『肝臓を奪われた妻』漫画結末ネタバレ・あらすじ！ドラマの最終回も原作から予想

愛する人と結ばれ幸せな結婚生活を送るはずだったのに、「肝臓を奪われた」ってどういうこと？この記事では、漫画『肝臓を奪われた妻』のあらすじやネタバレを紹介していきます。 また、2024年4月から日本テレビにて放送されている実写ドラマの結末も予想！誰もが応援したくなる痛快な復讐劇の行方が気になりますよね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

女手1つで育てられ北山優香は、似た境遇で育った中村光星と運命的な出会いをします。母が亡くなり天涯孤独となった優香は、光星の「ずっと一緒にいよう」という言葉を信じ結婚。 結婚後、光星の母・聖子の肝臓の病気を治すため移植のドナーとなることを決意した優香ですが、手術後中村家の態度は一変します。難癖をつけられ離婚させられてしまった優香は、身ごもってた子どもを出産し結人と名付け1人で育てるのでした。 5年後、偶然光星と再会しすべてを仕組んだのが光星だったと知った優香。肝臓を奪われるための道具だったと知った優香の復讐が始まります。

優香から復讐されるも、誰も反省しない中村家。優香に対する恨みを募らせた弘子は、部屋に灯油を撒くと火を点け、優香に馬乗りになります。 しかし、優香に気を取られすぎて服に火がつき、弘子は火だるまに。その後、瀕死の火傷から目を覚ました弘子は変わり果てた自分の姿に絶望します。 優香は病院にやってきたるり子と聖子に対し「全部自分たちのしたことが返ってきただけです」と吐き捨てるのでした。中村家がこれまで優香にしてきたことを考えると当然の報いだと言えるでしょう。 その後、治療費などで金欠となったるり子はだんだん追い込まれます。光星に「控訴のためマンションを売る」と言われた際に「お金のないあなたなんて用無し」と離婚を選択するのでした。

優香の元夫・光星は懲役5年の判決を受け、刑務所生活を送ることとなります。 優香の行動によって、光星の会社の財政状況が明らかとなりました。実は光星の会社は破産寸前で、光星は焦りを募らせます。それと同時に母・妹・妻も悲惨な状況に陥っており、光星はどんどん追い詰められていくことに。 そこで光星は、なんと優香の息子・結人を誘拐しようとしたのです。しかしそれに気づいた優香が警察を呼び、光星は逮捕されました。逮捕容疑は誘拐だけでなく脱税も含まれており、光星は懲役5年の判決を受けることになったのです。 それだけに留まらず、光星は刑務所で家族と連絡がつかずイライラを募らせ、他の受刑者からボコボコに殴られてしまいます。その後、弁護士から中村家の悲惨な状況についての報告を受ける光星。 「クソみたいな人生だ……」 中村家のどうしようもない状況に光星は笑いが止められなくなり、いよいよ人格まで崩壊してしまいました。光星はすべてを失い、これから5年間は囚人にボコられながら服役することに。最悪の結末を迎えるのでした。

光星の妻・るり子は光星と離婚し、交通事故に遭って亡くなってしまいます。 るり子はずっと、玉木慎吾と不倫を続けていました。しかしその慎吾によって、近所の人にこれまでるり子が優香に行ってきた悪事がバレてしまいます。るり子は結人を誘拐、殺害する計画も立てますが、失敗に終わりました。 聖子や弘子が倒れてしまったことで、医療費の支払いなど金銭的にも厳しい状態に陥ったるり子。これ以上中村家にいてもいいことがないと思ったるり子は光星と離婚し、最愛の娘を残してどこかへ姿を消しました。 しかしそれで終わりではありません。これまで優香を苦しめてきたるり子は、その後トラックと衝突する事故に遭い、亡くなってしまうのでした。

光星の母・聖子は黒田修二に利用されて財産を奪われ、脳卒中で倒れ昏睡状態に陥ります。 優香から肝臓を奪った聖子は、その後黒田修二という男性に魅了されていきます。黒田にうまく騙されて資産を譲渡した聖子ですが、これは全て優香が仕組んだ計画。財産を失った聖子は、結果として孤立していくこととなります。 さらに聖子は、光星が警察に逮捕されたとるり子から連絡が入りショックを受けます。加えて弘子が火事で重傷を負ったことを聞き、聖子は抱えきれないほどの衝撃を受けることに。 そのまま脳卒中を起こして倒れた聖子は、意識不明の昏睡状態に陥ります。聖子はその後意識を取り戻したのですが、黒田と連絡が取れず絶望に突き落とされたのでした。

