中国ドラマ『女神様の縁結び』あらすじネタバレ紹介！BS12にて日本初放送中

中国ドラマ『女神様の縁結び』は、2024年12月12日からBS12 トゥエルビで放送が開始されました。放送時間は毎週木曜日と金曜日の15時から、各1話ずつです。日本での放送は初となり、全24話が放送されます。

主役となる男装女子・周縁を演じたのは、2016年に女優デビューしたチー・イェンディです。歌手としても活躍するチー・イェンディは、「チェンジ！？～不思議な恋～」(2021年)などでも主演を務めるなど、高い演技力で華々しく活躍しています。 そしてチー・イェンディの相手役となるのは、「国子監は花ざかり」(2021年)で注目された俳優アオ・ルイポン。ゲーム会社で働いていた経歴を持つアオ・ルイポンですが、恵まれたビジュアルとたしかな演技力で評価されています。 そんな2人の豪華共演となった『女神様の縁結び』は、監督を『親愛なる君主様』(2018年)を手がけたシェン・ジンフェイ、脚本を『私のキライな翻訳官』(2017年)のジョウ・ミャオらが担当。甘いラブロマンスを得意とする実力派スタッフのタッグに注目です。

結縁司が男女の縁組を決める国で、毎年独身男性ランキング1位の衛起(えいき)。しかしなかなか良縁に恵まれず、衛起は桃の木の下で願掛けをします。 するとそこに仮面の義賊・晴天狐(せいてんこ)が現れました。願掛けに必要な香炉を晴天狐が倒したため、怒った衛起。ところが転倒してしまい、気絶。しかも倒れる際、事故でキスをしてしまい……。 衛起がキスをしてしまったのは、実は晴天狐に扮していた周縁(しゅうえん)でした。周縁は兄を守るため男装して青雲書院に入学。しかし絵に吸い込まれるという不思議な体験をした周縁は、見えるようになった自分の赤い糸が衛起と結ばれていることに気づき……！

ある日、周縁は、罠にかかり催眠術をかけられてしまいます。気がつくと、周縁は花嫁衣装を着ており、衛起と結婚させられていたのです。そこに現れた月下仙・裴因(はいいん)の助言によりその場を逃れた周縁でしたが、酔っぱらって湖に落ちてしまった衛起を最後に助けました。 その後、月下仙・裴因の弟子になり、衛起の正縁を見つけることにした周縁。そんな周縁の兄弟子となった甯嵐(ねいらん)は、衛起に深い恨みを抱いており……。

結婚初夜早々に花嫁に逃げられてしまったことを知った衛起はひどく落ち込みます。そんな彼の正縁を見つけてあげようとする周縁は、半ば強引に義兄弟の契りを結び、衛起と友人関係になりました。 一方、衛起と結婚するはずだった本物の花嫁は山賊と駆け落ちしていたのです。自分の結婚した相手が彼女ではないと知った衛起は落胆し、そんな彼を優しくなぐさめる周縁。2人の友情は少しずつ深まっていきます。 そして周縁は衛起に対して感情が不思議と揺らいでいることに気づき……。

衛起が人前で溺れたのは、結婚の夜だけ。ところが周縁は衛起が泳げないことを知っていたため、衛起は怪しみます。しかしまさか周縁が男装している女性だとは思いません。 周縁に対し心が揺れ動いてしまう衛起は、琴の師である林煙に相談しました、ところが林煙は衛起に想いを寄せているため、動揺してしまいます。 その後、ひょんなことから甯嵐と出会った林煙。彼に相思蝶の持ち主(衛起に片思いしている)ことを気づかれた林煙は、甯嵐を背後から殴って気絶させ……。

衛起と共に、彼女の姉で未亡人の衛晴(えいせい)を訪ねた周縁。そこで衛晴の亡き夫に対する想いを聞いた周縁は、裴因からもらった指輪の力で、衛晴と夫を夢の中で再会させました。そんな周縁の能力を目の当たりにした衛起は、自分の縁結びを周縁に託すと告げます。 その後、甯嵐から林煙が相思蝶の持ち主であることを聞いた周縁。林煙は幼い頃、いじめられていた自分をいつも助けてくれた衛起を好きになったと周縁に語ります。しかし衛起が周縁の想い人であることを悟った林煙は、2人を応援することにし……。

