2024年11月7日更新

『全領域異常解決室』あらすじネタバレを最終回まで!ヒルコの正体って?各登場人物のスペックも考察

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2024年10月期のフジテレビ水10枠は『全領域異常解決室』。主演を藤原竜也が務め、脚本は黒岩勉のオリジナルストーリーです。 この記事では『全領域異常解決室』の全話あらすじネタバレ、そしてヒルコの正体や考察まで詳しく解説していきます!

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『全領域異常解決室』あらすじ

「全領域異常解決室」(通称:全決)は、世界最古と呼ばれる捜査機関。扱う事件の対象は多岐に渡っており、超常現象や現代科学では考えられない異常などを捜査しています。架空の組織ではなく、2022年にアメリカの国防総省で作られた現実の組織でもあります。 室長代理の興玉雅(藤原竜也)は異常なまでの知識量を持っており、難解な現象を解決に導いているまさにスペシャリスト。人の体だけがある日突然姿を消してしまう「神隠し」や、人がキツネに取りつかれたようになってしまう「キツネツキ」など、あらゆる現象に立ち向かっていきます。 謎めいていて不思議な魅力を醸し出している興玉。1話完結の本格ミステリードラマがスタートします!

【考察①】ヒルコの正体は豊玉(福本莉子)?

これまでの事件は「ヒルコ」が犯行声明を出し、要注意人物として取り上げられています。現時点でヒルコの正体は、豊玉ではないかと考えられます。 豊玉は事件近くに潜んでいて怪しさを醸し出していました。第4話では小夢(広瀬アリス)が豊玉=ヒルコと気づいたり、全決の局長・宇喜之(小日向文世)と密会し怪しげな会話を繰り広げるなど、怪しさ満点です。 しかしそんな単純な展開ではなく、ヒルコは実は全決の味方ではないかとも推測されています。全決は事件を解決するためにあえて豊玉を動かしていて、興玉もその事実を知っているような気がします。 また事件は今のところ全て、人間が行ったものです。それを世間に説明するために、証拠の捏造や隠蔽なども全決が行っているのかもしれませんね。

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神話における「ヒルコ」とは?

古事記や日本書紀などの日本神話には、さまざまな神が登場します。その1つである「ヒルコ」は、「国生み神生み」や「黄泉国」の神話で有名な「伊邪那岐神(イザナギ)」と「伊邪那美神(イザナミ)」の子として生まれました。しかしヒルコは体が不自由で、島から海に流されてしまい、それ以降は登場しません。 その後海に流されたヒルコは、後に「えびす(蛭子)様」という漁業の神様として多くの方からの信仰を集めています。

【考察②】興玉(藤原竜也)や全決メンバーもスペック持ち?

これまでの興玉の行動から、興玉が高い能力を持っていることが明らかです。もしかすると全決メンバーは全員、スペックを持っているのではないかという考察が浮上しています。 スペックとは、戸田恵梨香主演のドラマ『SPEC』(2010年)にあるとおり「常人にはない特殊能力」のこと。新たに全決に加わった小夢(広瀬アリス)もヒルコ周辺の時空がゆがんで見えており、何らかの力を持っていると思います。 また豊玉の正体も謎のままですが、豊玉自身も特殊能力を持っていそうですよね。また豊玉が豊玉神社の神という説もあり、そうなると興玉も興玉神社の神であり"人間ではない”可能性も考えられます。輿玉は「昔はオーガニックは当たり前だった」と発言しており、かつては人間世界で生きていなかったのかもしれません。 第4話では、全決の協力者・芹田(迫田孝也)が自転車で逃走車にたどり着くという特殊能力を見せていました。芹田もスペックホルダーで、「猿田彦大神」=導きの神ではないかという説も上がっています。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