光星の妹・弘子は井川賢三との結婚が破談となり、全身火傷を負って片目を失明してしまいます。 弘子は光星の権力を使い、社会的地位の高い井川グループの御曹司・井川賢三と結婚したいと思うように。しかし優香の策略によって、その結婚話はなくなってしまうのでした。 結婚が破談になったのは優香の仕業だと思い、弘子は優香の会社にガソリンを撒き火をつけようとします。そして弘子は優香を見つけると、そのまま飛びかかりました。その時火が弘子の服に燃え移り、弘子は火だるまに……。 重傷を負って生死の境をさまよった弘子ですが、その影響で片目を失明してしまいます。弘子だけが重傷を負い、優香は巻き込まれたものの無事でした。

光星がクソみたいな人生を嘆いている頃、優香は健と結婚式を挙げていました。2人の結婚は結人や健の両親、早苗、花屋の女社長から祝福されています。早苗は同じ施設で育った姉のような存在の人物で、5年ぶりに会った優香を受け入れてくれました。 最初の結婚では肝臓を奪われ不幸のどん底に突き落とされた優香でしたが、復讐の末に健と永遠の愛を誓い合い、ようやく幸せになることができました。 天涯孤独の優香ですが、今度こそ末永く幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。逆恨みからの再復讐もできないほど光星たちを追い詰めたので、この幸せが壊される心配はなさそうです。

話題の漫画『肝臓を奪われた妻』は、4月から日本テレビ系の火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」で実写ドラマ化されています。肝臓を奪われ復讐に燃える主人公を演じるのは伊原六花です。 25歳の伊原は妻役も母役も初めての挑戦。やりがいのあるチャレンジングな役柄を演じられることを楽しみにしていると語っており、普通に過ごしてきた女性が騙され復讐へと突き進んでいく様子を演じきってくれることでしょう。

漫画の実写化となると気になるのが、最終回は原作通りにいくのかということではないでしょうか。気になる最終回は、原作通りのエンドを迎えると予想します。 『肝臓を奪われた妻』は、優香が幸せになるのがストーリーの肝です。そのため、健と優香のハッピーエンドは変わらないでしょう。ただし、原作の中村家は悲惨すぎるエンドを迎えるので、中村家のラストについてはもう少し救いのあるものになるかもしれません。 原作では結局謝罪らしい謝罪をしなかった光星。ドラマ最終回では中村家の誰かから謝罪の言葉があると、よりスッキリ終わりを迎えられるでしょう。

『肝臓を奪われた妻』(原題 : 간을 빼앗긴 아내)は、ストーリーをJYUN、作画をManaが担当した韓国の漫画です。NAVERのコンテンツプラットフォーム・ネイバーシリーズで2021年1月20日から2024年2月28日まで連載され、その後日本のLINEマンガで連載がスタートしました。 すでに原作は完結しており、話数は全140話です。しかし物語は100話で一区切りしており、101話～140話は外伝となっています。配信したLINEマンガでは、なんと累計閲覧数1億3300万ビューを記録。原作は韓国のみならず日本でも大人気で、今回待望のドラマ化となります！

ショッキングなタイトルが目を引く『肝臓を奪われた妻』の見どころは爽快な復讐劇にあります。しかし、ただ復讐をするだけではなく、そこに至るまでの経緯や復讐する中で出会う人々との関係性が丁寧に描かれるのもポイント。 LINEマンガでも大きな話題となった本作。実写ドラマではどのような最終回を迎えるのか期待が高まります。スカッとする復讐の数々、そしてその先には何があるのでしょうかーー。優香がたどり着く結末から目が離せません。

肝臓を奪われ捨てられた女性の復讐を描いた『肝臓を奪われた妻』は、2024年4月から実写ドラマが放送開始。主演を務めるのは伊原六花で、どのような復讐劇を見せてくれるのか期待が高まっています。 原作のあらすじ・ネタバレをチェックして、よりドラマを楽しんでくださいね！