2024年9月12日更新

【最終回まで】『新宿野戦病院』全話あらすじ&ネタバレ!ヨウコと亨の結末は?

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2024年7月の夏ドラマに再びクドカン作品がやってくる!小池栄子、仲野太賀が主演する救急医療エンターテインメントドラマ『新宿野戦病院』は、宮藤官九郎のオリジナル脚本となっています。 この記事では本作のあらすじ、キャストを紹介。また放送開始後はドラマの展開を毎週更新していきます!

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『新宿野戦病院』あらすじ【ネタバレなし】

舞台は新宿・歌舞伎町にひっそりと佇む『聖まごころ病院』。そこには、ホストやキャバ嬢、ホームレス、在留外国人、トー横キッズなどそれぞれ事情を抱えた患者たちが日々訪れています。 そんな病院に、アメリカ出身で元軍医として野戦病院にいたヨウコ・ニシ・フリーマンが突如として赴任。ヨウコは歌舞伎町の人々の光のような存在になっていくのでした。 そして、美容皮膚科医の高峰享(たかみね とおる)がヨウコと出会ったことで物語の歯車が動き出します。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

新宿歌舞伎町で、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表を務める舞(橋本愛)は、動画を撮影しています。いろんな人に絡まれる舞は、ある泥酔した女性を発見し救急車を呼ぶことに。 一方歌舞伎町にある聖まごころ病院では、美容皮膚科医・亨(仲野太賀)や歌舞伎町交番勤務の岡本(濱田岳)たちが談笑中。外科医不在の中、まごころに額から流血しているホストのマモルが運ばれてきました。 さらに急性アルコール中毒で、舞と共に泥酔した女性・ヨウコ(小池栄子)もまごころに運ばれてきて……。

ネタバレ

治療を終えたヨウコは後日、診察費を払いに再び病院にやってきました。ヨウコは海外医師免許を持っており、元アメリカ軍医として働いていたとのこと。しかし日本での医師免許はなく、日本で医療行為をすることはできません。 そんな中、舞は銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを治療してほしいと亨に連絡します。亨は外科じゃないと拒否しますが、ムハマドは難民申請が通っておらず救急車を呼ぶと強制送還されてしまうようで……。居合わせたヨウコは、ムハマドをまごころに搬送します。 まごころは初めての発砲事件の患者にてんやわんや。ヨウコは的確な指示を出して処置をし、まだ麻酔が効いていない中開腹して手術を始めたのです。また同時に運ばれてきた老人・加地は急性硬膜下血腫の疑いがあり、ヨウコはドリルを要求しました。 加地は元構成員。ムハマドが駐輪場で強盗しようとした犯人だと疑いを持ち、ムハマドに発砲した犯人であることが判明します。無事2人を救ったヨウコは、戦地でムハマドの弟・アリから預かった物をムハマドに渡すために、日本にやってきたことを亨に明かしました。 しかし今回処置したムハマドは、アリの兄ではなかったことが明らかに。ムハマドは入国管理局に連行され、加地は手術とリハビリを受けた後逮捕されることになりました。 院長の啓介(柄本明)はヨウコを雇うことにし、まごころの2階に住むよう提案します。その頃岡本は、舞によく似た怪しげな女性を目撃し……。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

享(仲野太賀)は舞(橋本愛)に言われた「私にとって社会は平等じゃないから。虚しくない」という言葉がどうしても引っ掛かります。亨は港区女子たちとの飲み会を切り上げ、舞のNPO法人の活動に参加することを決めました。 その頃まごころには、トー横キッズのマユ(伊東蒼)など次々と患者が運ばれてきます。マユは翌日母親のカヨ(臼田あさ美)と帰宅したのですが、舞はあることに気が付き……。 一方岡本(濱田岳)は、享が舞に好意を抱いていることを知りつつも正体を明かせずにいます。実は舞は「SM嬢」。岡本は舞いあがる亨に伝えることができません。

