『マウンテンドクター』最終回までネタバレ・あらすじ更新!主演キャストは杉野遥亮
2024年7月期放送の杉野遥亮主演の山岳医療ドラマ『マウンテンドクター』。大森南朋が共演し、山岳医が主人公となるオリジナル脚本の作品です。 この記事では、『マウンテンドクター』のあらすじ・キャストなど最新情報を紹介し、放送後は各話あらすじをネタバレありで更新していきます。
『マウンテンドクター』あらすじ
『マウンテンドクター』は山岳医療をテーマにした新しい医療ドラマ。主人公は山岳医となる整形外科医・宮本歩で、山の知識と医療知識の両方に長けた医師を「山岳医」と呼びます。 信濃総合病院に赴任した整形外科医の宮本歩(みやもとあゆむ)。信濃総合病院では「山岳診療科」に力を入れており、宮本は山岳診療科との兼務を命じられます。故郷である長野県に戻ってきた宮本は、実は小さい頃から身近にあった山にある想いを抱き続けていました。 医師としては特に目標もなかった宮本ですが、厳しい先輩の山岳医・江森岳人(えもりがくと)や山岳医療チームと過ごすうちに、少しずつ成長していくことになります。
『マウンテンドクター』いつから放送?
ドラマ『マウンテンドクター』は、2024年7月8日から毎週月曜よる10時に放送されます。放送局はカンテレ・フジテレビ系列で、4月期同枠では杉咲花主演の『アンメット ある脳外科医の日記』が放送されました。
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
長野県松本市で生まれ育った歩(杉野遥亮)は、ある大切な約束を秘め整形外科医になりました。11年ぶりに地元に戻り、周子(檀れい)が院長を務める信濃総合病院で働くことになった歩。すると歩は周子から、整形外科と山岳医療科を兼務するよう言われたのです。 早速近くの山で遭難事故が発生したと連絡が入り、歩はヘリで現場へ。怪我をした患者の処置を終えると、1人が岩で胸を打ったと苦しみ出します。この時突然現れた男が適切な処置をし、無事命を救うことができたのでした。 その男とは、循環器内科医で山岳医療科の江森(大森南朋)。江森は国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医の資格も持っていて……。
ネタバレ
歩は江森の患者・宇田(螢雪次郎)の診察をします。宇田の検査結果は問題なく、歩は宇田の登山を許可しました。しかし宇田は登山中に倒れ、ヘリで搬送。江森はただ検査を重ねていただけではなく、宇田にペースメーカーの埋め込み手術をしようと考えていました。歩は「患者を殺す気か!」と江森に怒鳴られます。 結局宇田はペースメーカーを入れることになり、もう登山ができないと落胆します。歩は整形外科に専念したいと周子に申し出ますが、周子は歩の兄・翔(時任勇気)の事情を知っていました。 実は歩は翔と一緒に登山をして遭難した時、翔を亡くしていました。この時医師を目指していた翔の代わりに、自分が医師になると決めたのです。 一方宇田は、登山で生前の妻が見ていた景色を見ることが今の生きがいになっていました。歩は江森に、手術後にリハビリをして宇田に登山を再開させてあげたいと頼みます。 結局周子が許可し、宇田は生きる気力を取り戻します。歩は今回のことや翔との約束を思い出し、1年間留学することを決意。 1年後、国際山岳医の認定を得た歩は、周子から山岳医療チーム・MMTのメンバーに任命されます。しかしそこに江森の姿はなく、どうやら患者を1人殺したようで……。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
歩(杉野遥亮)はMMTのメンバーに抜擢され、チームのリーダーは救急の小宮山(八嶋智人)が務めます。メンバーたちはモチベーションが低く、山小屋の泊まり込み診療を嫌がり……。初日は歩と、麻酔科の典子(岡崎紗絵)が担当することに。 山小屋には、七海(西原亜希)と大地(横山歩)親子が診療にやって来ました。大地は思春期で母親との登山が恥ずかしい様子。 翌日、山小屋に七海が滑落し大地も怪我をしたという連絡が入ります。歩と典子は現場へ急行し、落下した2人の処置を行いました。歩たちは何とか2人を山小屋に連れて行き処置をしますが、七海の容態が急変してしまい……。
