ドラマ『1リットルの涙』キャストの現在

2017年7月6日更新

2005年に沢尻エリカ主演で放送されたヒットドラマ『1リットルの涙』の、出演者の現在までの軌跡を調査しました。沢尻エリカをはじめ、薬師丸ひろ子、松山ケンイチなど、キャストたちの気になる新作などを見ていきましょう。

主人公・池内亜也/沢尻エリカ

現在、サントリーのCM『ほろよい』や、Instagramでの女優の沢尻エリカの可愛らしさに、ふたたび注目が集まっているようです。

沢尻エリカのテレビドラマ出演の代表作といえば、『1リットルの涙』でしょう。

2005年の当時、多くの人々の涙を誘った実話のドラマ化として、とても話題になりました。

『1リットルの涙』は、木藤亜也という女性が15歳の時に脊髄小脳変性症を発病してから、25歳という若さで亡くなるまでの10年間をまとめた日記を基にした実話ドラマです。魂の言葉のような詩の美しさが、全国で反響をよび、110万部以上の大ベストセラーとなった作品です。

沢尻エリカ

沢尻エリカが演じた池内亜也は、こころ優しく自宅の豆腐店の手伝いながら、誰からも好かれる優等生の少女。進学校である明和台東高校(通称:東高)の受験をひえた2005年3月、まだ15歳という若さで脊髄小脳変性症を発症してしまうという悲劇の主人公でした。

『新宿スワン』(2015)

現在の沢尻エリカも活躍中です。

2015年、沢尻エリカは、園子温監督の『新宿スワン』でアゲハ役を演じて演技力の高さを見せてくれました。現在若い女性に人気No,1の俳優綾野剛が白鳥龍彦役で共演してことも話題になりました。

2016年の夏には、日本テレビ系『24時間テレビ39 愛は地球を救う』の恒例ドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』に出演。

このドラマで沢尻エリカは、網膜剥離によって全盲になってしまった中学校の教師である新井淑則(あらい・よしのり)の妻、真弓役を演じます。

池内家の人々

薬師丸ひろ子

薬師丸ひろ子は、亜也の母親 池内潮香役を演じました。

ドラマでは不二の病で意気消沈してしまう亜也に、日記を書くこと薦めたのが印象的でした。

その後も薬師丸ひろ子は、ドラマを中心に活躍しています。NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』での鈴鹿ひろ美役は記憶に新しいところです。

現在の薬師丸ひろ子は、2016年9月におこなわれるアートプロジェクト、「世界遺産劇場 春日大社 第六十次式年造替奉祝 薬師丸ひろ子コンサート」に向けて日々猛特訓中だそうです。

このプロジェクトは、毎年歴史的空間を舞台に、国内外の一流アーティストが公演をおこなうもので、今回は1300年の歴史を誇る奈良県の春日大社が舞台。

古代祭祀の地、広大な「飛火野(とびひの)」に特設ステージでの公演は、後世まで語り継がれるのではないでしょうか。必見です。

陣内孝則

陣内孝則は亜也の父親 池内瑞生を演じました。下町の豆腐屋を営み、妻である潮香や娘の亜湖とともに病気の亜也を支え、涙もろくて情深い役柄でした。

『爆裂都市 BURST CITY』(1982)

陣内孝則は俳優になる以前には、ザ・ロッカーズのヴォーカルとして一世を風靡。

その実績が評価され石井聰亙監督(現改名:石井岳龍)『爆裂都市 BURST CITY』で俳優デビューしました。この映画の中での陣内孝則は、人気バンド「バトル・ロッカーズ」のボーカリスト、コマンド佐々木役として主演しています。

現在もデビュー当時さながら、派手なメイクが活かされる舞台で活躍しています。

2016年8月には、明治座での舞台『Honganji~リターンズ~』に出演します。

また、2016年12月に日生劇場で上演される劇作家 宮本亜門のミュージカル『プリシラ』では、ドラッグクウィーンであるバーナデット役を演じることが決定しています。こちらも目が離せません。

成海璃子

成海璃子は、亜也の妹の亜湖役を演じました。

優等生であった姉を妬ましく思い、罵ったりするなど反抗していましたが、亜也の病状が進行するにつれて、ひたむきな姉に尊敬をいだき徐々に成長していきました。

その成海璃子も、今では大人の女性に大変身。

『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015)

2015年、成海璃子は、瀬々敬久監督の『ストレイヤーズ・クロニクル』で、主要人物の玄馬沙耶役で出演しています。

今作では、極秘機関の実験で特殊能力を得るのと引きかえに、20歳程しか生きることができない運命を背負わされてしまいます。

それでも未来の希望を信じた主人公 荏碕昴が率いる「チームスバル」のひとりとして沙耶は、人類の破滅を企てる「チームアゲハ」との死闘を繰り広げています。

『無伴奏』(2016)

