ドラマ『ラストホープ』の全話あらすじネタバレ!相葉雅紀主演の医療ドラマ
2013年1月期に、フジテレビの「火曜21時(火9)枠」で放送されたドラマ『ラストホープ』。主演を務めたのは相葉雅紀で、相葉は本作がフジテレビの連続ドラマ初主演を飾りました。 この記事では『ラストホープ』のあらすじ・ネタバレを詳しく解説していきます! 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
ドラマ『ラストホープ』作品概要
放送年 | 2013年 |
---|---|
放送局 | フジテレビ |
話数 | 全11話 |
主要キャスト | 相葉雅紀 , 多部未華子 , 田辺誠一 , 小池栄子 , 小日向文世 |
主題歌 | 嵐「Calling」 |
第1話のあらすじ・ネタバレ
帝都大学医学部附属病院では、新たに高度先端医療センターが発足することに。そこには総合医の卓巳(相葉雅紀)、脳神経外科医の歩美(多部未華子)、心臓外科医で消化器外科医でもある高木(田辺誠一)や血液内科医の雪代(小池栄子)が集まりました。 集まったメンバーは優秀ですが、癖が強い医師ばかり。そんな中、4つの腫瘍を抱え15の病院をたらいまわしにされた男性が運ばれてきます。術中死も免れないという状況の中、卓巳、歩美、高木、そしてロボットによる手術は無事成功したのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
再手術をどの病院からも断られてしまった、17歳の菜穂(小島藤子)が卓巳たちの元にやってきます。菜穂の脳には40mmの脳動脈瘤があると分かり、歩美は自分が執刀するとやる気満々。しかしその時、歩美の過去の医療ミスが週刊誌に掲載されてしまいます。 歩美は1000回を超えるシミュレーションをし、手術は無事成功。しかし菜穂の父・雅彦(小市慢太郎)が心不全で倒れ、命を落としてしまったのでした。
第3話のあらすじ・ネタバレ
益田記念病院の2代目で、外科医の益田(吹越満)がセンターにやってきます。益田は事故の影響で腕を骨折し、8つの病院を渡り歩いていました。この益田を担当することになったのは、雪代(小池栄子)です。 雪代は2001年、母と飛行機に乗っている時に母が虚血性心疾患を起こし、亡くしていました。この時飛行機には医者が同乗していましたが名乗り出てくれず、その医師が益田だと雪代は気づきます。 しかし益田はその飛行機には乗っていませんでした。益田はその医師は、帝都大学の医師ではないかと告げ……。
第4話のあらすじ・ネタバレ
インテリアデザイナー・坂崎(石田ひかり)が虚血性心筋症でセンターに運ばれてきます。卓巳は対応できる医師として、坂崎に古牧(小日向文世)を紹介しました。 坂崎はiPS細胞による再生医療を行うことに。再生するまでの2か月は、補助人工心臓を用いることになります。迎えた手術の日。高木が補助人工心臓を取り付け、古牧と卓巳が取り出した細胞を細胞自動培養装置にセットしました。 ちょうどその頃、歩美の父が以前殺人罪に問われ、服役したという記事が出て……。
第5話のあらすじ・ネタバレ
雑居ビルで大規模火災が発生し、卓巳は患者の中から苦しんでいる妊婦・千佳(坂井真紀)を発見します。千佳は双子を妊娠中で、ミラー症候群を発症していました。 ちょうど産科医の権威は韓国に滞在しており、電話で指示を受けながら卓巳と歩美と雪代が手術を行うことに。センター長・鳴瀬(高嶋政宏)には「母体優先」と釘を刺された卓巳たちですが、無事に手術を成功させたのでした。 手術の後、卓巳は病院に来ていた育ての父・邦夫(平田満)に大事な話があると伝え……。
第6話のあらすじ・ネタバレ
