2024年7月24日更新

【相関図】『烏は主を選ばない』キャラクター一覧!登場人物を徹底解説

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『烏は主を選ばない』キャラクター/登場人物一覧!

名前 概要
若宮(わかみや) 八咫烏を統べる金烏の継承者候補
雪哉(ゆきや) 若宮に仕えることになる地方豪族の次男坊
澄尾(すみお) 若宮の護衛を務める青年
藤波(ふじなみ) 若宮の妹にあたる内親王
長束(なつか) 若宮の異母兄にあたるもうひとりの継承者候補
敦房(あつふさ) 長束に仕える美しい青年
路近(ろこん) 長束の護衛を務める屈強な男
大紫の御前(おおむらさきのおまえ) 長束の実母にあたる皇后
南家当主 大紫の御前の弟にあたる権力者
浜木綿(はまゆう) 南家より選出された若宮の妃候補
北家当主 雪哉が生まれた北領を統べる武人
白珠(しらたま) 北家より選出された若宮の妃候補
雪馬(ゆきま) 雪哉を見守る兄
雪雉(ゆきち) 雪哉を慕う弟
東家当主 計算高い腹黒な権力者
あせび 東家より選出された若宮の妃候補
西家当主 若宮の伯父にあたる権力者
真赭の薄(ますほのすすき) 西家より選出された若宮の妃候補
名前 概要
今上陛下(きんじょうへいか) 若宮や長束の父にあたる当代の金烏
松韻(しょういん) 今上陛下の秘書官
苧麻(からむし) 浜木綿に仕える女房
茶の花(ちゃのはな) 白珠に仕える女房
うこぎ あせびに仕える女房
菊野(きくの) 真赭の薄に仕える女房
滝本(たきもと) 宗家に仕える筆頭女房
早桃(さもも) 宗家に仕える女房
小梅(こうめ) 雪哉と出会う中央から来た少女
名前 概要
雪正(ゆきまさ) 雪哉たちの父にあたる北領・垂氷郷の郷長
梓(あずさ) 雪哉たちの母
市柳(いちりゅう) 北領・風巻郷の郷長の息子
一巳(かずみ) 北領で働く庭師の青年
喜栄(きえい) 北家当主の孫
六つの花(むつのはな) 白珠の母
お凌の方(おりょうのかた) 北家当主の正室
名前 概要
浮雲(うきぐも) あせびの母
双葉(ふたば) あせびの異母姉
十六夜(いざよい) 若宮の母にあたる西家の姫

『烏は主を選ばない』相関図

烏は主を選ばない 相関図

八咫烏たちが暮らす「山内(やまうち)」は「金烏(きんう)」という長を抱える宗家を中心に、東西南北を統べる各地の大貴族たちが協力し、繁栄を築いてきました。その一方で、彼らは上記のような複雑な関係性を構築し、混沌とした権力争いも繰り広げているのです。 ここからは、そんな物語の渦中に立つ、本作の重要人物をピックアップしてご紹介!各人物の詳細や関係性など、気になる情報について解説していきます。

若宮(奈月彦):本作の主人公となる若き権力者

誕生日 不明
年齢 17歳
性別 男性
役職 八咫烏たちを統べる金烏の継承者候補
声優 入野自由 , 川井田夏海(幼少期)

本作の主人公である奈月彦(なづきひこ)、通称・若宮(わかみや)八咫烏たちを統べる金烏の継承者候補で、それゆえに様々な人物からその命を狙われ続けています。 彼は花街で遊び回るような「うつけ」として振る舞っていますが、実際は政治的手腕に長けた優秀な人物。作中では部下となる雪哉とともに実力を発揮し、様々な政敵と対峙していくことになります。

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最初はワガママで嫌な奴だったけど、知れば知るほど好きになっちゃいます。

雪哉:若宮に仕えるもうひとりの主人公

誕生日 5月 ※詳細な日付は不明
年齢 14歳 ※登場当初は13歳だったと思われる
性別 男性
役職 若宮の側仕え
声優 田村睦心

本作のもうひとりの主人公として活躍する雪哉(ゆきや)。もともとは北領・垂氷郷(たるひごう)に拠点を置く地方豪族の次男坊でしたが、ひょんなことからその能力を認められ若宮の側仕えになります。 彼は周囲から「ぼんくら」と侮られる腑抜けな青年ですが、実際は超キレ者の頭脳派キャラ。とある事情により自身の力を隠しながらも、若宮の部下としてその才覚を少しずつ発揮していきます。

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ワガママな若宮と、それに振り回される雪哉。2人のデコボココンビ感が最高です!

