2025年6月24日更新

ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回までネタバレ考察!食品事故の真相とは

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『あなたを奪ったその日から』

2025年4月期月曜よる10時からフジテレビ系で放送のドラマ『あなたを奪ったその日から』。北川景子主演による、ヒューマンサスペンスドラマです。 本記事ではそんな『あなたを奪ったその日から』について、気になるあらすじやキャスト情報を紹介します。

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『あなたを奪ったその日から』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

『あなたを奪ったその日から』、北川景子
タイトル 『あなたを奪ったその日から』
公開日 2025年4月~(月曜よる10時)
監督 松木創
脚本 池田奈津子
キャスト 北川景子 , 大森南朋

『あなたを奪ったその日から』のあらすじ【ネタバレなし】

平凡な主婦だった中越紘海(北川景子)は、10年前に食品事故で最愛の娘を失ってしまいます。事故を起こしたのは惣菜店社長・結城旭(大森南朋)でした。彼に強い憎しみを抱き、彼の周囲をうろつき始める紘海。そして紘海はついに旭の次女・萌子を誘拐してしまうのです。 ところが誘拐した萌子に愛情を持ち始めてしまう紘海。復讐のために始まった誘拐は、果たしてどこに向かっていくのでしょうか。そして食品事故の真相とは……。

『あなたを奪ったその日から』全話あらすじ・ネタバレ

『あなたを奪ったその日から』読みたいネタバレ話数をクリック
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10話

第1話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

調理師の紘海(北川景子)は、夫・景吾(高橋光臣)、娘・灯(石原朱馬)と幸せに暮らしています。灯の3歳の誕生日に、惣菜店「YUKIデリ」でピザを購入した紘海。しかしそのピザを食べた灯は、苦しみだし亡くなってしまいます。 死因は、エビによるアナフィラキシーショック。紘海はピザの食品表示でエビが入っていないことを確認しており、混入の経緯は不明でした。YUKIデリの社長・旭(大森南朋)は会見で遺族感情を逆なでするような発言をし、倒産に追い込まれたのです。 紘海は景吾と離婚し、1人で生きていくことに。その1年後、紘海が通う料理教室には旭の姿が……。紘海は娘を失った悲しみを復讐心に変え、機会を伺っていたのです。

ネタバレ

紘海は復讐心から旭と同じ料理教室に通い、旭に3歳の娘がいることを知ります。怒りがこみ上げ、包丁を持って旭の家の前に来た紘海。しかしその時、長女の梨々子(平祐奈)の家庭教師・玖村(阿部亮平)が現れたため、急いで車に戻りました。 するとなんと、車の中には旭の次女・萌子(倉田瑛茉)が乗っていて……。かくれんぼをしていた萌子は「おばちゃん鬼?」と聞き、紘海は車を走らせてもう少しかくれんぼをすることにしたのです。 自宅に萌子を連れて行き、灯が髪を結んでいたリボンで萌子の首を締めようとする紘海。ですが殺すことができず、萌子は紘海が自分の本当のママなのではないかと勘違いしているようで……。 その頃旭は萌子がいなくなったことに気づき、警察に通報したのでした。

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第2話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

紘海(北川景子)は萌子(倉田瑛茉)を殺すことができず、どうしても亡くなった娘と姿を重ねてしまいます。 その頃旭(大森南朋)は警察に捜索を依頼し、玖村(阿部亮平)は家の近くで不審な女を見たと証言。旭は元妻で萌子の母・江身子(鶴田真由)を追及するも、関与を否定されます。そんな旭の様子を見ていた梨々子(平祐奈)は、「因果応報だ」と言い放ち……