ネタバレ

ヨウコ(小池栄子)は充電器を借りるため、ホストクラブ「イケメン牧場」に入ることに。ホストの通称DD(細貝圭)の接客を受け、100万円を使ったヨウコ。するとそこにDDを推すリリカ(寺本莉緒)がやってきて、ショックを受けたリリカは屋上に向かったのです。 リリカはDDを1位にするため、体を売って稼いでいました。虚しさを感じたリリカは飛び降りようとしますが、ヨウコは飛び降りでも死なないこと、待ち受ける苦しい治療を説明し自殺を止めました。しかしお札を拾っていたDDが、足を滑らせ転落し……。 ヨウコはリヤカーでまごころに搬送し、手術を行います。その時ちょうどマユもまごころに運ばれてきて、その救急車を使ってDDを大きな病院へ搬送しました。DDはヨウコたちのおかげで、足の切断を免れたのです。 舞は、マユがカヨの交際相手から性的虐待を受けているかもしれないと疑っていました。ヨウコはマユに「何度でも助ける。わしがそうしたいからじゃ」と告げ、しばらくマユをまごころで預かることに。 マユは舞の活動を手伝うようになります。その頃まごころにイケメン牧場から100万円の請求書が届き……。ヨウコはペヤングを頬張りながら、売掛けを「ふりかけ」とごまかしたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

享(仲野太賀)は舞(橋本愛)に告白しようとしますが、舞は亨が気持ちを伝える前に告白を断ります。 一方白木(高畑淳子)は、休みが欲しいと院長の啓介(柄本明)に訴えていました。そのおかげで、まごころは日曜休診、月曜は救急のみの対応となります。しかしそこに目をつけた啓三(生瀬勝久)は、亨と一緒に月曜限定でビューティークリニックを開くことに。 そのクリニックにやってきたオンナ(余貴美子)がSNSで宣伝したことで、クリニックは行列ができるほど大人気になり……。

ネタバレ

亨はオンナにホテルに連れ込まれそうになったところを、舞に目撃されてしまいます。舞が幻滅した時、岡本(濱田岳)はマユ(伊東蒼)が万引きで警察に捕まったことを舞に連絡し……。 ヨウコ(小池栄子)はマユがまごころに戻ってこないことを心配します。結局マユはカヨ(臼田あさ美)に連れられ、自宅に戻りました。その時岡本は、舞がSM嬢として働いていることに気づいていると舞に明かします。 堀井(塚地武雅)がペヤング泥棒を探して防犯カメラを見ている時、ヨウコはパクという患者の異常に気づきます。パクはヒアルロン酸とボトックスを打った後から頭が痛いと言い、血管閉塞であることが判明。パクは助かったものの、まごころは風評被害で売上が激減したのでした。 そこで啓三は、まごころをキャバクラやホスト、風俗を入れた新しい施設にしようと動き出します。堀井は無事、ペヤング泥棒がマユであることを突き止め安堵していました。 その頃自宅に戻ったマユは、カヨの交際相手・シンゴ(趙珉和)に襲われていました。マユは「自分を守るのは自分じゃ」というヨウコの言葉を思い出し、シンゴに割り箸を突き刺して家を飛び出します。 その時ヨウコは、以前からまごころに侵入していた男・マイケルに襲われてしまい……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ヨウコ(小池栄子)は大柄のマイケルに襲われていて、享(仲野太賀)はたまたまその様子を目撃してしまいます。そんなマイケルに熱湯をかけたのはマユ(伊東蒼)。ヨウコは自身の過去を語り始めます。 ヨウコはアメリカで売人の薬物を奪って燃やした過去があり、売人から命を狙われたヨウコは日本に逃げてきたのでした。 その後まごころにオンナ(余貴美子)がやってきます。実はオンナの正体はヨウコの母・リツコ。しかもリツコは院長の啓介(柄本明)と40年以上前からの知り合いだと分かり……。

