漫画『国王陛下と甘い夜　新妻は旦那様にとろとろに愛されたい』ネタバレあらすじ＆感想！rawやzipを使わずにお得に読む方法も調査

7歳のときに結婚の約束をした、友好国の国王ヴァレリー。ヒロインが17歳になった暁に、彼からプロポーズをされます。しかしヒロインはとある計画を秘密裏に実行しようとしておりーー。作者「弥生一六」「伽月るーこ」が描く女性漫画作品です。 この記事では、漫画『国王陛下と甘い夜　新妻は旦那様にとろとろに愛されたい』のネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます。また、作品をよりお得に読める方法もあわせて解説していくので、興味がある人はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

ヒロインのルーティシアは、7歳のときにヴァレリーに出会い、この人だと直感しました。ヴァレリーこそ自分の運命の人だと感じた彼女は、幼いながらも彼に薔薇の花を添えてプロポーズをします。 幼いルーティシアからのプロポーズに快く応えてくれたヴァレリー。そこから彼女は、ヴァレリーひとすじで17歳まで生きてきました。だからこそ、17歳のルーティシアの前でダンスを一緒に踊ろうと誘ってくる彼の姿が信じられませんでした。 あんな幼かった自分との約束を、ヴァレリーは10年も待ってくれていたのです。自分だけが一途に思っていたわけではなかったことに、ルーティシアは感激してしまいます。「これからは俺だけを見ていればいい」と言ってくれるヴァレリーに、彼女は嬉しそうに微笑みます。 しかしルーティシアには、心に秘めた計画がありました。ある日、人々が寝静まった時刻に、彼女はヴァレリーの部屋にこっそりと忍び込みます。

ヴァレリーのもとへ夜這いに来たルーティシア。彼女の行動に唖然とするヴァレリーは、なんとしてでもルーティシアの考えを正してもらおうと説得をします。しかし残念ながら彼女は考えを変えるつもりはない様子。 彼の唇の周りに塗った媚薬は効いてきている気配を感じているルーティシア。あとは酒の弱いヴァレリーが飲酒してくれれば完璧です。 呆れ果てるヴァレリーですが、ルーティシアが夜這いをかけたのは何も無計画・無目的なわけではありませんでした。彼女は自分の立場を考慮して、その責任からヴァレリーにわざと嫌われようという作戦も兼ねてでした。 一国の女王であるルーティシアは、どんなにヴァレリーのことを想っていようとも、別の誰かとの縁談が持ち上がれば、それに従わざるを得ません。だからこそ、彼女はヴァレリーに抱いて欲しかったのです。悲しい様子もなく、決意を見せながら笑顔で話すルーティシアを見て、とうとうヴァレリーは決意をします。

媚薬とプラスして、酒の弱いヴァレリーにハチミツ酒を飲ませることができたルーティシア。覚悟を決めた彼は突然ルーティシアにぐいぐいと迫ってきます。彼女の口のなかに指を入れてきたヴァレリーは、口内を犯すように指を動かします。 ルーティシアの口内に指を入れたまま、彼はどんどんと質問をしてきます。質問とは、彼女の経験について。いままでこのようなことを他人にさせたことがあるかどうかとか、唇を誰かに許したことはあるかという質問を次々と投げかけてきます。 ほとんど経験のないルーティシアですが、唯一唇を許した人物がいました。それは騎士副団長のフィリップだったのです。もちろんヴァレリーに一途な彼女は不愉快な経験だったのですが、それを聞いたヴァレリーは心中複雑です。 あれこれと彼女に尋ねていくなか、夜這いを計画したのもなんとフィリップの企てだったことを、うっかりとルーティシアが口を滑らすことで判明してしまいます。

とうとう本気になったヴァレリーに触られることになったルーティシア。彼に触れられるだけで命がいくつあっても足りないほどに苦しくなってしまいます。何度もキスをされ、体に触れられていくたびにドキドキがさらに大きくなっていきます。 ルーティシアの無意識な愛らしさが、ヴァレリーのスイッチを入れてしまいます。どんどん迫ってくる彼ですが、ふとした彼女の幼さから一瞬だけ触っている手に迷いが生じます。しかし大好きな彼に辞めてほしくないルーティシアは必死で続けて欲しいと懇願。 一方、ルーティシアの侍女・リジィはうまくヴァレリーの部屋に彼女が辿り着けたのか心配していました。そこへ突然騎士副団長のフィリップが訪ねて来ます。無事にルーティシアがヴァレリーのところに辿り着いたと報告をしに来たのです。

ルーティシアの母は、いつもニコニコと微笑みを絶やさない優しい女性です。しかしそんな王妃が一度だけ、悲しい顔をしたことがあります。それはルーティシアがまだヴァレリーへの気持ちに芽生える前のことでした。 「恋をするなら結婚してからにしなさい」という母の言葉。その意味は、恋した男性と結婚できない宿命を持った彼女への悲しいアドバイスだったのです。 大好きなヴァレリーに抱かれた次の日、ルーティシアは両親である王陛下と妃に呼ばれます。話の内容は縁談が決まったということ。愛するヴァレリーに抱いてもらったことが、もうルーティシアの迷いを払拭してくれていました。 誰に嫁いだとしても後悔しないという気持ちで父の言葉を受け入れる彼女。しかし父は昨夜のことを話題に持ち出します。襲ったのは私であって、ヴァレリーは何も悪くないと訴えるルーティシア。そこへ党の本人のヴァレリーが現れます。 縁談の相手とは、なんと彼だったのです！

本作『国王陛下と甘い夜　新妻は旦那様にとろとろに愛されたい』のヒロイン・ルーティシアは、7歳のころにプロポーズした隣の国の王・ヴァレリーと結ばれます。 2人は10年ものあいだ、お互いのことをずっと忘れずにいます。まだ幼かったヒロインの約束を、ヴァレリーはしっかりと覚えていてくれたのです。 年の差はあれど、愛を育んでいく2人に、読んでいて胸がいっぱいになってしまいます。年上のヒーローが登場する作品が好きな人にはぜひオススメしたい作品になっています。