2025年6月18日更新

映画『愛されなくても別に』あらすじ&原作の感想!毒親をもった女子大生を演じるキャストは?

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『愛されなくても別に』(2025年)ポスター
Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

『響け!ユーホニウム』(宝島社)で知られる武田綾乃の同名小説を映画化した『愛されなくても別に』が2025年7月4日に公開されます。 この記事では、映画『愛されなくても別に』のあらすじやキャスト、原作の感想などを紹介します。

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映画『愛されなくても別に』作品概要・あらすじ

タイトル 『愛されなくても別に』
公開日 2025年7月4日
上映時間 109分
監督 井樫彩
キャスト 南沙良 , 馬場ふみか

映画『愛されなくても別に』のあらすじ

浪費家の母親に代わって、学費と生活費を稼ぐため、学校以外の時間はバイトに明け暮れている宮田陽彩(南沙良)。母親からの「愛してる」という言葉に縛られ、人生に期待することもありませんでした。 緩やかな絶望のなかで生きてきた彼女は、ある日同じコンビニで働く派手な見た目の同級生・江永雅(馬場ふみか)の父親が殺人犯だという噂を耳にします。 誰かと普通の関係を築くことをあきらめていた2人の出会いは、それぞれの人生を大きく変えていきます。

映画『愛されなくても別に』のキャスト

宮田陽彩役/南沙良

映画『愛されなくても別に』 南沙良
Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

学費と生活費を稼ぐため、日々バイトに明け暮れる大学生の陽彩。母親は彼女が稼いできたお金を浪費しており、生活は苦しくなるばかり。 陽彩を演じるのは、モデルから俳優に転身した南沙良です。2017年の映画『幼な子われらに生まれ』で俳優デビューした彼女は、同作で第42回報知映画賞で新人賞を受賞。2018年には映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で主演を務め、数々の賞を受賞しました。

江永雅役/馬場ふみか

映画『愛されなくても別に』 馬場ふみか
©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

陽彩のバイト先の同僚で派手な見た目の。父親が殺人犯だと噂されている彼女は、人を遠ざけるような雰囲気を持っています。 雅を演じる馬場ふみかは、グラビアアイドルとして活躍した後、2014年の『仮面ライダードライブ』の悪役メディック役でテレビドラマ初出演。その後、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズに出演するなど、活躍をつづけています。

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原作『愛されなくても別に』の感想・レビュー

愛されなくても別に』の総合評価
4.25 2人のレビュー
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10代男性

れぞれ違ったタイプの毒親だが、どの母親もひどくて心が苦しくなる。そういう親からとは向き合わなくてもいいし、逃げてもいい。愛されなくても私は生きていける。そんな強さを感じた。

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20代女性

家族という幻想を信じない。家族を愛さなくても、愛されなくても別に。と家族以外の愛のかたちを模索する。人には人の不幸があり、それは相対化できるものではないけど、絶対化できるものでもない。家族以外の人間とつながることの尊さ。

映画『愛されなくても別に』の公開日は2025年7月4日!

「毒親」に育てられ、壮絶な人生を送る女性たちを描く『愛されなくても別に』。生半可な同情心などでは救えない、彼女たちの絶望が向かう先とは……? 映画『愛されなくても別に』は2025年7月4日公開です。