警視庁音楽隊カラーガードの小夢(広瀬アリス)は、突然「全決」への出向を命じられます。そこで室長代理の興玉(藤原竜也)、局長の宇喜之(小日向文世)と出会いました。 早速捜査に向かった興玉と小夢。捜査一課の警部・荒波(ユースケ・サンタマリア)たちは、半年前から起こっている「神隠し事件」を追っていました。現場には被害者の持ち物や髪、血液のみが残っており、遺体だけ見つからない状態。 ネットでは「神隠しの仕業、私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が出ており、8人中3人の第一発見者となった松宮(吉村界人)は、「ヒルコが見える」と話すようになり……。

ネタバレ

しかも被害者3人は、メン地下アイドルの松宮の熱狂的ファン。松宮のYoutubeは登録者数は激増し、実際に犯行現場近くの防犯カメラには人影のようなものが動く様子が映っていました。興玉は犯人が、「ヒルコではなくシャドーマン(光る人型UMA)かも」と推測。 その時、松宮の妻・ひより(志田未来)は緊急生配信を行い、松宮と結婚していることを暴露したのです。 「ひよりが危ない」と睨んだ興玉と小夢は、急いでひよりの元へ。その時ひよりはフードを被った怪しい人物に襲われそうになり、松宮はひよりを助けた後フードの人物に「一緒に逃げよう」と声をかけ……。 犯人は被害者の1人、殺されたはずの美鶴(工藤美桜)でした。この事件は当初推し活として被害者3人が松宮をバズらせるために計画したもの。わざと神隠し事件を起こしたものの、美鶴が裏切り他の2人を本当に殺害していたのでした。 そしてこの事件をけしかけたのは、ひよりと判明。ひよりはアイドルの夫を懸命に支えながらも、松宮のファンとの体の関係を許せずにいたのでした。 しかし松宮は、得体の知れない黒い影を本当に見たと供述しています。果たして本当に、ヒルコは存在するのでしょうか。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

+名門高校の葛乃葉女子高校で、生徒や教師たちが集団失神する事態が相次いでいます。*謎の神「ヒルコ」から今回も犯行声明が出されており、興玉(藤原竜也)と小夢(広瀬アリス)は早速捜査へ。 2人は生徒会長の日向(清乃あさ姫)から、学校について説明を受けます。その様子を、怪しげな顔で見つめる生物教師・山形(林泰文)。 実は2ヶ月前、当時の生徒会長の白石(井上音生)が飛び降りをし、日向と白石は親友で生物部の部員だったとのこと。さらに1ヶ月前、「イケメン先生」と人気の教師・池神(中尾暢樹)も失踪していたことが分かり……。

ネタバレ

興玉は学校から祠(ほこら)がなくなっていることに気づき、これが祟りの正体だと説明。そして翌日、興玉は全員に事件の原因が「キツネツキ」だと語り始めます。その時、山杉が何かに取りつかれたように倒れたのです。 さらに壊れた祠の下から池神の遺体が発見されます。山杉が日向を人質に立てこもり事件を起こしました。池神殺害の犯人は、日向と白石。2人は学校に内緒でメイドカフェでバイトをしており、池神にバレて脅されていたのです。 罪の意識から白石は自殺してしまい、山形は日向を守ろうと全部自分がやったことにしようと動きます。山形は教師として生徒を守ろうとしていましたが、興玉は「生徒に嘘をつかせるなんて、教師失格ですね」と山形に告げたのでした。 生徒たちの失神の理由は、井戸の息抜きができずメタンガスが発生したから。その後興玉は、山形が持っている「ケセランパサラン」をどこで手に入れたのか問います。山形は、人形町の豊玉神社で手に入れたと説明します。 その豊玉神社では、宇喜之(小日向文世)が参拝していました。すると宇喜之は巫女の豊玉(福本莉子)に対し、「最近、暴れすぎじゃないですか?」と忠告していて……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

都内の高層マンションの庭園に突然、空から何者かの左足と小型機の一部が落ちてきます。興玉(藤原竜也)はこの事態を「タイムホール」(過去や未来と繋がる異次元媒介装置)によるものだと説明しました。 今回もヒルコから犯行声明が出されており、早速全決は捜査へ。左足はタイムホール研究の第一人者・真鍋(神保悟志)の元だと判明します。その真鍋は、4年前に小型機での移動中に機体ごと失踪していました。

