『ダンダダン』金太はかっこいい?いらない?ロボットと美少女好きの裏主人公を深掘り

『ダンダダン』金太はどんなキャラ?
名前 | 坂田金太 |
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自称 | 「疾風のアルベルト」 「坂田ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太」 |
好きなもの | ロボと美少女 |
性格 | 中二病をこじらせている |
初登場巻 | 8巻64話 |
坂田金太はオカルンの所属するC組の生徒で、メガネとセンター分けの髪型が特徴です。女子にモテたいと思っている一方でまったく相手にされないので、美少女相手なら雑な扱いをされても喜ぶほどになってしまいました。 いわゆる「中二病」で、ロボットアニメやSFなどをこよなく愛するほか、妄想力も豊かです。それゆえ使い手の想像を具現化する「ナノスキン」の作中屈指の使い手であり、モモたちの頼れる仲間となっていきます。
『ダンダダン』金太の作り出したロボットは菩薩フェイス?
グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)
バモラとの戦いの時、巨大化した相手に対抗するため生み出された「グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)」。一緒に搭乗していたモモの「巨大なもの=大仏」というイメージが混ざってしまったため、菩薩の顔をしているのが特徴です。 戦闘モードになるとなぜかサングラスを装着し、正拳突きやロケットパンチ、パワーボムといったさまざまな技を軽やかに繰り出します。 このロボットを操縦する時、金太は「ボクがダンダムを一番うまくあつかえるんだああ!!」と発言していますが、これはもちろん『機動戦士ガンダム』のアムロのセリフをオマージュしたものです。
グレートキンタ(侵略者決戦版)
仲間となったバモラとふたりで乗り込んだときに生み出された「グレートキンタ(侵略者決戦版)」。菩薩の要素はなくなり、代わりに角や尻尾といったバモラを思わせるモチーフが追加されています。 ゼータバージョンより巨大かつスタイリッシュなデザインとなっており、侵略者との戦いでは東京タワーをぶん回す活躍を見せました。
グレートキンタ(グレート合体版)
スーツの強度を鋼鉄並みに高めた「グレートキンタ(グレート合体版)」。強度にともない増した重さを補うために、ロボットに乗り込む形ではなく、金太と同乗したオカルンをスーツごと融合する形になっています。 ただし、オカルンの想像力が貧困なせいで、デザインはこれまでのふたつと比べて壊滅的。スーツの股間からオカルンの頭が覗くという、とんでもない見た目です。
『ダンダダン』金太のかっこいい活躍シーンをおさらい
モテたい一心からモモに近づく

常に「モテたい」という願望を抱えている金太は、自分以上に冴えないオカルンがモモやアイラといった美少女に囲まれていることが不思議でなりませんでした。その理由を探るため、モモとオカルンに近付いたのがきっかけで、怪異をめぐる事件に巻き込まれてしまいます。 ちなみに金太はモモとオカルンが「金玉捜し」をしているのを目撃し、下ネタこそが「モテ」のテクニックだと勘違い。事あるごとに下ネタを話題にしては、周りにドン引きされてしまっています。ただし当人的には罵倒も「ご褒美」である模様。
バモラを救出する金太がかっこいい
当初はイロモノキャラにしか思えなかった金太ですが、ナノスキンを使いこなす才能を発揮してからは、徐々にかっこいい活躍も見せるようになります。 また金太は「好きなものを絶対に裏切らない」という信念の持ち主でもあり、そのためなら巨大な敵に立ち向かうこともいといません。 バモラが高所から落下したときにはその場にいた誰よりも早く反応し、「オレのターン!!」とナノスキンバイクを操って助けようとします。途中でバイクが大破してしまっても諦めず、必死で手を伸ばしてバモラの命を救いました。金太のかっこよさを語る上で欠かせない場面です。
仲間思いな一面が見える
バモラ救出の場面からもわかる通り、金太は仲間思いのアツい男です。中二病かつ面倒な性格をしているため友達は少ないのですが、それゆえ友情の大切さを知っているのかもしれません。 また誰かの役に立つことに喜びを感じるタイプでもあり、自分のスキルを活かして戦いに飛び込んでいく強さがあります。金太はもともと単に巻き込まれただけの立場に過ぎず、逃げようとすればいつでも逃げられたはずなのに、そうしなかったことにこそ彼の本質があらわれているでしょう。
『ダンダダン』金太にまつわる他作品のオマージュまとめ

『機動戦士ガンダム』 | 「ボクがダンダムを一番うまくあつかえるんだああ!!」 |
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『闘将ダイモス』 | グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)の「熱風正拳突き」 |
『聖戦士ダンバイン』 | グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)の「ハイパー強羅斬り」 |
『マクロス』 | グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)の「ダイダロスアチャアア」 |
『マジンガーZ』 | グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)の「ロケットパンチ」 |
『超電磁ロボ コン・バトラーV』 | グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)のの「超電波竜巻」 , 「超電波スピン」 |
『AKIRA』 | バモラ救出のナノバイク操縦シーン |
『キン肉マン』 | グレートキンタ(侵略者決戦版)が「マッスル・ドッキング」っぽい技を披露するシーンあり |
金太はロボットを操って戦うキャラなので、「ガンダム」をはじめとしたロボアニメのオマージュが多いです。どんな元ネタが隠されているのか気にしながら漫画やアニメをチェックしてみると、新たな発見があるかもしれませんね。
『ダンダダン』金太は実はアツくてカッコイイ裏主人公!
一見ただの面倒なヤツかと思いきや、戦いに役立つスキルや仲間のために戦う強さを兼ね備えている金太。そんなギャップの持ち主である彼が、今後どんな活躍を見せてくれるかも楽しみですね!