2026年9月11日更新

映画『オデュッセイア』ネタバレあらすじ&考察!ゼウスの掟の崩壊やイタケのその後を徹底解説

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オデュッセイア

クリストファー・ノーラン監督が、約3000年前から語り継がれるホメロスの叙事詩を映画化した超大作『オデュッセイア』が、2026年9月11日(金)より日本公開されます。 主人公オデュッセウスを演じるのはマット・デイモン。トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロンら豪華キャストが集結し、トロイア戦争を終えた英雄が、怪物や魔女、神々の妨害を乗り越えながら故郷イタケを目指す10年の旅を、長編映画史上初となる全編IMAX撮影で描きます。 しかし本作が描くのは、単なる英雄の冒険譚ではありません。なぜオデュッセウスは“反英雄”として描かれたのか。ゼウスの掟の崩壊や女神アテナの存在、ラストで示される「海の民」の意味とは?この記事では、映画『オデュッセイア』のあらすじをネタバレありで振り返りながら、原作との違いや物語に込められたテーマまで徹底考察します。

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ノーラン最新映画『オデュッセイア』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトルオデュッセイア
原題The Odyssey
日本公開日2026年9月11日(金)
監督・脚本クリストファー・ノーラン
製作エマ・トーマス , クリストファー・ノーラン
出演オデュッセウス 役/マット・デイモン , トム・ホランド , アン・ハサウェイ , ロバート・パティンソン , ルピタ・ニョンゴ , ゼンデイヤ , シャーリーズ・セロン
配給ビターズ・エンド , ユニバーサル映画
公式サイト公式サイトはこちら

映画『オデュッセイア』(原題:The Odyssey)は、2026年9月11日(金)より日本公開となるアメリカ映画です。配給はビターズ・エンド・ユニバーサル映画が担当します。 監督・脚本はクリストファー・ノーラン、製作はエマ・トーマス・クリストファー・ノーランの制作会社シンコピーが手がけます。モロッコ・ギリシャ・イタリア・アイスランド・スコットランドなど世界各地で撮影された、長編映画史上初の全編IMAX撮影作品です。

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映画『オデュッセイア』あらすじ

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

トロイア戦争の終結後、イタケの王・オデュッセウス(マット・デイモン)は、家族の待つ故郷への帰還を目指します。しかし彼の前には、神々の介入・怪物・荒れ狂う海など容赦ない試練が次々と立ちはだかります。 故郷では妻と息子がオデュッセウスの帰りを待ち続ける一方、妻や財産の略奪を企てる男たちが迫りつつあります。 10年に及ぶ壮大なる旅と冒険——「誰も私の帰郷を阻むことはできない、神ですらも」と宣言するオデュッセウスが、幾多の試練を越えて故郷へと向かう愛と勇気の物語です。

映画『オデュッセイア』全編ネタバレ解説!オデュッセウスの結末は

トロイア戦争を勝利に導いた英雄

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

「イリアス」のトロイア戦争で活躍した英雄オデュッセウスは、海の女神カリュプソの島に囚われていました。主神ゼウスをはじめ、ほとんどの神々が「オデュッセウスをイタケに帰郷させること」と決議します。しかしオデュッセウスに我が子ポリュペーモスの目を潰された海の神ポセイドンは、彼に強い恨みを持っていました。 そこでポセイドンは、海路で帰路に就こうとするオデュッセウスにさまざまな困難を与えることに。しかし同時に、オリンポスの神々は「正しい行いをする者」を神々は見放さないことを暗示します。

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オデュッセウスの10年間の冒険

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

オデュッセウスたちは、ある島にたどり着きます。彼らはそこでキュクロプスに遭遇し、オデュッセウスの機転で命からがら脱出。 その後、オデュッセウスたちはラエストリュゴン人と戦い、魔女キルケと出会い、彼女の助言で冥界へ。そこで予言者テイレシアスから「故郷に戻れるのはオデュッセウスだけ」だと告げられます。 冥界を出て旅をつづけると、海ではセイレーンやスキュラ、カリュブディスの渦などに襲われ、大勢の兵士が命を落としてしまいました。 さらにテイレシアスの予言に従わなかったことから、オデュッセウス以外の兵士は全員死亡。1人になったオデュッセウスはカリュプソと出会いました。