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澄尾:若宮に仕える腹心の部下

誕生日 不明
年齢 19歳以上? ※詳細不明
性別 男性
役職 若宮の護衛
声優 竹内栄治

若宮の唯一の護衛として、雪哉とともに戦うことになる澄尾(すみお)。浅黒い肌をした健康的な青年で、剣の腕前は作中でも随一。宗家の近衛隊を育てる勁草院(けいそういん)を首席卒業している、非常に優秀な人物です。 また、若宮とは幼馴染として友人のような関係を築いており、周囲に人がいないときは砕けた口調で話すことも。若宮が信頼を置く数少ない人物のひとりとして、様々な場面で活躍を見せてくれます。

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本作の登場人物にしては珍しい真っ直ぐなキャラ!とても魅力的です。

藤波:子どもっぽさが抜けない若宮の妹

誕生日 不明
年齢 12歳
性別 女性
役職 内親王
声優 青山吉能

若宮の妹にあたる、内親王の藤波(ふじなみ)。母親似で美しい若宮とは違い、どちらと言うと父親似の顔立ちをしており、そのことにコンプレックスを感じている様子。また、感情的な部分もあるなど、年相応の子どもらしい性格をしています。 彼女は東家が選んだ若宮の妃候補・あせびを「おねえさま」と呼び慕っており、作中では彼女の味方として様々な場面で協力。妃選びに影響を与えることになります。

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子どもっぽくてちょっと危なっかしいキャラ。見ててひやひやしちゃいます。

長束:若宮の兄にあたるもうひとりの継承者候補

誕生日 不明
年齢 20代前半? ※詳細な年齢は不明
性別 男性
役職 もうひとりの金烏継承者候補
声優 日野聡

若宮の異母兄にあたる長束(なつか)。もともとは正当継承者として扱われていましたが、若宮に「真の金烏」としての素質があると判明してからは山神に仕える身となります。これにより権力争いから外れたかに思われましたが、周囲の人間によりもうひとりの継承者候補として担ぎ上げられることに。 作中では若宮と対立する立場となり、長束派はたびたび若宮を陥れようと画策してきます。

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若宮と対峙する長束ですが、彼自身は若宮にどんな感情を持っているのでしょうか。

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敦房:長束を支える穏健派の部下

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 長束の側仕え
声優 河西健吾

長束の側仕えとして登場する敦房(あつふさ)。美しい容姿と優れた才能を併せ持つ人物で、長束の腹心の部下として活躍しています。彼はもともと南領を拠点とする南大宮家の出身でしたが、叔母の大紫の御前が今上陛下のもとへ嫁ぎ長束を出産。これにより、現在の身分を手に入れることになります。 忠義に厚く普段は温厚な敦房ですが、その裏ではどうやら怪しい動きもしているようです。

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作中でも屈指のイケメンキャラ!でもその影には危うさも見え隠れしています。

路近:長束の護衛を務める大男

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 長束の護衛
声優 白熊寛嗣

長束の護衛として登場する路近(ろこん)。赤みがかった長髪とたくましいヒゲが特徴的な大男で、目的のためなら争うことも躊躇しない危険な思想の持ち主です。勁草院を首席で卒業するなどその実力は非常に高く、敦房と並び長束派の主要人物となっています。 ちなみに、彼は南領に拠点を置く貴族の出身ですが、現在は出家済み。長束がトップに座る明鏡院に所属する神官として活動しています。

