アニメ『ダンダダン』全声優一覧！あのキャラは誰が演じているの？

2025年7月から2期の放送が開始されるアニメ『ダンダダン』。本作は斬新なストーリーや個性豊かなキャラ立ちといった魅力はもちろん、声優の豪華さも見どころとして挙げられます。 本記事では、そんな本作に出演した/出演予定の声優を一覧で紹介していきます！

モモは念動力を駆使して戦うギャルで、度胸や機転を活かしてオカルンとともに多くの危機を乗り切ってきました。 モモを演じる若山詩音は、劇団ひまわり所属の若山詩音。子役出身で、2023年には第17回声優アワード新人声優賞を受賞した話題の人物です。『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(2022年)の川合麻依役や『リコリス・リコイル』(2022年)の井ノ上たきな役などで知られ、モモ役でもナチュラルな演技が高く評価されています。

オカルンは普段は気弱なオタクですが、「ターボババアモード」になった途端にダウナー系のイケメンになります。 オカルン役はアクロスエンタテインメント所属の花江夏樹。『東京喰種』(2014～18年)の金木研役や『鬼滅の刃』(2019～24年)の竈門炭治郎など、主人公役を務めることも多い人気声優です。明るい少年声と渋い声を使い分け、オカルンのギャップを見事に表現しています。

モモの祖母である星子は、ぶっきらぼうではあるものの人情に厚く、孫を誰よりも大切にしています。 星子役を担当するのは、歌手としても活動する水樹奈々。凛とした声の持ち主で、『NARUTO』(2002～17年)の日向ヒナタ役や『ハートキャッチプリキュア!』(2010～11年)の花咲つぼみ役など、幅広い役どころを演じてきました。本作では、いつでもモモたちを見守ってくれる「頼れる大人」としての存在感を放っています。

アイラは思い込みが激しい腹黒美少女で、モモを目の敵にしています。自分が中心にいないと気が済まない性格です。 アイラ役を演じるのは青二プロダクション所属の佐倉綾音。明るく甘めの声の持ち主で、『僕のヒーローアカデミア』(2016～24年)の麗日お茶子役や『進撃の巨人』(2020～23年)のガビ・ブラウン役などで知られます。アイラの愛されキャラとしての顔と実は腹黒な素顔を巧みに演じ分けており、ギャグシーンのテンポも絶妙です。

ジジはとにかくテンションが高い「残念なイケメン」。その一方、星子が認めるほど強力な霊力の持ち主です。 ジジ役はステイラック所属の石川界人。『ハイキュー!!』(2014～20年)の影山飛雄役や『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉役で知られる、まっすぐでクセのない声の持ち主です。そのハイテンションさで周りをドン引きさせつつもどこか憎めない、愛されキャラのジジを魅力たっぷりに演じています。

鬼頭ナキはジジ一家が引っ越した「大蛇村」を牛耳る女性で、とにかく横暴です。 ナキを演じたのは劇団昴所属の磯辺万沙子。吹き替えを中心に数多くの作品に出演しており、『名探偵コナン』(1996年～)や『キングダム』(2012～24年)にも脇役として出演した経験があります。強烈すぎるキャラのナキ役をシュールに演じ切っていました。

満次郎は、"ツチノコ"を祀る神社の神主。ブーチューバーになりたいという願望があります。 そんな満次郎を演じるのは、吉野裕行。『僕のヒーローアカデミー』のプレゼント・マイクや『イナズマイレブン』の鬼道有人など幅広いキャラクターを演じています。

ターボババアは時速100kmで走る妖怪。招き猫に封じられてからは、綾瀬家で生活しています。 ターボババアを演じるのは、青二プロダクション所属のベテラン声優・田中真弓。『ONE PIECE』(1999年～)のモンキー・D・ルフィ役や『忍たま乱太郎』(1993年～)のきり丸役などで知られ、少年役を演じる機会が多いです。不気味な老婆と思いきや、お茶目でかわいらしい一面も持つターボババアを、さすがの演技力で表現しています。

アクロバティックさらさらは、バレエを踊るような動きで敵を翻弄する妖怪です。 アクロバティックさらさら役はオフィスアネモネ、ベルベットオフィス(ナレーション部門)に所属の井上喜久子。『キャプテン翼(第3作)』(2001～02年)の大空翼役や『らんま1/2』(1989～92年)の天道かすみ役などで知られます。恐ろしい妖怪でありながら、どこか品を感じさせるアクロバティックさらさらの役どころにぴったりです。

人体模型の太郎は、花への愛ゆえに学校を抜け出すようになった「学校の七不思議」。 太郎を演じるのは、株式会社AGRS代表取締役でもある声優・杉田智和です。『銀魂』(2006～18年)の坂田銀時や『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年、2009年)のキョン役などで知られ、低めな声と程よく力の抜けたしゃべり方が特徴。コミカルな演技を得意としており、突如動き出した人体模型というシュールな役も見事こなしていました。

人体模型の花は太郎よりかなり古い型ですが、彼とは年齢(？)の壁を超えて愛し合っています。 花役を務めるのは、青二プロダクション所属の平野文です。おもな代表作には、『うる星やつら』(1981～1986年)のラム役や『名探偵コナン』の若狭留美役などがあります。太郎とのラブラブっぷりも見逃せません。

邪視は「邪眼」を使って人を自殺に追い込む危険な妖怪です。 邪視を演じるのはアイムエンタープライズ所属の田村睦心。ハスキーボイスが特徴で、『小林さんちのメイドラゴン』(2017～2021年)の小林さん役や『映像研には手を出すな！』(2020年)の金森さやか役などで知られます。邪視の恐ろしさと無邪気さをどう演じるのか、期待が寄せられます。

オカルンとモモの前に現れた最初の宇宙人であり、生殖器をしつこく狙うセルポ星人。 そんなセルポ星人役を担当するのは、青二プロダクション所属の中井和哉です。『ONE PIECE』のゾロ役などで知られ、ターボババア役がルフィの田中真弓であることから、放送時は「麦わらの一味だ」と話題になりました。セルポ星人には複数の個体が存在しますが、中井はそれぞれ声色を使い分けています。

フラットウッズモンスターは力士のような見た目をしており、相撲のような戦闘スタイルをとります。 フラットウッズモンスターを演じるのは、フリーの声優・大友龍三郎。低くよく響く声の持ち主で、『ONE PIECE』のクロコダイルなど、悪役を演じる機会が多いです。巨大でおそろしい宇宙人の役どころにもぴったりでした。

ドーバーデーモンはセルポ星人に雇われた戦闘民族。シャコの身体的特徴を備えています。 ドーバーデーモン役を務めるのはアトミックモンキー所属の関智一です。『PSYCHO-PASS サイコパス』(2012～19年)の狡噛慎也役や『鬼滅の刃』の不死川実弥役など、幅広いキャラを演じてきました。「でいス」という独特の語尾でしゃべるドーバーデーモンを愛嬌たっぷりに演じています。

ドーバーデーモンのひとり息子であるチキチータを演じるのは、青二プロダクション所属の大空直美。『宇崎ちゃんは遊びたい！』の宇崎花役などで知られ、かわいらしい声の持ち主です。まだ幼くあどけないチキチータのキャラにもよく合っています。

第2話初登場のキャラクターはいません。

メインキャラはもちろん、サブキャラにも豪華声優陣がキャスティングされている『ダンダダン』。2期放送前に1期を見返して、細かい配役にもあらためて注目してみてはいかがでしょうか。