『ブラックぺアン シーズン2』最終回まであらすじ・ネタバレ更新！主演は二宮和也

2018年4月期にTBS系列「日曜劇場」枠で放送されたドラマ『ブラックペアン』。孤高の天才外科医・渡海征司郎の活躍を描き、平均視聴率14.3%を記録した医療サスペンスです。“ブラックペアンロス”になる視聴者も続出しましたが、ついに続編の制作が決定しました。 この記事では、待望の続編「ブラックペアン2」最終回までのあらすじをネタバレ解説します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

ドラマ『ブラックぺアン シーズン2』のあらすじに関して、公式は詳しく言及していません。 主演の二宮和也が続投することや、原作は引き続き海堂尊の医療小説であることから、前作の流れを組んだストーリーになるのは確かだと言えます。 ちなみに、プロデューサーの伊與田英徳は「前回の放送が終わった時、海堂先生からあるアイディアをいただきました。そのアイディアのお陰でシーズン2が可能になったと言っても過言ではありません。」とコメントしました。 シーズン1の時点で、主人公が世良から渡海に変更されるなど細かな改変が多い本作。今回も“あるアイディア”によって、原作小説とは異なる展開が描かれる可能性が高いです。

ドラマ『ブラックぺアン シーズン2』は、2024年7月期にTBS系列「日曜劇場」枠で放送予定です。具体的な放送開始日は発表されていません。 過去の一部報道によると、当初は2021年7月期ドラマとして企画が立てられたものの、東京五輪の開催が同年にずれ込んだ影響で放送時期が変更されたそう。主要キャストのスケジュールに支障が出るため、企画自体が白紙になったと報じられ、ファンから落胆の声が上がっていました。

東城大学附属病院の理事長選が行われる日。渡海は急変した重症患者・飯沼達治の手術をして、佐伯教授の企みを暴こうと考えます。 佐伯はかつて飯沼の手術を担当した際、体内にペアンを置き忘れる医療過誤(医療ミス)をしましたが、その責任を渡海の父・一郎になすりつけたのです。一郎は東城大を追い出されてしまい、渡海はそのことで佐伯に恨みを抱き続けていました。 事態を察した佐伯は理事長選を抜け出し、緊急手術中の渡海と高階のもとへ。飯塚の体内のペアンについて、彼は「出血を止めるためにあえて残した」と説明します。後日、飯沼の執刀医になった一郎も佐伯の指示を受け、ペアンを残したままで手術を終えました。 しかし、黒崎が置き忘れと勘違いして一郎の医療過誤を訴え、事が大きくなってしまったのでした。 心臓病を抱えていた佐伯は飯塚の処置を終えると同時に意識を失い、渡海たちに命を救われます。同じ頃、代役として池永がスピーチをし、見事佐伯が新理事長に選ばれました。退院後は病院の改革に乗り出すと、後進たちの指導にも力を注ぎました。 一方、渡海は留まる理由がなくなった東城大を去り、また新たな病院で患者を救っていきます。

「ブラックペアン」シリーズの原作は、『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステリーがすごい！」大賞に輝き、作家デビューした医師・海堂尊の医療小説です。 ドラマシーズン2の原作『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』、シーズン1の原作『ブラックペアン1988』(講談社文庫)を合わせて、「バブル3部作」と呼ばれています。1作目の『ブラックペアン1988』が2007年9月に出版され、シリーズ累計発行部数は160万部を突破しました。

舞台は『ブラックペアン1988』から2年後、1990年の東城大学医学部付属病院。総合外科学教室(佐伯外科)所属の研修医・世良雅志は、医局長に同伴して国際学会へ向かいます。 世良の本当の目的は、モナコ公国で名を馳せる天才心臓外科医・天城雪彦に接触すること。院長でもある佐伯教授から、彼を日本へ連れ帰るという特命を受けていたのです。天城は患者にギャンブルで治療費を稼がせる拝金主義者で、世良は天城とのギャンブルの末、何とか説得に成功するのでした。

心臓手術専門の病院「スリジエ・ハートセンター」を構想する佐伯の要請を受け、モナコ公国から日本へと帰国した外科医・天城雪彦。彼は施設のための資金を捻出しようと、自ら確立した高度な術式「ダイレクト・アナストモーシス」を東京国際学会で披露すると決めました。 しかし、すべてを金で語る天城に対して、高階をはじめ他の医師は反発心を抱きます。天城は反対する者たちすら抑え込み、ついに東城大の命運を握る公開手術が始まって……。

放送後に更新する予定です。

主人公・渡海征司郎は、天才的な縫合技術を持ち手術成功率100％を誇る外科医です。傲慢な性格と暴言レベルの毒舌っぷりから、「オペ室の悪魔」の異名を持っています。前作のラストでは佐伯との因縁が解消され、東城大を去っていきました。 孤高の天才外科医を演じるのは、男性アイドルグループ「嵐」の二宮和也。旧ジャニーズ事務所からの独立後、初の連続ドラマ主演作となります。「日曜劇場」の主演は『マイファミリー』(2022年)以来、出演は『VIVANT』(2023年)以来です。 同ドラマ枠で爪痕を残してきた二宮は、続編について「二宮もこの6年間で色んな経験をさせてもらい、その全てをぶつけて挑みたいと思います。」とコメントしています。

二宮和也演じる天才外科医が「日曜劇場」に帰還するドラマ『ブラックぺアン シーズン2』。原作小説『ブレイズス1990』『スリジエセンター1991』には渡海が登場しないため、どのようなストーリーが展開されるのか要チェックですね！