするのでした。藍は凪沙の決断をどう受け止めるのでしょうか。

『少年を飼う』は10月に『猫カレ -少年を飼う-』というタイトルで、BSテレ東で実写ドラマ化されます。多くの読者を魅了している『少年を飼う』がドラマ化されるとあって注目度は大！ 30歳独身OLと16歳の猫系男子との生活を描いたホーム・スイート・ヒューマンドラマとなっており、2人の関係性の変化や心の揺れが丁寧に描かれます。

『少年を飼う』の主人公・森川藍を演じるのは石川恋です。『silent』『Dr.チョコレート』などの人気作に出演し、藍と同じく今年30歳を迎える石川恋だけに感情のこもった演技が期待できます。 石川恋本人も年齢も環境も重なる藍に、自身が30歳になるタイミングで出会えたことに運命を感じると語っており、どんな演技を見せてくれるか楽しみですね。

16歳の猫系少年・遠野凪沙を演じるのは齋藤潤です。齋藤潤も凪沙と同じく16歳の期待の新星となり、リアル16歳が見せてくれる自然な演技に期待大！ 齋藤潤自身も可愛らしい凪沙を演じられるのが嬉しいと語っています。これまで絵でしか楽しめなかった凪沙が、映像となり動き出し、どんな魅力を見せてくれるのか楽しみにしましょう。

30歳と16歳の年の差同居生活を描き、多くの人を魅了している『少年を飼う』が2023年10月にドラマ化。原作漫画をチェックして、『少年を飼う』のドラマ化に備えましょう。原作漫画を知っていれば、ドラマをより楽しめますよ。