ネタバレ

一方舞(橋本愛)や啓介の娘・はずき(平岩紙)、岡本(濱田岳)はカヨ(臼田あさ美)と面談することに。カヨはマユの父親は誰だか分からず、恋人のシンゴ(趙珉和)がマユを襲っていることも認識していました。 啓介とリツコは、はずきをジャズバーに呼び出します。啓介の父は跡継ぎとなる男の子を欲しがり、啓介の妻がようやく妊娠するとすぐ「性別を調べろ」と告げていました。同じ時啓介の愛人だったリツコも妊娠。リツコは子供を奪われるのを恐れてアメリカに逃げていて……。 ヨウコの父親は、実は啓介だったのです。事実を知ったはずきは、「継がせるつもり?ヨウコさんに病院。いいけど別に!」とショックを受けました。 まごころに若い女性・カスミ(谷花音)が運ばれ、その痛みは陣痛で急遽出産が行われることに。堀井(塚地武雅)は助産師の資格も持っており、カスミは無事赤ちゃんを出産します。カスミは出産したら赤ちゃんポストに入れればいいと考えていましたが、対面すると自分で育てたいと思ったようで……。 しかしその様子を見たはずきはカスミに、「あんたに母親になる資格ない。どうせ育児放棄する。望まれずにこの世に産まれたことは苦しい、忘れないで!」と吐き捨てたのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

カヨ(臼田あさ美)の恋人のシンゴ(趙珉和)が、マユ(伊東蒼)を探してまごころで暴れ出します。結局マユはシンゴを刑事告訴し、接近禁止命令が出されたため助かったのでした。 その頃ヨウコ(小池栄子)は、様子がおかしいはずき(平岩紙)のことが気になります。啓介(柄本明)はまごころをヨウコに継いでほしいと考えていました。はずきは医者になれなかった悔しさから、病院を飛び出してしまいます。 一方カヨは再びマユと親子としてやり直したいと言いますが、マユはもう無理だと感情をぶつけます。その頃享(仲野太賀)は舞(橋本愛)への恋心がなくなり、ヨウコが気になると言い出し……!

ネタバレ

それを聞いた岡本(濱田岳)は、こっそりいとこ同士が結婚できるかを調べていました。 まごころには夏になると、シゲ(新井康弘)というホームレスがやってきます。そんなシゲがある日、救急車で運ばれてきました。シゲはエクモがないと助からないと分かり、救急車で別の病院に搬送することに。 しかし後から来た救急車に先を越され、しかもその患者が最後の1台のエクモを使うことになったと言われます。ヨウコは激怒し、その時シゲは心停止してしまい……。ヨウコはなぜか笑いながら、心臓マッサージを繰り返します。 ヨウコによると、笑うと脳が錯覚するとのこと。亨たちも笑い、連絡を受けたシゲの息子も笑いながら心臓マッサージをします。こうしてシゲは、笑顔のまま亡くなっていったのでした。 ヨウコはシゲを抜かして治療を受けた国会議員・川島(羽場裕一)の元へ。ヨウコは日本の医療保険制度の素晴らしさを語りながら、マイナ保険の普及で弱者を排除しないでほしいと訴えます。しかし川島は防衛副大臣で、「厚生労働大臣に伝えます」と言われてしまったのでした。 その頃まごころでははずきが啓三(生瀬勝久)に、ヨウコが無資格医であることを告げていて……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

啓三(生瀬勝久)はヨウコ(小池栄子)が日本の医師免許がないことに気づき、啓介(柄本明)たちを問い詰めます。享(仲野太賀)はヨウコを必死に庇い、ヨウコのことが好きだと皆に宣言。すると啓介は、ヨウコがリツコ(余貴美子)との子であると告白し……。 その時、啓三が背中を抑えて苦しみ出します。ちょうど姿を見せたヨウコは、啓三に病院で診てもらうことを勧めました。その後亨は、啓三が舞(橋本愛)とホテルから出てくるところを目撃。亨はようやく、舞がSM嬢であることを知ったのでした。