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ついに故郷イタケへ

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

オデュッセウスを深く愛したカリュプソは、親切に世話をしただけでなく、不死すら約束しました。当初はしあわせに暮らしていた2人でしたが、オデュッセウスはすぐに島での生活に飽き、望郷の念に駆られるようになります。 7年もの間カリュプソのもとにいたオデュッセウスでしたが、彼の心はカリュプソに傾くことはなく、その間彼が涙を流さなかった日はなかったといわれています。そしてカリュプソはついにすべてを打ち明け、オデュッセウスに帰郷を促します。 その後、オデュッセウスは即席の筏に乗り込み、故郷イタケを目指すのでした。

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弓の試練と求婚者たちへの復讐

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

一方、ペネロペのもとには求婚者が集まっていました。アテナの力を借りてイタケに漂着したオデュッセウスは物乞いに扮し、メランティオスの一団に襲われたあと、忠実な羊飼いのエウマイオスと再会します。 その後、オデュッセウスはほかの求婚者たちが集まる食堂に連れて行かれました。ペネロペは誰と結婚するか決めるために、彼らに弓に弦を張り、並べられた数本の斧の間を射抜く試練を与えます。案の定誰もが苦戦するなか、オデュッセウスだけが成功。ペネロペは夫が帰ってきたことを悟ります。 求婚者たちとの大乱闘の末、オデュッセウスはアンティノオスを仕留めました。

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【考察①】オデュッセウスの帰途を襲う神々・怪物・魔女を一覧で解説

キュクロプス 一つ目の怪物
ラエストリュゴン 人喰いの巨人
魔女キルケ 魔法でオデュッセウスの部下を豚に変える
テイレシアス 冥府で出会ったテーバイの予言者
セイレーン 上半身は人間の女性、下半身は鳥の怪物
スキュラ 海の怪物
カリュブディス 渦潮の怪物
太陽神ヘリオスの牛とゼウスの怒り ヘリオスの牛を食べたことでゼウスの雷を受ける
カリュプソ オデュッセウスに恋をし、彼をそばに留める

オデュッセウスは故郷を目指す旅の途中で、一つ目の怪物キュクロプスに遭遇し、人喰い巨人ラエストリュゴンの襲撃を受け、さらに魔女キルケと出会います。キルケの助言を受けて冥府へ向かったオデュッセウスは、予言者テイレシアスから故郷へ帰るための忠告を授かりました。 その後、セイレーンの誘惑を切り抜けたオデュッセウス一行でしたが、カリュブディスの大渦を避けようとしたことで、海の怪物スキュラが待ち受ける海域へと進んでしまいます。 やがてトリナキア島にたどり着くものの、オデュッセウスの部下たちはテイレシアスらの忠告に背いて禁じられた牛を殺してしまい、ゼウスの怒りを買います。その結果、船は嵐によって沈められ、部下たちは全員命を落としました。 ただ一人生き残ったオデュッセウスはオーギュギア島へ漂着。そこで女神カリュプソに見初められ、故郷へ帰ることのできないまま、彼女のもとで7年もの歳月を過ごすことになります。

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【考察②】「ゼウスの掟」の崩壊が象徴するものとは?

「ゼウスの掟」とは?

「ゼウスの掟」とは、古代ギリシャでもっとも重要とされた掟です。当時は「客人歓待」が基本ルールであり、物乞いであれ立派な身なりの人であれ、旅人は等しくもてなさなければなりません。 具体的には「まず食事を与えること」。名前を尋ねるのは、満腹になった後が礼儀です。「追い出すな」、客が自ら帰ると言うまで追い出してはいけません。そして「引き留めるな」、帰りたがる客を引き留めるのも掟に反します。 また客側もこれを利用してはならないという掟もあります。食べすぎない、恩を忘れない、旅で見聞きしたことを語ることで返礼とする、という客側のルールも定められています。

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『オデュッセイア』が描く倫理の崩壊

オデュッセイア
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

『オデュッセイア』の主人公であるオデュッセウスは、トロイア戦争の英雄とされていますが、彼の行動、特に大きな功績をあげた「トロイの木馬」作戦は、倫理の崩壊を示しています。 「トロイの木馬」作戦は知略ではあるものの、夜襲という言ってしまえば卑怯な作戦でもありました。この行為をきっかけに、世界は倫理を失った混沌とした時代へと突入していきます。 クリストファー・ノーランはオデュッセウスを英雄ではなく、自らの策略や傲慢によって部下を死に追いやり、戦争の悲劇に加担した「反英雄」として描いています。

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【考察③】ゼンデイヤが演じる女神は主人公の罪悪感の幻影?