ネタバレ

紘海は寝ていた萌子に熱があることに気づき、慌てて病院へ。ただの風邪でしたが、保険証がなく実費で支払をしました。翌日萌子の好きな和食を作り、萌子を交番の前に連れて行った紘海。交番で自分の名前を言うよう伝えました。 しかし萌子は、「お母さんは?」と戻ってきてしまいます。「萌子が悪い子だからお母さんいなくなっちゃうの?」と聞いた紘海は、萌子を抱きしめ涙を流しました。 その頃、紘海が捨てた萌子の上着と靴が警察に発見されます。記者の砂羽(仁村紗和)は旭に対し「1年前の事件を思い出されます?」とマイクを向けたのですが、旭は「事件?なんのことですか?」と白を切りました。 家族への不信感を感じている梨々子は、玖村に触られたと旭の前で大騒ぎ。さらに玖村をセクハラ家庭教師だとSNSに投稿したのです。 夜、旭のインタビューをテレビで見てしまった紘海。怒りを感じた紘海は萌子に対し、「美海はどう?あなたの名前は中越美海」と告げ……。

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第3話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

紘海(北川景子)が萌子を美海(前田花)として育てて3年。美海は保育園に行かず、日中は仕事終わりの初芽(小川李奈)に子守りを頼み紘海は調理師として働いていました。美海は電車が大好きで、幸い3歳までのことは全く覚えていない様子。 旭(大森南朋)は義理の父・木戸(中原丈雄)が経営する大手スーパー「タイナス」で結果を残し、木戸の後継者として注目されるように。3年間萌子はまだ生きていると信じ、懸賞金をかけて萌子を探し続けています。 紘海は美海の小学校進学を前に、戸籍問題に直面。区役所で戸籍取得の情報を得た後、紘海はある人物に連絡し……。

ネタバレ

連絡を取った元夫・景吾(高橋光臣)は再婚していて、紘海は戸籍取得のための証言をしてほしいと頼みます。その後梨々子(平祐奈)のSNSから江身子(鶴田真由)のスナックの場所を突き止め、客としてスナックを訪ねました。 紘海は江身子に睡眠薬を飲ませ、眠らせて唾液を摂取。江身子は旭について「梨々子は歪んでいる。下の子は死んだ。元夫は娘が死んだっていうのに葬式も出さないひどい男」と語っていました。 当時のことを思い出した紘海は帰りに旭の自宅に寄ったのですが、自転車を倒してしまい旭家を訪れていた望月(筒井道隆)に姿を見られてしまいます。 美海の戸籍を取ることができた紘海。小学校に通い、美海は中学生になりました。引き続き保育園で働く紘海は、自動販売機の前で偶然玖村(阿部亮平)と再会し……。

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第4話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

玖村(阿部亮平)と再会した紘海(北川景子)は、玖村が家庭教師先の女子生徒にセクハラの汚名を着せられ、SNSで拡散されて内定を取り消されたと聞かされます。 玖村が旭(大森南朋)の家で家庭教師をしていたと知った紘海は、玖村から「旭は人殺し」と告げられ……。

ネタバレ

実は紘海の娘の事件があった時、旭が社員に何かの隠ぺいを指示しているようなところを見たと玖村は告白。紘海は再び復讐心を感じ、旭が「タイナス」で常務まで上り詰めたことを突き止めます。 旭が新業態スーパー「スイッチバック」を立ち上げ、現在社員を募集していると知った紘海は、何と面接を受けることにしたのです。 久しぶりに旭に対面した紘海。緊張から面接の質問に上手く答えられなかったのですが、旭の「わが社のスーパーに行ったことがあるか」という問いにしっかりと答えました。「残念なスーパー」「楽しくない」とはっきり意見を述べた紘海は、落ちたことを確信します。 面接後、喧嘩していた美海(一色香澄)とは仲直り。すると旭が突然現れ、旭は紘海と同じ料理教室に通っていたことを思い出していました。さらに紘海は「採用」を告げられ、旭のデスクの隣のお客様相談室に配属になったのです。 一方記者の砂羽(仁村紗和)は、旭にYUKIデリ調理責任者だった鷲尾(水澤紳吾)の写真を見せます。旭は鷲尾の件について、望月(筒井道隆)に対処を頼みました。 その頃紘海が勤めていた元保育園の園長・雪子(原日出子)が、紘海の家を訪ねます。そこで美海と出くわした小石川は、娘がいることに驚き……。

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第5話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