結縁司の崔蛍は、甯嵐を弟子にしている裴因を追っていました。実は言霊の能力を持っている甯嵐は、異能者と呼ばれる危険な存在なのです。しかし裴因は崔蛍から逃げ、姿を消してしまいます。 そんな中、なんとかして衛起と林煙の縁を結びたい周縁。女の姿になった周縁は、練習として衛起と街へ繰り出しました。しかし衛起は気持ちが高ぶってしまい、周縁にキスをしそうになります。 そしてその夜、衛起の夢には裴因が現れ、周縁が実は女性であることを明かしたのです。

周縁が女性であることを知った衛起。しかし衛起は彼女の正体を明かさず、共に過ごす時間を大切にしようと決意します。 一方、裴因がいなくなったことを心配していた周縁。そんな周縁の前に崔蛍が現れ、師匠の代わりに結縁司として李眠(りみん)と林煙の縁組を命じます。 父のために望まない結婚を受け入れた林煙。そして婚礼当日、周縁は崔蛍の指示で祝いの品を運んでいました。しかし異変を感じた周縁と衛起が箱の1つを開けると、そこには小さな女の子が入っており……。

箱に入っていた少女は結縁司の畢醒月(ひつせいげつ)でした。予知夢を見ることができる彼女は、李眠が花嫁に刺される夢を見たため、心配で忍び込んだのです。 その悪夢は的中し、神機門(しんきもん)の傀儡術で操られた林煙が李眠を襲いました。甯嵐のおかげで我に返った林煙でしたが、李眠との結婚を断ることにします。そして李眠は代わりに畢醒月と縁を結ぶことになったのです。 一方、神機門の黒幕・薛灯(せつとう)は裴因を見つけ出し、2人は激しい戦闘状態に。裴因が自分の命を犠牲にして事を収めようとしていることを感じ取った周縁は……。

薛灯はただ一族が滅んだ「霧隠れの禍」について知りたいだけでした。しかし裴因は崔蛍に記憶を奪われており、真相を語ることはできません。 そこに駆け付けた周縁は薛灯と戦って裴因を救い、さらに傀儡術を使える強力な力を手にします。周縁は自分が相手から力を吸い取る異能を持っていたのです。 一方、結婚から逃亡したとして3年間の謹慎処分となった林煙。彼女のために結縁司に抗議した甯嵐でしたが、崔蛍は裴因の記憶を返す代わりに甯嵐を結縁司に登録させようとします。

崔蛍に説得され、甯嵐は結縁司になることを決めました。一方、衛起は父親から“異能者とは関わらないように”と釘を刺されます。 その頃、周縁は衛起といると脈が早まってしまう病を治すため、「出雲心法」という治療法の秘伝書を探していました。しかし心魔に侵された周縁は、駆け付けた衛起に思わずキスをしてしまい……。 その後、秘伝書の盗難事件が騒ぎとなり、衛起は青雲書院の院首を辞任します。それは周縁を守るためでした。

衛起の名誉を取り戻すため、そしてもう一度「出雲心法」を試すため、周縁は院首の座をかけた演武大会への出場を決意します。 衛起は周縁が女性だと知っていることを明かし、母の形見である宝剣を周縁に贈りました。実は衛起の母もかつて院首を目指しましたが、不正を疑われ、それ以降書院は女人禁制になってしまったのです。 そんな中、衛起の父と対立する李眠の父・李勝が、息子を院首にするため周縁を襲います。しかし大会当日、勝ち進む李眠の前に現れたのは、女装した周縁で……！