ネタバレ
七海は低体温症を起こし、病院に移すことができません。ひとまず大地だけ病院に運び、七海は腹腔内で出血を起こしていたことから山小屋で開腹手術をすることに。 そこで歩は看護師の玲(宮澤エマ)に連絡し、道具を山小屋まで運んでもらい手術を行います。手術は無事に成功し、七海を病院へ運びました。 一方病院に到着した大地は様子がおかしく、急遽江森(大森南朋)が診察。すると大地は骨折だけではなく高地肺水腫を発症しており、すぐに処置が行われ大地も助かりました。 歩は江森に感謝を伝えると、「大地があの症状なら山にいたとき咳をしたはずだ。気づけなかったのか?」と指摘。さらに「今のお前はまだ、ただの山好きの医者だ」と厳しい言葉を浴びせました。 大地は七海が無事であることに安堵します。実は大地は、七海に亡くなった父親との思い出の景色を見せてあげたくて登山に誘っていたのでした。 その頃江森は、遭難者の1人で今もリハビリを受けている少年・亘(森優理斗)に、「遭難事故で見たこと、誰にも話してないだろうな?あのことは忘れろ」と告げていて……。
第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
妊娠中で安産祈願のために登山をしていた結衣(畦田ひとみ)が、貧血で倒れヘリで病院に運ばれてきます。一晩の経過観察となった結衣ですが、急に父・健作(おかやまはじめ)に連れられ退院すると言い出しました。 実は健作は、江森(大森南朋)が1年前に山で死なせたという菜月(舟木幸)の夫。現在江森を訴えており、「人殺しのいる病院」と言いながら結衣を連れて帰ったのでした。 江森は1年前の落石事故で救助に当たり、外傷を負った菜月を助からないと判断。トリアージを1番優先順位の低い黒にしたのですが、菜月はその後意識を回復したようで……。その後菜月は亡くなり、健作は江森の判断ミスがあったとして江森を訴えていました。
ネタバレ
歩(杉野遥亮)は江森を信じ、独自で落石事故のことを調べるように。その時、再び結衣が病院に運ばれてきます。今度は前身に発疹があり、急いで原因を調べる歩たち。 そんな中、再び健作は病院で江森を「人殺し」呼ばわり。それを聞いていた亘(森優理斗)は、「江森先生は僕のこともみんなも助けてくれたんだ!」と叫び……。亘は、菜月自身がトリアージを赤から黒に塗り替えていたところを目撃していました。江森は、真実を健作に明かし始めます。 当時ヘリには2人しか乗ることができず、菜月は亘たちを優先するため自分で色を塗り替えました。亘たちが運ばれた後に容態が急変した菜月を、江森は懸命に心臓マッサージします。 しかし菜月が亡くなり、江森は「僕のせいで死んだの?」と自分を責める亘を庇うために「菜月は最初から助からなかった。そう僕が判断した」と告げていました。 結衣はツツガムシ病と分かり、無事に処置を終えます。真実を知った健作は江森への訴えを取り下げ、歩は江森がMMTに戻ってきてくれることを期待しました。 ですが玲(宮澤エマ)は、「それはどうかな?山に復讐したい江森先生、原因が私だから」と言い……。
第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
歩(杉野遥亮)たちMMTは、鮎川山荘の篤史(石丸謙二郎)が7年ぶりに登山ツアーを企画し、ツアーに帯同してほしいと依頼を受けます。しかし篤史の孫である玲(宮澤エマ)は帯同しないと言い、篤史にも「7年前のことを忘れたわけじゃないでしょ?」と詰め寄りました。 結局ツアーが行われることになり、MMTからは歩が参加します。順調に登山をしていましたが、急に雲行きが怪しくなったため小屋番の絵理子(工藤美桜)は中止を決断。すぐに山を下りようと急いだのですが……。 その時絵里子が雷に打たれ、倒れてしまいます。絵里子はすぐに病院に運ばれました。