「スイッチバック」のお客様相談室に配属された紘海(北川景子)は、月に数回碑文谷店に旭(大森南朋)への誹謗中傷の書面が投函されていることを知ります。「ユウキアサヒ、幼児殺し」という文面が気になる紘海。 一方雪子(原日出子)は、紘海の娘だと名乗った美海(一色香澄)のことが気になります。紘海は13年前妊娠していなかったはず。そんな時、雪子の元に美海がやってきて……。 紘海は職場の歓迎会で。「yukiデリ」の元社員の中で1人だけ旭に見捨てられて入社できなかった人がいることを知ります。砂羽(仁村紗和)もまた、旭に対処を頼まれた望月(筒井道隆)に鷲尾(水澤紳吾)と旭の関係をほのめかしました。

ネタバレ

紘海は、碑文谷店で旭の誹謗中傷を書いているのがお客様相談室の室長・三浦(大浦龍宇一)であることを突き止めます。旭を逆恨みしていた三浦。旭に報告するか迷っていた紘海ですが、旭は社員の仕業であることに気づいていてあえて名前は聞き出そうとしませんでした。 雪子は紘海を呼び出し、「いつか話せる日が来たら話してほしい」と伝えます。さらに美海が「お父さんのことが知りたい」と雪子を訪ねてきたことを報告。帰宅した紘海は、美海を抱きしめました。 梨々子(平祐奈)はマッチングアプリを使って玖村(阿部亮平)と会い、これまでのことを謝罪。自分がねじ曲がってしまった理由を話したいと近づきます。 望月は鷲尾と何があったのか、旭を問いただします。その時お客様相談室には、鷲尾から旭に関する告発動画が送られていて……!

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第6話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

鷲尾(水澤紳吾)の告発動画について、旭(大森南朋)は「デタラメ」と一蹴。紘海(北川景子)は旭と昼食を共に食べた時、旭が今でも次女・萌子が生きていると信じていることに動揺します。さらに学校帰りの美海(一色香澄)に「最寄りのスイッチバックに行きたい」と言われ、紘海は慌てて美海を引き留めました。 その頃望月(筒井道隆)が砂羽(仁村紗和)を呼び出すと、「旭が鷲尾に事故の責任を押しつけた証拠がある」と言われてしまいます。望月が旭に疑念を抱く中、紘海は望月に近づき……。

ネタバレ

紘海は1人で飲む望月に近づき、さりげなく旭のことを聞き出します。旭のことを悪く言わない望月に対し、苛立ちが募り始めた紘海。 一方美海は電車を見に行った際、駅員・柊(小林虎之介)のことが気になり始めます。結局目的の電車は来ず、駅に携帯を忘れてしまった美海。取りに帰ろうと近道をした時、怪我をし変な男に話しかけられてしまいます。 紘海は美海が家に帰らず、焦って探し回ります。スイッチバックにも美海はおらず、居合わせた旭は動揺する紘海に寄り添いました。旭に警察に見せるための美海の写真はあるかと問われ、紘海が意を決して写真を見せようとした瞬間、美海から着信が。 美海は柊に助けられ無事で、紘海は安堵します。その後旭は砂羽に会い、鷲尾の動画はAIで作ったものだと見抜きました。しかし砂羽は、旭が鷲尾に振り込んだ500万円の通帳の履歴を見せ記事にすることを宣言。 紘海は望月に、旭のことを悪く言ってしまったことを謝罪します。するとそこに、砂羽が突然やってきました。砂羽は紘海の顔を見た瞬間、アレルギー事件の被害者の母親であることに気づき……!

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第7話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

砂羽(仁村紗和)は紘海(北川景子)がタイナスの社員であることに驚き、紘海も砂羽が週刊誌の記者だと知り動揺します。砂羽は紘海の真意を確かめるため、紘海を尾行することに。 一方旭(大森南朋)はクライアントである藤田(大門正明)を別荘でもてなすことに。旭は梨々子(平祐奈)にも手伝ってほしいと頼み、梨々子も了承しました。 紘海は旭が鷲尾(水澤紳吾)に500万円の口止め料を払っていたと砂羽から聞き、当時梨々子も家の中にいたことに気づきます。仲良くなった望月(筒井道隆)に近づいた紘海は、梨々子に近づくために藤田をもてなすホームパーティーに参加し……。

