2025年4月10日更新

【ネタバレ】ドラマ「対岸の家事」全話あらすじ!原作小説の結末とは?

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2025年4月1日スタートのTBSドラマ『対岸の家事~これが私の生きる道!』は家事を仕事として描いた新しい目線の作品です。 本記事ではそんな『対岸の家事~これが私の生きる道!』について、気になるキャストや原作小説の結末までのあらすじを詳しく紹介します。また、ドラマの全話あらすじ・ネタバレも随時更新します!

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ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『対岸の家事~これが私の生きる道!』
公開日 2025年4月(火曜日22時)
監督 竹村謙太郎 , 坂上卓哉 . 林雅貴
脚本 青塚美穂 , 大塚祐希 , 開真理
キャスト 多部未華子 , 江口のりこ , ディーン・フジオカ
原作 小説『対岸の家事』(講談社文庫)

ドラマ『対岸の家事~これが私の生きる道!』あらすじ【ネタバレなし】

14歳で母親を亡くしてからずっと家事を担ってきた村上詩穂(多部未華子)。その経験から同時に複数のことをこなせないと痛感した詩穂は、結婚後「専業主婦」として生きています。 しかし今は共働きが当たり前の時代です。2歳の娘と過ごす詩穂は、毎日誰とも話さないことに焦りを感じていました。 そんな中、ワンオペで限界を迎えていたワーキングマザー・長野礼子(江口のりこ)や、完璧主義の育休パパ・中谷達也(ディーン・フジオカ)に出会った詩穂。対岸の価値観を持つ3人が、少しずつ繋がり始め……。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

“専業主婦”の詩穂(多部未華子)は、居酒屋の店長で優しく朗らかな夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)と、1人娘・苺(永井花奈)と暮らしています。詩穂はある理由から「自分は2つのことが同時にできない」と感じ、専業主婦の道を選びました。 しかし毎日苺としか過ごしておらず、寂しさを感じることも。そんな中子育て支援センターの「手遊び教室」に参加し、そこで育児と仕事の両立に燃える兼業主婦・礼子(江口のりこ)に話しかけられます。 ですが礼子は詩穂が専業主婦だと分かると、影で詩穂を「時流に乗り遅れた絶滅危惧種」扱いし……。モヤモヤを抱える詩穂ですが、何とその礼子がマンションの隣の部屋に引っ越してきたのです。

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ネタバレ

2人は気まずい空気の中、お互いを見ないように生活していました。そんなある日、詩穂は家の目の前でうなだれている礼子を見つけます。 礼子は下の子・星夏(吉玉帆花)の熱で早退し、長男の篤正(寿昌磨)に鍵を締められて家に入れずにいました。詩穂はベランダにいた篤正を助け、篤正を数時間預かることに。さらに病院から帰宅した礼子にカレーをおすそ分けしたのです。 礼子は詩穂を「専業主婦だから余裕があるのは当然」と、あっさりカレーを受け取ります。自分は家事と育児と仕事に追われ、余裕のない日々。礼子はふと屋上へ行き、詩穂はそんな礼子を見つけ……。 詩穂は礼子に声をかけ、一緒に夜空を見上げます。2人とも自分でその道を選んだのに、思い描いた日常が送れていないことを明かしました。2人は翌日から挨拶をする関係に。 翌日公園で苺と遊んでいた詩穂は見知らぬ男性(ディーン・フジオカ)に水をかけられ、「どいていただけますか?」と告げられ……。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

詩穂(多部未華子)は公園で、厚生労働省に勤め2年間の育休を取得しているパパ・中谷(ディーン・フジオカ)と出会います。中谷は育児計画もばっちり決めていて、詩穂に対し「専業主婦なんて贅沢だ」と言い放つような人物。 苺(永井花奈)は中谷の娘・佳恋(五十嵐美桜)と友達になれて嬉しい様子。詩穂は嫌味ばかり言う中谷に呆れつつ、夫の虎朗(一ノ瀬ワタル)に金銭面でいろいろと我慢させているのではないかと気にかけていました。 すると詩穂は、突然中谷親子と一緒に水族館に行くはめになり……。

