2023年10月22日更新

アニメ『葬送のフリーレン』の制作会社はどこ?制作スタッフも一覧で紹介

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葬送のフリーレン

大人気ファンタジー漫画をアニメ化し、現在大きな話題となっている作品『葬送のフリーレン』。 この記事では原作の雰囲気をしっかり再現した、ハイクオリティなアニメを手掛ける制作会社について徹底解説!いったいどの会社がどんなスタッフを抜擢し、この名作アニメを作り出しているのか。気になる情報をしっかりご紹介していきます。

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『葬送のフリーレン』のあらすじ・概要

『葬送のフリーレン』は2020年4月から『週刊少年サンデー』で連載されているファンタジー漫画です。連載開始の同年に「このマンガがすごい!2021」のオトコ編2位に選ばれるなど、いきなり大人気を獲得することに。 本作は勇者たちが「魔王を倒したあと」の世界を舞台にした斬新な作品となっており、唯一無二の魅力を発信し続けています。独特なストーリーやキャラたちは業界内外から高い評価を受け続け、2023年9月からついにアニメ放送も開始されました。

アニメ『葬送のフリーレン』の制作会社はどこ?

アニメ『葬送のフリーレン』の制作を担当しているのは株式会社マッドハウスです。設立から50年以上経過している老舗制作会社となっており、これまでにテレビアニメ・アニメ映画・ゲームなど、幅広いジャンルの制作を担当。 『葬送のフリーレン』でもその熟練の技を見せつけ、原作の持つ切なさ漂う世界観を見事に再現しています。そのクオリティの高さは原作ファンもうならせており、初回放送時にはSNSで大きな話題となっていました。

マッドハウスの概要と代表作

現在のマッドハウスのベースとなる有限会社マッド・ハウスは、アニメ制作会社「虫プロダクション」の従業員だった丸山正雄らが独立するかたちで1972年に設立されました。以降様々な名作アニメを世に送り出し、現在まで活動を続けています。 同社が制作に携わった作品のなかでも1998年放送の『カードキャプターさくら』や2007年放送の『電脳コイル』などは未だに高い評価を受ける伝説的作品となっており、マッドハウスは日本アニメ史を語るうえで外せない存在と言えるでしょう。

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アニメ『葬送のフリーレン』の監督・制作スタッフは?

スタッフ

原作 山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督 斎藤圭一郎
シリーズ構成 鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督 長澤礼子
音楽 Evan Call
コンセプトアート 吉岡誠子
魔物デザイン 原科大樹
アクションディレクター 岩澤亨
デザインワークス 簑島綾香、山﨑絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸
美術監督 高木佐和子
美術設定 杉山晋史
色彩設計 大野春恵
3DCGディレクター 廣住茂徳
撮影監督 伏原あかね
編集 木村佳史子
音響監督 はたしょう二
アニメーション制作 マッドハウス

監督:斎藤圭一郎

本作の監督を務めるのは斎藤圭一郎です。これまでアニメーターをメインに活動しており、『リトルウィッチアカデミア』や『鬼灯の冷徹 第弐期』などの原画を担当。 2020年にOVA『ACCA13区監察課 Regards』で監督デビューし、2022年にはテレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の監督に抜擢。その手腕は業界内外で認められており、『葬送のフリーレン』でも大きな結果を残すと期待されています。

キャラクターデザイン:長澤礼子

キャラクターデザインを担当する長澤礼子も、監督同様アニメーターをメインに活動してきました。初のキャラデザを務めた作品は2021年放送の『takt op.Destiny』となっており、原案を活かしながらアニメに最適化したデザインに昇華する手腕で高評価を獲得。 『葬送のフリーレン』でもその技術を活かし、数多くの原作ファン・アニメファンをうならせています。

音楽:Evan Call

アメリカ出身の音楽家Evan Call(エバン・コール)。幼いころから日本のアニメを愛好しており、バークリー音楽大学卒業後に来日。それ以来数多くのアニメ・ドラマなどの音楽を担当してきています。 2018年には大人気アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、2022年にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の音楽を担当。『葬送のフリーレン』では初回放送の特別ED曲『bliss』の作曲・編曲も担当するなど、その実力を遺憾なく発揮しています。

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シリーズ構成:鈴木智尋

様々なアニメ作品のシリーズ構成を担当する鈴木智尋ですが、本作ではシリーズ構成のほか脚本の執筆も担当しています。 原作の存在するアニメを担当する場合は「原作に忠実なアニメ化を心がけている」と語っており、『葬送のフリーレン』でも原作ファン納得のシナリオを作成。そのハイクオリティな脚本で、原作の魅力をしっかりと再現しています。

アニメ『葬送のフリーレン』の製作は?

本作の製作は「葬送のフリーレン」製作委員会です。基本的に製作委員会とはアニメ作りに出資した企業の共同体を指しており、本作においてもその意味合いは変わらないと思われます。 ちなみにアニメ業界で言う所の「制作」は実際にアニメーションを作り上げる人々を意味し、「製作」は作品の企画や費用調達など商業面でアニメ作りをサポートする人々を意味することがほとんど。時折その意味が混同されがちな制作と製作ですが、その役割は大きく異なっているのです。

『葬送のフリーレン』の制作は老舗制作会社マッドハウス

これまで数多くの名作アニメを制作してきたマッドハウス。そんな老舗制作会社が携わっているだけあり、アニメ『葬送のフリーレン』は放送直後から大きな注目を集めていました。 これを機に話題の『葬送のフリーレン』はもちろん、マッドハウスが手掛けた他作品もチェックし、アニメの魅力を再確認してみてはいかがでしょうか!