ネタバレ

ホームパーティーの席で、藤田の孫が誤嚥してしまい必死に対応した紘海。紘海は藤田を「ちゃんと見ていてください!」と叱ってしまい、翌日紘海は会社から「懲戒処分」を言い渡されます。しかし旭は紘海の処分を取りやめ、藤田に代わる契約先を見つけると宣言しました。 望月は紘海がかばんの中身をぶちまけてしまった時、紘海が電車のキーホルダーを身に着けていることを不思議に思います。 その頃美海(一色香澄)は、「お母さん。私に何か隠してることあるよね?」と紘海に手紙を書きました。美海は駅員への恋心を募らせる中、なぜ自分は紘海に似ていないのかと感じ始めていたのです。 砂羽は紘海の自宅を訪ね、「灯ちゃんのお母さんですよね?」と追及。美海のことを「灯ちゃんの後にできた子ですか?」と疑う砂羽は、旭の罪を暴くために手を組んでほしいと紘海に頼み……。

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第8話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

紘海(北川景子)は砂羽(仁村紗和)から、被害者の母として取材に応じてほしいと頼まれます。旭(大森南朋)を100%悪人だと思えなくなっていた紘海でしたが、砂羽はなぜここまで事件にこだわるのか、理由を明かしました。 一方梨々子(平祐奈)と食事をすることになった玖村(阿部亮平)は、接待の時の写真に紘海が写っていることに気づきます。玖村は紘海のことを調べるため、紘海の働いていた保育園に向かい……。

ネタバレ

実は砂羽は鷲尾(水澤紳吾)の娘。鷲尾はすでに病気で亡くなっており、砂羽はずっと旭に復讐したいと考えていました。 保育園で紘海が亡くなった灯の母だと知った玖村。それを梨々子に話したため、顔が青ざめた梨々子は薬を大量に飲み病院に運ばれてしまいます。命は助かったものの、梨々子は旭を拒絶しました。 紘海は残業後、旭とビールを飲みます。久しぶりにお酒を飲んだという旭は、3歳の女の子の命を奪ってしまったこと、罪の重さと反省の弁を述べ「どれだけ申し訳ないことをしたか」と後悔を語りました。 旭の言葉を聞き、涙が溢れた紘海。紘海は退職届を提出するも、旭は「辞めないでくれ」と紘海の腕を掴みます。それでも紘海は「あなたは本当の私を知らない」と、その場を立ち去りました。 玖村は旭に紘海が亡くなった灯の母親であることを告げ、旭は呆然とします。一方望月(筒井道隆)は、紘海の持っていた電車のキーホルダーが、萌子がいなくなった日に自転車を倒した女のものだと思い出し……。

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第9話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

紘海(北川景子)が亡くなった灯の母親だと知った旭(大森南朋)は愕然。望月(筒井道隆)は紘海が持っていた電車のキーホルダーが気になり、紘海の自宅近くで美海(一色香澄)も同じキーホルダーをつけていることに気づきました。 望月は美海に電車好きだと接近し、腕にほくろが2つあることを確認。美海が萌子ではないかと思った望月は、管理人に聞き込みをするなど動き出し……。

ネタバレ

一方美海も、ネットで腕にほくろが2つある萌子という少女が行方不明になっていることを調べます。美海は萌子捜索用の携帯に電話をかけ、すぐに切ったものの旭は萌子が生きていることを確信しました。 そこで旭は紘海と砂羽(仁村紗和)を呼び、全ての真実を明かします。事件当日社員が2人休んだため、ヘルプに入ってもらったとのこと。そのヘルプは梨々子(平祐奈)で、梨々子は家で作るのと同じようにエビ入りのピザを作ってしまいました。 しかしすぐに気づき、エビを取り除いた梨々子。ですが1つだけ取り除き忘れたことで、灯は亡くなってしまいました。旭は梨々子を守るために厨房のエビを捨て、鷲尾(水澤紳吾)の借金500万円を肩代わりし口止めをしたのです。 旭、梨々子、母の江身子(鶴田真由)は紘海に土下座をしますが、紘海は「私はずっと終われないんです」と部屋を出て行きます。紘海は追いかけてきた旭に、萌子を奪ったとは言い出せませんでした。 望月は美海が萌子であると確信し、今も真実を話してくれない旭に「あの人からもう一度娘を奪うことがあなたにはできるんですか!」と言ってしまいます。 一方美海の正体がバレそうだと焦って荷物をまとめる紘海に対し、美海は「この子誰?」と萌子の写真を見せ……。