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

ゼンデイヤ演じる女神アテナは、知恵と戦争を司る女神です。知将であるオデュッセウスにもっとも近い神ともいえる存在ですが、「アテナへの供物」とした木馬に潜伏し城内へ潜入した際、オデュッセウスはアテナ像の首を切り落としています。 その後、帰路の途中でアテナはオデュッセウスの前に現れ、その旅路を導き、見守ります。アテナはオデュッセウスの罪悪感を投影する存在として描かれています。 演じるゼンデイヤは「彼女はオデュッセウスが内面で苦しむ原因となっている道徳心を映し出す鏡のような存在なのです」とコメントしています。

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【考察④】イタケのその後とは?「海の民」に襲われた?

イタケやオデュッセウスのその後は

故郷イタケへの帰還後、オデュッセウスは王位を息子のテレコマスに譲り、妻ペネロペとともに戦士した部下たちを弔う旅に出ました。彼は「知略」といわれた自身の戦いとその罪を自覚し、償いの旅に出るのです。 原作では、オデュッセウスはイタケの王に戻ります。その後、彼に殺された求婚者の親族が復讐に現れますが、アテナが介入し、争いは止められます。 原作はオデュッセウスの英雄譚であったのに対し、映画はオデュッセウスは戦争という犯罪を犯した罪人として描かれています。

映画でも囁かれる「海の民」の正体とは

映画では、紀元前1200年ごろ地中海に現れ、各地の古代文明に混乱をもたらしたとされる謎の集団「海の民」の存在が囁かれています。人々は「海の民」の侵略に怯えていましたが、実は国を滅ぼしたのはオデュッセウスたち自身であり、彼らこそが「海の民」だったことが明かされます。 敵は海の向こうからやってくるのではなく、自分たちの内にあったことにオデュッセウスは気づきました。 原作には「海の民」という要素はそもそも存在していません。

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【考察⑤】映画と原作ホメロスの叙事詩の違いは?どこまで描かれたのか

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ホメロスの叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」とは?

「オデュッセイア」は古代ギリシャの詩人ホメロスにより生み出され、トロイア戦争の英雄オデュッセウス(マット・デイモン)が故郷イタケに帰還するまでの旅路を描いた叙事詩。 成立時期は諸説ありますが、紀元前700年前後とする説が有力です。第1歌から第24歌からなる「オデュッセイア」は、トロイア戦争終結後から始まり、オデュッセウスが数々の試練と神々の妨害を乗り越え、帰郷を目指す物語となっています。 また、「イリアス」も同じくホメロスによって作られたとされる英雄叙事詩で、10年におよぶトロイア戦争の最後の約50日間が語られています。主人公はギリシア連合軍の英雄アキレウスで、戦争の終盤とイリオスの英雄ヘクトールの葬儀までを描いています。 「イリアス」は戦争を描いたいわば“本編”で、「オデュッセイア」はその後の帰還を描いた“続編”と位置づけることもできます。

映画と原作の叙事詩に違いはある?

映画と原作の大きな違いの1つに、戦争の描写の有無があります。 ホメロスの「オデュッセイア」では、トロイア戦争終結後、オデュッセウスが10年にも及ぶ故郷への困難な旅路のみを描いています。一方映画の『オデュッセイア』には、トロイの木馬作戦時の戦闘の描写があり、トロイア戦争の一端を見せています。 また前述したオデュッセウスを「反英雄」として描いていることも、もっとも大きな違いといえます。 ほかにも魔女キルケやカリュプソのエピソードなど、原作から改変された部分はいくつかあります。

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【考察⑥】『オデュッセイア』は実話?時代や場所の舞台に迫る

「オデュッセイア」は実話ではなく、神話に基づいた叙事詩です。しかし背景となるトロイア戦争は、考古学的な調査で実際に起きた戦争がもとになっていると考えられています。 物語の舞台もフィクションと実在の場所が入り混じっており、トロイア戦争の舞台となった都市遺跡はトルコに実在。スキュラとカリュブディスの住む海峡はメッシーナ海峡がモデルとされています。 またオデュッセウスの故郷であるイタケ島(イオニア諸島)には、「オデュッセウスの宮殿」とされる遺跡がありますが、オデュッセウスが実在した証拠はありません。 一方、怪物や魔女キルケが住む島はほとんどがフィクションです。

