『異修羅』柳の剣のソウジロウは死亡する？圧倒的な強さを誇る剣豪を徹底解説！

『異修羅』は2017年から「カクヨム」にて連載されているライトノベルで、2021年からは『月刊少年マガジン』にてコミカライズ化、さらに2024年1月からはアニメも放送されているバトルファンタジー作品です。 この記事では、そんな本作に登場する剣豪・柳の剣のソウジロウについて徹底解説！強さや死亡説などを、掘り下げていきます。

柳の剣の宗次郎は本作に登場する修羅の1人で、本名は柳生宗次郎(やぎゅうそうじろう)。彼は元々魔王が倒された後の世界の住人ではなく、「彼方」と呼ばれる異世界から転生してきました。 1つに束ねた黒髪に巻いた白い鉢巻がトレードマークで、かなりの猫背。服装はTシャツに短パン、ジャージと軽装ですが、巨大なゴーレム相手に傷ひとつ作ることなく立ち回りました。その強さは計り知れず、圧倒的な剣技で敵を翻弄します。

結論から言うと、ソウジロウは第三試合のオゾネズマとの戦いにおいて重傷を負ったものの、死亡はしていません。オゾネズマの圧倒的な力の前で、ソウジロウは歩くことができないほどの大怪我を負わされてしまいます。 しかし決して諦めることなく、手術刀を手に果敢にオゾネズマに立ち向かうソウジロウ。最終的に彼はオゾネズマの心臓と魔王の腕を傷づけることに、成功するのでした。オゾネズマはそのまま恐怖に震え上がり、ソウジロウに対して敗北を宣言。そうして第三試合が幕を下ろします。 その後、病室で右腿から下がないソウジロウの現状が描写されました。現時点で脚を修復する方法はないものの、彼は次のロスクレイとの対戦を心待ちにしているようでした。

彼方、いわゆる異世界からの転生者である彼は、柳生塚厳と名乗る男の弟子にして最強で最後の剣豪とされています。 その剣技は「絶技」とも呼ばれており、刃が潰れてしまっている切れ味がまったくない練習剣でも、一切刃をと幼い重厚な装甲を持つ機魔ゴーレムや、超常の魔石を使って加工された史上最悪の生体戦車を、たった一撃で切り裂くほど。 小柄かつ身軽であることも相まって身体能力そのものもかなり高く、戦闘中は空中で立ち回るような軽やかな動きを見せています。 観察眼や見切りなど剣技に付随する能力もあり、常に相手の一歩先を読んで翻弄。オゾネズマ戦では手負いになりながらも、相手の戦意を喪失させるほどの大きなダメージを与えていました。

圧倒的な剣技を誇るソウジロウですが、実はそれ以外にも特筆すべき能力があるのです。それは、もはや超常の域に達している「超直感」。 彼は彼方にいた頃における数多の戦闘経験と、さらに持って生まれた観察眼と殺戮本能によって直感を少しずつ培っていき、対峙した敵を一目見ただけで命＝急所や弱点を把握することが可能になりました。 一瞬で相手の弱点を把握すると同時に「殺害する方法」を瞬時に組み立てるというその能力は、向かうところ敵なし。破壊力などでは他の修羅たちに劣るものの、ナガンの迷宮機魔などではその真価を大いに発揮しました。

ラフな格好と喋り方の彼は一見ゆるい印象を受けますが、その実は強敵と戦うこと以外にまったくと言っていいほど興味がない「戦闘狂」。漫画冒頭でゴーレムたちに襲われるユノを助けていたものの、「ただ単に強敵と戦った結果ユノが助かった」というだけで、基本的に他人の生死に関してはドライです。 とはいっても社会性や協調性がまったく無いというわけでもなく、必要に応じて人間関係などを見ながら「余計な発言をしない」といったことはできます。最初はソウジロウに憎しみを覚えていたユノも、彼の姿勢や人柄に触れて少しずつ心境が変わっているようです。

2024年1月より放送されているアニメ『異修羅』でソウジロウの声を演じるのは、さまざまな作品で主役としても活躍することが多い人気声優の梶裕貴。 少年〜青年役を担当することが多い彼の代表作には、『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役や『七つの大罪』のメリオダス役、『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍役などがあります。

この記事では、人気バトルファンタジー『異修羅』に登場する柳の剣のソウジロウについて徹底解説しました！ アニメ化されたことでますます盛り上がりを見せている本作。ソウジロウの今後の活躍からも、目が離せません！