ネタバレ

その頃舞は、岡本(濱田岳)と食事をします。実は舞の父親は、風俗王と呼ばれる有名な男でした。岡本はまた、亨より先に舞の秘密を知ってしまいます。 ヨウコは啓三のカルテを探しています。亨はSMのせいで啓三の背中が痛いはずだと説明しますが、啓三は11年前に妻・英里子を癌で亡くしてから検査を受けていませんでした。啓三はそれ以来、医者嫌いになったとのこと。 人間ドッグに行こうとしない啓三を説得すべく、ヨウコは舞のふりをしてSM嬢に転身します。意外と啓三もノリノリで、癌で死ぬなら運命だと語り始め……。 するとヨウコは、英里子は進行の早い癌で、啓三がベストを尽くしていたことを伝えます。ヨウコは筆で啓三をくすぐりながら、検査を受けることを約束させました。その後啓三は手術を受け、癌を全て切除したのでした。 ヨウコはリツコたちと啓介の妻・みづき(松金よね子)の墓参りに行きますが、なんとみづきは生きていました。そしてヨウコは、自分が啓介の娘であることに気づいていたことを明かします。 その頃家族で花火大会に来ていた横山(岡部たかし)は、母親と花火を見る素の堀井(塚地武雅)の姿を目撃し……!

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

まごころのロビーは高齢者で溢れ、どこも悪くない高齢者が生存確認のために集まっていました。そんな時、80代の老人・田辺がまごころに運ばれてきます。ヨウコ(小池栄子)は啓介(柄本明)から、田辺の死亡確認のやり方を教わりました。 一方横山(岡部たかし)は皆に、堀井(塚地武雅)が男性だったと証言。堀井は母・房江と2人暮らしをしていて、本当は女性として生きたいと思っています。 堀井は毎朝出勤した後、着替えてメイクをして女性に変身。帰りにまた男性の姿に戻って家に帰宅していたのでした。

ネタバレ

その頃はずき(平岩紙)と享(仲野太賀)は、まごころと舞(橋本愛)のNPO法人がタッグを組んで見回り医療サービスを行うのはどうかと提案します。しかしホームレスたちは医者嫌いで、亨はホームレスたちに避けられてしまいました。 その後亨は、岡本(濱田岳)が誰かと電話をしていることに気づきます。その相手が舞だと知った亨は激怒。亨は舞と岡本が約束していた映画館に乗り込み、2人の間の席に割り込むも病院に呼び出され……。 まごころには、房江と房江の乗った自転車とぶつかった少年・順太が運ばれてきました。堀井は、房江が認知症を発症していることを告白。堀井は高校卒業後に両親にカミングアウトするも、父に怒られ、房江だけは堀井の味方をしてくれていました。 堀井は房江が亭主関白の父が大好きだったことから、房江のために父のふりをして生活をしていたのです。堀井は房江の認知症を受け入れ、介護ヘルパーを雇うことを決意。 房江はリハビリも兼ねて、まごころに入院することに。そしてまごころには、ホームレスが通院してきます。ソーシャルワーカーのはずきは、ホームレスたちの生活保護の申請も行うことにしました。 房江の元には、順太が面会にやってきます。順太はヨウコの判断で三次救急に搬送された後、無事に回復したのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

白木(高畑淳子)は、夫の誠(おかやまはじめ)のスマホがいかがわしいお店の中で止まっていると分かり怒ります。ものすごい形相でそのお店に行きましたが、誠の姿はありませんでした。 一方舞(橋本愛)のNPO法人には、コンカフェで働く少女・かえで(田中美久)がストーカー被害に悩んでいると相談に来ます。岡本(濱田岳)が享(仲野太賀)たちを連れて店に行くと、加害者と思われる和真(北野秀気)を発見。そこには誠の姿もあり……。