ネタバレ
幸い絵里子は命に別条なく、しばらく入院することに。玲は篤史に「7年前から何も学んでない!」と怒りをぶつけます。そして玲は、7年前の出来事を歩に打ち明け始めました。 山岳看護師なりたてだった玲は、山岳医の美鈴(中越典子)とともにツアーに帯同します。途中低体温症を発症した人の手当をし、天候悪化もありツアー中断を決意。しかし他のツアー客がまだ登ると言い出し、玲は自分が帯同すると再び山を登り始めてしまったのです。 ですが途中で玲たちも救助されることになり、玲は担架で運ばれます。その後、山では雪崩が発生。美鈴は雪崩に巻き込まれて行方が分からなくなってしまったのでした。そして美鈴は、なんと江森(大森南朋)の婚約者で……。 現在。玲は歩に、まだ山と向き合えてないと相談します。ですが歩が運ばれてきた患者に「大丈夫ですよ!また山に登りましょう」と言っているのを聞き、大切なことを思い出しました。 玲は江森に改めて謝罪し、7年前美鈴に「また一緒に山に登ろうね。だから山を嫌いにならないでね」と言われたことを打ち明けます。江森も「君のせいじゃない」と言い、玲はやっぱり山が好きだと痛感。7年ぶりにツアーに帯同することになったのでした。
第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
周子(檀れい)はレスキューヘリ導入を考え、まずは県に協力を要請します。そこで県の医療政策課から、純家(松尾諭)が視察にやってきました。純家はMMTの活動に疑問を持っており、MMTは実績を上げなければなりません。 その頃心臓疾患を抱えながらも、歩(杉野遥亮)の指導を受けながら宇田(螢雪次朗)は登山を楽しんでいました。次は、亡き妻が「宝石箱」と表現した山にチャレンジしたいという宇田。歩は何度も検査をし、宇田に登山の許可を出し……。 許可を得た宇田は早速山に登り、途中で尚樹(高島豪志)・麻里子(新原ミナミ)夫妻に出会います。しかし夜、テントの中で休んでいた夫妻が熊に襲撃されてしまいました。麻里子が頭部に傷を負い、宇田は何度も歩に電話をかけます。
ネタバレ
連絡を受けた歩はすぐに鮎川山荘に連絡をし、自分も山荘に向かいます。しかし宇田は、自分が麻里子を背負って尚樹と3人で山荘まで下山すると言い出しました。歩は危険だと止めますが、宇田は出発してしまいます。 宇田たちは無事山荘に到着。待っていた歩が処置をし、無事ヘリで夫妻は病院に搬送されました。宇田は歩にもらったお守りを握りしめて喜びますが、その瞬間倒れてしまい……。 宇田もヘリで搬送され、歩は必死に心臓マッサージを繰り返します。しかし宇田は途中、歩に「ありがとう」と言い意識を失いました。病院でも歩は「宇田さん。起きて下さい!」と必死に対応しますが、江森(大森南朋)は歩の手を止めます。 さっきまで元気だった宇田。MMTメンバーも悲しみに包まれます。一方江森は、宇田の検査での心臓の動きを確認していました。江森は歩に、「宇田さんの気持ちに寄り添いたいあまりに、確証バイアスに陥っていたのでは」と指摘。 宇田の心臓には変調があり、今回の登山はかなりリスクが高かったと江森は指摘します。歩は「僕が、宇田さんを死なせた……?」と涙が溢れたのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
宇田(螢雪次朗)の死に落ち込む歩(杉野遥亮)ですが、平然と仕事を続けます。歩は診断に対して必要以上に慎重になっており、周子(檀れい)はMMTを休むよう命じました。 周子は江森(大森南朋)に、万が一のMMTのサポートを頼みます。しかし江森はMMTのレベルの低さに、チームを解散した方がいいと言い出し……。さらに純家(松尾諭)も死亡者が出たことで、存続に厳しい意見を突きつけたのでした。 そんな中典子(岡崎紗絵)は、厳しい母・聖子(池津祥子)にMMTメンバーであることを知られてしまいます。聖子はMMTを「山好きの医師がやっていること」と馬鹿にしますが、典子は「やるべきことはたくさんある」と珍しく聖子に言い返しました。
