2024年11月13日更新

ドラマ『モンスター』全話あらすじ&ネタバレ!趣里が型破りな弁護士に?

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ドラマ『モンスター』あらすじ

モンスター

幼い時に母親を亡くし、父親と2人暮らしをしてきた神波亮子(趣里)。高校3年の時に司法試験に一発合格したものの、父親が失踪してしまいます。しかし亮子はその理由を追い求めず、司法の道にも進むことなく1人で暮らしてきました。 2024年。亮子はある理由から弁護士になると決め、ゲーム感覚で次々と裁判をこなしていきます。亮子は「法律はゲームの道具にすぎない」と考えており、あらゆる手段を使って「最強モンスター弁護士」へと成長。なぜ亮子は、法曹界のモンスターに成り上がってしまったのでしょうか……。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮子(趣里)は「弁護士をやってみることにした」と、大草(YOU)が所長を務める「大草圭子法律事務所」で働くことになります。東大卒の若手弁護士・杉浦(ジェシー)は突然の亮子の登場に戸惑いを隠せずにいました。 亮子は杉浦が断ろうとしていた、塩屋(萩原利久)の弁護をすると手を挙げます。塩屋は交際相手の紗江(藤吉夏鈴)がかつて自殺未遂をしたことを知りながら、「死ね」とメッセージを送った自殺教唆の罪に問われていました。 紗江は日常的に、カウンセラーの梅本(美波)の元に通うなど不安定な状態。塩屋は反省しており、紗江に死んでほしいと思ってメッセージを送ったわけではないと説明します。

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ネタバレ

亮子は紗江の職場に掃除の仕事で潜り込み、調査を開始します。すると紗江の上司・上岡(戸田昌宏)から逃げようとする女性社員・原口(辻凪子)を発見。亮子はすぐ正体がバレてしまい、その後亮子は何やらコンビニで働く銀色の髪の若い店員と接触しており……。 後日SNSで塩屋の事件が炎上し、原口が亮子の元にやってきます。原口は上岡から強いられるサービス残業や、セクハラとパワハラ被害を告白。そしてそのターゲットが、自分から紗江に変わったのではないかと相談します。 裁判の日。原口は証言する予定でしたが裁判に現れませんでした。次の裁判で証言台に立ったのは、梅本。亮子は「責任を感じている」と言う梅本の耳元で、「嘘つき」と呟きました。 続いて上岡の尋問になり、亮子は紗江と思われるSNSのアカウントに書かれた、上岡からの被害状況を読み上げます。さらに紗江の両親が損害賠償請求の集団訴訟の準備をしていることを告白。亮子は「まだ認めないんですか?」と怪しげな顔で詰め寄ります。 紗江は上岡に呼び出されて向かう途中、自殺した様子。結果、塩屋には無罪判決。集団訴訟では5億3000万円の損害賠償が認められることに。実は亮子は裏で、SNSで塩屋の事件が炎上したり会社の情報が流出するよう、コンビニ店員に頼んでいたのでした。 亮子は裁判後、梅本が紗江と最後に電話で話し、最後の引き金を引いた「人殺し」だと主張。梅本は電話口で紗江の衝突音が聞こえた時、ニヤリと笑っていて……!

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

女性アイドル「ハピラビ」のファンだという寺田(本多力)が、ライブ会場を出禁になったと相談にやってきます。その後寺田の推し・シホ(なえなの)が作詞をした楽曲が、既に発売されている曲に似ていることが判明。 シホの事務所の社長・益岡(津村知与支)は亮子(趣里)に助けを求めてきました。被害を訴えたのは、音楽プロデューサーの黒川(山中聡)。実際2曲の歌詞は酷似しており、シホが年齢や出身地までもを偽っているのではないかと噂になり……。 その時、シホがコンビニ店員に罵声を浴びせている動画がSNSにアップされます。シホは歌詞をパクッたことをバカにされ、言い返している様子。そこで亮子は、古参の寺田の元へと向かいます。

ネタバレ

亮子はハピラビのジャケ写が、AIに学習させ作らせたものであることを知ります。益岡もそろそろ謝罪をしようかと考えますが、シホは「私は嘘なんか……!」と何も嘘をついていないと否定しました。 実はシホは3年前、今回の歌詞を黒川に提出。ですがラブソングがいいと却下され、お蔵入りになっていました。そして4ヶ月前、その時に書いた歌詞を益岡に提案。黒川は当時シホが書いた歌詞を、曲として発表していたのです。 シホは地元からも離れており、亮子はシホの母を探し出して真実にたどり着きます。シホは整形をしており、高校では周りにブスだとからかわれていました。整形後黒川にスカウトされていて、亮子は「この卒業アルバムを提出すれば裁判に勝てます」とシホに告げます。 しかし過去は消したいと言うシホ。亮子は裁判で、シホがコンビニで客の女性に「早くしろよブス」と言った店員に激怒していたことを証明します。シホも歌詞を自分が書いたと証言し、裁判に勝利したのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

