『大奥』10話のあらすじ 亀梨和也の出生の秘密が明らかに!宮館涼太の魔の手が忍び寄る
2024年1月期、フジテレビ木曜劇場『大奥』第10話が放送されました。将軍家の子ではないと思っていた家治(亀梨和也)ですが、今回その秘密が明らかとなりました。そして定信(宮館涼太)の恐ろしさが増していきます……。 この記事では『大奥』第10話のあらすじ・ネタバレについて詳しく解説していきます。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
自分は将軍家の子ではないと悩む家治
このところ咳き込んでいる家治(亀梨和也)は、田沼(安田顕)からお品(西野七瀬)の子・貞次郎を世継ぎに指名するよう迫られます。家治は、自分は将軍家の子ではないため貞次郎を世継ぎにしていいのかと悩んでいました。 その頃倫子の元には、再び定信(宮館涼太)から贈り物と手紙が届きました。そこには、驚きの事実が記されていたのです。
明かされた家治の出生の秘密
手紙には、家治と瓜二つの歌舞伎役者・幸冶郎(亀梨和也)を見かけたと書かれていました。倫子からこのことを聞いた家治は、幸冶郎と会うことにしたのです。 家治は幸冶郎に、父が桜田真太郎であることを確認します。自分と幸冶郎が兄弟であると分かった家治の元に、定信もやってきました。しかし幸冶郎は家治に、自分は桜田の子であるが家治は違うと告げ……! 幸冶郎が家治に手渡した母・お幸(紺野まひる)の手紙によると、家重(高橋克典)の側室の自分が桜田との子を身籠った時、お幸は何とかして産みたいと田沼に相談。桜田とお幸が逢瀬を重ねていたのは家治が生まれたずっと後であり、家治は長い間田沼に父が家重ではないと騙されていたことが分かったのです。
田沼への処分 猿吉の遺言とは
自分が将軍家の子であると知った家治は、田沼を問い詰めます。「そなたは長年に渡り儂を騙した!そなたは鬼だ!化け物だ!」と声を荒げた家治ですが、田沼は「では他に、どうしろと?高いところから見下ろすだけの者たちに何ができる!」と、偉くなるほかなかったと言い返しました。 家治は田沼に、自分を騙さなくても己の才と働きで政を担う要となれていたことを伝え、田沼に蟄居閉門を命じたのでした。 その頃倫子は松島(栗山千明)から、遺体で見つかった猿吉の遺言に、倫子の子供が流れるよう毒を仕組んだこと、家基を殺めたことが書かれてきたと聞きます。家治は、猿吉1人にこれだけのことができるはずないと怒り……。
家治の決意 定信の魔の手が忍び寄る……
お知保(森川葵)はお品の元にやってきて、お品の頬を叩きます。お知保はお品が猿吉に頼んで、家基を殺めたと思っていました。 家治は皆を集め、無用な争いを生まないためにお品に大奥を出てもらうこと、貞次郎が寝所で亡くなっていたことを告げます。家治は儂の血筋を根絶やしにしようともくろむ者がいると怒るも、血を吐いて倒れてしまい……。 その頃定信は、「儂の世はすぐそこだ」と笑っていたのでした。 本当に貞次郎も亡くなっていたら、悲しすぎる展開です。次週は最終回、定信と倫子の争いが幕を開けます。家治の容態も心配ですし、倫子と家治に幸せが訪れることを願いたいです。