ネタバレ
自信を失っている歩は、家でも何も話しません。まだら認知症の父・市朗(遠山俊也)は歩に「医者失格だ、少しは兄を見習え!」と怒鳴ります。市朗は今も、兄が生きていると思い込んでいる様子。 小宮山(八嶋智人)は、このまま解散になるMMTが悔しいと本音をこぼします。掛川(近藤公園)たちももうひと踏ん張りすることを誓い、MMTは一致団結。それぞれ山についての勉強を開始しました。 江森は歩に、宇田から届いた歩宛の手紙を渡します。宇田は生前、山で歩への感謝を綴っていました。その時母・幸恵(石野真子)は、歩に市朗がいなくなったと連絡し……。 市朗は山道で倒れていたところ、登山者に助けられていました。市朗は毒キノコのカエンタケを食べてしまい危険な状態に。歩は急いで処置に加わり、市朗は無事に意識を取り戻しました。 市朗は「ありがとう歩」と感謝を伝えます。歩はMMTに戻りたいと周子に志願し、復帰することに。歩は自分を鍛えてほしいと江森に頼みますが、江森は「俺には時間がない」と告げ……。 その頃聖子は、周子に挨拶をするためわざわざ病院にやってきたのでした。
第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
周子(檀れい)の元にやってきた聖子(池津祥子)は、娘の典子(岡崎紗絵)が内科ではなく麻酔科医として働いていることに驚愕します。聖子は典子を養子に取っており、自身の内科病院を継いで欲しいと期待していました。 歩(杉野遥亮)は聖子に連れて帰ってしまった典子の代わりに、山小屋診療所を担当。その時に妻と娘と出かける約束をほごにして山にやってきた、カメラマンの長田(谷恭輔)と出会いました。 その時典子が山小屋にやってきます。典子は研修医時代、手術を受ける患者に寄り添う麻酔科医に憧れて志望したことを明かし……。
ネタバレ
翌日、長田が落石事故に巻き込まれ歩と典子は急いで現場へ。長田は足を石に挟まれて身動きが取れなくなっていました。岩の撤去作業は予想以上に時間がかかることも分かり、このままでは長田の脚の細胞が壊死してしまいます。 歩は江森(大森南朋)に電話をし、ある決断をします。それは長田の足を切断すること。このままでは長田の命が持たず、歩は「帰らなきゃいけない場所がある」と長田を説得します。 長田は家族を思い、切断を決意。現場に到着した江森と歩は、長田の足を切断します。この時典子は麻酔科医として、「大丈夫ですよ。麻酔が効けば不安が和らぎますから」と長田に寄り添いました。 長田の命は助かり、典子は改めて麻酔科医としてのやりがいを感じます。江森は今回の一件を受けて、MMTに加入することを決めました。 しかしそんな江森は、胸を抑えて苦しみだし……。
第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
親とぎくしゃくしている典子(岡崎紗絵)や歩(杉野遥亮)たちは、いつも真吾(向井康二)の店で飲んでいます。すると真吾の息子・圭吾(湯田幸希)が突然、真吾に相談があると店にやってきました。 どうやら母の凛(冨手麻妙)に、学童の皆で参加する登山に行くことを反対されているとのこと。圭吾は心臓に疾患があるのですが、皆と一緒にカブトムシを捕まえて山に登りたいと訴えます。 そこで歩はMMTの山岳外来受診を提案。圭吾はMMTに新たに加わった江森(大森南朋)が診察をします。江森はカテーテル手術をすれば運動も可能だと診断。こうして圭吾はカテーテル手術を受け、無事手術は成功しました。
ネタバレ
