漫画『サイコメトラー』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！新感覚サイコミステリー

2011年から2014年まで『週刊ヤングマガジン』で連載されていた漫画『サイコメトラー』。サイコメトリー能力を持った少年がさまざまな事件を解決していく本作は、1996年から2000年まで『週刊少年マガジン』で連載されていた『サイコメトラーEIJI』の続編です。 この記事では、そんな本作のあらすじをネタバレありで徹底解説します！

留年した高校3年生の明日真映児は警視庁捜査一課の女刑事から志摩亮子から依頼され、特殊能力を使って捜査に協力することに。渋谷で発生した連続殺人事件の後、危険はクラスメイトの近くまで迫っていました。 映児がバイト先で出会った矢木龍兵と植松佐知子は、幸せいっぱいな日々を過ごしていました。しかしそんな2人に悲劇が訪れ、映児は志摩とともに捜査に乗り出します。 その後ラリった3人組の車に轢かれた佐知子は事故直後は息があったにもかかわらず、証拠を隠滅するために3人組から走行中の電車に放りこまれて命を落としてしまいました。

ある日、一人暮らしの女性が自宅でナイフで殺害されるという事件が発生。私立探偵の明智川耕助がその現場を調べていたものの挙動がおかしく、犯人だと疑われてしまいます。 突如現れた、映児の親友・トオルのチームに喧嘩をふっかける輩。事件が放火未遂まで発展してしまったことから、トオルは「リーグ四天王」に犯人捜索を命じることになりました。 報告に上がってきた、心臓をくり抜かれた惨殺死体が。さらに死体の心臓があった場所には、カップラーメンとコーヒーがつめこまれていました。映児はサイコメトリーを試みるものの、依然決定的な証拠を掴むことができません。

映児のバンド仲間であるアリサは、怪しい男からのストーカー被害に悩んでいました。そんな折、彼女が電車で移動中にマナーの悪い客を目にした次の瞬間、信じられない出来事が起こります。 黒い噂ばかりの政治家が何者かに殺された現場に「世直し新聞」なる新聞が残されていました。しかも殺人はなんと、その新聞記事の内容通りに行われていたのです。依頼を受けた映児が捜査を開始すると、思いがけない犯人像が浮かび上がります。 宇田川署の警官がゴミ置き場で発生した爆発に巻き込まれ、死亡する事件が発生。彼の死には、「リーグ」が関わっていることが予想されていました。

警官の爆殺事件の後、犯人グループである「東京シティゲリラ」からとある犯行声明が届きます。その後事態は、警察を組織ごと揺るがす事態に発展していくのでした。 その後、爆殺事件の主犯が不良中学生・タカシの祖父であることが判明。タカシの祖父はさらに署長の息子を拉致誘拐し、ネットの生放送で過去の事件の真犯人であることを自白させるために拷問します。 リーガーズ・カフェが閉店した後、昔からトオルに想いを寄せていたカフェのアルバイト店員・ヒカルが突然彼の腹部をナイフで刺しました。どうやら彼女は、何者かに操られているようです。

マインドコントロールができる「FSD」のリーダー・9Jは、次から次へ思いのままに人を操ります。映児は大切な人に危害を加える彼に、不良として立ち向かうことを決意するのでした。 ある日占いをしていた映児のもとに彼氏に騙されていた美女・羅々亜が現れますが、2人はその後ヨリを戻すことに。一件落着かと思いきや、2人の家にある不審者が侵入します。 ネット掲示板で、殺人に関する不審な書き込みを発見した映児。その後実際にニュースで事件のことが取り上げられたことで、彼は戦慄します。

過去にドラマかもされた大人気作品『サイコメトラーEIJI』の続編である本作は、見どころ満載。青年誌に掲載されているということもあり、コメディ感のある適度な下ネタが見どころのひとつ。いやらしい感じはないため、気まずく感じることもありません！ さらになんといっても主人公・映児がサイコメトリー能力を使ってさまざまな事件を解決していく様子が、かなり爽快です。思わず「自分にもこんな能力あったらいいのに！」と思ってしまいます。