2024年3月26日更新

【追悼】鳥山明が世に送り出した名作漫画3選!世代や国境を超えて人々に愛された作品

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ドラゴンボール 破壊神
(C)バードスタジオ/集英社(C)「2018 ドラゴンボール超」製作委員会

2024年3月1日、惜しまれつつもこの世を去った漫画家・鳥山明。彼が生み出した作品の数々は、世代を超えて多くの人に愛されています。日本の漫画が海外で「MANGA」と呼ばれ、世界に広まるきっかけとなった先駆者でもある鳥山。 漫画だけでなく、『ドラゴンクエスト』シリーズなどのゲームキャラクターのデザインでもよく知られていますね。 この記事では、彼の作品群の中でも、特に多くの人に愛される3作を紹介します。なつかしい作品も新しい作品もあると思いますので、ぜひ楽しんでみてください。

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『DRAGON BALL』

「オラ、ワクワクすっぞ!」7つのドラゴンボールを巡って大冒険!

ドラゴンボールZ

『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1984年から1995年にかけて連載された『ドラゴンボール』7つすべて集めると、どんな願いも1つ叶えるといわれる「ドラゴンボール」を巡って、少年・孫悟空が仲間とともに冒険し、行く先々でさまざまな敵と戦いをくり広げる物語です。 のちにアニメ化され、1986年から1989年に『ドラゴンボール』、1989年から1996年にかけて『ドラゴンボールZ』、1996年から1997年にかけて『ドラゴンボールGT』が放送されました。 その後、「Z」のデジタルリマスター版である『ドラゴンボール改』第1期(2009年〜2011年)と2期(2014年〜2015年)が放送され、2015年から2018年にかけては、鳥山明原案の完全新作『ドラゴンボール超』が放送されました。 映画は2022年までに21作が公開された人気作です。

2024年秋には鳥山明がストーリーや設定、キャラクターデザインを手掛けた完全新作の『ドラゴンボール DAIMA』の放送が予定されています。

『Dr.スランプ』

「んちゃ!」かわいいあの子は実はロボット!

『Dr.スランプ』
©鳥山明/集英社 ・ 東映アニメーション

1980年から1984年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された『Dr.スランプ』は、鳥山明初の連載作品として知られています。 自称・天才科学者、則巻千兵衛が作った少女型ロボットの則巻アラレ。ド田舎のペンギン村を舞台に、アラレとその友人たちのペンギン村の日常、そして時折襲ってくる敵・Dr.マシリトとの戦いを描くギャグマンガです。 1981年には『Dr.スランプ アラレちゃん』のタイトルでアニメ化され、大人気を博しました。1997年には『ドクタースランプ』のタイトルで2度目のアニメ化。少年漫画誌連作作品にも関わらず、性別・年齢問わず多くの人に愛されています。

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『SAND LAND』

悪魔の王子が“幻の泉”を探す冒険ファンタジー

劇場アニメ『SAND LAND』
©バード・スタジオ/集英社 ©SAND LAND製作委員会

『SAND LAND』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)に2000年23号から同年36・37合併号まで連載された冒険ファンタジー作品です。 世界のほとんどが砂漠となった世界。貴重な水は国王によって独占され、人々は乾きに喘いでいました。そんななか初老の保安官ラオは、国王の水源とは別の「幻の泉」を探すため魔王に助けを求め、その息子・ベルゼブブとお目付け役のシーフとともに水源を探す危険な旅に出ます。 もともと単行本1巻分の短期集中連載として企画された本作は、短いながらも人気を博しました。2023年には映画版が公開され、2024年3月30日からは、Disney+でオリジナルシリーズの配信が開始されます。