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第10話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

美海(一色香澄)は紘海(北川景子)と血がつながっていないどころか、自分が親元から紘海によって奪われた子供だと悟りショックを受けます。 望月(筒井道隆)は旭(大森南朋)への信用がなくなってしまい、紘海の娘・美海こそが萌子だと打ち明けます。旭は居ても立っても居られず、急いで紘海の元へ向かい……。

ネタバレ

「娘を返せ!」と怒鳴る旭に、紘海は美海に説明する時間が欲しいと頼みます。紘海は改めて、灯を失った後に美海を誘拐したと説明。この時紘海は、美海が可愛かったから誘拐したのではなく、旭への復讐のためだけに誘拐したと美海に告げたのです。 紘海は「警察に捕まりたくないから」と美海の元を去り、旭ともう美海と会わないと約束します。旭は紘海のことは通報しないと美海と約束し、美海は旭の家へ帰りました。 1ヶ月後。美海は新しい学校に通うも、まだ旭の家に慣れない様子。絶望の中生きている紘海は、雪子(原日出子)に全てを打ち明けました。紘海はずっと、美海に「可愛かったからじゃない」と伝えてしまったことを後悔していて……。 旭、梨々子(平祐奈)、美海は江身子(鶴田真由)と4人でレストランへ。美海は梨々子から旭は約束を守る人だと聞き、少しずつ笑顔を見せるようになります。 紘海は美海が家族4人で仲良く歩く姿を見て、切ない表情を浮かべたのでした。

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最終回あらすじ・ネタバレ

放送後に更新します!

【考察①】食品事故の真犯人が判明!

幼い灯の命を奪った、ピザのエビアレルギー事件。第9話ですべての真相が明らかとなりました。 エビを混入したのは、旭の娘・梨々子。事件当日、スタッフの欠勤で急遽ヘルプに入った梨々子は、忙しさからよくレシピを確認せず家で作るのと同じようにピザを作りました。ピザを焼く前にレシピを確認すると、店のピザはエビを入れていないことが判明。梨々子は慌ててエビを取り除き、ピザを店頭に並べました。 しかしエビが1つだけ、具材に隠れて取り除かれていませんでした。それを口にしてしまった灯がアレルギーを起こし亡くなってしまったのです。 旭は梨々子を守るため、店にあったエビを捨て証拠を隠滅します。梨々子はわざとエビを入れたのではなく、家でピザを作ったときに旭が「エビが美味しい」と褒めてくれたから。しかし罪を隠蔽したことで梨々子の心は壊れ、親子関係にも亀裂が入ってしまいました。 旭は鷲尾の借金500万円を肩代わりすることで、口止めを頼みます。その1年後、鷲尾は病気で亡くなってしまったのでした。

【考察②】長女・梨々子の抱えている秘密とは

まず梨々子と萌子は姉妹ですが、年が離れすぎています。2人は本当の姉妹ではないと思われましたが、DNA鑑定の結果母・江身子と萌子は親子関係であることが確実となりました。よって年が離れた本当の姉妹であるといえるでしょう。 父・旭は家庭を顧みず、母・江身子は自分たちを置いて家を出て行ったことから、寂しさを感じ思考が歪んでいるように見えます。自身でも性格がねじ曲がっているという自覚があり、それを両親のせいにしていましたね。 当初は家庭環境の悪さから、梨々子がわざとエビを混入し事件を起こしたのかと思っていました。しかし事件前までは親子関係は良好で、梨々子は善意から店を手伝っていたことが判明。事件後、旭が罪を隠ぺいしたことで精神が歪み、今の梨々子になってしまったことが分かりました。

【考察③】砂羽が事件をしつこく追う理由

記者の砂羽は、何年もアレルギー事件をしつこく追い続けています。AIでフェイク動画を作ってまで、旭を追い詰めようとしました。鷲尾に旭が500万円を払った証拠も掴んでおり、これまで砂羽は旭に恨みを抱いているように見えましたね。 第8話で、砂羽が鷲尾の娘であると判明。しかも鷲尾は亡くなっており、父親の無念を晴らすために今でも事件を追い続けていることが分かりました。

【結末予想】旭と紘海は結婚する?