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映画『オデュッセイア』キャストを一覧で解説!常連のスターが集結

キャスト名 ノーラン監督作への出演
マット・デイモン 『インターステラー』マン博士 『オッペンハイマー』クローヴス将校
トム・ホランド 初出演
ゼンデイヤ 初出演
アン・ハサウェイ 『ダークナイト ライジング』 キャットウーマン 『インターステラー』アメリア・ブランド博士
ロバート・パティンソン 『TENET テネット』
シャーリーズ・セロン 初出演
ルピタ・ニョンゴ 初出演
ジョン・バーンサル 初出演
エリオット・ペイジ 『インセプション』設計士アリアドネ
ヒメーシュ・パテル 『TENET テネット』
ビル・アーウィン 『インターステラー』ロボット・TARS
サマンサ・モートン 初出演
ジョン・レグイザモ 初出演
ライアン・ハースト 初出演

主演のマット・デイモンをはじめ、トム・ホランド、ゼンデイヤ、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴら豪華キャストが集結し、層の厚い布陣となっています。 新たに解禁された場面写真では、それぞれの役どころも明らかになってきました。息子テレマコスをトム・ホランド、妻ペネロペをアン・ハサウェイ、女神アテナをゼンデイヤ、そして妻や王国を狙う求婚者アンティノオスをロバート・パティンソンが演じます。

オデュッセウス役 / マット・デイモン

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

「ボーン」シリーズのジェイソン・ボーン役で知られるマット・デイモンが、本作の主人公オデュッセウスを演じます。オデュッセウスはトロイ戦争ののち故郷を目指して、巨人や魔女と遭遇しながらも旅を続ける役どころです。 同監督作では『インターステラー』(2014年)でマン博士役、『オッペンハイマー』で陸軍将校クローヴス役を務めており、新作は3回目の出演となります。 アン・ハサウェイとは『インターステラー』で共演しています。新作ではアン・ハサウェイ、トム・ホランド、ロバート・パティンソンとともに主演を務めるようです。

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ペネロペ役 / アン・ハサウェイ

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クリストファー・ノーラン監督の作品では『インターステラー』でアメリア・ブランド博士役を務めたアン・ハサウェイ。その前の2012年には『ダークナイト ライジング』にキャットウーマン役で出演していました。 ノーラン監督とは新作で3度目のタッグとなり、マット・デイモンとは『インターステラー』以来2度目の共演に。 本作では、オデュッセウスの妻ペネロペを演じます。夫の帰りを信じて留守宅を守り続ける、物語の鍵を握るメインキャストのひとりです。

テレマコス役 / トム・ホランド

「スパイダーマン」シリーズのピーター・パーカー役で知られるトム・ホランドが、ノーラン監督作に初出演。新作が公開予定の2026年には「スパイダーマン」シリーズ4作目の公開も控えています。 ゼンデイヤとは「スパイダーマン」シリーズで共演し、ヒロインを演じた彼女とは私生活でもパートナー同士。ノーラン監督の新作と聞いただけで、詳細も知らずに出演を即決したというエピソードも伝えられています。 本作では、オデュッセウスの息子テレマコスを演じます。父の生存を信じ、母ペネロペとともに20年もの間、留守宅を守り続ける役どころです。

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アテナ役 / ゼンデイヤ

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

(画像右) 「スパイダーマン」シリーズでトム・ホランド演じるピーター・パーカーの恋人MJ役を務めたゼンデイヤ。ノーラン監督作には初出演となり、マット・デイモンとアン・ハサウェイとは初共演になります。 2024年にはチャニ役を務めた「デューン」PART2が公開され、PART3にも同役で出演が予定されています。ロバート・パティンソンとは撮影中の映画『The Drama(原題)』で共演しているようです。

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アンティノオス役 / ロバート・パティンソン

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

ノーラン監督の『TENET テネット』で主人公の相棒ニールを演じたロバート・パティンソンも新作への出演が決定。主演を務めたポン・ジュノ監督の『ミッキー17』の公開も控えています。 彼は「ザ・バットマン」でバットマンを演じており、MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドとのヒーロー同士の共演にも期待したいですね。

