2024年3月18日更新

日曜劇場「さよならマエストロ」最終回あらすじ・全話ネタバレ!5年前の事件や原作の有無は?

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2024年1月より、日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の放送が始まりました!天才指揮者と娘を演じるのは西島秀俊と芦田愛菜で期待が高まっています。この記事では「さよならマエストロ」のあらすじを全話ネタバレありで解説していきます ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】「さよならマエストロ」のあらすじ

20代の頃から海外で活躍し、有名なオーケストラといくつも共演してきたマエストロの夏目俊平(西島秀俊)は、才能豊かで音楽に対しては情熱的で音楽家たちの情熱を呼び覚ましてきました。 しかし、俊平は音楽以外の才能はまったくなく、天才すぎるが故に娘の気持ちもまったくわかりません。俊平は5年前にある事件がきっかけで音楽からも離れていましたが、数10年ぶりに帰国し日本で指揮をすることに。 音楽を嫌い音楽のない人生を過ごしていた娘の響(芦田愛菜)と、音楽しかできない俊平のの気まずい同居生活が始まります。

「アパッシオナート」の意味とは

『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』が正式なドラマのタイトルです。アパッシオナート(イタリア語:appassionato)という耳慣れない言葉は、音楽用語の1つでイタリア語で「熱情的に、劇場的に」という意味になります。 「さよならマエストロ」では人物それぞれにテーマ曲があり、毎話心と音楽がリンクしたアッパシオナートな演奏シーンがあるとのこと。情熱的な音楽の力によって湧き上がる感情を出演者だけでなく視聴者も楽しめるでしょう。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

夏目俊平(西島秀俊)は海外で活躍する優秀な指揮者でした。しかしあるとき、ヴァイオリンをやっていた娘・響(芦田愛菜)の身に「最悪のこと」が起こったのをきっかけに、彼は舞台に立つのをやめてしまいます。 それから5年後。家族と別居しウィーンでひとりきりの生活を送っていた俊平は、ある日仕事のためフランスに行くという妻・志帆(石田ゆり子)から頼まれ、しばらく日本に帰って子どもたちと過ごすことに。 しかし市役所で働く響は父に刺々しい態度をとり、その弟である海(大西利空)がフォローしても家の雰囲気は気まずいままです。 そんな中、市役所観光課の古谷悟史が俊平のもとにやってきます。彼は市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの指揮を、俊平が引き受けてくれたかのように話していますが……?

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ネタバレ

なんのことやら訳がわからない俊平でしたが、裏で手を回していたのは志帆でした。彼女は俊平に話もせずに、市民オーケストラを指揮するという話を勝手に取りつけてしまっていたのです。 指揮者をやめた身である俊平は、古谷の話をどうにかして断ることに。しかしいざオーケストラを前にするとついアドバイスをしてしまい、団員たちも少しずつやる気になっていくのでした。 響はそんな父親に対し、「あなたがどこで何をしてようが関係ない」「でもよそでやってほしい」と冷たい態度を崩しません。音楽には興味がないと公言し、嫌悪感をあらわにしている彼女ですが、どうやらその原因は俊平にあるようす。一体、俊平はどんな過ちをおかしたというのでしょうか。 その後紆余曲折あったものの、ついに俊平はオーケストラの指揮者を引き受けることを決め、定期演奏会で素晴らしい舞台を作り上げます。一方、フランスにいるはずの志帆がなぜか古谷と一緒にいて……!?

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

フランスにいるはずの志帆(石田ゆり子)は日本にいて、古谷(玉山鉄二)はたまに家を訪ねていました。 志帆は俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)が疎遠になったことを心配していて、響がコンサートホールに異動、古谷が指揮者を探しているタイミングが重なったことで、2人をあえて一緒に住まわせることにしたのです。 俊平はホールが閉館すると分かっても、新たな楽曲を演奏すると決め、足りないパートは団員を募集すると言い出し……。一方の響は、上司の滝田(山本圭祐)から晴見フィル撤去係に任命されます。