歩も学童の登山にMMTの自分が帯同すると言い、当日を迎えます。登山中、歩は軽装で入山した登山者が怪我をしたと連絡を受け……。歩は見過ごすことができず、圭吾たちの元から離れ、負傷者の対応に当たります。 するとその時山道に蜂が出て、圭吾ともう1人の児童が蜂に刺されアナフィラキシーを発症してしまいます。歩は慌てて戻り、無事2人をヘリで搬送しました。歩は玲(宮澤エマ)に「自分たちがいたから被害を最小限に抑えられた」と安堵していました。 真吾も最初は、対応してくれた歩に感謝をしていました。しかし負傷した軽装登山者が、子どもたちがいたのに自分のところに来てくれてありがとうと感謝を伝えます。それを聞いた真吾は激怒。 真吾は歩の胸ぐらを掴み、「お前は圭吾のために一緒に行ったんじゃないのかよ。お前が見捨てたから、圭吾は死ぬところだったんだぞ!」と怒りをあらわにし……。 それを見た江森は歩に、「山岳医としては失格だ」と告げたのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
篤史(石丸謙二郎)が入院してしまい、MMTメンバーは鮎川山荘のために何かできないかと考えます。そんな中聖子(池津祥子)は、通常業務とMMTの業務を課している周子(檀れい)がパワハラをしているのではないかと言い始めました。 一方歩(杉野遥亮)の家には、亡くなった兄・翔(時任勇気)と歩の友人の聡一(森準人)がやってきます。聡一は週末に鮎川山荘経由で山に登るそうで、歩はプライベートで山荘を手伝いに行くことに。 早速山に登った聡一ですが、霧が濃く道に迷ってしまったと歩に連絡。すると歩は救助隊に助けを求めるよう伝え、自分も助けに向かおうとしました。それを見た江森(大森南朋)は、救助は救助隊に任せるべきだと歩を止めます。
ネタバレ
制止を振り切り、聡一の元に向かった歩。無事歩は聡一を発見しますが、聡一は低体温症と高山病を併発している可能性がありました。携帯の電波も繋がらないことから、歩は聡一を連れて救助隊が来るのを待たず下山してしまいます。 翌日救助隊は歩と聡一の捜索に難航し、ようやく2人を発見。山岳医が二次遭難したとして、江森は歩を怒鳴りつけました。その後聡一は回復し、今回の一件をSNSに投稿したところ炎上してしまい……。 聖子は今回の件を週刊誌に売り、MMTは世間からバッシングを受けることに。聖子は医療対策課の純家(松尾諭)と会い、「MMTを潰すなら今ですよ」と告げていました。 追い込まれたMMTですが、さらなる悲劇が。周子と歩と話していた江森が、胸を抑えて倒れてしまったのです。
第10話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
心臓の疾患を抱えていた江森(大森南朋)が倒れ、江森はしばらく検査入院をすることに。そんな時、鮎川山荘の近くで大規模な土砂崩れが発生してしまいます。登山者4人が行方不明となり、江森はニュース映像を見つめていました。 すると画面に、亡くなった婚約者・美鈴(中越典子)の所持品であるカラビナが映り……!江森はいてもたってもいられず、病院を抜け出して山に登り始めたのです。 その頃周子(檀れい)は、純家(松尾諭)に呼び出されていました。純家は正式にMMTの活動自粛を言い渡し、知事も純家に判断を一任しているとのこと。すると山に到着した江森は、周子に電話をします。
ネタバレ
現地では医師の手が必要とのことで、周子は知事の部屋に駆け込み医師をヘリで搬送するよう直談判。知事の許可が下り、歩(杉野遥亮)と玲(宮澤エマ)は災害現場へと急ぎました。 無事4人の登山者が見つかり、処置を終えヘリで搬送されます。歩はなぜ江森が山にいるのかと問うと、「ここに来れば救えるかもしれないと思った、7年前の時のような思いはもうしたくない」と言います。 江森は歩に、「お前のことをただの山好きの医者と行ったことを撤回するよ」と告げます。その瞬間、江森は胸を抑えて倒れてしまい……! 歩はすぐヘリを要請しますが、燃料補給後の救助は時間的に難しいかもしれないとのこと。江森は歩と玲に「下山しろ!二次遭難になる!」と告げるも、歩はもう絶対に山で人を死なせないと誓ったのでした。
最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
歩(杉野遥亮)と玲(宮澤エマ)は倒れた江森(大森南朋)の応急処置をしつつ、周子(檀れい)にヘリを要請します。周子は必死で消防に救助を頼むも、断られてしまいました。さらに純家(松尾諭)からは、「自業自得、MMTは救助隊の足手まとい」と冷たい言葉を浴びせられてしまいます。 そこで歩は、江森を背負って下山しようとします。しかし江森の呼吸が止まってしまいました。絶望に立たされた歩の上空に現れたのは……。