圧倒的な強さで李眠を倒した周縁。しかし怒りに燃えた李勝が周縁を男装の罪で投獄しました。 衛起は周縁を救うため、土砂降りの雨の中、一晩中跪きました。そのおかげで翌日周縁は解放されますが、衛起は熱を出して倒れてしまいます。彼を看病した周縁がお礼を伝えると、衛起は突然周縁に深いキスをし……。 キスのことが頭から離れない周縁は、若い男女が一緒に出かける「仲春会」に参加することに。そして「想い人が10メートル以内にいると光る河灯」を持った周縁が衛起に近づくと、河灯が光り始めます。

周縁に愛の告白をした衛起。しかし今まで誰かを好きになったことがない周縁は、自分の気持ちに確信が持てず、裴因に相談します。 裴因の言葉を聞いて衛起への想いに気づいた周縁ですが、その様子を見ていた衛起が2人の仲を誤解。しかも周縁が衛起の正縁を探していたのは、自分との縁を切るためだったと聞いてしまうのです。 心を閉ざした衛起は、誤解を解こうとする周縁の言葉に耳を貸さず、2人の赤い糸は切れてしまい……・。 そんな中、演武大会で優勝した周縁ですが、薛灯の傀儡術によって操られた兄・周平に襲われます。甯嵐と林煙が薛灯に立ち向かいますが、敵いません。

裴因によって窮地を脱した甯嵐と林煙ですが、周縁は命の危機に陥っていました。衛起は彼女を救うため、傷を術者に転移させる転生術を使います。 周縁が目覚めると、衛起はおらず、周平は罪人として結縁司に捕らえられていました。兄を救うため、結縁司となることを決めた周縁。しかし結縁司は結婚を禁じられているなど、制約が多くあるのです。 そのことを衛起に伝えようとした周縁でしたが、彼は冷たく、公務として反乱軍の鎮圧に向かうと言います。 その後、結縁司の仕事を始めた周縁は、近況を手紙に書いて衛起に送ることにし……。

周縁からの手紙に思わず微笑んでしまう衛起。そして神機門の怪しい動きを知った衛起は、薛灯のいる都に戻ります。 再会した周縁と衛起の仲は少しずつ修復に向かっていましたが、裴因の名前が出ると思わず周縁に冷たくしてしまう衛起。そしてひょんなことで崔蛍と言い争いになってしまった衛起は、ついに周縁を妃にしたくはないと、はっきり口にしてしまいます。 そんな衛起は、周縁を助けるために使った転生術によって、実は今も傷に苦しめられており……。

術を使い、仲春会で衛起が告白してくれた橋の上へ彼を連れ出した周縁。そして今度は周縁が衛起に愛の告白をします。衛起は周縁の告白を拒否したものの、内心は嬉しく思い、最終的には彼女の抱擁を受け入れるのでした。 そんな時、林煙が父に裏切られ、南昭王に無理やり嫁がされます。禁じられた言霊を使い投獄されていた甯嵐でしたが、脱獄して林煙を助けに行くのでした。 一方、周縁は甯嵐のことで崔蛍から糾弾され、窮地に陥ります。しかし彼女を助けるため衛起が皇帝から授かった令牌を使い、周縁を守ったのです。

ある日、偶然薛灯を見かけた林煙は、彼が衛起の姉・衛晴と親しい仲であることを知ります。しかし薛灯に尾行がばれてしまった林煙は、姿を消した甯嵐の情報を聞き出すため、彼に協力することに……。 一方、畢醒月の夢遊による奇妙な行動を心配していた李眠でしたが、周縁の恋が成就するよう手助けを始めます。ところが衛起は周縁と義兄弟の契りを交わそうとし、彼の気持ちがわからなくなった周縁はひどく落ち込むのでした。 そんな中、李眠への離縁状を置いた畢醒月は、見た夢を再現するように炎の池へ飛び込み……。

深夜、酔っぱらった周縁は衛起の部屋に忍び込みました。一夜を共に過ごした2人でしたが、体調を崩した衛起は何かを周縁に隠すようにして部屋を出るのでした。 その後、衛晴の恋人が薛灯であることを知った衛起。さらに薛灯の手から裴因を救うには周縁の心臓の血が必要だと言われ、衛起は混乱します。そして真実を言えない衛起は、周縁と喧嘩したまま神機門に誘拐されてしまい……。 一方、父・李勝が星落剣を修復するために畢醒月を生贄にしたと知った李眠は家族と決別します。

