【ネタバレ】『しかのこのこのここしたんたん』の意味を解説・考察！謎すぎて話題沸騰の鹿アニメ「のこし」とは？

2024年7月7日から放送されるアニメ『しかのこのこのここしたんたん』。「のこし」という愛称で親しまれている本作は、放送開始前からネットで大きな話題になっている、今もっとも注目すべき作品のひとつです。 そこで、この記事では気になる『しかのこのこのここしたんたん』について徹底解説！タイトルに隠された意味や、SNSでバズりまくっているOP主題歌など、気になる情報をしっかりご紹介していきます。 ※この記事は『しかのこのこのここしたんたん』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

2024年7月7日放送スタートの『しかのこのこのここしたんたん』。一見すると可愛らしい萌えアニメに見えますが、その中身はかなりハイテンションかつ奇抜なギャグ作品。PVにもその独特なテンションがあふれているので、気になる方はまずそちらをチェックしてみてください。

都立日野南高校に通っている、女子高生の虎視虎子(こしとらこ)。彼女は超ド級のヤンキーだった過去を隠し、優等生として新たな人生を歩んでいました。しかし、頭からツノが生えた謎の少女を助けたことで、その日々はあっけなく崩壊してしまいます。 その少女は鹿乃子(しかのこ)のこと名乗り、虎子への恩返しをしようと同じクラスに転校。これにより、のこの奇想天外な行動に振り回されまくる、虎子の波乱万丈な日々が始まってしまうのでした。

本作には『しかのこのこのここしたんたん』という、一読してもよく意味がわからない不思議なタイトルがつけられています。ただ、登場する人物を知ってから読むと、メインキャラとなる鹿乃子のこと虎視虎子の名前が含まれていることに気付くはず。 のこを表している部分は「鹿の子のこのこ」と読むことができ、ここからは相手の思惑を知らずのこのこついていく小鹿の姿がイメージ可能です。そして、虎子を表している「虎視眈々(こしたんたん)」は、「虎が得物を狙い鋭く見つめる様」という意味の四字熟語になっています。 もしかしたら「しかのこのこのここしたんたん」というタイトルは、助けてくれた虎子に懐いているのこと、それを迷惑がって排除の機会をうかがっている虎子のデコボコな関係性を表しているのかもしれません。

本作が放送開始前から大きな話題になったのは、インパクト抜群のOP主題歌がきっかけでした。2024年5月28日、YouTubeにOP主題歌『シカ色デイズ』のイントロ耐久1時間動画がアップされると、中毒性抜群の歌とアニメーションで瞬く間に大流行！ SNSで拡散され、公開から3週間で再生回数420万回以上というとんでもない数字をマークしました。これにより「のこし」の知名度は飛躍的に上昇し、数多くの人々から注目を集める作品になったのです。

都立日野南高校で生徒会会長を務める虎視虎子。元ヤンで少々気性の荒い部分もありますが、実は作中でも屈指の良識派。ツッコミ役にまわることが多く、のこのトリッキーな行動にいつもペースを乱されています。 そんな振り回されキャラの虎子を演じるのは藤田咲。『進撃の巨人』のユミルや『暗殺教室』の律など、数多くの重要キャラを演じてきた人気声優です。

虎子に助けられ、そののち日野南高校に転校してきた鹿乃子のこ。頭からシカのツノのようなものが生えている謎多き少女で、その行動はとにかく奇想天外。予想できない動きを見せ、常に虎子を振り回しています。 そんなひと癖もふた癖もあるのこを演じるのは潘めぐみ。『【推しの子】』の有馬かなや『スキップとローファー』の久留米誠を担当し話題となった人気声優です。

『しかのこのこのここしたんたん』は同名の漫画が原作となっています。原作漫画は2019年から『少年マガジンエッジ』で連載がスタートし、そののち『マガジンポケット』に移籍して現在も連載中。 作者のおしおしおにとっては3つ目の連載作となっており、キャリア初のアニメ化作品でもあります。アニメももちろん楽しみですが、本作が気になる方はまず原作からチェックしてみてはいかがでしょうか。

都立日野南高校に通う、女子高生の虎視虎子。彼女は「猛獣」と恐れられていたヤンキー時代をひた隠し、成績優秀な生徒として平穏な日々を過ごしていました。しかし、ある日の登校中にシカのようなツノが生えた謎の少女・鹿乃子のこを助けたことでその日常は一変。 なんと、のこは虎子に恩返しをしようと考え、同じクラスに転校してきたのです。しかも、彼女は虎子の本性がヤンキーだと見抜いている様子……。虎子は自身の過去が知られないよう奮闘しますが、トリッキーすぎるのこの行動に振り回されることに。 ときには助けてくれた礼にとシカせんべいを寄越し、ときには武器に使ってくれと自身のツノを渡してくる。のこの全く読めない行動により、虎子の生活はどんどんおかしな方向へ転がっていくのでした。

オリジナリティーあふれる設定と奇想天外なギャグにより、唯一無二の世界観を作り出している『しかのこのこのここしたんたん』。 アニメ・原作ともに、その注目度はますますアップしていくはず。これを機に本作をチェックし、ひと足早く「のこし」ワールドにハマってみてはいかがでしょうか！