2018年1月12日更新

クドカンは脚本が面白い!宮藤官九郎脚本おすすめドラマ16選

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宮藤官九郎脚本のドラマは、観ている人の心をつかみ、細かな部分にまで面白さが詰まっているので何回観ても飽きません。脚本家としてはもちろん、作詞家、映画監督、俳優、演出家など、様々な才能を発揮している宮藤官九郎の、あまちゃんを始めとするおすすめドラマ16選を、ご紹介します。

宮藤官九郎のプロフィール

愛称“クドカン”で知られる宮藤官九郎は、1970年生まれの脚本家です。脚本以外にも俳優、作詞家、作曲家、放送作家、映画監督、ミュージシャンなど、マルチな才能を発揮しています。 宮城県栗原市出身で、劇団大人計画に所属。八反田リコを妻に持ち、2005年には長女が誕生しています。 実家は文房具屋を営んでおり、幼い頃から作文コンクールなどでいくつも賞をとっていたそうです。 そんな宮藤官九郎が脚本を担当した、おすすめドラマを16選、ご紹介します。

1:コワイ童話「親ゆび姫」【1999】

小さい頃からおなじみの童話を、現代風に怖くアレンジした連続ドラマシリーズ。地味で内気な女子高生の冴子(栗山千明)は、同級生の君島(高橋一生)に想いを寄せていますが、勇気がなくなかなか前に進めません。 そんなある日、冴子は佐久間(山本密)という不思議な人物と出会い、赤い液体の入った瓶を差し出します。その液体は人間を小さくする魔法の薬でした。小さくなった冴子の運命は?宮藤官九郎らしいテンポのよい展開にも注目です。

2:『池袋ウエストゲートパーク』【2000】

石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』が原作のTBS系テレビドラマ。キャラクター設定などは原作とは大きく異なり、宮藤官九郎らしい小ネタが随所に散りばめられていることも、面白さの1つとなっています。 好視聴率をキープし、窪塚洋介、妻夫木聡、山下智久、坂口憲二、小雪、佐藤隆太など、出演者の人気もこのドラマをきっかけに急上昇しています。 池袋のたむろするカラーギャングなる若者たちの姿がスリリングに描かれています。

3:『木更津キャッツアイ』【2002】

病院で余命半年ち宣告されたぶっさん(岡田准一)は、悔いなく余生を過ごすため、高校時代の親友バンビ(櫻井翔)、マスター(佐藤隆太)、アニ(塚本高史)、うっちー(岡田義徳)と木更津キャッツアイを結成します。 活動は順調に続くものの、次第にぶっさんの死期が近づいてきます・・・。 木更津キャッツアイのメンバーはどうするのでしょうか? ロケ地も実際の木更津市で撮影したためドラマファンが訪れるようになり、観光地化するほどの人気ドラマでした。キャストも豪華で、現在も根強いファンが多くいます。

4:『ぼくの魔法使い』【2003】

夫の道夫(伊藤英明)を駅まで送りに出た留美子(篠原涼子)は、田町(古田新太)と自転車で正面衝突してしまいます。数日後に留美子の体に異変が起こり、留美子が記憶力を発揮しようとすると、体が田町と入れ替わってしまうのです。 果たして道夫と留美子の行方はどうなるのでしょうか? 宮藤官九郎らしい、ストーリーの奇抜さ、スピード感あふれる展開の中に、笑いも涙もぎっしりと詰まっている、胸キュンストーリーです。

5:『マンハッタンラブストーリー』【2003】

マンハッタンという、テレビ局の近くで営業する喫茶店を舞台に、常連客たちと店員たちが繰り広げる連鎖する片思いの数々。 松岡昌宏、小泉今日子、及川光博、森下愛子、YOU、酒井若菜など豪華キャストにも注目し、それぞれのキャラクター設定が個性豊かで細かな部分まで面白い、と評判の、クドカンワールドとなりました。

6: 『タイガー&ドラゴン』【2005】

CRAZY KEN BANDの主題歌が毎回耳に残る、TBS系のテレビドラマ。主演は長瀬智也と岡田准一の豪華キャストです。2005年に単発ドラマとして放送されたことをきっかけに、続編が連続ドラマ化されました。 落語をモチーフとして、師弟愛、家族愛をシリアスかつ、コメディタッチに描けるところも宮藤官九郎ならでは。長瀬智也と岡田准一の落語家姿も男前で目を引きます。

7:『吾輩は主婦である』【2006】

11年ぶりのドラマ出演となった斉藤由貴が、文豪に乗り移られるという奇想天外な主婦、みどり役を演じました。みどりの夫、たかしには及川光彦、姑のちよこ役には竹下景子と、豪華キャストが揃うのも、宮藤官九郎作品の魅力かもしれません。 ごく普通の専業主婦みどりは、学生時代からの恋人、たかしと結婚します。娘まゆみ(東亜優)と息子じゅん(荒井健太郎)にも恵まれ、幸せな毎日を過ごしていましたが、お金に困ったみどりに、あるひと突然夏目漱石が乗り移ってしまいます。みどりと、その家族の行方はどうなるのでしょうか?