甯嵐と再会できた林煙ですが、崔蛍から「異能者同士が結ばれると片方が死んでしまう」と聞かされました。そして林煙は能力を捨て、普通の人になることを決めます。 一方、畢醒月を見つけ出した李眠は、実は李勝が自ら犠牲になろうとした畢醒月を制止したことを知りました。 そして神機門に捕まり霧隠山の洞窟にいる衛起。周縁は周囲の人々がなぜか衛起のことを忘れていることに焦りながら、彼の手がかりをつかもうとし……。

衛起を追って霧隠山に来た周縁。危険を冒しながらも衛起を見つけた周縁は、彼と共に脱出を試みます。しかし青く光る霧隠石に触れた瞬間、周縁は気絶してしまい……。 そこに現れたのは、周縁の父・周裴(しゅうはい)でした。そして父から自分が霧隠村の生き残りであることを知らされた周縁。 さらに父から結婚を反対された周縁と衛起でしたが、2人は愛を貫き、未来を共にすることを決めます。そして周縁と衛起は、周裴の元を去るのでした。

都に戻った周縁と衛起は婚礼を挙げ、正式な夫婦となります。人々からも祝福され、幸せな2人でしたが、異能者が暴走する事件が起き、周縁が調査することに。そして異能力の暴走を解決できるのは周縁の持つかんざしの力である可能性が浮上し、衛起は彼女の運命を心配するのでした。 一方、霧隠れの禍に衛起と周縁の父が関わっていたことを知る裴因は、薛灯に会います。そして裴因はかつて霧隠村を去った理由が、崔蛍の姉との婚約を破棄するためだったと話し……。

実は霧隠村の族長・星垣(せいえん)と恋仲だった裴因。周縁は彼が今でも星垣との別れを後悔していると知ります。星垣は霧隠れの禍で一族を守るため、犠牲となったのでした。 一方、林煙の父・林蓬(りんほう)は、神器である月隕笛を使って異能者たちを操っていました。甯嵐の言霊によって過去の記憶が蘇った林煙は、父が霧隠村を滅ぼしたことを知ります。 そして周縁と衛起は、神機門の無顔(むがん)と共に、星落剣のある剣塚へと向かい……。

衛起と周縁は薛灯と共に林蓬と戦います。林蓬の強い力に苦戦する衛起たちでしたが、最後は薛灯が林蓬を倒し、一族の復讐を遂げるのでした。 しかし異能者たちは月隕笛の後遺症に苦しみます。周縁は彼らの能力を吸い取って普通の人にすることを決め……。 その後、薛灯は愛する衛晴のもとを静かに去ります。一方、周縁は異能者たちの能力を吸い取り、彼らを救いますが、なぜか自分に影響がありません。周縁は転生術を使った衛起が代わりに苦しんでいるとは知らず……。

畢醒月の予知夢で衛起が危ないことを知った周縁は、吸い取った能力を使って過去へ行きます。そして衛起が転生術を使ったこと、そして衛起が周縁から自分の記憶を消したことも知った周縁。衛起の決断はすべて周縁を守るためのものでした。 周縁はあきらめず衛起を探し続けますが、ついに衛起と周縁からはお互いの記憶が完全に消えてしまいます。 そして別々の運命を生き始めた2人。しかし深い縁で結ばれた周縁と衛起は、再びめぐり合うでしょう。いつか必ず……。

BS12で放送中の中国ドラマ『女神様の縁結び』は、運命の赤い糸をベースにした切ないファンタジーロマンスです。深く心に残る作品である本作は日本で初めての放送となっており、目まぐるしく変わるストーリー展開から目が離せません。 中国ドラマ初心者でも楽しめる『女神様の縁結び』、ぜひ本編をチェックしてください！