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穏健派の敦房と過激派の路近。この2人の争いも見どころになりそうです。

大紫の御前:暗躍を続ける長束の実母

誕生日 不明
年齢 不明
性別 女性
役職 皇后
声優 田中敦子

八咫烏たちを統べている今上陛下の正室、現皇后として登場する大紫の御前(おおむらさきのおまえ)。作中では「女だてらに大変な策略家」と評されており、政治にまったく関心がない今上陛下に代わりその手腕を発揮しています。 彼女は長束の実母で、彼を継承者にしようと暗躍。息子に権力を握らせようとする危険人物ですが、その裏にはさらなる陰謀が隠れているようです。

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若宮失脚を狙う要注意人物。狡猾な手段も使ってくる強敵です。

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南家当主:大紫の御前が寵愛する弟

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 南家当主(国の経済を統括)
声優 咲野俊介

現南家の当主であり、大紫の御前の弟にあたる融(とおる)。常に無表情で感情を読み取ることが出来ない冷静な人物。政治的手腕はかなり優秀なようで、国内の経済を取り仕切っています。 姉の大紫の御前は彼のことを大切に扱っているようですが、そこにあるのはただの兄弟愛ではない様子。作中で繰り広げられる政争における、影の重要人物です。

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あまり目立たないキャラに見えますが、その動向に要注目です。

浜木綿:若宮の幼馴染でもある絶世の美女

誕生日 不明
年齢 18歳
性別 女性
役職 若宮の妃候補
声優 七海ひろき

南家当主の養女であり、若宮の妃候補でもある浜木綿(はまゆう)。目鼻立ちがくっきりとした美人で、そのスタイルも天下一品。作中でも屈指の美女として描かれていますが、男勝りでさっぱりとした性格の持ち主です。 ちなみに、彼女と若宮は幼少期の悪友で、いわゆる幼馴染のような関係性を築いています。

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爽やかで豪快な美女・浜木綿。男女問わず支持されそうな、とても魅力的な人物です。

北家当主:雪哉たちが暮らす北領の統率者

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 北家当主(国の軍事を統括)
声優 楠見尚己

北家の当主として登場する玄哉(げんや)。真っ白な髪とヒゲが特徴的な偉丈夫で、主に国の軍事を取り仕切っています。その性格は武人らしく真っすぐで豪快。回りくどい言動を嫌っており、本心を隠した謀略などとは縁の遠い生き方をしています。 ただ、白珠が若宮の妃候補になったことを「好機」と捉えるなど、権力へのこだわりはしっかり持っているようです。

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ずる賢いキャラが数多く登場する本作では珍しい、とても気持ちのいい人物です。

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白珠:危うげな空気を纏う若宮の妃候補

誕生日 3月? ※詳細な月日は不明
年齢 15歳
性別 女性
役職 若宮の妃候補
声優 釘宮理恵

若宮の妃候補として登場する白珠(しらたま)。もともとは北領に拠点を置く地方豪族の娘で、玄哉にとっては孫にあたる存在でした。しかし、そののち彼女は玄哉の養女となり若宮の正妻にふさわしい教育を受けることに。 物静かな性格をしていますが、北家一堂の期待を受けていることを自負して行動するなど、強い責任感を持っている様子。どこか儚げで、危うい印象が漂う人物です。

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同じ北領出身ですが、雪哉とはほぼ接点がない様子。物語にどう絡んでくるか気になります。

雪馬:雪哉の才覚を認め見守る兄

誕生日 不明
年齢 15歳
性別 男性
役職 北領・垂氷郷の次期郷長
声優 梶原岳人

垂氷郷に拠点を置く地方豪族の長男で、雪哉の兄にあたる雪馬(ゆきま)。端正な顔立ちをした優秀な青年で、雪哉が優れた才覚を持っていることにも気付いています。しかし、それに嫉妬するようなこともなく、むしろ彼を気遣い案じている様子。 弟が「ぼんくら」と言われることを嫌う、雪哉の数少ない理解者のひとりです。

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雪哉は兄の思いに気付かず、壁を作っているんですよね。早く仲良くなってほしいです!