脳腫瘍を抱えた写真家・篠田(石黒賢)がセンターにやってきます。篠田は余命を宣告され、失明寸前。篠田は卓巳たちに、「命はいいから目を治してほしい」と頼んだのでした。 神経眼科医の副島(北村有起哉)は篠田の熱い思いを受け、手術を執刀。2週間後、篠田の目は見えるようになっていました。篠田は屋上で歩美の写真を撮影。その後脳腫瘍の手術を受ける前に、篠田はこの世を去ったのでした。
第7話のあらすじ・ネタバレ
雪代の元に、5年前に担当した患者・杏子(谷村美月)が現れます。杏子は骨髄異形成症候群でドナーを探しており、急性骨髄性白血病で余命半年と告げられていました。杏子は自分はもう助からないと思い、治療は受けたくないと言い張ります。 しかし杏子は坂崎と出会い、「普通の女の子みたいに生きたい」と治療を願い出るように。今回は患者同士でいい影響を与え合うことができましたが、副島は「患者同士の交流が深まれば深まるほど、一方の症状が悪くなればもう一方も影響を受ける」と忠告。 その時、坂崎の容態が急変し……。
第8話のあらすじ・ネタバレ
坂崎は一命は取り留めたものの、脳死状態になってしまいます。坂崎に両親はおらず、坂崎の親戚は延命治療を望みませんでした。その時卓巳は、坂崎が書いたエンディングノートと臓器提供意思表示カードを見つけます。 杏子は坂崎の急変後、姿を消してしまいます。古牧が杏子を見つけ、古牧の説得によりまた前向きになった杏子。一方坂崎は脳死判定を受け、臓器提供が行われることになります。 責任を問われた鳴瀬ですが、これからもセンター長として責務を全うしていくと覚悟したのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
カリスマ経営者として有名な町田(中原丈雄)に、膵臓がんが見つかります。町田の手術が行われ無事成功したのですが、町田は合併症である間質性肺炎を発症してしまいました。 その後町田は急性呼吸窮迫症候群も発症。人工肺を付けて肺の機能回復を待つことになるため、どうしても告知をする必要が出てきました。元々、次男の恵介(石田卓也)は本人への告知を望んでおらず……。 町田は長男・真一(要潤)とは勘当していました。そんな真一は、父が「死にたくない!」と叫んでいるのを目撃します。
第10話のあらすじ・ネタバレ
町田を救うためには、生体肺移植が必要でした。恵介は肺の提供を許諾しますが、真一は勘当した経緯もあり、提供を拒否。卓巳は町田家に厳しい現実を突きつけてしまっていることに、悩みます。 卓巳は真一に、「いくらでも話を聞きます」と寄り添います。後日真一は覚悟を決め、肺の提供に同意しました。しかし学内の倫理委員会で同意が得られず、説得に苦慮します。 すると今度は、町田が息子2人を傷つけたくないと移植を拒否しました。そして鳴瀬までもが倒れてしまい……。
第11話のあらすじ・ネタバレ
卓巳は邦夫から、自分の出生の意味を聞くことに。健(高橋一生)は生まれてすぐに再生不良性貧血を発症し、両親は卓巳を産み卓巳が1歳半になった時に骨髄移植を行いました。そして健に腎臓移植が必要になった際、卓巳が2歳半の時に腎臓移植をしたことを明かしたのです。その後卓巳は、邦夫に預けられたのでした。 卓巳は遺伝子の操作によって、健のドナーベイビーとして生まれていたことが発覚。その頃雪代も、どうして母を見殺しにしたのかと大森(小木茂光)を問い詰めます。大森は「手を挙げる勇気がなかった」と、雪代に頭を下げたのでした。 一方町田は卓巳の説得を受け、手術に再び同意。手術は無事に成功しました。倒れてしまった鳴瀬も、意識が回復します。 卓巳は手術に向かう健に、「主治医として必ずあなたを助けますから」と声をかけたのでした。
ドラマ『ラストホープ』のあらすじ・ネタバレをチェック!
深い内容と衝撃的な展開でラストを迎えた『ラストホープ』。放送終了後も再放送などで話題を呼び、大人気作となっています。 ぜひこの機会に、あらすじとネタバレをチェックしてみてください!