ネタバレ

興玉と小夢(広瀬アリス)は、現在の室長・片桐(森下能幸)に話を聞きます。すると真鍋と共に研究していた常見(山口紗弥加)から連絡があり、常見は今もタイムホールの実験を行っており真鍋が未来で生きている可能性があると言い出します。 そして片桐のラボで、古庄(山田キヌヲ)の手首が見つかります。興玉は常見の危険を案じて常見のマンションへ行くと、小夢が後ろから薬品を嗅がされてしまいます。 興玉、常見、小夢は怪しい男2人に拘束されてしまいます。そこに現れた片桐は、真鍋を殺したことを告白。真鍋が常見を潰し手柄を横取りしたと思った片桐は天罰として、真鍋の乗る飛行機に爆弾を設置していたのです。 古庄に脅迫された片桐は、古庄を殺害してバラバラに。そして自らに爆弾を巻きつけ、何も話さない常見に激怒した片桐がボタンを押そうとした瞬間、片桐は苦しみだし……。その瞬間、興玉は片桐を取り押さえました。 興玉は常見が狙われていると思い、協力者の芹田(迫田孝也)と村主(名村辰)に見張りを依頼。片桐に自供させるため、常見に誘拐された演技をしてもらっていたのでした。 手や足が落ちてきたのは、「ファフロツキーズ現象」だと興玉は説明します。そして4年前真鍋が常見を解雇したのは、スパイから常見を守るためだったのではと考えられました。 その後の捜査で、ヒルコは豊玉(福本莉子)ではないかと推測されます。宇喜之(小日向文世)は、「そろそろ気づかれますよ」と豊玉に話していて……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

都内で相次いで飛び降り自殺が起こり、再びヒルコから犯行声明が出されます。それは「天罰として”縊鬼”という妖怪に憑りつかせて自殺に追い込んだ」というもので、自殺した4人はいずれも国家的な仕事に携わっていました。 興玉(藤原竜也)たちは、4人目の自殺者・香取(吉田宗洋)の妻・柘植(橋本マナミ)の元へ。柘植によると、香取は数日前「縊鬼に会った」と言っていたようで……!

ネタバレ

亡くなった4人は、同じパン屋のポイントカードを持っていたことが判明。そのパン屋では、マイカという留学生とバイトの豊玉(福本莉子)が働いていました。 興玉はパン屋で、ポイントカードに1万円を挟んでいた客を目撃。その時柘植は、テレビで香取が違法薬物販売に関わっていたことを謝罪していました。 興玉が芹田(迫田孝也)に同じように違法薬物を買うよう指示した時、5人目の自殺者が。さらにマイカが何者かに拉致され、芹田が車を追って何とかアジトにたどり着きます。 2年前、マイカはパン屋開業のためバーで働いていた時、自殺した5人と出会います。5人は新たな違法薬物売買の場所をマイカのパン屋にし、マイカは協力を得る代わりに犯罪に加担させられていて……。 しかし実は、香取はマイカを心配して助けようとしてくれていました。香取は柘植にDVを受けており、マイカの母国に逃げる計画まで立てていたのです。柘植はマイカに夫を取られると焦り、香取が自殺する直前、引き出しに「あとで話しましょう」とメッセージを仕込んでいました。 その言葉を見た香取は、自殺を決意。その後香取の体内から、麦角アルカロイドが検出されます。小麦に含まれる毒素で、麦角アルカロイド中毒と違法薬物による幻覚が今回の事件が起こった理由だと判明したのでした。 小夢(広瀬アリス)は独自に調べを重ね、ついに豊玉の元にたどり着きます。小夢が豊玉を連行しようとすると、小夢は急に苦しみ出し……!