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ネタバレ

中谷は今度、動物園に行こうと詩穂を誘います。予定や都合があるという詩穂ですが、中谷は「時間ならいくらでもあるでしょ?専業主婦なんだから」と告げました。詩穂が「私には私のペースがあるんです。完璧にできない」と言い返すと、中谷は母のことを思い出します。 転んだ佳恋に対しても、「立ちなさい。大人になったら誰も助けてくれない」と厳しく当たる中谷。中谷は働いているほうが楽で、公園で出会った詩穂を救世主だと思っていました。ですが、そんな詩穂も失ってしまいます。 夜、佳恋が熱性けいれんを起こし中谷は詩穂に連絡。詩穂は代わりに救急車を呼び、病院にも付き添いました。佳恋はその後回復したものの、中谷は公園に来なくなってしまいます。 詩穂は中谷を公園に誘い、2人は同僚のスタンスでこれからも頑張っていこうと打ち解け合います。その時佳恋は、初めて中谷を「パパ」と呼んだのでした。 そこへ通りかかった礼子(江口のりこ)は、詩穂に「星夏(吉玉帆花)、おたふくになっちゃった」と告げ……。

第3話のあらすじ・ネタバレ

放送後に更新します!

【ネタバレ】原作小説『対岸の家事』結末までのあらすじを紹介

ドラマ「対岸の家事」の原作は、朱野帰子が書いた小説『対岸の家事』です。朱野帰子は『わたし、定時で帰ります。』の著者でもあり、同作は2019年に「対岸の家事」と同じTBS火曜22時枠でドラマ化されました。 小説『対岸の家事』では軽視されがちな家事を仕事として捉え、共働きがメジャーになった現代における親たちの問題をリアルに描いています。朱野帰子ならではの鋭い視点が光る、斬新なストーリーが見どころです。

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第一話「専業主婦が絶滅危惧種になった日」

自分の性格や生活スタイルを考えて専業主婦になった村上詩穂は、周りから「今時珍しい」と珍しがられることに悩んでいます。そんな中出会ったのが、仕事に育児とバリバリ忙しくしているワーキングママ・礼子でした。 礼子とその子どもがマンションから締め出されてしまっているところを助けた詩穂でしたが、礼子は「専業主婦」を見下すような態度をとってきます。しかし、詩穂はどこか疲れ果てている様子の礼子が気になり、ある日階段を危うい足取りで歩く彼女に声をかけました。 この出来事がきっかけで、ふたりは距離を縮め、心を通じ合わせるようになっていきます。

第二話「苦手なパパ友」

すべてを「効率」で考え、忙しい妻に代わって育休取得をして子育てをするエリート公務員・中谷。彼は詩穂の専業主婦としての生き方を「非効率」と否定し、終始冷たい態度をとります。 そんな中谷に詩穂は苦手意識を抱いていましたが、お互いの子どもが仲良くなったため、かかわりを持たないわけにはいきません。そうしてあれこれ会話をするうち、彼の頑なな態度の裏には、幼少期に親から厳しくしつけられた過去があると気付きます。 完璧な父親であろうと気を張っていた中谷でしたが、やがて詩穂の生き方や子どもとの向き合い方に感化され、少しずつ変化していくのでした。

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第三話「時流に乗ってどこまでも」

娘の星夏が病気になってしまい、誰も頼れる人がいないと詩穂に助けを求めてきた礼子。詩穂は当然子どもを預かることを快諾し、迷惑をかけてしまうと詫びる礼子に気にする必要はないと優しい言葉をかけます。 詩穂のおかげで「誰かに頼ること」を覚えた礼子でしたが、そのお願いが続くのを見ていた中谷は、詩穂に負担がかかりすぎていると指摘。それならとお金を渡そうという礼子の提案を、詩穂は断ります。助け合いはお金の問題ではなく、信頼関係だというのです。これを受け、礼子は考えを改めるのでした。

第四話「囚われのお姫様」

小児科医の妻として、日々「良き妻」として気を張り続けている晶子。彼女は自分なりにがんばっているつもりでしたが、姑をはじめ周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。 そんな晶子の姿を見た詩穂は、彼女を「息抜き」のため外に連れ出します。さらにそんな彼女に声をかけてきたのが、かつて彼女と同じように苦しみながらも、自分の人生を生きるという道を選び、自由になった女性でした。 その女性との出会いをきっかけに、晶子もまた自分の生き方について考えるようになります。