ネタバレ

岡本は和真に、ストーカーをしないよう警告しました。しかし舞は、警告しかしなかった岡本に危機感を伝え、2人は言い合いに。その頃白木は誠がコンカフェで楽しんでいたことを知り、離婚だと騒ぎ始めます。 かえでの最後の出勤日。ちょうどまごころの屋上にいたヨウコ(小池栄子)、堀井(塚地武雅)たちは大きな爆発音を耳にします。かえでのコンカフェが燃えており、まごころは緊急対応に追われました。運ばれてきた患者の中には、後藤の姿もあり……。 警察は後藤を犯人だと睨んでおり、ヨウコは重症の後藤の治療を行っています。するとコンカフェの店長はなぜ犯人を治療するのかと激怒。ヨウコは「ワシは医者じゃ!犯罪者だろうが被害者だろうが全員助ける」と宣言します。 舞は岡本に連絡し、かえでが後藤が犯人ではないと言っていると告げます。後藤は最後にかえでに会い、SNSや連絡先を全て消去し謝罪をしたとのこと。防犯カメラ映像を確認し、犯人は黄色いTシャツを着た別の人物だと分かったのです。 警察は犯人に死なれないよう、先に搬送するよう訴えます。しかしヨウコや啓介(柄本明)は、部外者は出て行くよう怒鳴りました。 犯人の動機は、むしゃくしゃしていたという自分勝手な理由だと判明。誠は映画を見に行っていて無事で、白木は誠と再会し強く抱きしめたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

岡本(濱田岳)はラブホテルで上半身裸の状態で目が覚めます。部屋には誰もいませんでしたが、舞(橋本愛)のNPO法人のエプロンだけは残っていました。 舞との関係に悩み始めた岡本は、亨(仲野太賀)に自分のことを聞いていないかと相談。しかし亨は、すでに自分は舞と付き合っている気でいて……。舞はそんな亨と岡本に、誰とも付き合う気はないと宣言しました。 そんな時、まごころにアメリカのケーブルテレビが取材に来ることに。いつも何かが起こるまごころですが、今日に限って平和でした。そこで啓介(柄本明)は、当直の医師が運ばれて来た患者さんのことを報告して意見交換するカンファレンスを提案します。

ネタバレ

まず横山(岡部たかし)は、虐待を疑われる子供が救急で運ばれたことを話します。子供の母・菜々(佐津川愛美)は、横山が息子の盲腸を見逃したと騒ぎました。横山は子供のあざが気になり、DVを疑っていたのです。 ヨウコ(小池栄子)や啓介は、カルテに盲腸の疑いがあると記されていたと横山をフォロー。ようやく納得した菜々は、「こんな病院なら辞めずに済んだかもな」と呟きます。菜々は元看護士で、病院幹部の息子の処方ミスを押し付けられ退職したのでした。 2025年。マユ(伊東蒼)は無事に高校を卒業するも、1人で暮らすことを決めました。そしてヨウコは日本語の勉強も頑張り、何とか日本の医師国家試験に合格。研修医として、これからは勝どき医療センターで働くことになりました。 この頃、新型コロナとは違う新しいウイルスが流行し始めます。ヨウコは1度アメリカに帰りたいと思っていましたが、ついに日本でも感染者第1号が現れてしまい……。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

歌舞伎町のホスト・凌介(戸塚純貴)が、日本人で初めて新しいウイルス・ルミナに感染してしまいます。コロナとは違い、5日熱が下がらず生き延びた例がないとのこと。このウイルスは徐々に、歌舞伎町ウイルスと呼ばれるように。 一方ヨウコ(小池栄子)は研修医として、勝どき医療センターで働くようになります。2週間の休みに、ヨウコはまごころに戻ってきました。そんな時、啓三(生瀬勝久)がルミナに感染。一緒に暮らす亨(仲野太賀)は、すでに無症状で抗体を持っていて……。