五条グループの跡取り息子・和彦(渋谷謙人)と妻の亜佐美(佐津川愛美)が、亮子(趣里)の元にやってきます。和彦は無精子症で、匿名で和彦と同じ東大卒の「健太」という人物から精子提供を受けていました。ですが健太の経歴は嘘で、別の女性・茉由(吉本実憂)が健太を訴えていたのです。 和彦は亮子に健太を弁護してもらい、自分の情報が表に出ないようにしてほしいと相談。亮子に仕事を押し付けられた杉浦(ジェシー)は早速健太こと斉藤(佐藤寛太)に会い、示談を持ち掛けます。 しかし斉藤は示談を拒否し、茉由の言動にも怪しさを感じた亮子。さらに亜佐美も何かを隠しているようで、亮子は真実を探ります。

ネタバレ

実は亜佐美が健太から精子をもらったのではなく、同級生の医師・竹下から精子を提供してもらっていました。動揺する和彦ですが、竹下が東大卒であると知ると「産めば?」と言い、亜佐美は喜んで竹下に報告します。 一方斉藤は、なんと茉由と付き合っていると思っていたと言い出します。箱根に旅行したこともあり、2人はまるで恋人同士のように過ごしていました。 亮子は、竹下が亜佐美の高校の同級生で恋人だったこと、竹下は医師ではなく絵描きで既に亡くなっており、精子の凍結保存をしていたことを突き止めます。亜佐美は「結局結ばれる運命だった」と語りますが、亮子は「ずいぶんと都合の良い解釈ですね」と切り捨てました。 斉藤の裁判で、茉由は斉藤との交際を否定。しかし亮子は茉由が生理をコントロールしていたことなどを明かし、茉由が夫に不倫がバレて斉藤を悪者に仕立て上げたことを証明します。 後日亜佐美は流産したことを亮子に報告。「離婚は失敗じゃない」と和彦と離婚したことを明かし、5億もらって無精子症のことは明かさないと約束したそう。亮子は「0が一個足りない。お幸せに」と言い立ち去ったのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

名門大学のサッカー部で、体罰が起こっていると週刊誌で報じられます。告発したのは部員Aと名乗る人物。杉浦(ジェシー)の高校の同級生でサッカー部コーチの甘利(佐野岳)が、この件を相談したいと亮子(趣里)の元にやってきました。 ちょうどその時、部員たちが動画配信を開始。厳しい練習は体罰だと訴え、なんと大学を訴えると言い出します。そこで理事長は体罰がないという証明、さらに部員Aの特定を亮子に依頼してきました。 訴えたのは3年の部員たちでしたが、そこにプロ候補のGK・武田(本田響矢)だけは入っていません。武田はスポーツ特待生のため、大学を訴えることができないとのこと。そこで亮子は杉浦を連れ、なぜか街コンに参加し始めました。

ネタバレ

亮子たちは街コンや野球部員からも、事情を聞き出します。さらに亮子は、武田や訴えを起こした神宮寺(夏生大湖)の同級生・古賀(大知)に話を聞きます。神宮寺が今回の告発の主導で、神宮寺が武田と同じ大学に入ったのはGKのレギュラーを奪い返したかったからではないかと推測。 神宮寺側の赤塚弁護士(久保田磨希)は様々な体罰の証拠を用意しますが、亮子は全ての証言をひっくり返し、部員の誰もが体罰で困っていなかったことを立証。すると部員たちは自分たちの就職の心配から、訴訟から下りると言い出し……。 神宮寺が出版社の記者と会っていることが分かり、結局訴訟は神宮寺のみが残ることに。迎えた裁判の日。武田は急遽証言台に上がり、亮子から「週刊誌にリークしたのはあなたですか?」と問われます。 すると神宮寺は、「自分がリークした!」と叫びます。武田は部員Aを自分だと思った神宮寺が、自分を庇っていると証言。実は武田は膝を怪我しており、神宮寺だけがそれに気づいていたのです。 結果、亮子は訴訟を取り下げる代わりに、「スポーツ特待生だから監督には逆らえないというシステム」をなくすよう訴えます。神宮寺が武田と同じ学校に入ったのは、一緒に武田の夢を追いかけたかったから。亮子は部員Aが特定されなかったことについて、「どうでもいい」と切り捨てたのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

