『フェルマーの料理』第10話のあらすじ 復活した海(志尊淳)と岳(高橋文哉)の運命は?
2023年10月期、TBS金曜ドラマ『フェルマーの料理』最終回が放送されました。料理の世界に戻ってきた海(志尊淳)ですが、ある試練が待ち受けていました。果たして海と岳(高橋文哉)は、料理の真理の扉を開くことができるのでしょうか。 この記事では『フェルマーの料理』最終回のあらすじ・ネタバレについて詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
Kのメンバーと再会する岳と海
料理の世界に復帰した海(志尊淳)ですが、凡庸な料理人になるだけだと渋谷(仲村トオル)は反対します。渋谷に「真理の扉を開く料理を出せ」と言われ、岳と海は翌日渋谷に料理を振る舞うことに。 しかし蘭菜(小芝風花)と再会した岳は、「ここには来ないで」と言われてしまいます。蘭菜は岳が変わってしまったことがまだ許せない様子。そこで岳はKの皆に会いにいき、これまでのことを謝罪しました。 明日皆にも料理を振る舞いたいからKに来てほしいと誘うも、布袋(細田善彦)や孫六(板垣李光人)は岳の提案を断ります。
1人ではたどり着けないところも、皆でならたどり着ける
翌日、岳と海は渋谷に料理を振る舞います。するとKのメンバーも勢ぞろいし、体調が悪い海の代わりに皆が手伝ってくれることに。実は孫六が皆に声をかけ、Kに集まるよう説得してくれていました。そして海の指示のもと、Kのメンバーは皆で1年ぶりに料理を作り始めます。 前菜、スープ、魚料理は全て、Kの皆のアイデアを元に作ります。そして肉料理は、布袋などのアイデアを盛り込んだハンバーグを作りました。 しかし渋谷は、孤高を極めるのになぜ他人のアイデアを使うのかと非難。すると海と岳は、1人ではたどり着けないところでも皆でならたどり着ける。それこそが「真理の扉を開く」ことだと渋谷に説明したのです。
海と渋谷の思い出のハンバーグ 渋谷が語る真理の扉とは!
渋谷はハンバーグを食べ終えると、厨房を借りてハンバーグを作り始めます。これは海が子供の頃、渋谷に作ってもらった思い出のハンバーグ。それを食べた岳は、その美味しさに感動します。 渋谷は海と岳に、料理に限界はないし正解や真理は存在しないと説明。扉の先には扉があって、無限のループ。病に侵されても突き進む海を見て、渋谷は「お前は神を越えた」と告げたのです。 渋谷は海に「頑張れよ」と告げると、海は涙を流しながら「俺の事拾ってくれて、俺に料理を教えてくれてありがとうございます」と頭を下げました。渋谷は「美味しかった」と言い、店を出て行ったのでした。
Kの皆の新たな旅立ち!海と岳が選んだ道は……?
布袋は自分の店をやり直し、孫六は実家を継ぐことに。蘭菜はKを買い取って店を続け、Kの皆はそれぞれの道に進み始めました。 岳と海は日本のどこかで、店を開きます。そこにやってきた亜由(白石聖)と神楽(久保田紗友)。岳と海は一緒に厨房に立ちながら、ナポリタンを振る舞いました。2人が見つけ出した答えとは、「僕らは1人じゃない」。 無事に岳と海が料理の真理の扉を開き、2人で店を出すというラストには感動でした。しかも最後に出てきた料理がナポリタン。これは岳と海が出会うきっかけの料理で、本当に美しい感動のラストとなりましたね。原作も続いていますし、続編にも期待したいです!