第五話「明るい家族計画」

父親としての生活をそつなくこなし、そろそろ第二子のことも考え始めた中谷。しかし、それに対する妻の反応は冷たく、夫婦のあいだですれ違いが起こってしまいます。 中谷は過去のトラウマから「自分はいい親になりたい」と願いながら、その気持ちが強すぎて空回りしているようなところがあります。 そんな中、詩穂に相談した彼は、少しずつではありますが「子育ては自分だけでするものじゃない」と理解するように。自分がどうしたいかではなく、家族のためにどうするかという風に考えを改めていきます。

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第六話「家のことは私に任せて」

ある日突然、詩穂のもとに「主婦なんていなくなれ」という嫌がらせの手紙が届くようになります。差出人に思い当たるフシはなく、恐怖を抱く詩穂。おまけに、その手紙の中に中谷との不倫をでっち上げるような内容もあったため、夫の虎郎ともぎくしゃくしてしまいます。 大切な夫に疑われたことで、思わず家を飛び出してしまう詩穂。そんな中、中谷が虎郎にきっちり説明をしてくれたおかげで誤解は解け、再び虎郎との信頼関係を強めていくのでした。 しかし、詩穂に悪意のこもった手紙を送ってきたのは、一体誰なのでしょうか……。

第七話「大きな風」

小説のラストにあたるこのエピソードでは、詩穂に脅迫文を送っていた人物が、知り合いのシングルマザー・白山はるかだとわかります。 ひとり親で苦労していたはるかは、「どうして自分ばかりが」と世間を呪う日々を送っていました。そのせいで、専業主婦で幸せそうに見える詩穂に嫉妬していたのです。 それを知った詩穂は、はるかに手を差し伸べ、味方になります。誰かの問題は、決して「対岸の火事」ではなく、詩穂自身にも当てはまる問題だからです。詩穂がはるかに贈った「あなたは一人じゃない」という言葉は、かつて彼女自身が誰かに言ってほしかった言葉でもありました。

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アナザーサイドストーリー「虎朗篇」

『対岸の家事』の文庫版には、本編にくわえ、詩穂の夫である虎朗を主人公とするアナザーサイドストーリーも収録されています。

あらすじ紹介

ある日、年下のバイト・石原に詩穂のことを「イマドキ、専業主婦になりたいなんて贅沢」と言われてしまった虎朗。その発言は虎朗に対する好意ゆえだと別の後輩・吉田に吹き込まれ、おまけに前日詩穂と喧嘩していたのもあって、浮気でもしてやろうかというやけくそな気持ちになります。 しかし、最終的に虎朗は詩穂の苦労や自分に対する愛情を思い出し、思いとどまりました。さらに、石原が想いを寄せていたのは虎朗ではなく吉田だというオチ付き。 本編ではあまりフォーカスされなかった虎朗の人柄や、詩穂に対する想いが伝わってくる短編となっていました。

原作『対岸の家事』の感想・評価 は?

吹き出し アイコン

育休中で職場復帰を控えているので、リアルすぎる内容が面白くて一気に読みました。主婦だけでなく、独身、男性、どの立場でも共感できるシーンが必ずあると思います。一見関係ないように見えても、自分事として捉える大切さも学びました。

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主婦の物語をお仕事目線で小説にしたのは、さすが朱野帰子。もしかしたら今の時代は専業主婦のほうがある意味辛い思いをしているのかもね。余裕がない時こそ、1人で抱え込まず誰かを頼るべきだと考えさせられた小説だった。

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【キャスト情報】ドラマ「対岸の家事」相関図で登場人物解説!