アメリカの有名な資産家の娘・エマ(秋元才加)が、亡き父・マサル(石橋凌)が治療を受けていた日本の病院を訴えたいと亮子(趣里)の元にやってきます。マサルは岡本プレミアクリニックで高額な費用をかけ臨んだ治療に効果がなく、絶望しその後治療を受けず亡くなってしまいました。 岡本プレミアクリニックの前院長の息子・久嗣(阿南健治)は、総合病院から富裕層向けの病院に改革。亮子と杉浦(ジェシー)が病院に聞き込みに言ったところ、偶然杉浦が腹痛を訴えそのまま入院することになったのでした。

ネタバレ

亮子は調査の後、岡本プレミアクリニックの顧問弁護士と対峙します。実はクリニックの経営は厳しく、富裕層向けに転換。自由診療のみの高額な治療を行い、詐欺的な診療でマサルを絶望させたのではと亮子は訴えます。 しかし亮子は、相手が何も反論しないことに疑問を感じます。すると事務所に現れた亮子の父・春明(古田新太)は、自分が岡本プレミアクリニックの弁護を引き継ぐことになったと言い出しました。亮子と春明は、なんと12年ぶりの再会で……。 12年間、亮子と春明は連絡を一切取っていませんでした。月に1度お金が振りこまれてくるだけ。生きていることは分かっていたからと、今回あっさりとした父娘の再会となったのでした。 エマはマサルの遺言書が書き換えられていたこと、消えたお金が寄付されていたことを亮子に明かします。寄付されていたのはなんと、岡本プレミアクリニックの関連会社であると判明し……!

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじとネタバレは、11月18日(月)の第6話放送後に更新予定です。

ドラマ『モンスター』キャスト

神波亮子役/趣里

モンスター 趣里

主人公の神波亮子を演じるのは、趣里です。亮子は型破りなモンスター弁護士ですが、人間誰しもが持つ闇やモンスターな部分を確実に捉え、真実を導き出していくことができます。 趣里は『3年B組金八先生ファイナル』(2011年)で俳優デビュー。2023年にはNHK朝ドラ『ブギウギ』でヒロインを熱演し、大きな話題となりました。今回少し変わった弁護士役への挑戦に、身が引き締まる思いと語っています。

杉浦義弘役/ジェシー(SixTONES)

モンスター ジェシー

杉浦義弘は亮子が入所する法律事務所に所属する、3年目の若手弁護士。演じるのはSixTONESのジェシーです。東大法学部卒の容姿端麗エリートの杉浦ですが、亮子はそんな杉浦に全く聞く耳を持たず、振り回されてしまいます。 ジェシーは劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023年)やドラマ『新空港占拠』(2024年)など、近年話題の作品に続々と出演しています。素顔は明るくてバラエティ力の強いジェシーだけに、今作の東大卒弁護士という役どころをどのように演じるか期待ですね。

粒来春明役/古田新太

モンスター 古田新太

粒来春明は、趣里演じる亮子の父親。演じるのはベテラン俳優の古田新太です。粒来はどんな依頼人の案件でも引き受け、淡々と勝利を勝ち取る弁護士という役どころ。亮子が高校3年生のときに突然姿をくらませており、そこには何か深いわけがあり……? 古田は「劇団☆新感線」の看板俳優で、近年は『俺のスカート、どこ行った?』(2019年)や『不適切にもほどがある!』(2024年)など、コメディ系の作品に引っ張りだこです。

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ドラマ『モンスター』は原作なしのオリジナルストーリー

本作は原作がなく、脚本は橋部敦子が担当します。橋部はこれまで『ゆりあ先生の赤い糸』(2023年)や『6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱』(2023年)など、多数の話題作を執筆してきました。 また橋部は、自身の代表作である「僕シリーズ3部作」で監督を務めた三宅喜重と本作で再タッグを組むことに。橋部にとっては初のリーガルドラマ執筆となります!

ドラマ『モンスター』あらすじ・ネタバレは最終回まで更新!

モンスター

本作は1話完結の物語ですが、物語全体を通してなぜ亮子がモンスターになってしまったのか、その人間味を味わうことができそうですね。「亮子」という人柄に虜になってしまうのではないかと期待が高まっており、趣里の熱演も楽しみです。 放送は2024年10月から、毎週月曜夜10時スタートです。