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ネタバレ

俊平は古谷と大輝(宮澤氷魚)とともに、チェロ奏者・羽野(佐藤緋美)に会いに行くことに。羽野はCDを出すほどの有名なチェロ奏者でしたが、今はもう音楽は辞めたとのこと。 その後女子高生・天音(當真あみ)が前回の演奏に感動し、指揮者になりたいと俊平の元を訪ねます。俊平は天音に、何か1つ演奏したい楽器を選ぶことを宿題に出しました。俊平は副旋律まで聞き当てた天音の才能に感動していて……。 さらに俊平はフルート奏者・瑠李(新木優子)とも出会い、嵐を呼ぶフルートを吹く瑠李を晴見フィルに誘いました。 俊平は再度、羽野の元を訪ねます。母の期待に応えてチェロを弾き続けましたが、高校3年で辞めることを宣言した羽野。母はショックで出て行き、羽野は今父の会社で働いています。俊平は羽野のチェロに合わせ、鍵盤ハーモニカで曲を一緒に演奏し……。 ある日の練習日。瑠李がフルートの首席となり、天音はバイオリンを学びながら指揮者見習いに。そして羽野も晴見フィルの一員になることを決めたのです。すると羽野は、ホールに案内してくれた響がかつてバイオリン奏者だったことを思い出しました。 一方海(大西利空)は、フランスにいるはずの志帆を偶然目撃してしまい……!

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

晴見フィルにコンサートを提案する俊平(西島秀俊)ですが、市の妨害のせいもあってホールが使えなくなってしまいました。 さらに優秀なチェリスト・蓮(佐藤緋美)が周りのクオリティに文句をつけたことで、トランペット奏者の大輝(宮沢氷魚)が飛び出し、メンバー間に不穏な空気が流れます。 響(芦田愛菜)は相変わらず父親に刺々しい態度をとっているうえ、上司に言われて晴見フィルの妨害を担当させられていました。親子の仲が改善する気配はまったくなく、むしろ響はどんどん心を閉ざしていっているようです。

ネタバレ

そんな中、俊平は道の駅の朝市での演奏、つまり野外での演奏という驚きの提案をします。さらに蓮と大輝それぞれに、演奏を通してお互いと向き合うよううながし、その仲を取り持つのでした。結果として、険悪ムードだったふたりは、アイコンタクトをとりながら息の合った演奏をしてみせます。 途中で大雨が降るというトラブルがありながらも、野外でのゲリラコンサートは大成功。ただこっそりようすを見に来ていた志帆は、俊平にその姿を見つけられてしまいました。 一方、響は誰もいない練習室にヴァイオリンが置いてあるのを見て、つい手にとって演奏してしまいます。そこに通りかかった大輝は、その演奏を耳にして……!?

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ついヴァイオリンを弾いた響(芦田愛菜)は、その姿を大輝(宮沢氷魚)と天音(當真あみ)、蓮(佐藤緋美)に目撃されます。しかし彼女は演奏のことを口外しないようお願いし、その代わりとしてなぜか蓮にヴァイオリンの手ほどきをすることになるのでした。 俊平(西島秀俊)は団長の古谷(玉山鉄二)や響に志帆(石田ゆり子)に会ったことを相談しますが、そんなことはありえないと片付けられてしまいます。 そんな中、ひょんなきっかけで夫婦は対面し、5年ぶりにちゃんと会話をすることに。しかし志帆は響と俊平の関係修復のため嘘をついていたと認めつつ、俊平がいる限り家には帰らないと断言するのでした……。

ネタバレ

家族をもう一度やり直したいと願う俊平は、志帆とファミレスで会い、その想いをまっすぐ伝えることに。 しかしそれを聞いた志帆は、音楽ばかりで家のことはぜんぶ志帆任せ、そのせいで志帆が絵を描けていなくてもまるで気にしなかった過去の俊平の傲慢さを責め、あの生活に戻るなんて御免だと返します。 さらに志帆は離婚したいと言うだけでなく、ある人にプロポーズされたとまで言うのです。その後俊平は、どうやらその人物が晴海フィルの団員らしいと知り、コンサート当日に誰が怪しいか推理しながら指揮棒を振ることに。結果、古谷が問題の人物だと突き止めますが!? 俊平の周りを嗅ぎまわる謎の男(満島真之介)も登場し、油断できない展開になってきました。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

響(芦田愛菜)は両親が離婚をしようがしまいがかまわないとしつつ、弟である海(大西利空)には配慮してほしいと姉らしい心遣いを見せます。 しかしそんな中、俊平(西島秀俊)とフルート奏者・瑠李(新木優子)が一緒にいるところを目撃し、さらにふたりが親密な仲だと勘違いしてしまった響は激怒!その日の夜中に家出をしてしまいます。 さらに海もひょんなことがきっかけで家を飛び出し、夏目家はあっという間にバラバラに……。志帆(石田ゆり子)もこの異常事態にはさすがに焦り、俊平と協力し合うことにします。

