『アンチヒーロー』2話ネタバレ・感想!緋山は犯人なのかも考察
「殺人犯へ、あなたを無罪にしてあげます」果たして正義なのか悪なのか、アンチな弁護士の活躍を描いた話題作『アンチヒーロー』。 この記事では『アンチヒーロー』2話のネタバレや感想を詳しく紹介していきます。触れ込み通りに殺人犯を無罪に仕立て上げた2話の内容をしっかりチェックしてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
『アンチヒーロー』2話あらすじ・ネタバレ
タイミング良く凶器のハンマーが見つかり、証拠の捏造を疑う明墨(長谷川博己)。「正義のために何としても有罪にしなければならない」と考えた検察側が決定的な証拠を作り出したのだろうと考えます。 捏造の証拠が見つけられずピンチに追い込まれる明墨ですが、赤峰(北村匠海)に「裁判の勝ち方を見せてあげよう」と不敵な笑みを浮かべてみせました。 明墨は検察が不正をしていた証拠を見つけ、見事に形勢逆転に成功します。被害者の爪についていた皮膚片は捏造で、検察側から頼まれて作り出していたものだったのです。 判決の日を迎え、緋山(岩田剛典)には無罪判決が下されます。さらに、検察による証拠の捏造は大問題となりました。 しかし、赤峰は廃棄物処理場で血のついたシャツを投げ捨てる緋山の姿を目撃します。無罪判決となった緋山でしたが、実は殺人を犯していたのです。 明墨の正義はどこにあるのかわかりかねる赤峰ですが、明墨は自分の道を突き進むと宣言するのでした。
『アンチヒーロー』2話感想
「証拠が見つかりピンチに→検察が捏造?→しかし証拠は見つけられず→そこからの形勢逆転大勝利→やっぱり被告人は殺人をしていた!!!」というハラハラの展開が続いた『アンチヒーロー』第2話。感想は衝撃のラストシーンへのものが多く見られました。
やっぱり緋山は殺人をしていて、明墨はそれをわかってて弁護したってこと?
明墨の言う通り正義って何なんだろう。でも殺人はしちゃいけないことだと思う……。
これまでのリーガルドラマならば検察側の不正を暴きめでたしめでたしとなるところ、『アンチヒーロー』ではそこから大どんでん返しがあり、弁護していた被告人が本当に殺人者だったという衝撃の展開。視聴者も大きなショックを受けたようです。 他にも紗耶やREIKO MOMOSE、刑務所にいる謎の男と明墨の関係が気になっている人も多数いました。明墨がアンチな弁護士になった理由は、このあたりの人物と関係があるのかもしれませんね。
『アンチヒーロー』2話考察
99.9%の重圧がのしかかる検察
『アンチヒーロー』2話内では、同じくリーガルものの日曜劇場「99.9%」の名前が出てきました。 「日本の刑事事件における裁判の有罪率は99.9%。これはドラマでも言っていましたよね?」という明墨の言葉に、喜んだ「99.9%」ファンも多いのではないでしょうか。 「99.9%」は残りの0.1%を勝ち取るドラマでしたが、『アンチヒーロー』内ではこの数字に検察官が重圧を感じているという意味で使われていました。 検察が起訴すれば有罪が確定しているも同然。このような有罪になって当たり前の刑事裁判において、思うような証拠が集まらず、しかも弁護士が明墨のような癖のある人物だった場合には決定的な証拠を捏造したくなるのも頷けます。 アンチな弁護士が主人公のドラマではありますが、検察の裏側まで描きその重圧によって不正を働いてしまったという展開は見事でした。犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る明墨は、最強の弁護士なのかもしれません。
緋山は殺人を犯したのか否か
血のついた服を捨てる緋山の姿が映し出された衝撃のラストシーン。その光景を見た赤峰は緋山が罪を犯していたと決めつけていますが、果たして緋山は人を殺していたのでしょうか。 「緋山さん!」と声をかけた赤峰に対し、緋山は何も答えずに去っていきました。つまり、緋山自身は「やった」と認めてはいないのです。明墨も赤峰の考えを否定はしませんが、緋山が人を殺していると言い切ったことはありません。 もしかすると緋山は本当に殺していないという展開もありえるのではないでしょうか。そう考える理由の1つがキャストの豪華さです。鳴り物入りで始まった『アンチヒーロー』の初回ゲストとして、緋山を演じた岩田剛典は適任でしょう。 しかし、抜群の存在感は見せたものの緋山の出番は少なく、これだけで岩田の出番は終わりなの?と思わされてしまいます。今後、また出番があることを期待せざるを得ず、また出番があるのなら犯人ではないという再どんでん返しがあるのではないでしょうか。
REIKO MOMOSEと紗耶との関係は?
2話までは明墨の私生活はあまり描かれず謎に包まれています。2話で描かれていた明墨のプライベートな部分は次の3つ。
- 刑務所にいる男に面会希望の手紙を出していること
- REIKO MOMOSEの墓参りをしていること
- 紗耶という娘ではない少女の存在
この3つに明墨がアンチな弁護士となった理由がありそうです。刑務所にいる男の名前は明かされておらず、紗耶の名字も明かされていません。フルネームがわかっているのは、2018年に亡くなっているモモセレイコのみ。 刑務所にいる男はモモセレイコの夫で、紗耶の父親なのではないでしょうか。そして、男は大事な人を守るために罪を犯しますが、モモセレイコは死亡。自身は捕まり、紗耶は児童養護施設で育つことになったと考察します。 男の裁判を担当した明墨は、無罪を勝ち取れずバラバラになる家族を見て考えさせられることに。「本当の正義とは何なのか」と悩み、今のスタイルにたどり着いたのではないでしょうか。
『アンチヒーロー』2話ネタバレ・感想!
話題のリーガルドラマ『アンチヒーロー』2話のネタバレ・感想について紹介しました。これまでにない新しい正義を見せるドラマなだけに、感想もさまざまなものがありました。賛否両論の『アンチヒーロー』をその目でチェックしてくださいね。