ネタバレ

ひたすら謝る亨に、ヨウコは「誰も悪くない。お前はウイルスに勝った!」と励まします。すると亨は「無敵だ!」とヨウコに突然キス。さすがのヨウコも、「今のはセクハラじゃ」と顔をしかめたのでした。 凌介は熱が下がらず、5日目に亡くなってしまいました。ヨウコはまごころに、ルミナ専用の病床を作ると決意。亨が感染病床の担当医となり、治療に当たります。その時、亨は啓三の手足に網目状の血管が浮き出ているのを発見。 すでに発熱から5日が経ち、啓三はエクモがないと危険とのこと。焦る亨が外の空気を吸っていると、舞(橋本愛)と出くわします。歌舞伎町には誰もいません。舞はNPO法人の活動を止められており、この現状に怒りをあらわにしました。 その頃ヨウコたちは、啓三が怒ったり笑ったりすると心拍数が上がることを発見。こうして啓三は、別の病院へと搬送されたのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ルミナウイルスに感染した啓三(生瀬勝久)は無事回復し、感染者が減ってきたことで緊急事態宣言も解除されます。しかし舞(橋本愛)のNPO法人は解散となり、舞とは連絡がつかない日々が続きました。 そんな時歌舞伎町のクラブでパーティーの最中、フロアの床が抜け落ちる大事故が起こります。まごころは患者の処置に追われ、その事故の件でヨウコ(小池栄子)と啓介(柄本明)はテレビに出演することに。

ネタバレ

テレビには以前エクモの取り合いで助かった、官房副長官・川島(羽場裕一)の姿も。ヨウコはテレビを通して第二波が来ること、このウイルスを「歌舞伎町ウイルス」と呼ぶのはやめてほしいと訴えます。 さらに補助金とは別に、医療従事者への援助を求めます。川島はヨウコの言葉を聞き、援助を前向きに検討すると言い……。 ヨウコの予想通り第二波がやってきます。ベッドや個室が足りなくなる中、舞の父の風俗王の計らいでベッドを増やすことに成功しました。その時、ヨウコがルミナウイルスに感染して倒れてしまいます。 さらに週刊誌では、ヨウコが無免許で医療行為をしていたことが書かれてしまいます。回復したヨウコと啓介は逮捕されてしまいました。 逮捕の40分前、舞がヨウコの前に現れます。Xにヨウコが無免許だと投稿したのは舞で、すぐに削除しましたが舞はヨウコに謝罪しました。するとヨウコは、「まごころには心療内科があったほうがいいと思うんよ」と舞に相談を持ち掛けます。 2年後、舞はまごころのカウンセラーとなり働いています。まごころの院長は亨(仲野太賀)、マユ(伊東蒼)も看護師として勤務していました。ヨウコは紛争地域で活動しながら、ペヤングを頬張る様子がテレビで放送され……。

『新宿野戦病院』のキャスト

ヨウコ・ニシ・フリーマン 小池栄子
高峰享(たかみね とおる) 仲野太賀
南舞(みなみ まい) 橋本愛

ヨウコ・ニシ・フリーマン/小池栄子

小池栄子

ヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカで生まれ、13年間軍隊病院で働いていた医師。戦地で野戦病院に勤務し、兵士や住人の救急活動を行なっていました。そこで出会った兵士との約束を果たすために日本へやってきます。 演じるのは小池栄子。ヨウコは明るく真っ直ぐな性格の持ち主ということで、小池のイメージ的にも違和感はないですが、問題は「英語と岡山弁が混じった独特の口調で話す」ということ。全く想像が付かないので、かなり楽しみです!

高峰享/仲野太賀

仲野太賀

高峰享は美容皮膚科医で、夜は叔父が運営する「聖まごころ病院」で麻酔の勉強をしながら昼は広尾の美容クリニックでアンチエイジング療法を学んでいます。 二足のわらじで勉強熱心な医師かと思えば、その魂胆は金儲けのために聖まごころ病院を美容整形クリニックとしてリニューアルするというもの。私生活も派手な享ですが、ヨウコと出会うことでその生き方にある影響が出ていくのでした。 演じるのは仲野太賀。『ゆとりですがなにか』をはじめとして、宮藤官九郎作品には何度も出演していますが、主演は初。享はチャラついたお金持ちということですが、太賀らしい“いけ好かない奴”を演じてくれることでしょう。

『新宿野戦病院』クドカン作の異例の医療ドラマに注目!

社会問題をユーモアを交えて描いてきた宮藤官九郎が手がける初の医療ドラマ『新宿野戦病院』。 ciatrでは、毎週のあらすじを更新しました。