シノン役/エリオット・ペイジ

『インセプション』(2009年)に出演していたエリオット・ペイジ(当時の名義はエレン・ペイジ)は、シノン役で出演しています。 『X-MEN;ファイナル・ディシジョン』(2006年)や『JUNO/ジュノ』(2007年)で注目を集めたペイジは、2020年にトランスジェンダーであることを公表。以後、エリオット・ペイジ名義で活動しています。

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カリュプソ役 / シャーリーズ・セロン

シャーリーズ・セロン

ノーラン監督作には初出演となるシャーリーズ・セロン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や「ワイルドスピード」シリーズで知られており、近年では『スキャンダル』などの社会派作品にも出演しています。 マット・デイモンとは2001年に公開された『バガー・ヴァンスの伝説』で共演しています。

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ヘレネ&クリュタイムネストラ役/ルピタ・ニョンゴ

ルピタ・ニョンゴ

『それでも夜は空ける』でアカデミー助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴ。その後は「ブラックパンサー」シリーズでナキア役を演じ、2019年には『アス』で主演を務めました。

メネラオス役/ジョン・バーンサル

ジョン・バーンサル

マーベルのドラマシリーズ「デアデビル」でパニッシャー役を演じたジョン・バーンサルも出演が決定。『ベイビー・ドライバー』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など多くの作品に出演しています。 『フォードvsフェラーリ』ではマット・デイモンと共演しています。

判明しているほかキャスト

ヒメーシュ・パテル 『イエスタデイ』ジャック役など
ビル・アーウィン 『グリンチ』など
サマンサ・モートン 『ザ・ホエール』など
ジョン・レグイザモ 「ジョン・ウィック」シリーズなど
ライアン・ハースト 「ウォーキング・デッド」ベータ役など

監督はクリストファー・ノーラン!20年越し念願の映像化

『オッペンハイマー』(2023年)メイキング
© Universal Pictures. All Rights Reserved.

監督・脚本を務めるのはクリストファー・ノーランです。『ダークナイト』三部作、『インセプション』『インターステラー』『TENET テネット』など過去作の世界興行収入の総計は60億ドルを超え、49回のアカデミー賞ノミネートと18部門受賞を誇る映画界の巨匠。 「この物語は3000年もの間世代を超えて人々を魅了してきた。これは単なる"ひとつの物語"ではない、"物語そのもの"なんだ」と語る本作は、20年越しの念願の映像化です。

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映画『オデュッセイア』見どころ解説

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長編映画史上初の全編IMAX撮影——かつてない映像没入体験

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

本作最大の技術的特徴は、長編映画史上初となる全編IMAX撮影です。モロッコ・ギリシャ・イタリア・アイスランド・スコットランドなど世界各地で最新のIMAXフィルムカメラを用いて撮影された映像は、荒れ狂う地中海の波や神話的な世界観を圧倒的なスケールで映し出します。 ノーラン監督が追求してきた「映画館でしか体験できない映像」の到達点がここにあります。

3000年の叙事詩が今に蘇る——ノーラン監督の集大成的スケール

インターステラー、マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ
©2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

西洋文学の金字塔にして世界最初の物語のひとつとされるホメロスの「オデュッセイア」を、ノーラン監督が20年越しの念願としてついに映像化します。 「インセプション」で夢の階層を、「インターステラー」で宇宙の果てを、「オッペンハイマー」で歴史の転換点を描いてきた監督が、人類最古の英雄譚をいかに現代の映像技術で蘇らせるかが本作最大の注目点です。 また、歴史上もっとも有名な伝説の装置"トロイの木馬"も、本作最大級のスペクタクルとして登場します。ノーラン監督は今回の撮影のために実物大の木馬を砂浜に建造し、波が打ち寄せるなかでの過酷な撮影に挑みました。

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『オデュッセイア』は英雄譚をどう描き変えた?ノーランが3000年の物語に突きつけた新たな視点

映画『オデュッセイア』
photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

映画『オデュッセイア』は、2026年9月11日(金)より日本公開。長編映画史上初の全編IMAX撮影による圧倒的な映像体験とともに描かれるのは、怪物や神々との壮大な戦いだけではありません。 トロイア戦争を勝利に導いた“英雄”オデュッセウスを、その策略や傲慢、戦争への加担まで含めて見つめ直し、「英雄とは何か」「戦争が人間に何を残すのか」を問い直す物語でもあります。原作を知っている人にも初めて触れる人にも、新たな『オデュッセイア』として味わえるノーラン監督渾身の一作です。