ネタバレ

その後海の口から語られる形で、ようやく響の過去が明らかになります。 昔、響は今では考えられないほどのパパっ子で、彼との共演を夢見てヴァイオリンを頑張っていました。実際に才能もありましたが、世界の舞台にはとんでもないレベルの「化け物」がたくさんいます。 響はその差を努力で埋めようとしたものの、あまりに頑張りすぎたせいで心が折れてしまったのです。 家出期間中、響は職場の仲間でトランペット奏者でもある大輝(宮沢氷魚)の心遣いもあって、楽しそうな表情を見せます。だからなのか、その後ふたりで歩いているところに俊平が通りがかり「帰ろう」と言われると、無言ではあるものの一緒に家に帰りました。 家には海も志帆も帰っていて、まだぎこちないものの久しぶりに4人で食卓を囲みます。遠回りしながらも、少しずつ和解に近付いているのでしょうか……? 一方、天音(當真あみ)の父が市長・白石一生(淵上泰史)であることが発覚して!?

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

長年利用してきたあおぞらホールの閉館が、もともと予定されていた3月末から2月末に繰り上がってしまいます。そのうえ新規イベントの受付もしないと市から言われ、晴見フィルは今度こそ解散することになるのでした。 どんよりしたムードになってしまう一同でしたが、そんな中晴見フィル最古参の小村(西田敏行)からの提案で、「梅まつり」にてゲリラコンサートを開くことに。最後のコンサートに向け、それぞれが準備を進めていきます。もちろん、市側に感づかれないよう気を付けるのも忘れてはいけません。 志帆(石田ゆり子)の件でギスギスしていた俊平(西島秀俊)と古谷(玉山鉄二)も和解し、皆がひとつの目標に向かって一丸となりますが、これが最後だと思うと切ないものです……。

ネタバレ

あるとき、響(芦田愛菜)は顔見知りのおばあちゃん・富子(白石加代子)から「題名がわからない思い出の曲」についてたずねられます。メロディーは『カルメン』のハバネラに似ているものの、どうやらそうではないようです。彼女はいろいろな人に聞いてまわってみますが、真相はわからないまま……。 途中で瑠李(新木優子)の複雑な家庭環境やフルートに対する想いも描かれつつ、ついに梅まつりの日がやってきます。ゲリラ的な開催だったのに客席はあっという間に満員になり、「さよならコンサート」は盛況のうちに幕を閉じるのでした。 一方、響は無事に例の曲名がわかり、富子にちゃんと教えてあげます。感激する富子の姿は、まさに俊平が言っていた「音楽は人の心を救う」という言葉を体現しているようでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

とうとうあおぞらホールが閉館されてしまい、晴見フィルの活動期間も残り1ヶ月に。「散りオケ」と皮肉を言われるような状態になってしまいますが、それでも俊平(西島秀俊)はできることはやろうと団員たちを力づけます。 そんな中、天音(當真あみ)は相変わらず一生懸命ヴァイオリンの練習をしており、めきめきと実力をつけていっていました。しかしその矢先に大変なことが起きて……!? 一方、俊平のマネージャーである鏑木(満島真之介)は、彼のもとにドイツの名門オケからの常任指揮者のオファーを持ってきます……。

ネタバレ

天音は父である白石一生(渕上泰史)にヴァイオリンのことや晴見オケとのかかわりを知られてしまい、ぜんぶやめさせられます。あれほど楽しそうに熱中していたというのに、父に認めてもらえず、楽器も楽譜も手放してしまうのです。 さて、鏑木からオファーの話を聞いた俊平は、なんとその話を断るなどと言いだします。俊平の才能を信じる鏑木は当然怒りますが、俊平の「今の僕の夢はここにあるんです」という言葉を聞くと、考えを改め彼についていこうと誓い直すのでした。 そんな中諸事情で病院のロビーにて開かれることになった、晴見フィルによるコンサート。このときの演奏を聴いて「音楽は人を救う」という言葉を思い出した響は、思わず天音のもとへ向かうのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

響(芦田愛菜)は天音(當真あみ)のことが心配でしかたなく、大輝(宮沢氷魚)とともに彼女の家へ向かいます。ここでふたりははじめて天音が市長の娘であることを知り、市長本人から冷たく追い返されてしまいました。 そんな中、俊平(西島秀俊)は母校の創立記念イベントに出席するため、高松にある実家に帰省することに。実は彼は父親に勘当された身だったため、響と海(大西利空)、志帆(石田ゆり子)に付き添ってほしいとお願いします。 こうして久しぶりの家族旅行と相成るわけですが、当日になると志帆と海は行けないと言い出し、俊平と響だけで向かう羽目に……!?

