「ゼイチョー」5話のあらすじを紹介 滞納が明らかになる外国人労働者に隠された秘密とは
滞納者の心に寄り添う徴税吏員の姿を描いた話題のドラマ「ゼイチョー」。これまでにさまざまな税金を滞納する人の事情を描いてきましたが、5話では外国人労働者の隠された秘密がテーマとなります。 この記事では「ゼイチョー」5話のあらすじをご紹介。外国人労働者の対応をすることになった第三係は、いったいどんな秘密を知ることとなるのでしょうか。外国人にまつわる税金トラブルをどう回収するのか、饗庭の手腕に注目です。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
徴税第三係に次々と現れる外国人労働者の滞納者たち
饗庭(菊池風磨)の先輩・加茂原(鈴木もぐら)は行きつけの銭湯で知り合ったベトナム人のグエンが、国民保険税の納め方がわからず滞納してしまっていることを知り、力になろうとします。 グエンは第三係にやって来ますが、国民保険税だけでなく住民税も滞納していることが判明。グエンは住民税は給料から天引きされる契約だと話しますが、納められた記録はありません。 グエンの勘違いかと思っていた饗庭たちですが、第三係にはグエンと同じく給料から天引きされているはずの住民税が未納のベトナム人女性・チュンがやって来るのでしたーー。
「会社が天引きしている」しかし実態は発言とは異なっていて……。
チュンの他にも同じ派遣会社の外国人労働者は住民税が支払われていないことが判明します。不審に思った饗庭が派遣会社の口座を調べると、会社が横領していたことがわかりました。10%天引きされた分が会社に振り込まれていたのです。 開き直った社長に対し饗庭は「公務員なめないでください!」と啖呵を切り、社長は警察の取り調べを受け着服されたお金は戻りました。 グエンの働く「いくしま農園」でも、同じようなことが起きているのではないかと饗庭は考えます。
いくしま農園の滞納事情を探るために潜入捜査をする第三係
いくしま農園で働くグエンたちがなぜ滞納しているのかを探るため、農園の体験をしながら潜入捜査をする第三係。農園の代表・生嶋妙子(大島さと子)は外国人労働者と家族同然に仕事をしており、チュンたちとは状況が異なっていそうです。 饗庭は直球で「滞納していると思っていました」と生嶋に話しかけます。生嶋は滞納を認めたのですが、グエンは生島を庇うのでしたーー。
グエンと生嶋との間に何があったのか?背景には人材の日本離れが
実はグエンは住民税が天引きされていないことを知っていました。知った上で夫を亡くし生活に困っている生嶋に渡していたのです。 生嶋の力になりたいと言う外国人労働者たちの提案を受け、「グエンくんの気持ちを無駄にしたくなかった」と生嶋は税金を滞納してしまっていました。 いくしま農園に外国人労働者ばかりがいたのは、人材の日本離れが理由です。アルバイトを募集しても日本人は集まらず、だからこそ生嶋は集まってくれた外国人労働者を大切にしていて家族のような関係を築いていたのでした。
第三係が「ゆで卵器」の謎に迫る?
外国人労働者の隠された秘密に迫った第三係が次に挑むのは、「ゆで卵器」です。滞納者から差し押さえた物を売却する公売で、何の変哲もないゆで卵器に100万円の入札がありました。 ゆで卵器を争っているのは、ゆで卵器の持ち主だった人物の息子たち。彼らは税金の支払い義務を含め、父親からの相続は放棄しています。いったい平凡なゆで卵器にどんな秘密があるというのでしょうか。「ゼイチョー」6話も見逃せない展開になりそうです。