2025年3月29日更新

【ネタバレ考察】映画「ベター・マン」はどこまで実話?ロビー・ウィリアムズの人生とコンプレックスを解剖

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『ベター・マン』(2025年)
©2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.

イギリス人気シンガー、ロビー・ウィリアムスのミュージカル伝記映画『BETTER MAN/ベター・マン』が2025年3月に公開されます。メガホンをとったのは、『グレイテスト・ショーマン』(2017年)で世界中を感動の渦に巻き込んだマイケル・グレイシー。 この記事では、映画『BETTER MAN/ベター・マン』や主人公となるロビー・ウィリアムスなどについて紹介します。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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映画「ベター・マン」のあらすじ【ネタバレなし】

原題 『BETTER MAN ベター・マン』
公開日 2025年3月28日
上映時間 131分
監督 マイケル・グレイシー
キャスト ロビー・ウィリアムス , ジョノ・デイヴィス

映画「ベター・マン」のあらすじ

『BETTER MAN/ベター・マン』は実在の英人気シンガー、ロビー・ウィリアムスの半生を描くミュージカル伝記映画です。 ウィリアムスの幼少期から、90年代に大人気を博したボーイズグループ「テイク・ザット」の最年少メンバーとなるまで、ソロ歌手としてスーパースターった後の苦悩、そして復活するまでの半生を追います。 本作で異色なのは、ロビー・ウィリアムスが猿として描かれること。予告編を観てみても「自分は人より進化が遅れている」とナレーションで語られるとおり、人間の姿の彼は登場しません。

映画「ベター・マン」タイトルの由来は?

映画のタイトルになっている「Better Man」は、2000年にリリースされたソロアーティストとしての3枚目のアルバム『Sing When You're Winning』に収録されている楽曲です。ロビーのキャリアの中でも人気の高い曲1つ。 ロビー・ウィリアムスのバラードといえば「Angels」が有名ですが、「Better Man」も普段のイメージとは違う「孤独」や「愛を求める心」を歌う代表的な曲です。

映画「ベター・マン」ロビーはなぜ猿なのか?

『BETTER MAN/ベター・マン』は、ポップスターであるロビー・ウィリアムスをサルの姿で描いたことで、注目と賛否両論を浴びました。なぜ本作では、彼はサルとして描かれたのでしょう。 予告編では、「いつも自分は少し遅れていると思っている」というロビー・ウィリアムス本人のナレーションが使われています。また公式から公開された特別映像では、マイケル・グレイシー監督はウィリアムスが自身について「まるでステージにあげられたサルだ」と言っていたことから、本作のアイディアを思いついたと語っています。 本作で描かれたのは、誰もが知るスターであるロビー・ウィリアムスではなく、彼本人が自分をどのように感じているかなのです。 15歳で芸能界デビューした彼は、「15のときに有名になってから進化をやめた」と作中で語っています。これは彼が本名である「ロバート・ウィリアムス」からポップスターの「ロビー・ウィリアムス」となったことで、別人になってしまったという感覚から来ているのではないでしょうか。

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【ネタバレ考察】ロバートのコンプレックスとは?謎の幻覚の理由

名声欲の理由は父親に承認されたかったから

『ベター・マン』(2025年)
©2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.

幼少期のロバートが有名になることを望んでいたのは、大好きな父の影響でした。彼の父は自身もスターになる夢を追いかけつづけ、家族を捨てて家を出ていきます。 父の「You're either born with it, or you're nobody.(生まれつきの才能が無ければ、取るに足りない者だ)」という言葉 は、彼のなかに深く刻み込まれていました。幼いロバートは「I don't want be a nobody.(取るに足りない者になりたくない)」と祖母に訴えます。「Nobody(取るに足りない者)」という言葉は、父からの愛を感じられない彼が恐れるものを象徴しているのです。 等身大の自分を愛してくれる祖母に支えられながら、有名になって父に認めてもらいたいという思いが幼少期のロバートを突き動かし、ついにはその夢を叶えます。しかしようやく再会した父は、ポップスターの「ロビー・ウィリアムス」のことは気にかけても、自分の息子である「ロバート」のことは気にかけてくれません。 ではなんのために有名になったのか、そんな思いが彼を蝕んでいきます。

自分自身が襲ってくる幻覚の理由

『ベター・マン』(2025年)
©2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.