ネタバレ

俊平の実家に到着した俊平と響ですが、俊平の父・行彦(柄本明)は息子と孫を完全無視してどこやらへ出かけてしまいます。俊平の母である裕子(梅沢昌代)はやさしく彼らを迎え入れ、実はついてきていたオーケストラのメンバーのことももてなしてくれました。 さらにヴァイオリンを背負って家出してきた天音も加わり、夏目家は大賑わい……。話の流れで俊平の過去も明かされます。 実は彼は将来有望な野球少年であり、強豪校の監督だった行彦の期待をかけられプロ野球選手を目指していました。しかしあるとき、たまたま聞いたヴァイオリンの音色に魅せられ、甲子園の予選をほっぽってコンサートに出かけます。これをきっかけに行彦から勘当されてしまったのです。 しかし行彦はぶっきらぼうでありながらも心の底では息子を応援しているようで、最後には俊平に「帰ってこんでええけんしっかりやれ!」と彼なりのエールを送ります。 一方、天音も心配して迎えに来た父親の前でヴァイオリン演奏を披露し、「音楽をやりたい」という自分の本音を吐露。さすがの市長もこれには心動かされたようです。 こうして2組の親子の和解が描かれ、残るは俊平と響のみ……?

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

縁あって仙台オーケストラフェスティバルに参加することになった晴見フィル。ここでいい演奏ができれば、今後活動を続けていくためのきっかけになるかもしれません。しかしそもそも練習場所もなく、費用も捻出できるかどうかという状況で、皆頭を悩ませることになります。 そんな中、瑠李(新木優子)が奔走したおかげで、熱海にある保養施設を練習場所として使用できることに。響(芦田愛菜)も声をかけられて皆と一緒に現地に向かいます。 やがて俊平(西島秀俊)は自身の恩師であるシュナイダー先生から手紙と楽譜を受け取り、久しぶりに作曲にも取り掛かるのでした。一方、響は偶然その手紙を読んでしまい、俊平の想いを知ることに……?

ネタバレ

俊平がかつて指揮者をやめるという決断をしたのは、愛する娘である響の心を失い“空っぽになった”からでした。その心のうちをシュナイダー先生の手紙を通じて知り、響は5年前のことを回想します。 必死に頑張っても父親のようになれず、「パパのせいで音楽が嫌いになった」という言葉をぶつけてしまったこと。そしてその日、俊平が指揮者をやめてしまったこと……。 ようやく頑なな気持ちが溶けかけた響は、過去に俊平からもらった手紙をすべて読みます。そこには、不器用ながらも愛情にあふれた言葉がたくさんありました。 やがて父と娘はここにきてはじめて対話し、ピアノとヴァイオリンを一緒に演奏します。こうして長いあいだ親子のあいだにあったわだかまりは解け、新たな一歩を踏み出すことができたのでした。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

長い長いすれ違いを経て、ようやく和解に至った俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。ふたりを見守っていた周囲の人間も、ようやく一安心といったようすです。 一方、晴見フィルは仙台オーケストラフェスティバルの準備のため、資金集めなどで大忙しになります。そんな中、団員の一部はオケを存続する方法が何かないのかと探り始めますが……? その後、俊平は妻の志帆(石田ゆり子)ともきちんと話をして、自分の心のうちをまっすぐに伝えます。ようやくいろいろなことが落ち着き、大団円はすぐそこ――そんな矢先に、俊平の恩師であるシュナイダー先生が倒れたという知らせが入ってきました。 晴見フィルにとって大切な公演が間近に控える中、俊平は頭を悩ませることになりますが……。

