漫画『ダンダダン』のタイトルの意味とは?名前の由来はオマージュ?
2024年10月からのアニメ放送も決定し、その人気がますます加速している漫画『ダンダダン』。軽快かつインパクト抜群のタイトルが印象的な本作ですが、この題名にはいったいどんな意味が込められているのでしょうか? この記事では、そんな『ダンダダン』の由来について徹底考察していきます。 ※この記事は『ダンダダン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
漫画『ダンダダン』とは
『ダンダダン』は2021年4月から『少年ジャンプ+』で連載されている作品です。こちらは『地獄楽』で知られる賀来ゆうじや『チェンソーマン』で知られる藤本タツキのアシスタントとして活躍した、龍幸伸(たつゆきのぶ)3本目の連載作となっています。 本作はオカルトマニアの主人公・オカルンと、霊媒師の家系に生まれたヒロイン・綾瀬桃が様々な怪異に立ち向かっていくオカルトバトル漫画です。個性的かつオシャレなキャラデザや緻密な背景、迫力満点の戦闘シーンで大人気を獲得しています。 そんな『ダンダダン』ですが、実はタイトルの由来が正式に明かされたことはありません。そのため、現在も様々な考察が飛び交っており、数多くのファンがその真相解明に奔走し続けています。
【意味①】終止符を打つことを表している説
ひとつ目の考察として紹介したいのは、終止符を打つことを意味する造語説です。インドなどで使用されているデーヴァナーガリーという文字の中には、文の終わりを示す「ダンダ」という記号が存在します。 また、「ダン」というフレーズは、英語にすると「Done」と表すことが可能。この単語には「完了した」や「終わった」などの意味が含まれています。 つまり「ダンダ」と「ダン」、終わりを示す2つの言葉を合わせると、「ダンダダン」というタイトルを生み出すことができるのです。本作には世界滅亡さえも感じさせる、驚異的な敵が多数登場します。もしかしたらこのタイトルは、作中で描かれる「世界存亡の危機」を示唆したものなのかもしれません。
【意味②】流れるようなスピード感を表している説
『ダンダダン』という小気味いいリズムのタイトル。もしかしたらこれは、この作品の大きな魅力である「スピード感」を表しているのかもしれません。 これまで、本作には次々にとんでもない敵たちが現れ、そのたびに成長とバトルが繰り返されていくテンポのいい物語が描かれてきました。また、主人公であるオカルンは「ターボババア」の力を活かした、ハイスピードな戦闘を得意としています。 このタイトルは、作品全体のスピーディな展開や、見どころとなっているオカルンのバトルにちなんで付けられた可能性もありそうです。
【意味③】曲名や効果音のオマージュ説
このタイトルは「様々な有名楽曲のオマージュではないか」とも噂されています。その中でも筆頭として語られているのが、人気バンドHEY-SMITHの『Dandadan』です。 こちらの曲中にはひとりの女性に振り回されながらも没頭していく、とある男の恋愛模様が描かれています。その内容はまるで、オカルンと桃の関係性を表しているかのよう。さらに、楽曲も非常にスピーディなものとなっており、『ダンダダン』の作品イメージにしっかりとハマっています。 また、映画『ターミネーター』のBGMで流れる「ダダンダンダダン」というメロディーをオマージュしているという説も存在。こちらの作品は未来人やロボットが登場するSFモノになっているため、宇宙人などとの戦いを描いた『ダンダダン』に通じる部分があるように思えます。
『ダンダダン』には色々な意味がある?本編での答え合わせに注目
ここまで『ダンダダン』に込められた意味を考察してきましたが、いかがだったでしょうか。この記事で紹介したものの中に真実がある可能性もあれば、複数の要素を絡めてタイトルが付けられている可能性もあります。 それどころか、誰もが予想していないまったく別の意味が存在している可能性も0ではありません。本編でその答えが語られることを信じ、今後の展開を見守っていきましょう!