作中でロビーは何度も観客のなかに過去の自分の幻覚を見ます。ポップスターとしてきらびやかなステージに立つ一方で、「お前の中身はそんな立派なものじゃない」と見抜かれることへの恐怖があることがわかります。 ネブワースのステージでまさにスターとして大群衆の前に立った彼は、「ロビー・ウィリアムス」としてそんな苦痛から解放されるため、過去の自分たちと戦います。さまざまな時期の自分と大乱闘をくり広げ、ついにはスターを夢見た幼いころの「ロバート」まで殺してしまいました。スターとしての「ロビー・ウィリアムス」は過去の「Nobody」だった自分を葬ったはずでしたが、それでも彼らはくり返しロビーの前に現れます。 いつまで経っても、どんなに有名になっても、消えない不安と孤独。それを象徴しているのが、客席からステージ上の虚像である「ロビー・ウィリアムス」を見つめる過去の自分たちなのです。

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幼少期のコンプレックスからの解放

『ベター・マン』(2025年)
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「テイク・ザット」からの脱退後、ロビーは丸坊主にしてこれまでの自分との決別の意志を明確にします。「”テイク・ザット”のパッとしないメンバー」だった自分を捨てて、ソロでやっていくことには不安もありましたが、彼の才能を見出したソングライターのガイ・チェンバースとの出会いによって、大成功をおさめました。 髪を切ったことにより、父親の癖だった髪をなでつける仕草のまねを辞め、ステージに向かうようになりました。幼少期に父から受けた呪縛から、彼が少しずつ前に進んでいることが示されています。 『Better Man/ベター・マン』のラストシーンでは、ロビーはロイヤル・アルバート・ホールのステージに父を招き、幼少期に歌いきれなかった「マイ・ウェイ」を一緒に歌います。父と一緒に歌うという念願が叶ったこと、そして父からの「自分の才能だ」という言葉が、ロビーを呪縛から解き放ったのでしょう。 親子は現実でも、その後何度も一緒にステージに立っています。彼らは一緒にツアーを回り、2017年に父ピートがミラー紙のインタビューに答えたところによると、38回一緒にショーをしたといいます。 その後、2020年に父がパーキンソン病と診断されてからはロビーは定期的に連絡をとって、父の様子を確認しているとのことです。

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映画「ベターマン」ロビー・ウィリアムスのその後・現在

『ベター・マン』(2025年)
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私生活

本作ではネブワースでのライブが印象的に描かれていますが、このライブは実際にはロイヤル・アルバート・ホールでのライブより後の出来事であり、時系列が現実とは違っています。 またこのライブは、元恋人のニコールが結婚したリアム・ギャラガーが所属する「オアシス」へのライバル意識から行われたものだったという背景があります。1996年に「オアシス」はネブワースでライブを行い、2日間で約25万人と当時の最多動員記録を持っていました。しかし2003年のロビーのライブでは3日間で37万5000人を動員し、記録を更新しています。 私生活では、2006年にロサンゼルスに移住。2010年には移住当時から交際していたトルコ系アメリカ人の女優アイーダ・フィールドと結婚し、現在は娘2人と息子2人の父になっています。

名実ともにトップスターに

2002年にパパラッチから逃れるようにロサンゼルスに移住したロビー・ウィリアムス。翌年EMIと8000万ポンドという巨額のレコード契約を結び、5枚目のアルバム『エスカポロジー』をリリースします。同作はリリース後わずか3週間で英国内で120万枚を売り上げました。同時にこれまでソロ活動を支えてくれたガイ・チェンバースと別の道を歩むことを決め、その集大成としてネブワースでのライブも成功させます。 しかしその後音楽的パートナーには恵まれず、方向性が定まらなかったことでキャリアは停滞。パニック障害と処方薬依存に苦しむなか、現在の妻アイーダと出会ったことで休養とリハビリを受けて徐々に回復し、2010年には4人での活動で再び人気を取り戻していた「テイク・ザット」の再結成にも参加しました。 その後、エリザベス2世の即位60周年祝賀コンサートでトップバッターを務めたり、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイにつづく3人目としてブリット・アワード永年功労賞にあたるアイコン賞を受賞したりと、名実ともに大スターに。 そして本作『BETTER MAN/ベター・マン』のサウンドトラックは2025年1月末に英国チャートで1位になり、全英1位を獲得したアルバムの数がビートルズに並びました。

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映画「ベター・マン」はどこまで実話?ロビー・ウィリアムスの人生をネタバレ

ロビー・ウィリアムスは、ボーカルグループの先駆者となったボーイ・バンド「テイク・ザット」のメンバーとして1990年にデビュー。その後、1995年にグループを脱退します。 アルコールやドラッグの問題を克服し、1996年に本格的にソロ歌手としての活動を開始すると、絶大な人気を獲得。2006年には南アフリカを皮切りに全44公演のワールドツアーを開始すると、260万人を動員し、チケットは即日ソールドアウト。ギネス記録を獲得しました。 2010年から2011年には「テイク・ザット」の再結成にも参加しています。 その後、マドンナやエルビス・プレスリーに並ぶ記録を打ち立て、名実ともにイギリスを代表するソロアーティストとなりました。