美海を誘拐したことが旭にバレ、美海と引き裂かれてしまった紘海。果たして最終回はどうなるのでしょうか。 結末は、旭は紘海を警察には突き出さず、紘海の罪を許す展開になると予想します。第10話では旭は紘海に強い憤りを感じており、これまで紘海と旭の再婚説もあるかと思っていましたが少し難しい気がしました。また紘海も旭と梨々子の罪を追及することなく、お互いに許し合う展開になるのではと思います。 ずっと事件を追っていた砂羽も、真実を知った今記事を公表することはないと思います。もしアレルギー事件のことが公になり紘海の誘拐が世間にバレたとしても、旭が被害を訴えずに罪に問われることはなくなるのではないでしょうか。

『あなたを奪ったその日から』登場人物&キャスト

中越紘海役/北川景子 娘を食品事故で亡くし、復讐を計画
結城旭役/大森南朋 10年前に食品事故を起こした惣菜店社長
結城萌子役/倉田瑛茉 旭の次女。紘海に誘拐される。
東砂羽役/仁村紗和 週刊誌記者。食品事故は殺人事件だと疑っている。
結城梨々子役/平祐奈 旭の長女。母親が家を出てから父と妹と3人で暮らす。
玖村毅役/阿部亮平 梨々子の家庭教師。大学生。
望月耕輔役/筒井道隆 旭の大学時代のサークルの後輩で、部下。
鷲尾勇役/水澤紳吾 食品事故を起こした惣菜店の料理責任者。
野口初芽役/小川李奈 紘海の隣の部屋に引っ越してきた女性。
小石川雪子役/原日出子 紘海が務める保育園の園長。
木戸江身子役/鶴田真由 旭の元妻。スナック勤務。
木戸雅人役/中原丈雄 江身子の父親。旭の上司。
三浦勝昭役/大浦龍宇一 旭の職場で働く部下。
村杉結愛役/田山由起 旭の職場で働く部下。
鳥谷陸翔役/内藤秀一郎 旭の職場で働く部下。
皆川灯役/石原朱馬 中越紘海の娘。食品事故により死亡している。
中越美海・結城萌子役/前田花(6歳)、一色香澄 結城旭の娘。紘海の娘・中越美海として暮らしている。

中越紘海役/北川景子

中越紘海(なかごし・ひろみ)は惣菜店の食品事故で3歳の愛娘を亡くした母親です。どこにでもいる普通の主婦でしたが、事故によって憎しみの感情に支配され、人が変わってしまいます。そして、ついに惣菜店の次女を誘拐してしまうのです。 しかし、誘拐した子どもに愛情が芽生え始めた紘海は、復讐相手も人の親であることに気付き始めます。 事故によって人生が一変してしまった母親・紘海を演じるのは、第2子の出産を経て連ドラ復帰となる北川景子。プライベートでも母親の彼女が、どのような狂気を演じるのか注目です。

結城旭役/大森南朋

結城旭(ゆうき・あさひ)は惣菜店の社長を営む、2児の父親です。長女の梨々子、次女の萌子を男手一つで育てていました。 しかしある日、惣菜店の食品を食べた女の子が亡くなるという事故が発生。原因は解明されないまま、惣菜店は廃業になってしまいます。さらに次女の萌子が行方不明になってしまい……。 そんな旭を演じるのは、北川景子と大河ドラマ『どうする家康』(2023年)以来、2度目の共演となる大森南朋です。加害者なのか被害者なのか、はっきりしない複雑な役どころですが、大森南朋の演技力であれば安心して観られるでしょう。

結城萌子役/倉田瑛茉

結城萌子(ゆうき・もえこ)は旭の次女。旭、梨々子と3人で暮らしていましたが、ある日紘海に誘拐されてしまいます。 そんな萌子を演じるのは、子役の倉田瑛茉です。倉田は2020年1月11日生まれの5歳。2023年に日曜劇場『下剋上球児』でドラマ初出演を果たしました。 その後『西園寺さんは家事をしない』(2024年)に松村北斗の娘役で出演したことで大ブレイク。本作はドラマ3作品目の出演となります。