雪雉:雪哉を慕う可愛い弟

誕生日 不明
年齢 9歳
性別 男性
役職 雪馬・雪哉の弟
声優 引坂理絵

垂氷郷に拠点を置く地方豪族の三男で、雪馬と雪哉の弟にあたる雪雉(ゆきち)。郷の子どもたちの間では「ガキ大将」として知られるやんちゃ坊主で、幼いながらも上に立つものとしての才覚を見せている様子。 雪馬同様、雪哉がぼんくらではないと気付いており、彼を「雪哉兄(ゆきやにい)」と呼び深く慕っています。また、雪哉の方も雪雉を「チー坊」と呼び可愛がるなど、兄弟として良好な関係を築いているようです。

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雪哉たち3兄弟はみんなとっても魅力的。彼らにフォーカスを当てた話も見てみたいです。

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東家当主:考えが読めない作中屈指の腹黒キャラ

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 東家当主
声優 家中宏

東家の当主として登場する遥人(はるひと)。穏やかな笑みを浮かべる優しそうな男性ですが、実際は自身で決定権を握るために世渡りをし続ける計算高い人物です。曖昧な態度をとり続け風向きが悪くなったらあっさりと裏切るため、若宮も「自陣に引き入れたほうが怖い」と評していました。 もしかしたら作中でも1、2を争うほどの腹黒キャラかもしれません。

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のらりくらりと適当なことを言い続ける、そばにいて欲しくないタイプのキャラです。

あせび:世間知らずなあざとい系妃候補

誕生日 不明
年齢 18歳
性別 女性
役職 若宮の妃候補
声優 本泉莉奈

東家当主の次女にあたるあせび。異母姉の双葉に代わって若宮の妃候補となりますが、それにふさわしい教養などを持っておらず、後宮内で笑いものにされてしまいます。 おっとりとしたか弱い性格でイジメられがちな一方、悪気なく人々を利用し不幸にしてしまう危険な一面も持っている様子。妃候補の中でも屈指のあざとさで、周囲を巻き込みながら若宮の正室を目指していきます。

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とても可愛らしい女の子なんですが、かなり危険な本性を隠していそうです。

西家当主:若宮の利用を考える狡猾な人物

誕生日 不明
年齢 不明
性別 男性
役職 西家当主
声優 三上哲

西家当主として登場する顕(あきら)。口ひげが特徴的な貴族らしい見た目の男性で、その性格はお調子者かつかなりの腹黒です。顕は若宮にとって母方の伯父にあたる人物なのですが、どうやら彼はその立場を利用し権力を得ようと考えている様子。 しかしながら、顕自身の能力はかなり低いようで、北家の玄哉からは「凡愚」だと酷評されています。

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四家当主の中で1番ダメ人間なのはこのひとかも……。

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真赭の薄:若宮を恋い慕う妃候補

誕生日 不明
年齢 16歳
性別 女性
役職 若宮の妃候補
声優 福原綾香

若宮の妃候補として登場する、顕の長女・真赭の薄(ますほのすすき)。赤みがかった黒髪と整った顔立ちが印象的な絶世の美女で、気位が高くとても勝ち気な性格の持ち主です。若宮とは従姉弟同士の関係にあり、幼い頃から彼に恋心を抱いていました。 天から与えられた美しさとこれまでに得た教養により、思いを寄せる若宮の正妻を目指しています。

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浜木綿とはかなりバチバチなライバル関係!?正妻の座は誰が掴むのでしょうか……。

魅力的なキャラが多数登場!『烏は主を選ばない』を要チェック

八咫烏たちの国を舞台に、個性豊かなキャラたちがドラマを紡いでいく『烏は主を選ばない』。 本作には様々なミスリードや裏設定が仕込まれているため、作品を見ていくうちに印象が変わるキャラも多数いると思われます。気になる方はアニメ版・漫画版・原作小説版、お好きなものをチェックし、各登場人物が抱える真実を確認してみてはいかがでしょうか。