『ブラック・ジャック』が高橋一生主演でドラマ化!原作漫画の最終回もネタバレ解説
「漫画の神様」として名高い、手塚治虫が生んだ医療漫画の金字塔『ブラック・ジャック』。実力派俳優・高橋一生を主演に迎え、2024年にテレビ朝日系列でドラマ化されます。 この記事では、実写版『ブラック・ジャック』の最新情報や原作のネタバレを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
『ブラック・ジャック』が実写ドラマ化決定
『ブラック・ジャック』といえば、ゲームやアニメ、舞台などの様々な媒体において、過去にも幾度となくメディアミックス化された名作漫画です。 初の実写ドラマ化作品となったのが、テレビ朝日の連続ドラマ『加山雄三のブラック・ジャック』(1981年)であり、同作は原作を比較的忠実に再現。内容をある程度踏襲したものとしては、TBSが単発ドラマとして製作した本木雅弘主演の2000年版以来、24年ぶりの実写ドラマ化が決定しました! ちなみに、日本テレビによる岡田将生主演の単発ドラマ『ヤング ブラック・ジャック』(2011年)は、設定もストーリーも完全オリジナルで描かれた作品です。
主演を務めるのは高橋一生
主人公のブラック・ジャックは、脳外科を始めあらゆる手術をこなす「もぐり」の天才外科医。本名は間黒男(はざま くろお)。無免許の上に高い報酬を要求するため、世界の医学界でその名が知られている一方で、一部の医師たちからは敵視されています。 人体実験と紙一重の治療を行うこともありますが、患者を救いたいという思いは本物です。 黒いコートと顔の傷跡が印象的な外科医に扮するのは、実写版「岸辺露伴は動かない」シリーズで主演を務め、怪演が話題となった高橋一生。公式コメントでは「厳しい目線で観ていただき、願わくば楽しんでいただきたい」と語り、決意を持って撮影に臨んでいるようです。
『ブラック・ジャック』のあらすじ
無免許でありながらも、彼に不可能な手術はないとされる天才外科医ブラック・ジャック。法外な治療費と引き換えに、奇跡とも言える神業で死の淵にいる患者を救ってきました。しかし、そのやり方を嫌う医師も多く、人里離れた場所に診療所を構えています。 ブラック・ジャックと彼が助けた助手のピノコ、どの医者にもさじを投げられた患者たちを通じて、「医療と生命」のあり方を問う1話完結型の作品です。 2024年版では、そんな原作へのリスペクトを込めつつ有名エピソードを凝縮し、コロナ禍を経た現代の人々への真摯なメッセージが紡がれます。
『ブラック・ジャック』の最終回をネタバレ
ブラック・ジャックは自分専用の切符を使って、片道しかないSL(蒸気機関車)に乗っていました。 ぼんやりと辺りを眺めるその目に映り込むのは、故郷の風景や過去に出会った人たち。子宮を失った初恋の人・如月恵や安楽死専門の医師・キリコ、今は亡き本間先生の姿でした。彼らとの医療・生命・人生に関する対話を終えた彼の前に、何と21才に成長したピノコが現れます。 本当の気持ちを知りたがる彼女に対し、「お前は俺の奥さんじゃないか」と答えるブラック・ジャック。ふと彼が目を覚ますと、すべては自らの内面と向き合うための夢だったのでした。 原作は厳密には未完になっており、『週刊少年チャンピオン』での最後の週刊連載である第229話「人生という名のSL」が、便宜上の最終回として扱われています。
『ブラック・ジャック』が実写ドラマ化!最終回ネタバレも解説
2023年に連載開始50周年の節目を飾り、特別プロジェクトも展開中の『ブラック・ジャック』。再び実写ドラマ化されることが決まりましたが、最終回は原作通りなのでしょうか? あらすじやその他キャスト、放送日の詳細は未発表なので、今後の続報に注目しましょう!