漫画『幸せを夢見る魔女は、血濡れた王子の手を取るか』最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！【ヒロインを溺愛する王子様】

『幸せを夢見る魔女は、血濡れた王子の手を取るか』は、魔女だと卑下されたヒロインが、王子様からの無償の愛をたっぷり注がれるロマンスファンタジー作品です。 本記事では、本作『幸せを夢見る魔女は、血濡れた王子の手を取るか』を最新巻までネタバレも含めて徹底解説していきます！全巻無料で読めるかも調査したので、ぜひ最後まで見ていってくださいね！

辺境の城で暮らす少女・ユーリは、6歳の頃から悪夢に悩まされていました。その悪夢では、ユーリの母・セレサ・ミリアにとてもよく似た女性が、必ず死んでしまうというものでした。 そして、その悪夢の後に必ずもう1つの夢を見るようになっていました。それは、金髪の青年があらわれて、ユーリに手を差し伸べてくれる夢でした。 そんなある日、ユーリが暮らす辺境の城をグロース国の兵隊に襲撃されてしまいます。ユーリは、黒い髪と目をしたその特徴が原因で、兵隊たちから魔女だと責めたてられ、連れ去られます。 この世界ではかつて魔女が呪われた力で世界を分散し、今も続く国々の戦争を招いた忌むべき存在だと考えられていました。そんな邪悪な存在の魔女であると判断されたユーリは、処刑台に立たされることになってしまい......。

魔女だと責めたてられたユーリの処刑が、今まさに執行されようとしていました。しかし、強い突風が吹き、ユーリの前に夢で見た金髪の青年が突如あらわれたのです。それを見ていた群衆たちは、あいつは誰だと騒ぎ立てます。 すると青年は、北方の地を統べるヴィルドレムの王子・セイシャ・クラノスと名乗り出ます。クラノス家は、わずか数年でヴィルドレムという小国を、一大国家へと成長させた王家でした。そして、数多の名将の首級を上げた男こそ、このセイシャだったのです。 その噂を知っていたジェイデン国王の第四王妃・ダリア・レイスはひどく動揺します。ダリアは慌てた様子で、王妃たちや国王も暗殺したことをユーリのせいにしようとしますが......。

セイシャによって命を救われたユーリ。ユーリはかつてユーリの母親・セレサが暮らしていた部屋で目を覚まします。そこには、セイシャの姉・ライラの姿がありました。ライラはユーリへ、「もう危害を加えるものは居ない」ことや、「あなたの義理の姉として支えになる」と告げられるのでした。 そこで、セイシャに助けてもらった時に言われた「俺の婚約者だ」という言葉を思い出します。記憶をたどっている最中に、ライラに手にはめた赤い石の指輪を触られた瞬間、ゾクッとした嫌な感覚を覚えます。するとタイミングよく、「ユーリ、起きた？」と言ってセイシャが部屋に入ってきました。 ライラは、セイシャが入ってきたことを、邪魔の者でも来たような怪訝そうな顔で見ていて......。

セイシャには大勢の婚約相手がいることを知ったユーリ。セイシャが二十歳になった年に選定の儀が行なわれ、その中の1人だけが王妃になることができると、ユーリはライラから聞かされます。 ユーリは、自分を歓迎していない様子の婚約相手たちを見て、早くセイシャのところへ行きたいと不安な気持ちに押し潰されそうになってしまうのでした。 そして、ユーリはセイシャに多くの婚約者がいることを知り、セイシャが自分のことを本当に想ってくれているのか不安や心配な気持ちになってしまいます。そんなユーリへニュイは「セイシャの心はユーリをいつも想っているよ」と勇気づけるのでした。 そんな中、婚約相手の少女たちが怪訝そうな顔でユーリの元へやってきます。そして、「セイシャをどうやって誘惑したのよ？」ときつい口調でユーリは問い詰められて......。

6歳までの記憶が欠けてしまい、毎晩のように悪夢にうなされる日々を過ごしていたヒロイン・ユーリ。ある日、国の兵隊たちがユーリの住む辺境の城を襲撃し、ユーリを魔女だと責めたてて、連れ去ってしまいます。 連れ去られたユーリは処刑を執行されそうになったところを、夢で何度も手を差し伸べてくれた金髪の青年・セイシャに救われます。ユーリはセイシャとの過去の記憶を取り戻しながら愛を深めていきますが、それが周囲からの嫉妬の的となり、たくさんの困難がユーリに降り注ぎます。 かよわかったユーリが様々な困難に立ち向かっていく姿は、涙や感動なしには見られない作品です。