ネタバレ
上空にヘリが到着し、江森は無事病院に搬送されます。救助隊の豪徳寺(平山祐介)が、ヘリで江森を助けに来たのでした。江森は一命を取り留めますが、危険な状態が続きます。 今回の一件を受け、MMTは知事からも解散を命じられてしまいます。そこで歩は個人で山を歩いて、啓発活動を行うことに。 典子(岡崎紗絵)は実家に行き、聖子(池津祥子)がSNSに「江森が亡くなった」と投稿したことを非難します。自分は麻酔科医であり、山岳医の資格も取得すると宣言した典子。 一方篤史(石丸謙二郎)は鮎川山荘を閉鎖すると決めますが、玲は看護師を続けながら後を継ぐと宣言しました。 周子と歩が江森の隣で話している時、江森は奇跡的に目を覚まします。すると純家は突然「MMT解散の撤回」を申し入れにやってきました。役所には真吾(向井康二)たちMMT患者の会が、SNSではMMT解散の撤回を求める声が溢れていて……。 さらに豪徳寺もMMT解散を撤回要請しにやってきたため、MMTは無事復活することとなったのでした。 江森は無事退院し、周子から美鈴(中越典子)の遺品のカラビナを受け取ります。そして江森は改めて歩に、「お前はもう山の医者だ」と告げたのでした。
主演キャストは杉野遥亮!
主人公は、整形外科医として信濃総合病院に赴任する医師・宮本歩。志は低く事なかれ主義な性格でしたが、信濃総合病院で山岳診療科と兼務するうちに山岳医として成長していきます。また、山がからんだ自分の過去とも向き合うことに。 演じるのは、ドラマ『ばらかもん』(2023年)で迷える若き書道家を演じた杉野遥亮。他にも旬の若手俳優が集結した実写映画「東京リベンジャーズ」シリーズや、杉咲花と共演した『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)など近年活躍著しい注目株です。 宮本を演じるにあたり、「僕が演じる宮本歩は様々な経験を重ねて成長していく役なので、ドラマが進むにつれて、ちょっと印象が変わったなと思ってもらえたらいいですね」と意気込みを語っています。
『マウンテンドクター』キャスト
江森岳人(えもり がくと)役/大森南朋
信濃総合病院の循環器内科医で、宮本の先輩山岳医である江森岳人。国際山岳医の資格を持ち、海外で活動した経験もあるベテランの山岳医です。山での負傷者や疾病者は、迅速な救助の後に設備の整った病院で治療するべきという信念を持ち、度々宮本と意見をぶつけることになります。 演じるのは、多彩な役柄を演じ分ける演技派俳優の大森南朋。映画『殺し屋1』(2001年)やドラマ『ハゲタカ』(2007年)などハードな作品のイメージも強いものの、近年では『私の家政夫ナギサさん』(2020年)でラブコメに挑戦するなど別の一面でも魅せています。2024年は1月期ドラマ『厨房のありす』でゲイの大学教授役を演じていました。
原作なしの完全オリジナル作品!
ドラマ『マウンテンドクター』は原作なしの完全オリジナル作品で、脚本は『仮面ライダーエグゼイド』やその後の「ゼロワン」「ギーツ」も手がけている脚本家の高橋悠也が担当しています。監督を務めるのは2021年のドラマ「青のSP」や「二月の勝者」で知られる国本雅広です。 本作のロケは長野県の山岳地帯で行われ、救助シーンにもリアリティが追及されている模様。大自然が舞台だからこそのスケール感が大きな見どころとなっています。また、山岳医療の現場を入念に取材し、その現実や問題も作品に落とし込むことで「山岳医療」を広く伝えようという意志も感じられる作品となっているようです。
『マウンテンドクター』は最終回までネタバレ・あらすじ更新予定
杉野遥亮が主演を務める7月期ドラマ『マウンテンドクター』は、2024年7月8日(月)よる10時から放送スタート。ciatrでは放送後から各話あらすじをネタバレありで更新する予定ですので、ぜひチェックを!