村上 詩穂役/多部未華子 専業主婦。
長野 礼子役/江口のりこ 二児を育てるワーママ。
中谷 達也役/ディーン・フジオカ 効率重視のエリート公務員。
村上 虎朗役/一ノ瀬ワタル 詩穂の夫で居酒屋店長。
村上 苺役/永井花奈 すくすく成長中の詩穂の娘。
中谷 樹里役/島袋寛子 中谷の妻でバリキャリ。
蔦村 晶子役/田辺桃子 小児科医の妻。
今井 尚記役/松本怜生 礼子の同僚。
長野 量平役/川西賢志郎 仕事で不在がちの礼子の夫。
長野 篤正役/寿昌磨 礼子の息子。恐竜が大好き。
長野 星夏役/吉玉帆花 礼子の娘。お兄ちゃんが大好き。
中谷 佳恋役/五十嵐美桜 中谷の娘。苺と仲良し。
更科 美月役/中井友望 礼子の同僚。
吉田 明役/萩原護 虎朗の居酒屋で働くバイト。
石原 和香役/西野凪 沙虎朗の居酒屋で働くバイト。
岡田 純也役/緒形直人 詩穂の父。詩穂とは絶縁状態。
坂上 知美役/田中美佐子 ベテラン主婦で詩穂の「先輩」

ドラマ「対岸の家事」相関図

村上 詩穂役/多部未華子

多部未華子

村上詩穂は、家事と2歳の娘・苺の育児に奮闘する専業主婦です。14歳で母を亡くし、学生時代から主婦をしていた詩穂。マルチタスクが苦手なため、結婚後は専業主婦を選びます。 しかし周りに専業主婦は少なく、夫が帰宅するまで娘と2人きりで過ごす日々に焦りを感じていました。そんな時、立場や価値観は異なるにもかかわらず、同じ「家事」に悩みを抱える人々と出会います。 そんな詩穂を演じるのは、私生活でも一児の母である多部未華子。自身の経験を活かした等身大の演技が期待されます。

長野 礼子役/江口のりこ

江口のりこ

ワーキングマザーである長野礼子は、仕事と育児の両立に苦しみ、限界を迎えています。もともとはバリバリ働く営業マンだった礼子ですが、2人の子供を出産後、総務部へ異動となりました。夫は仕事が忙しく、家事・育児はほぼワンオペです。 そんな礼子を演じるのは味のある演技で評価されている江口のりこ。ワーママなら誰もが共感する悩みを抱える礼子をどう演じてくれるのか、楽しみです。

中谷 達也役/ディーン・フジオカ

ディーン・フジオカ

エリート官僚である中谷達也は、育児も仕事と同じく完璧にできると考えていました。しかしいざ育休が始まると、予想外の事態ばかりで計画通りには進みません。さらに達也は、公園で出会った専業主婦の詩穂と価値観の違いでぶつかります。 プライドが高い達也を演じるのは、俳優や歌手と多方面で活躍するディーン・フジオカです。イケメンエリート官僚が、家事・育児に悩みに苦戦するというギャップを好演してくれることでしょう。

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村上 虎朗役/一ノ瀬ワタル

一ノ瀬ワタル

詩穂の夫である村上虎朗。チェーン展開する居酒屋の店長として働く虎朗は、朝から晩まで忙しい日々を送っています。いかつい身体と顔をしていますが、家族を愛する心優しい夫であり、専業主婦を選んだ詩穂の良き理解者です。 そんな虎朗を演じるのは、Netflixドラマ「サンクチュアリ」で一躍有名となった一ノ瀬ワタル。パパ役を演じるのは初めてです。

村上 苺役/永井花奈

2歳の村上苺は、虎朗と詩穂の娘です。両親の愛を受けながらすくすくと育っています。 そんな苺を演じるのは、子役の永井花奈です。永井花奈はNHK大河ドラマ『光る君へ』(2024)に紫式部と藤原道長の娘・藤原賢子役で出演し、可愛すぎると話題になりました。本作でもキュートな笑顔で視聴者をメロメロにさせてくれることでしょう。

ドラマ「対岸の家事」全話あらすじ・ネタバレを更新中!

多部未華子主演のドラマ『対岸の家事~これが私の生きる道!』は、2025年4月1日よりTBSにて放送が開始されました。毎週、あらすじ・ネタバレを更新します。 人気小説を原作とした本作は、家事と育児の両立という現代ならではの問題を、主婦目線で描いた新しいお仕事ドラマです。ぜひチェックしてください!