8:『未来講師めぐる』【2008】

深田恭子演じる吉田めぐるは、24歳の誕生日を迎えると、満腹の時に周りの人の20年後が見えるという不思議な力を手に入れます。宮藤官九郎の奇想天外な脚本に、深田恭子の可愛らしさが見事にマッチしています。 登場人物のキャラクターもそれぞれが面白く、地井武男や武田信治、黒川智花、星野源など、個性的なキャラクターたちがそれぞれの存在感でドラマに花を咲かせています。ギャグも炸裂し、思わず吹き出してしまうシーンがたくさんあります。

9:『流星の絆』【2008】

東野圭吾の推理小説を原作に、宮藤官九郎が脚本を担当したTBS系テレビドラマです。二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香の豪華キャスト中心に、要潤、柄本明、三浦友和などの演技派俳優たちが脇を固めます。 小学生の時に両親を何者かに殺害された3人の兄弟、功一(二宮和也)、泰輔(錦戸亮)、静奈(戸田恵梨香)は、お互いの絆を頼りに生きてきました。“大人になったら犯人見つけてさ、3人でぶっ殺そう”という約束は、果たしてかなえることができるのでしょうか?

10:『うぬぼれ刑事』【2010】

恋愛体質で人一倍うぬぼれが強い刑事が、一目惚れしてしまった女性が犯した罪の真相を突き止めていきます。そんなうぬぼれ刑事を演じるのは長瀬智也。宮藤官九郎作品の常連です。 うるぼれ刑事の行きつけのバーの常連客、うぬぼれ俳優本城を演じるのは生田斗真で、長瀬智也とは初共演にもかかわらず息の合った演技を見せました。うぬぼれ刑事の元恋人、日暮里恵を演じる中島美嘉の可愛らしい姿にも注目が集まりました。

11:『11人もいる!』【2011】

大家族をテーマにしたホームドラマを宮藤官九郎が手がけました。 10人家族のはずが、死んだはずの妻の幽霊が突然現れ、11人となった家族。彼らの奮闘ぶりを、シュールに且つシリアスな要素も取り入れながら描いています。 主演の神木隆之介を始め、広末涼子、田辺誠一、有村架純、光浦靖子など、個性溢れる俳優陣が出演しています。

12:『あまちゃん』【2013】

国民的ドラマとなった、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』は、宮藤官九郎のオリジナルストーリーで、NHKで初の脚本を手がけた仕事となりました。 “じぇじぇじぇ”のフレーズも大ブームとなり、自分らしさを見失ったアキ(能年玲奈)が母親(小泉今日子)の故郷を舞台に、海女を目指しながら、自分らしさを取り戻していくストーリーです。 『あまちゃん』をきっかけにブレイクした俳優や女優も多く、何回見ても見応え抜群のドラマとなりました。

13:『ごめんね青春!』【2014】

満島ひかり、錦戸亮、永山絢、波瑠と、主要キャストを見るだけでも非常に魅力的なドラマは、TBS系の日曜ドラマとして放送されました。 静岡県三島市の高校を舞台に、錦戸亮演じる教師の青春時代の過ちをメインに、恋愛模様と細かなギャグの絶妙なコラボレーションが癖になるドラマとなりました。ただの青春ドラマでは終わらない、クドカンワールドです。

14:『ゆとりですがなにか』【2016】

野心がない、競争意識がない、協調性がない、と言われる“ゆとり世代”の若者たちの行動と言動を、絶妙に描いて思わずうんうん、と頷いてしまいたくなるほどの完成度に仕上がっています。 食品会社営業マンの坂間正和を岡田将生、小学校教師の山路一豊を松坂桃李、11浪中の道上まりぶを柳楽優弥が演じ、3人の息の合った演技や面白いギャグから毎回目が離せません。宮藤官九郎の脚本の面白さが、個性豊かなキャストたちが演じることで更に面白くなっている作品です。

15:『監獄のお姫さま』【2017】

小泉今日子、菅野美穂、夏帆、満島ひかり、伊勢谷友介など、演技に定評のある豪華俳優陣が出演した犯罪エンターテインメントドラマです。 宮藤官九郎が結局自分は何が書きたいのかを問い詰めたところ、おばさんのお喋りを書いているときが一番楽しいという結論に至ったそうです。 そして自分の好きな女優のお喋りを聞き続けたいという思いから、このドラマの脚本を書いたそうです。それだけに面白い会話が多く詰まった作品に仕上がっています。

16:『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』【2019】

2019年の大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』を宮藤官九郎が担当することが決まっています。このドラマはオリンピックをテーマにしており、2020年に東京オリンピックが開催されることから、タイムリーなドラマであり、話題になること間違いなしです。 W主演で、中村勘九郎はオリンピックに初めて参加した男、金栗四三を演じ、阿部サダヲはオリンピックを呼んだ男である田畑政治を演じます。宮藤官九郎は初めて実在するモデルがいる話の脚本を手掛けます。そのため、フィクションのどれくらい入れ込むか、その加減に苦戦しているようです。 大河ドラマでのクドカンワールド、待ち切れません。