また近年の成海璃子の活躍はとどまることを知りません。

2016年、第39回ヨーテボリ国際映画祭正式出品された、矢崎仁司監督の『無伴奏』では主演の野間響子役を演じています。

2016年の冬に公開が予定されている川端康成原作の再映画化である『古都』では、中田結衣役を演じます。松雪泰子や橋本愛との共演も既に一部のファンでは話題になっています。

高校のクラスメート・教師

錦戸亮

関ジャニ∞の錦戸亮は、亜也のクラスメートの麻生遥斗役を演じました。

亜也に献身的に接する様子は涙を誘った一方、ふたりの運命的なの出会いはやはり印象深く残っているのではないでしょうか。

2016年の錦戸亮も、テレビや舞台に人気絶好調です。ソロでの活躍として、NHKテレビドラマ『トットてれび』で、世界的なヒットソング「上を向いてあるこう」を熱唱した、坂本九役を演じています。

松山ケンイチ

松山ケンイチは、亜也の中学時代からの憧れの先輩河本祐二役を演じました。

松山ケンイチは、その後映画『デスノート』を皮切りに、爆発的な人気を得ます。2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で主役に抜擢され、俳優としての不動の地位を確立しました。2016年には4本の映画に出演するなど、第一線で活躍中です。

『怒り』(2016)

2016年秋に公開予定の映画『怒り』は、芥川賞作家吉田修一を原作のサスペンス。実力派監督李相日がメガホンをとります。

「怒」という血文字を殺人現場に残されたまま、未解決になっている八王子の殺人事件のその後を描く作品。千葉、東京、沖縄の3つの都市を舞台に「前歴不詳の3人の男」と出会った人々の、疑念を描いた群像劇になっています。

その中で、松山ケンイチは、千葉編の「前歴不明の男」である田代哲也を演じています。

渡辺謙、森山未來、綾瀬剛など演技派の共演者たちも魅力的。2016年秋公開を映画ファンのみならず原作ファンも待望している作品です。

遠藤雄弥

河本祐二の友人として歯に衣着せずに意見をいう武田誠役の遠藤雄弥の現在はどうでしょうか。

遠藤雄弥は、現在、2016年の日本テレビ系ドラマ『ドクターカー』にて、権藤隼人役で出演されていますが、もともとは、舞台を中心に活躍していました。

ブレークのきっかけは、イケメン人気漫画の『ミュージカル テニスの王子様』の主人公 越前リョーマ役を舞台で演じたことです。

2015年の遠藤雄弥は、『仲直りするために果実を』に出演。2016年1月の舞台『カサネ』では、主演 多々良見幸一太郎役を演じ、AKB48の高城亜樹と双子の兄妹役を演じて好評を博したそうです。

戸次重幸

亜也の担任教師で女子バスケ部の顧問でもあった、西野良三役の戸次重幸の現在はどうでしょうか。

大泉洋、安田顕ら5人の俳優が所属する人気演劇ユニット、「TEAM NACS」のメンバーとして活躍をする一方、近年は締まった演技が評価され、ドラマ、映画でも俳優としての大活躍。今後も話題の映画への出演が続きます。

『疾風ロンド』(2016)

2016年11月に公開予定の人気作家東野圭吾の原作映画『疾風ロンド』にも出演する戸次。

スキー場のパトロール隊根津昇平は、ある日、滑走禁止区域で立ち往生している男(栗林和幸)を見つけ助け出します。そして翌日もまた同じところで立ち往生している栗林を発見することに。どうやら栗林は何かを探しているようで、根津たちはは不審に思い近づいていくのですが…。

東野圭吾原作作品の顔といっても過言ではない、阿部寛が主演を演じます。その他、大倉忠義、大島優子らも出演。戸次の役柄はまだ決まっていませんが、豪華な俳優陣との演技合戦が楽しみです。

また、プライベートでは、2016年2月には俳優の女優の市川由衣との結婚を発表しましたね。

公私ともに充実していることが伺われます。

そのほかのキャスト

藤木直人

亜也の担当医で常南大学付属病院の神経内科に勤務した水野宏役の藤木直人の現在はどうなのでしょうか?

2016年5月21日にテレビ朝日系で放映されたスペシャルドラマ『叡古教授の事件簿』で、主人公宇野辺叡古を演じました。

叡古教授の相棒は、ココリコの田中直樹。警視庁捜査一課の刑事と凸凹バディを組みながら連続殺人事件を捜査していきます。今後の連続ドラマ化も期待され一作でした。

かとうかず子

亜也と同じ病気を患う娘を持つ母親・及川菊枝を演じた、かとうかず子はどうでしょうか。

現在のかとうかず子は、2016年秋の舞台『歌姫』にて、岸田浜子役で出演。大阪、名古屋、東京、札幌、福岡、仙台の全国7都市で上演されるようです。

また、東海テレビ「スイッチ!」月曜コメンテーターや、BS-Japan「グッドマザーズ」のナレーターをつとめ、亜也を励ました母親のように新境地で活躍をしています。

ドラマ『1リットルの涙』に出演した俳優陣の現在をまとめてみました。いずれのみなさんも、今なお活躍の場を広げ続けているようです。今後も彼らから目が離せませんね。