ニコール・アップルトンとのロマンス

『ベター・マン』(2025年)
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本作でロビーの「運命の人」として登場するニコール・アップルトンは、1990年代にイギリスでもっとも成功したポップグループの1つ「オール・セインツ」のメンバーです。 現実では、彼らは1997年に音楽番組の収録で出会い、翌年から交際をスタート。くっついたり別れたりの関係をつづけていましたが、ある時点で2人は婚約します。しかしその後、レコード会社の圧力でニコールはロビーとの間にできた子どもを中絶。このことをきっかけに、2人の関係はぎくしゃくしていきました。 2人は1999年に破局し、翌年ニコールはロックバンド「オアシス」のリアム・ギャラガーと交際を開始。2001年には息子を出産しました。その後2008年に結婚しましたが、2014年にリアムに隠し子がいることが発覚し、離婚しています。

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「テイク・ザット」メンバーとの不仲

『ベター・マン』(2025年)
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1990年に「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューしたロビーでしたが、メンバーとの関係はあまり良くなかったようです。 マネージャーのナイジェル・マーティン・スミスは、ロビーの酒やドラッグの乱用がメンバーに与える影響を常に懸念していました。一方のロビーは、グループの中心人物だったゲイリー・バーロウに比べ、自分には挑戦の機会が与えられないことに不満を持っていたようです。 1994年にMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの前日にロビーがオーバードーズをおこしかけたことがきっかけで、1995年、大規模な世界ツアーを前にロビーはグループを脱退します。 その後グループは1996年に解散。2005年に再結成されますが、このときロビーは参加していません。それでもメンバーは「ロビーに戻って来る気があるなら、いつでも席は用意してある」と発言していました。 ロビーの復帰は2010年にようやく実現。5人に戻った「テイク・ザット」で発表したアルバム『プログレス』は、発売初日で23万枚を売り上げ、「今世紀もっとも早く売れたアルバム」になりました。 その後、ロビーは妻の出産などを理由に「テイク・ザット」としての出演をキャンセルしましたが、今回の脱退は友好的なものだったといわれています。

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【魅力】映画のためにロビー本人が再録音した楽曲

ロビー・ウィリアムスの伝記映画である『BETTER MAN/ベター・マン』では、当然彼の楽曲が数多く使われていますが、驚くのはほとんどの曲をウィリアムス本人が本作のために再度歌い直したものだということです。 記事冒頭に紹介した「Better Man」の元音源と本作のサウンドトラックに収録されている同曲を聴き比べると、本人の声ながら映画版の方がキーが低いのがわかります。またトラックもオーケストラがメインになり、重厚な雰囲気に。 そのほかにも圧巻のミュージカルシーンで流れる「Rock DJ」も、ダンスのメリハリに合わせて大幅にアレンジされていたり、「Angels」ももとのピアノのイントロから荘厳なオルガンになっていたりと、映画のストーリーに合わせてほとんどの曲がアップデートされています。

【ネタバレ】映画「ベター・マン」の結末までのあらすじ

スターを夢見た少年時代

イングランド西部の町、ストーク=オン=トレントに住む少年ロバートは、ほかの子たちよりも体が小さく、いじめられていました。そんな彼の楽しみは、父ピーター(スティーヴ・ペンバートン)とともに、フランク・シナトラなどの伝説的ジャズ歌手のまねをすること。しかしあるときピーターは、夢を追って家を出ていってしまいます。 ロバートは「有名になりたい」と願うようになりました。有名になれば、父に愛されるかもしれない。そんな彼に祖母は「あなたはそのままで魅力的」と言います。 成長したロバート(モーションキャプチャ:ジョンノ・デイヴィス、声:ロビー・ウィリアムス)はあるとき、ボーイバンドのオーディションが行われることを知ります。意気揚々と乗り込んだはいいものの、歌もダンスも全く経験がなく、うまくいきません。それでも去り際に「待ってる奴らに、もう決まったから帰っていいと言う?」と不遜な態度を見せ、それが気に入られて採用されました。

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突如手にした栄光と挫折

『ベター・マン』(2025年)
©2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.