東砂羽役/仁村紗和

東砂羽(あずま・さわ)は週刊誌の記者です。旭が営んでいた惣菜店の食品事故を、事故ではなく殺人事件として調べています。事故が不起訴となった後も、東は旭についてしつこく嗅ぎまわり、真相を解明しようと目論みますが……。 そんな記者・東を演じるのは、モデル出身の俳優・仁村紗和。存在感抜群の演技が評価され、朝ドラや大河ドラマへの出演歴もある実力派です。

結城梨々子役/平祐奈

結城旭の長女である結城梨々子(ゆうき・りりこ)。母親が父と離婚して家を出た後、父、そして年の離れた妹と3人で暮らしてきました。どこか心に痛みを抱えており、ゆがんだ一面を持っています。 そんな結城家の長女・梨々子を演じるのは、平祐奈です。平は今回の役どころについて、“難しい役だが、今までやったことのない役でやりがいがある”と語っています。

玖村毅役/阿部亮平

玖村毅(くむら・たけし)は梨々子の家庭教師をしている人物です。普通の大学生だった玖村は、結城家に関わっていたことがきっかけで、信じがたい状況に陥っていきます。 そんな玖村を演じるのは、Snow Manの阿部亮平。これまで正義感の強いキャラクターを多く演じてきた阿部亮平が、今回はどのような一面を披露するのか楽しみです。

皆川灯役/石原朱馬

**皆川灯(みながわ・あかり)は、紘海の娘。食品事故により死亡しています。 そんな灯を演じるのは石原朱馬(いしはら・しゅま)。現在放送中のドラマ「恋は闇」第2話にも出演しています。

中越美海役/前田花・一色香澄

前田花

6歳の中越美海役を演じるのは、前田花。 『まどか26歳、研修医やってます!』に出演し、主人公・まどかの幼少期を演じています。また、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にも出演!今後期待の子役です。

一色香澄

成長した中越美海役を演じるのは、一色香澄。 これまで「柚木さんちの四兄弟。」(2024年)などにも出演しています。

『あなたを奪ったその日から』主題歌

主題歌はbacknumberの「ブルーアンバー」

本作の主題歌をbacknumberの書き下ろした新曲「ブルーアンバー」に決定しました。 主役の北川景子は、自身の演じる「紘海の心情になぜこんなにぴったりな歌詞なんだろうと驚きました」と語っています。

『あなたを奪ったその日から』演出・脚本家

ドラマ『あなたを奪ったその日から』の演出を務めるのは、ドラマ『嗤う淑女』(2024年)を手がけた松木創です。松木創はテレビディレクターでありながら、監督・脚本家としても活躍する人物で、ドラマだけでなくドキュメンタリー作品などでも数多くの賞を獲得しています。 一方、『あなたを奪ったその日から』の脚本を担当するのはドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(2016年)を手がけた池田奈津子。今作では完全オリジナル脚本に挑戦し、愛や人間ドラマを軸にした復讐劇を描きます。

『あなたを奪ったその日から』原作はある?漫画?

『あなたを奪ったその日から』、北川景子

ドラマ『あなたを奪ったその日から』の原作はなく、完全なオリジナルストーリーです。そのため視聴者にも物語の展開が読みにくく、どのような結末になるのか、各自で想像を楽しむことができます。 また子どもを亡くした母親の復讐が、憎しみの感情から少しずつ変化していくストーリー展開が本作の見どころです。復讐のきっかけとなった食品事故の真相や、誘拐の結末からも目が離せなくなるでしょう。 北川景子や大森南朋などの豪華キャストに加え、若手俳優たちの演技にも注目です。

『あなたを奪ったその日から』最終話までネタバレ・考察を更新!

北川景子主演のサスペンスドラマ『あなたを奪ったその日から』は、2025年4月よりカンテレ・フジテレビ系にて放送が始まりました。豪華キャストと完全オリジナル脚本で贈る壮大なストーリーに期待しましょう。