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

再びヒルコからの犯行声明が出され、あちこちで爆破予告が相次ぎます。全て1時間前の予告だったため未遂に終わり、警察は全ての場所に豊玉(福本莉子)が現れていることに気づきました。 次の爆破予告が入ったのですが、なんと爆発まで30分しかありません。興玉(藤原竜也)たちも現場へ向かいますが、そこに現れた薬剤師・未智(星野真里)は建物の中に入り、中で泣いていた小さな女の子を助け……。 未智が走って外に出た瞬間、建物が爆発したのでした。

ネタバレ

未智は興玉に、自分には”千里眼”があると説明。しかし実際に千里眼を持っていたのは、未智の娘・未琴(諸林めい)。未琴は次の爆破予告の場所を言い当て、興玉が爆弾を持って宙に投げた時にちょうど爆発します。 その時、未智が何者かに拉致されてしまいます。未智を拉致した男たちはヒルコの信者で、未智の周りで千里眼が起きていることに気づき未智を拉致。そのうち未琴が能力者だと分かり、ヒルコ様に未琴を差し出すと言い出しました。 男たちが爆弾のスイッチを押そうとした瞬間、現れたのは豊玉。豊玉は男たちに手をかざすと、男たちは呼吸困難になります。その隙に豊玉は皆を助け、そこに芹田(迫田孝也)も現れ……。 小夢(広瀬アリス)は真実を隠し、興玉と2人で現場を制圧したと荒波(ユースケ・サンタマリア)に報告。興玉は小夢に、人知を超えた能力を持つ神が普通に人間と暮らしていて、神が起こした不可思議な事件を丸く収め、解決に導くのが全決の役割だと説明します。 今全決は、謎の神「ヒルコ」との戦争状態とのこと。そして興玉自身も、自分が神だと小夢に告げたのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

第6話のネタバレは放送開始後に更新予定です。お楽しみに!

『全領域異常解決室』キャスト

興玉 雅 / 藤原竜也

藤原竜也

主人公の興玉雅を演じるのは、藤原竜也です。興玉は「全領域異常解決室(全決)」の室長代理で、超常現象のスペシャリストとしてあらゆる現象を捜査していきます。独特な雰囲気を持っており、キャラクター自体にも注目が集まります。 演じる藤原は、フジテレビ制作の連続ドラマで主演を務めるのは本作が初めて。連続ドラマ主演を務めるのも、「青のSP」(2021年)以来約3年ぶりとなります。脚本の黒岩とのタッグは初めてで、不可解な本格ミステリーをどう演じるのか楽しみです!

雨野 小夢 / 広瀬アリス

広瀬アリス

雨野小夢は、警視庁音楽隊のカラーガード出身で「全領域異常解決室」に出向を命じられた警察官。演じるのは広瀬アリスです。踊ることが大好きで捜査経験も少ない小夢ですが、「全決」の少し風変わりな捜査に興味を持つようになり……。 広瀬アリスはドラマ『366日』(2024年)や『マイ・セカンド・アオハル』(2023年)など幅広い作品で主演を務める、今最も旬の俳優。今作でもその演技力に注目です。

原作なしのオリジナル!脚本を手がけるのは黒岩勉

本作は原作がなく、完全オリジナルとして描かれます。脚本を務めるのは、人気脚本家の黒岩勉。黒岩は「TOKYO MER」(2021年)や『マイファミリー』(2022年)、「ラストマン」(2023年)など毎年ヒット作を生み出しています。 演出を担当するのは、石川淳一。石川は『リーガル・ハイ』(2012年)や「絶対零度」(2020年)など、これまで数々のドラマを担当してきました。独特な世界観のある本作を、ヒットメーカーの2人が作り上げていきます!

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『全領域異常解決室』あらすじ・ネタバレを毎週更新!

本作のテーマは、超常現象。これに政府レベルで対応するという新たな世界観を紡ぎだしていくドラマとなります。 あらすじ・ネタバレは毎週更新です!お楽しみに。