ボーイバンド「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューすることになったロバートは、今後は「ロビー・ウィリアムス」と名乗るようにと言われます。グループのメンバーは、若くしてすでにシンガーソングライターとして活躍していたゲイリー・バーロウ(ジェイク・シマンス)を含む5人。彼らはゲイクラブ回りから活動をはじめ、あっという間にスターダムを駆け上がります。 しかしロビーはプレッシャーやほかのメンバーとの格差に悩まされ、アルコールやドラッグに溺れるように。本番前でもお構いなしにドラッグをやり、ステージで倒れるロビー。メンバーたちはロビーと話し合いの場を設けますが、それは彼に脱退を促すためでした。 「テイク・ザット」を脱退したロビーは、あるとき船上パーティでニコール・アップルトン(ラシェル・バンノ)と出会い、恋に落ちます。

ソロアーティストとしての大成功の裏で……

『ベター・マン』(2025年)
©2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.

その後、ロビーはソングライターのガイ・チェンバース(トム・バッジ)と出会い、曲作りをはじめます。ロビーが書き溜めていた歌詞は人々の心をつかみ、ソロ歌手としての成功を手にします。 すべてが順調に進んでいると思った矢先、妊娠したニコールはレコード会社の圧力により中絶を余儀なくされてしまいました。このことから、ロビーと彼女の間には深い溝ができてしまいます。 そんななか、ロビーのもとに父から会いたいと連絡が入ります。しかしスタンダップコメディアンとなっていた父はロビーに自分のステージの裏方を任せ、息子をダシに女性を引っ掛けたりしていました。 あるとき実家に戻ったロビーは、父が連絡を取ってきたのは祖母が頼んだからだと知ってしまい、愕然とします。その後、父はロビーのマネージメントを手伝うようになりますが、彼が気にしていたのは、スターの「ロビー・ウィリアムス」であり、息子の「ロバート」ではありませんでした。 そんな苦痛のなか、ロビーはネブワースで大規模なコンサートを開催。客席に現れた過去の自分と必死に戦います。

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自分を愛せる自分に

その後、最愛の祖母がこの世を去ります。ロビーはこのままではいけないと心を入れ替え、リハビリに専念することに。互助会で「売れたときに進化をやめた」と語った彼は、見事復活。それまで以上の成功を手にし、自分の音楽の原点に回帰します。 ロイヤル・アルバート・ホールでのスウィング・コンサートで、彼は幼いロバートが父とともに夢中になったジャズの名曲を歌い上げます。母や祖母への感謝を口にしたロビーは、自分に大きな影響を与えた父ピーターをステージ上にあげ、一緒に「マイ・ウェイ」を歌います。客席からロビーを見つめる「ロバート」たちは少しずつ笑顔になっていき、消えていきました。 それからロビーはこれまで確執のあった人々とのわだかまりを解消し、未来へと進んでいくのでした。

【感想】主人公はロビーではなくロバート・ウィリアムス

『BETTER MAN/ベター・マン』(2024年)
©2024 Better Man AU Pty Ltd. All rights reserved.

『BETTER MAN/ベター・マン』で主人公がCGIのサルで表現された狙いは、本作で描きたかったのが周囲から見たスターの「ロビー・ウィリアムス」ではなく、本人から見た「ロバート・ウィリアムス」だったからです。「ロビー・ウィリアムス」として大スターになっても、愛されたかったのは、スターにあこがれた幼少期の「ロバート」でした。実際、ストーリーは彼の内面に焦点を当て、スターとしての孤独や葛藤、幼少期の体験からの影響などが描かれていました。 リージェン・ストリートでの「Rock DJ」やロマンチックな船上での「She's the One」など、ミュージカルシーンはさすが『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシー監督と言える出来映えで、音楽と映像を充分に楽しめます。**** しかしストーリーの大半は、あまりに赤裸々すぎて、観る人によってはつらいと感じるかもしれません。”スター”の人生は綺麗事では済まされないことも多いと考えさせられる作品です。

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監督は『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシー

グレイテスト・ショーマン
©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

「ベター・マン」のメガホンをとるのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で大成功を収めたマイケル・グレイシーです。本作もミュージカル映画として、ロビー・ウィリアムスの栄枯盛衰が描かれます。 注目すべきは、劇中のウィリアムスが全編CGIの猿として描かれる点です。ナレーションでは、ウィリアムス本人の声で「自分は人より進化が遅れていると思う」と語られており、それを映像で表現しているようです。

映画「ベター・マン」ロバートの人生をネタバレありで解剖

イギリスを代表する人気アーティスト、ロビー・ウィリアムスの半生を題材としたミュージカル映画『BETTER MAN/ベター・マン』。大スターの伝記映画としてだけでなく、本人を猿として表現する斬新な演出でも注目を集めています。 『BETTER MAN/ベター・マン』は2025年3月28日に日本公開です。