ネタバレ

そんな状況に置かれた俊平は、練習中にも上の空。事情を知った晴見フィルの面々は、彼をドイツに行かせるか引き止めるかで意見が割れてしまいます。 響は、晴見フィルで指揮棒を振る父の姿が本当に楽しそうであることを認めつつも、どうしても彼にはドイツに行ってほしいと考えていました。そんな彼女の言葉に心打たれたメンバーたちは、とある決断をします。 それは、俊平の弟子のような存在である天音(當真あみ)を新たな指揮者に据え、俊平を「クビ」にするということ。俊平はそんな彼らに送り出され、最後に彼らの前で指揮棒を振ると、ドイツへと旅立っていくのでした。 響は去っていく父の背中に、「さよならマエストロ!」と別れの言葉を告げます。俊平は必ず帰ってくることを笑顔で約束し、物語は幕を下ろしました。

「さよならマエストロ」に原作はある?

「さよならマエストロ」には原作はありません。そのためストーリーや結末を予測することはできず、視聴者は毎週どのような展開が待っているのか楽しめるでしょう。 主演の西島秀俊は企画書を読んだ段階から涙が出るほどだったと語っており、想像していないところで心が震えるような瞬間が起きる可能性を感じているそうです。

放送前に最終回の結末を予想してみた

『さよならマエストロ』最終回のポイントを予想
  1. 5年前の事件とは?
  2. 娘と父の関係は改善する?
  3. 晴見フィルは存続できる?

最終回では"5年前に起きたある事件”が解決すると予想。5年前の事件をきっかけに俊平は音楽から離れ、家族が俊平の元を去ったとのこと。 芦田愛菜は自分の演じる役柄に関するコメントとして「5年前の事件をきっかけに父親に対して素直になれないーー」と語っています。年頃の女子が素直になれないきっかけになるようなもの……といえば不倫などの女性トラブルが考えられるでしょう。 「音楽以外はポンコツで天然だけれど、出会った人々にはとても愛される」という俊平だけに、女性とトラブルを起こしてしまったのかもしれません。その誤解が解け、家族が1つにまとまる最終回になると予想します。

「さよならマエストロ」の登場人物

夏目俊平役/西島秀俊

西島秀俊

「さよならマエストロ」で主人公の夏目俊平を演じるのは西島秀俊です。日曜劇場には『流星ワゴン』(2015年)以来9年ぶりの出演となり、娘役の芦田愛菜とは初共演。主演した『ドライブ・マイ・カ』(2021)では、94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞するなど国際的に評価される俳優です。 俊平は天才指揮者だけど、音楽以外のことはまったくできないという役どころ。既に指揮の練習もしているそうで、どんな天才指揮者っぷりを見せてくれるのか楽しみです。 かっこよく音楽に向き合う姿とは裏腹に、家族にはまったく相手にされないコミカルなシーンも必見。

夏目響役/芦田愛菜

芦田愛菜

音楽を嫌う娘の夏目響を演じるのは芦田愛菜です。日曜劇場には『南極大陸』(2011年)以来の出演となり、当時は7歳だった芦田が今作では20歳の市役所職員を演じます。子役から活躍を続ける芦田が、久しぶりの日曜劇場で初共演の西島秀俊とどんな親子像を見せてくれるのか期待大。 響は俊平に対してキツく当たる役ということで、芦田は演じていて心が痛いと語っていますが、自身も響と同じく頑固で素直になれないタイプだとも語っています。大人になった芦田が演じる響が、どのような姿を見せてくれるのか楽しみですね。

脚本を担当するのは『凪のお暇』の大島里美

『凪のお暇』

「さよならマエストロ」の脚本を担当するのは大島里美です。『凪のお暇』(2019年)、『妻、小学生になる。』(2022年)などを手掛け、人の心の内側を丁寧に描く作風で知られています。 ドラマを作るときには物語のイメージから音楽を作ることが多いといいますが、「さよならマエストロ」ではクラシック音楽からたくさんのイメージをもらい登場人物のキャラクターと心情を描いたそうです。 普段クラシックを聞かない人でも楽しめる音楽の物語になっていると大島は語っているので、音楽を愛する人もそうでない人も誰でも楽しめる日曜劇場になっています。

「さよならマエストロ」最終回ネタバレ・全話あらすじを解説

2024年1月の日曜劇場「さよならマエストロ」は、不器用な親子が音楽を通じて親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマです。 情熱的な物語のあらすじやネタバレは随時更新予定ですので、楽しみに待っていてくださいね。